トビイロシマメイガ
トビイロシマメイガ

トビイロシマメイガ 縁毛の金色と後翅の明るい紅が目を惹きます。撮影日:2011/06/27 場所:勿来の関

トビイロシマメイガ この蛾も体をのけ反らせます。撮影日:2011/06/24 場所:勿来の関

トビイロシマメイガ 後翅が見えないと何という蛾だろうと思ってしまいます。撮影日:2011/06/06 場所:勿来の関
トビイロシマメイガを紹介します。
シマメイガ亜科の蛾には,このように紅色のものが何種類かいます。名前についているトビイロは飛び色ではなく鳶色(茶褐色)を意味します。鳶色というより暗い紅色なので,もう少し気の利いた名前はなかったのでしょうか。
後翅が明るい紅色で,前翅も後翅も縁毛が金色に輝いているので奇麗に見えてしまいます。前翅長が10 mm以下の小さな蛾ですが目を惹きます。しかし,最後の写真のように後翅が見えないように止まると全く目立ちません。それよりも,こんな蛾に会ったことがないように錯覚してしまいます。
昨日紹介したオオウスベニトガリメイガと同じように触角を翅の上に乗せていますので,メイガ科かツトガ科に属する蛾で,紅色の蛾はメイガ科に多いと覚えておくと検索が早くなります。
この蛾も体をのけ反らして止まりますが,それほど頭を壁から離しては止まりません。。
科名 メイガ科シマメイガ亜科
和名 トビイロシマメイガ
大きさ 前翅長 8~10mm以下
出現月 6月~9月
食餌植物 不明
特徴 頭も腹端も上げ,体を反らして止まります。
触角を翅の上に乗せているのでメイガ科かツトガ科と判断できる。
縁毛の橙色が金色に見え後翅の明るい紅色が目を惹きます。
五七五
金色と 明るい紅で 目立つなり
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