マダラマルハヒロズコガ
マダラマルハヒロズコガ

マダラマルハヒロズコガ 下の端から頭を出している。撮影日:2013/06/30 場所:勿来の関

マダラマルハヒロズコガ 上に移動するときは,このように長く体を出す。撮影日:2013/06/30 場所:勿来の関

マダラマルハヒロズコガ 右横に移動するときは左端を反時計回りに180度回転させる。撮影日:2013/06/30 場所:勿来の関

マダラマルハヒロズコガ 成虫。撮影日:2013/06/30 場所:勿来の関
ヒロズコガ科の蛾マダラマルハヒロズコガを紹介します。
この蛾の成虫の写真は去年の夏に撮っていました。独特な巣の写真を今日撮ったので記事を書きます。柵を何気なく見ると,見たいなと思っていた8の字形(瓢箪の形)の巣がぶら下がっていました。暫く見ていると,下の方から頭を出しました。
そのまま観察していて分かったことを次に書きます。
①巣の大きさ
長い方9mm
短い方5mm
くびれた所4.1mm
厚さ1mm程度
②頭は長い方の端(どっちから出すかはそのときの状況次第)から出す。
③上への移動は,巣から体を長くだして巣を引くようにして移動する。
④右への横方向の移動は,長い方の右端から体を出し,巣を反時計方向に180度回転させて進む。※頭が出なかった方がどうして落ちないのか不思議。
幼虫は枯葉や樹皮を食べるとされていたが,アリの幼虫を食べる肉食性であることが分かったそうである。
マダラマルハヒロズコガの幼虫についての記事を2つ紹介をします。
①青森の蝶たち::マダラマルハヒロズコガ URLは下です。
http://ze-ph.sakura.ne.jp/zeph-blog/index.php?e=128
②マダラマルハヒロズコガの幼虫 URLは下です。
http://o-san.blog.eonet.jp/jinenjo/2013/06/post-2f08.html
科 ヒロズコガ科
和名 マダラマルハヒロズコガ
大きさ 前翅長 9mm前後
出現月 6月~9月
食餌植物 アリの幼虫らしいことが分かってきた。
特徴 幼虫は扁平な巣の中にいる。横への移動の仕方が面白い。
五七五
幼虫は 8の字形の 巣の中に
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tag : マダラマルハヒロズコガ
コメントの投稿
No title
これは私も以前見たことがあります。
http://www17.plala.or.jp/inudoshi/page154.html
アリの幼虫を食べるとはすごい驚きです。
私はクヌギの木で見つけました。
http://www17.plala.or.jp/inudoshi/page154.html
アリの幼虫を食べるとはすごい驚きです。
私はクヌギの木で見つけました。
No title
マダラマルハヒロズコガのブログ拝見しました。
年輪のような模様が巣にあるので,幼虫の体に合わせて大きくしていったと思われます。
幼虫食餌植物は樹皮、朽木とされてきたようですが(これは巣の材料だと思われますが・・・)
解剖した人が腹からアリの死骸を発見したことから分かってきたようです。
年輪のような模様が巣にあるので,幼虫の体に合わせて大きくしていったと思われます。
幼虫食餌植物は樹皮、朽木とされてきたようですが(これは巣の材料だと思われますが・・・)
解剖した人が腹からアリの死骸を発見したことから分かってきたようです。