ニジュウシトリバ
ニジュウシトリバ

ニジュウシトリバ 左右合わせて24本の翅があるように見えます。撮影日:2013/07/07 場所:勿来の関

ニジュウシトリバ 上と同じ蛾を少しだけ角度を変えて写しています。撮影日:2013/07/07 場所:勿来の関

ニジュウシトリバ 翅脈と翅脈の間に膜や鱗粉がなく驚きです。撮影日:2011/07/23 場所:勿来の関
ニジュウシトリバガ科の蛾ニジュウシトリバを紹介します。
翅頂から翅頂までが15mmしかない大変小さな蛾で気を付けて見ないと見過ごしてしまいます。
この蛾の画像を見て驚いたことは,独立したように見える翅が左側に12本,右側にも12本あったことです。さらに,1本1本の翅の両側には羽毛のような毛が生えていて驚いてしまいます。この毛が沢山あるので空気を捉えることができ飛ぶことができるのでしょう。
多くの蛾のように翅脈と翅脈の間を膜や鱗粉で被うと重くなるのでこんな構造にしているのでしょう。
じっとニジュウシトリバを見ていると,できる限り体の重さを軽くする工夫の究極の姿を見ている感じで感動してしまいます。
そのような翅が24本あるのでニジュウシトリバと名付けられたのでしょう。
科 ニジュウシトリバガ
和名 ニジュウシトリバ
大きさ 前翅長 7mm前後
出現月 6-8月成虫越冬
食餌植物 スイカズラ
特徴 左側に12本,右側に12本の翅脈が独立したような翅があるのでニジュウシトリバと名付けられたのでしょう。
五七五
二十四も 飾りの模様の 翅を付ける
できるだけ 軽くしようと 考えた
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