スジウスキキバガ
スジウスキキバガ

スジウスキキバガ 外縁付近の様子とキバ(下唇鬚(かしんしゅ))がよく写っています。撮影日:21013/07/12 場所:勿来の関

スジウスキキバガ 上からも写さないと紋様の様子がよく分かりません。撮影日:21013/07/12 場所:勿来の関

スジウスキキバガ ピンぼけで済みません。撮影日:21013/07/12 場所:勿来の関
キバガ科の蛾スジウスキキバガを紹介します。
前翅長5mmの小さい蛾です。今日(2013年7月12日)より前に写真は,撮っていました。しかし,上手く撮れませんでした。今日奇麗に撮れたので,記事を書くことにしました。
上手く写せない訳は,この蛾が白っぽいからなのです。白っぽい蛾にフラッシュを焚くと紋様がはっきり写らず白い部分の面積が増えてしまいます。ですから,細い線や細かい紋様の蛾で白っぽい蛾を見ると写す気力が萎えていました。でも,あるとき偶然なことから良い方法を見つけたのです。何回もシャッターボタンを押してもピントが合わず困っていたとき,ライトで蛾を照らしたらシャッターが切れました。でも,光が当たり過ぎて色が飛んでしまいました。何度やっても同じです。そこで,シャッターを押すときには蛾に当てていた光を反らせばいいかも知れないと思い実行してみました。蛾は色が飛ばずに奇麗に写っていました。それ以来白い蛾や黄色い蛾にはこの方法で写しています。
今までは,灯火に飛来してくる蛾ばかりを狙っていました。ところが,一週間前頃から,葉の陰に蛾は隠れていることが多いと分かったので,植物の葉をたたき蛾を追い出しては見つけて写真を撮っています。でも,この方法には欠点があります。追い出された蛾の行方をじっと見ていて何処に止まるか見ていなければなりません。2匹以上飛び出したときにはどれか1匹に的を絞ります。かえって少ない方が目移りしないでいいのです。
蛾によって飛び方に違いがあります。オビカクバネヒゲナガキバガの動きは素早く,スジウスキキバガの方は,いろは坂の道のようにあっちに行ったり,こっちに行ったりしてなかなか止まってくれません。
名前のように筋が薄い蛾で筋がはっきり出ないのかなと思っていましたら意外と濃く写ることが分かりました。
科 キバガ
和名 スジウスキキバガ
大きさ 前翅長 5mm程度
出現月 6-7月
食餌植物 コナラ
特徴
五七五
スジウスキ 薄いどころか 濃く写る
白い蛾の 写す方法 極めたり
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