ヒメノコメエダシャク
2016年10月30日(日)
ヒメノコメエダシャク 撮影日:2016/10/30
シャクガ科エダシャク亜科のヒメノコメエダシャクを紹介します。
2枚の三角形の翅を左右に伸ばして壁や柱に止まっている蛾がいます。

床の上で写した写真ですが,実際は右側を下にして止まっていたヒメノコメエダシャク。
前翅長は30㎜ありました。
2日前には1匹が止まっていました。ところが,今日(2016年10月30日)は3匹も止まっています。1つの種が1度に3匹も出現するのはあまりありません。これは餌としている植物が広範囲に及んでいるからだと思われます。

オオノコメエダシャクと似ていますが,赤矢印から赤矢印まで並んでいる黒い点列があるヒメノコメエダシャク。
この点列があればヒメノコメエダシャクです。
ヒメノコメエダシャクは止まるときの格好に特徴があります。
これらの3匹とも壁や柱に止まっていたものを床に下ろして写真を撮ったものです。全然羽ばたかず,そのままの格好で床に下りました。

黒紋が濃いヒメノコメエダシャク。紋や色の濃さは個体差があります。
どの写真のヒメノコメエダシャクも腹部が真っ直ぐでなく曲がっています。
それは腹端を地面の方に向けて止まっていたからです。
1枚目と2枚目の蛾は左の翅が下になるように止まっていました。
3枚目の蛾は右の翅が下になるように止まっていました。

最初の写真の蛾を正面から写しました。触角が櫛歯状なので雄のヒメノコメエダシャクです。
桃矢印で示したものは後翅の後縁です。90度上に反り返っています。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 ヒメノコメエダシャク
大きさ 開張 雄48~53㎜ 雌47~50㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月 10~11月
食餌動植物 幼虫はブナ科,ニレ科,バラ科,ニシキギ科,ミズキ科,ツツジ科,エゴノキ科,カバノキ科,ミツバウツギ科,キブシ科の葉を食べます。成虫は樹液,腐った果実です。
特徴 腹端を地面の方に向けて止まります。
ポイントは 外横線が 点列に

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ヒメノコメエダシャク 撮影日:2016/10/30
シャクガ科エダシャク亜科のヒメノコメエダシャクを紹介します。
2枚の三角形の翅を左右に伸ばして壁や柱に止まっている蛾がいます。

床の上で写した写真ですが,実際は右側を下にして止まっていたヒメノコメエダシャク。
前翅長は30㎜ありました。
2日前には1匹が止まっていました。ところが,今日(2016年10月30日)は3匹も止まっています。1つの種が1度に3匹も出現するのはあまりありません。これは餌としている植物が広範囲に及んでいるからだと思われます。

オオノコメエダシャクと似ていますが,赤矢印から赤矢印まで並んでいる黒い点列があるヒメノコメエダシャク。
この点列があればヒメノコメエダシャクです。
ヒメノコメエダシャクは止まるときの格好に特徴があります。
これらの3匹とも壁や柱に止まっていたものを床に下ろして写真を撮ったものです。全然羽ばたかず,そのままの格好で床に下りました。

黒紋が濃いヒメノコメエダシャク。紋や色の濃さは個体差があります。
どの写真のヒメノコメエダシャクも腹部が真っ直ぐでなく曲がっています。
それは腹端を地面の方に向けて止まっていたからです。
1枚目と2枚目の蛾は左の翅が下になるように止まっていました。
3枚目の蛾は右の翅が下になるように止まっていました。

最初の写真の蛾を正面から写しました。触角が櫛歯状なので雄のヒメノコメエダシャクです。
桃矢印で示したものは後翅の後縁です。90度上に反り返っています。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 ヒメノコメエダシャク
大きさ 開張 雄48~53㎜ 雌47~50㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月 10~11月
食餌動植物 幼虫はブナ科,ニレ科,バラ科,ニシキギ科,ミズキ科,ツツジ科,エゴノキ科,カバノキ科,ミツバウツギ科,キブシ科の葉を食べます。成虫は樹液,腐った果実です。
特徴 腹端を地面の方に向けて止まります。
ポイントは 外横線が 点列に

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