クスサン

2016年9月6日(火)
クスサン 撮影日:2016/09/06,2011/09/25 場所:勿来の関

 ヤママユガ科のクスサンを紹介します。
 灯火を見上げますと薄褐色の大きな蛾がクモの糸に止まっています。大きな蛾は風で揺れています。直ぐ隣にはジョロウグモが網の中央で獲物が来るのを待ち構えています。
 クモは昆虫の羽ばたく振動には反応します。だから,風で揺れている振動には無関心です。直ぐ近くに大きな蛾が居るというのにです。目でも確かめて行動すれば良いのにと思いますが,そんな仕組みはクモには育たなかったようです。

クスサン
クスサンの幼虫は白髪太郎,繭は透かし俵と呼ばれていました。このことはクスサンが人間と関わりが深かったことを物語っています。
 少し離れた場所から撮っていましたが,上手く写せないので下に下ろして撮影することにしました。写した画像を見て,ほとんど見たことがない蛾であることが分かりました。家で資料を調べると5年前に会っただけのクスサンであることが分かりました。

クスサン
写真のクスサンは前翅長が70㎜もありました。
後翅の目玉模様を写したくて,前翅を上に上げてから素早くシャッターをきりました。

 クスサンの特徴は次の通りです。
 ①前翅にある目玉模様は細長く外横線(桃矢印)の近くにあります。
 ②後翅にある目玉模様は大きくほぼ中央にあります。
 ③外横線の外側には前翅にも後翅にも波形の紋様があります。
 ④前翅翅頂近くの前縁には黒大白小の紋があります。
 ⑤フラッシュを焚くと全体に褐色が濃くなります。

クスサン
このように翅色は薄褐色から褐色まで個体差が大きいクスサン。

 科名 ヤママユガ科
 和名 クスサン
 大きさ 開張 100~130㎜
 分布  北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月 9~10月
 食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,クリ,サクラ,ウメ,モモ,ナシ,リンゴ,スモモ,カキ,ケヤキ,ヌルデ,ハゼノキ,カツラ,イチョウ,ミズナラ,カシワ,エノキ,ウルシ,クルミ,サルスベリ,アカメガシワ,クスノキの葉を食べます。 成虫は何も食べません。
 特徴 翅の色は淡黄色から褐色まで個体差があります。

大きさと 目玉模様が 見事なり


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