ハイイロチョッキリ

2016年6月29日(水)
ハイイロチョッキリ 撮影日:2016/06/29,2014/10/08 場所:勿来の関

 甲虫目チョッキリゾウムシ科のハイイロチョッキリを紹介します。
 灯火の周りを探していましたら,ゾウムシの仲間のような昆虫が止まっていました。画像を見ると触角の先端の様子がその仲間とは違っています。

ハイイロチョッキリ
ゾウのように長い吻からゾウムシの仲間だと思ったら少し外れてチョッキリゾウムシ科だったハイイロチョッキリ
 先端に瘤状のものが三つついていたからです。
 ゾウムシの仲間は棍棒のようになっています。
 この触角の様子からチョッキリゾウムシ科のハイイロチョッキリであることが分かりました。
 ゾウのように長い吻(ふん)の先には二つの尖ったものが出ています。
 雄の前胸部には一対の刺があります。

ハイイロチョッキリ
写真を撮っていて刺があることに気が付き両方の刺が写るようにしたハイイロチョッキリ。刺があるのは雄です。
 ハイイロチョッキリはコナラの殻斗の所から実に穴をあけ,その後枝ごと落とします。
 青いコナラの実が実る頃,地面には実や葉が付いた小枝が沢山落ちています。実を見ると殻斗の部分に必ず穴が空いていました。切り口は切られたような表面でした。この切り口を見て折ったのではなく昆虫の仕業だと思っていました。
 今日(2016年6月29日),初めて小枝を切り落としているものが誰だか分かりました。
 ハイイロチョッキリの仕業だったのです。
 一方,コナラシギゾウムシは殻斗の所でない部分に穴をあけます。
 コナラシギゾウムシの記事は<こちら>です。

ハイイロチョッキリ
触角の先端が棍棒状でなく三つ瘤状のハイイロチョッキリ。

ハイイロチョッキリに切り落とされたコナラの小枝と穴
9月下旬頃からコナラの木の下にはハイイロチョッキリが切り落としたものが見られるようになります。
 初めは何故コナラの小枝が落ちているのだろうと不思議でした。
 しかも,少しずつ数が増えていきます。
 コナラの実には必ず一つ穴(赤矢印)が空いています。


 科名 甲虫目チョッキリゾウムシ科
 和名 ハイイロチョッキリ
 大きさ 体長 9㎜
 分布 本州,四国,九州
 出現 ?~10月
 食餌動植物 幼虫はコナラやクヌギの実を食べます。成虫はそれらの葉を食べます。
 特徴 秋にコナラやクヌギの実に卵を産み,小枝についたまま切り落とします。

枝落とす 仕事をしてる ハイイロは


自然観察 ブログランキングへ

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村
●2つのランキングに参加中です!! ●
お時間が御座いましたら ポチっ ポチっと
1日1回, バナーをclickして下さ~い。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 写真ブログ
ジャンル : ブログ

tag : ハイイロチョッキリ

コメントの投稿

Secre

クリック応援お願いします。
リンク
長方形で囲まれた日を押すとその日の記事がでます。
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
分野別にまとめてあります。関心のある分野の記事が続けて見られます。
多くの蛾を一度にたくさん見るときには  「蛾の掲載数」 をクリックして下さい。
最新記事:上にあるものほど新しい記事です。
月毎に記事がまとめて見られます。
最新コメント
検索フォーム
掲載写真
月齢による蛾の飛来数予測