7月の植物②
2017年7月15日(土)
7月の植物② 撮影日:2017/07/09~07/15 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で7月9日~7月15日に見られた植物です。
科名はAPG体系(1998年に公表された被子植物の新しい分類体系)によるものではありません。

①ネムノキ(マメ科)
このネムノキが咲くと夏が来たと感じる私です。
ネムノキには桃色が濃いものと薄いものがありますが,私は,桃色が濃い方が好きです。
赤矢印で示したものはしおれた花です。
咲き出したら早めに写すと奇麗な写真になります。

②ネジバナ(ラン科)
直ぐ近くで隣り合って咲くネジバナは必ずと言っていいほど花の捻れ方が反対です。
捻れ方には右巻と左巻があります。
考え方は幾つかありますが,私は握り拳(こぶし)の親指の方向で決めています。
右握り拳の親指を見ますと時計の回る方向を向いています。
この考え方で見るとAは右巻(時計の進む方向に捻れると茎の先端につきます),Bは左巻となります。

③オカトラノオ(サクラソウ科)
白い穂が横に垂れているのでオカトラノオです。
花を拡大して写すと橋の欄干のような形をした極彩色の雌しべが見られます。

④ヌマトラノオ
こちらは花穂が真っ直ぐで先端が垂れていません。
もっと早い時期には花穂の形は円錐形になっています。
昔は沼の周辺のじめじめした所にはヌマトラノオが,丘のような乾いた所にはオカトラノオが咲くでよかったのですが,オカトラノオとヌマトラノオの雑種が増えて見分けづらくなりました。

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7月の植物② 撮影日:2017/07/09~07/15 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で7月9日~7月15日に見られた植物です。
科名はAPG体系(1998年に公表された被子植物の新しい分類体系)によるものではありません。

①ネムノキ(マメ科)
このネムノキが咲くと夏が来たと感じる私です。
ネムノキには桃色が濃いものと薄いものがありますが,私は,桃色が濃い方が好きです。
赤矢印で示したものはしおれた花です。
咲き出したら早めに写すと奇麗な写真になります。

②ネジバナ(ラン科)
直ぐ近くで隣り合って咲くネジバナは必ずと言っていいほど花の捻れ方が反対です。
捻れ方には右巻と左巻があります。
考え方は幾つかありますが,私は握り拳(こぶし)の親指の方向で決めています。
右握り拳の親指を見ますと時計の回る方向を向いています。
この考え方で見るとAは右巻(時計の進む方向に捻れると茎の先端につきます),Bは左巻となります。

③オカトラノオ(サクラソウ科)
白い穂が横に垂れているのでオカトラノオです。
花を拡大して写すと橋の欄干のような形をした極彩色の雌しべが見られます。

④ヌマトラノオ
こちらは花穂が真っ直ぐで先端が垂れていません。
もっと早い時期には花穂の形は円錐形になっています。
昔は沼の周辺のじめじめした所にはヌマトラノオが,丘のような乾いた所にはオカトラノオが咲くでよかったのですが,オカトラノオとヌマトラノオの雑種が増えて見分けづらくなりました。

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