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オスグロトモエ


オスグロトモエ
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オスグロトモエ 春型はこのようにくすんだ色で目立ちません。 撮影日:2013/07/04 場所:勿来の関

今日(2013年7月4日),電話ボックスの中にいる春型のオスグロトモエを見つけました。表はくすんだ色で目立ちません。

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オスグロトモエ 夏観察しましたが,春型です。個体変異が大きいようです。 撮影日:2012/08/07 場所:勿来の関

巴模様が現れる所の紋様が上の春型より濃く出ています。

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オスグロトモエ 夏型で雄です。撮影日:2011/08/24 場所:勿来の駅西公園

夏型にはこのように雄にも雌にも巴模様が見られます。

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オスグロトモエ フラッシュを焚くと鮮やかな色になってしまいます。撮影日:2013/07/04 場所:勿来の関

昨日のカキバトモエのように裏は赤橙色です。

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オスグロトモエ これが本当の色に近い画像です。ヒヨドリが突然襲ってきたのには驚きました。 撮影日:2013/07/04 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科の蛾オスグロトモエを紹介します。
 この蛾は春型と夏型では,翅の紋様が違います。春型は1と2の写真のような目立たない紋様をしています。しかし,夏型は3枚目の写真のようにはっきりとした巴模様が現れます。夏型の雌は,もう少し明るい彩りで,外横線の外側に白くて太いはっきりとした線があります。
 翅の表側は,昨日のカキバトモエと同じく目立たない色ですが,裏側はフラッシュを焚いて写すと目が覚めるような赤橙色です。特に,胸から腹の胴体は鮮やかな色です。実際には,翅の方は少しくすんだ赤橙色です。丁度,最後の写真のような感じです。
 電話ボックスの中で写した写真は逆光で暗くなってしまったので部屋の中で写し直すことにしました。透明な袋を開けると蛾はいつも決まった行動をとります。必ず,明るい窓の方に向かって飛んでいきます。つかまる所を探して暫くバタバタ翅を動かしていましたが,ようやくつかまる所を見つけ止まりました。その写真が最初の写真です。
 次に,裏側の写真も奇麗に撮ろうと透明な窓ガラスがある部屋の中で放しました。透明なガラスは滑りやすいのか,いつまでも翅をバタバタさせています。すると,どこで見ていたのでしょう,突然2羽のヒヨドリが現れ窓ガラスを突っつき始めました。慌てて私は,ヒヨドリを追い払いました。撮影半ばの大事な蛾が食べられてしまうと錯覚してしまいました。今から考えれば窓ガラスがあって食われることはないので,どうなるか観察していればよかったのです。
 いつまで経っても止まらないので,カーテンの後ろから箒で押さえて撮りました。しかし,翅を閉じたままだったので思ったような写真はできませんでした。でも,全体の彩りが,目で見たように写せました。フラッシュを焚いて写すと,どうしても鮮やかな感じになってしまいます。


 科 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 オスグロトモエ
 大きさ 前翅長 32mm
 出現月 1化4~6月,2化7月~9月
 食餌植物 ネムノキ,アカシア
 特徴 春型は雌雄ともくすんだ色。巴模様が無く個体変異がある。
    夏型は巴模様がはっきり出る。雄は暗い感じで,雌は外横線線の外側に太く白い筋模様がある。
翅の裏は赤橙色。春型の方が鮮やか。


五七五

春型は 巴が無くて 裏赤し


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