9月に見られた蛾⑩
2017年1月13日(金)
9月に見られた蛾⑩ 撮影日:2016/09/06 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年9月6日に飛来した蛾です。

①フキトリバ(トリバガ科)
この仲間は止まるときは「T」字形になっています。
丁度,鳥が羽を広げて飛んでいる姿に見えるので,トリバガ科となったのでしょう。
幼虫が食べる葉は,キク科の植物のフキ,オタカラコウ,ツワブキです。

②ヨツボシホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
マエグロホソバに似ているので同定には注意が必要です。
マエグロホソバは本州の東海地方以西、四国、九州に分布しているので東北地方南端にある勿来の関には生息していないでしょう。
前翅前縁が黒いマエグロホソバと違ってヨツボシホソバには胸部脇(橙色の縁)に黒太帯があります。

③ヤマトカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
翅頂が物を引っかける鉤の様な形なのですぐカギバガ科と分かります。
この個体は擦れた個体です。
擦れていない個体は内横線や外横線に黄色の縁取りがあって綺麗です。
食餌植物がコナラ,クヌギ,クリといった普通に見られるものなのでヤマトカギバはよく見られます。

④ナミスジコアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
アオシャク亜科にはこの蛾と似たような筋模様の蛾が複数います。
しかし,腹部背が赤くなく,白い突起物があるので区別がつきます。
ナミスジとアオシャクの間に「コ」が入るのは開張が14~20㎜と小さいからでしょう。

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①フキトリバ(トリバガ科)
この仲間は止まるときは「T」字形になっています。
丁度,鳥が羽を広げて飛んでいる姿に見えるので,トリバガ科となったのでしょう。
幼虫が食べる葉は,キク科の植物のフキ,オタカラコウ,ツワブキです。

②ヨツボシホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
マエグロホソバに似ているので同定には注意が必要です。
マエグロホソバは本州の東海地方以西、四国、九州に分布しているので東北地方南端にある勿来の関には生息していないでしょう。
前翅前縁が黒いマエグロホソバと違ってヨツボシホソバには胸部脇(橙色の縁)に黒太帯があります。

③ヤマトカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
翅頂が物を引っかける鉤の様な形なのですぐカギバガ科と分かります。
この個体は擦れた個体です。
擦れていない個体は内横線や外横線に黄色の縁取りがあって綺麗です。
食餌植物がコナラ,クヌギ,クリといった普通に見られるものなのでヤマトカギバはよく見られます。

④ナミスジコアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
アオシャク亜科にはこの蛾と似たような筋模様の蛾が複数います。
しかし,腹部背が赤くなく,白い突起物があるので区別がつきます。
ナミスジとアオシャクの間に「コ」が入るのは開張が14~20㎜と小さいからでしょう。

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