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11月に見られた蛾⑦

2016年12月1日(木)
11月に見られた蛾⑦ 撮影日:2016/11/28,26,27 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ11月26日から11月28日に飛来した蛾です。

カバエダシャク
①カバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この写真の様な明るい茶色を樺色と言います。それでカバエダシャクというのでしょう。
この蛾は,よく灯火に飛来し普通に見られます。
それは幼虫が広食性でヤナギ科,ブナ科,マンサク科,バラ科,カエデ科,モクセイ科,スイカズラ科の葉を食べるからだと思われます。


ニトベエダシャク
②ニトベエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾は11月に入ると見られるようになります。
普通に見られる蛾で灯火によく飛来します。
その訳は,幼虫が広食性でカバノキ科,ブナ科,ニレ科,クワ科,マンサク科,バラ科,カエデ科,ツツジ科,モクセイ科,スイカズラの葉を食べるからだと思われます。


アキカバナミシャク
③アキカバナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印で示した外横線には,波頭が幾つも並んでいます。
それが並んでいればナミシャク亜科だと勝手に決めています。
11月に入ると見られるようになる普通種です。
見慣れないと似た種類がいて迷ってしまいます。


チャバネフユエダシャク
④チャバネフユエダシャク雄(シャクガ科エダシャク亜科)
毎年寒くなると出現する「冬尺蛾」です。
雌は雄と全く違っていて翅が全くありません。
雌の体は白地に黒い斑模様があります。
その様子が乳牛のホルスタインにそっくりなのでマニア達はホルスタインと呼んでいます。
この写真のものは雄ですが,雌と幼虫については,<こちら>をご覧下さい。
勿来の関で,この雄は普通に見られます。
それは,この蛾の幼虫も広食性だからと思われます。



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