ビロードハマキ
2017年11月5日(土)
ビロードハマキ 撮影日:2017/09/30 場所:勿来の関
ハマキガ科ハマキガ亜科のビロードハマキを紹介します。
灯火近くの白壁でビロードハマキが交尾中でした。
まず,壁に止まったままの状態を写してから下に降りてもらうことにしました。
下に降ろすときに失敗しました。
途中で見失ってしまったのです。
よく探したら肩から提げていたペットボトルにしがみついていました。
雌は蓋の上に,雄はそれより少し下に止まっていました。

交尾中のビロードハマキ。上が雌で下は雄です。
今まで,「雌の紋様は広くて黒い地が少なく,雄の紋様は狭いので黒い地の面積が広い」という説明がされていました。
でも,雄雌並べて比較しないと分からないと思っていました。

下に降ろそうとしたら偶然にも,ペットボトルの蓋に雌が,その下には雄が止まりました。
今が比べる絶好の機会だと緊張しながら写しました。
比較して分かったことは次の通りです。
交尾中の写真では,雌が大きく雄は小さいので上が雌で下は雄です。
①雌は白っぽく見えます。
②雌の紋様は大きくて太いです。
③雄は黒っぽく見えます。
④雄の紋様は小さくて細いです。
でも,雌ばかりだったり逆に雄ばかりだったら私は判断がつきません。
温暖化で分布を北に広げていて,現在は勿来の関(福島県)までは発生が見られます。

雌と雄を同時に比較することで初めて違いが分かった雄のビロードハマキ。
科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
和名 ビロードハマキ
大きさ 開張 雄34~40㎜ 雌40~59㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 6~7,9~10月
食餌動植物 幼虫はアセビ,ツバキ,カシ,モミジ,ヤマモモ,オガタマノキの葉を食べます。
特徴 昼行性です。
雌でかく 雄の紋様 こぢんまり

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ビロードハマキ 撮影日:2017/09/30 場所:勿来の関
ハマキガ科ハマキガ亜科のビロードハマキを紹介します。
灯火近くの白壁でビロードハマキが交尾中でした。
まず,壁に止まったままの状態を写してから下に降りてもらうことにしました。
下に降ろすときに失敗しました。
途中で見失ってしまったのです。
よく探したら肩から提げていたペットボトルにしがみついていました。
雌は蓋の上に,雄はそれより少し下に止まっていました。

交尾中のビロードハマキ。上が雌で下は雄です。
今まで,「雌の紋様は広くて黒い地が少なく,雄の紋様は狭いので黒い地の面積が広い」という説明がされていました。
でも,雄雌並べて比較しないと分からないと思っていました。

下に降ろそうとしたら偶然にも,ペットボトルの蓋に雌が,その下には雄が止まりました。
今が比べる絶好の機会だと緊張しながら写しました。
比較して分かったことは次の通りです。
交尾中の写真では,雌が大きく雄は小さいので上が雌で下は雄です。
①雌は白っぽく見えます。
②雌の紋様は大きくて太いです。
③雄は黒っぽく見えます。
④雄の紋様は小さくて細いです。
でも,雌ばかりだったり逆に雄ばかりだったら私は判断がつきません。
温暖化で分布を北に広げていて,現在は勿来の関(福島県)までは発生が見られます。

雌と雄を同時に比較することで初めて違いが分かった雄のビロードハマキ。
科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
和名 ビロードハマキ
大きさ 開張 雄34~40㎜ 雌40~59㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 6~7,9~10月
食餌動植物 幼虫はアセビ,ツバキ,カシ,モミジ,ヤマモモ,オガタマノキの葉を食べます。
特徴 昼行性です。
雌でかく 雄の紋様 こぢんまり

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tag : ビロードハマキ
コメントの投稿
こんばんは(o´∀`)b
いやはや、素晴らしすぎます。
こちらでこないだヒロバビロードハマキを見ましたが、いかにも南方系の蛾ですね(っ´ω`c)
いやはや、素晴らしすぎます。
こちらでこないだヒロバビロードハマキを見ましたが、いかにも南方系の蛾ですね(っ´ω`c)
だんちょう さんへ
今晩は。
ビロードハマキの交尾が見られたことが,幸運なことでした。
そのお陰で,微妙な違いですが,雌雄の特徴がつかめました。
ビロードハマキの交尾が見られたことが,幸運なことでした。
そのお陰で,微妙な違いですが,雌雄の特徴がつかめました。