ナマリケンモン
2016年6月13日(月)
ナマリケンモン 撮影日:2016/06/10,06/05 場所:勿来の関
ヤガ科ウスベリケンモン亜科のナマリケンモンを紹介します。
最初に見つけたのは最後に載っている画像の方の蛾でした。亜外縁線(青矢印)の様子と黒い筋模様(赤矢印と桃矢印の間を通る線)を手掛かりにヤガ科を探しましたが簡単には見つかりません。

3つの矢印で示された特徴からナマリケンモンと分かりました。
その蛾を見つけてから5日後,1枚目と2枚目(同じ蛾)に写っている蛾を見つけました。
こちらの蛾には,環状紋(桃矢印)と腎状紋(桃矢印)がはっきり写っていました。これらの2つの紋のお陰でナマリケンモンと分かりました。

過去に1度も見ていないナマリケンモンが今年になってやっと出て来てくれました。
このことからナマリケンモンは,変異が大きい蛾といえます。しかしながら,次のような特徴が見られます。
①黒い縁取りのある環状紋があります。
個体によって中が白くなっています。
②細長い腎状紋があります。この紋の中に黒い横筋があります。
黒い縁取りは外縁側にはありません。
③亜外縁線は3箇所が頭の方に出張っていて外側は薄褐色及び焦茶色になっています。
④黒筋横線(赤矢印と桃矢印の間を通る線)が見られます。

最初に見つけたナマリケンモンです。上の写真の様に特徴あるものならよかったのですが5日後に上の写真のナマリケンモンが出て来てくれたお陰で名前が分かりました。環状紋が白ければもう少し早く分かったことでしょう。
科名 ヤガ科ウスベリケンモン亜科
和名 ナマリケンモン
大きさ 開張30~32㎜
分 布 北海道,本州,四国,九州
出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
食餌動植物 幼虫はネザサの葉を食べます。
特徴 雄の触角は櫛歯状です。
資料数 ナマリケンモン 少ないぞ

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ナマリケンモン 撮影日:2016/06/10,06/05 場所:勿来の関
ヤガ科ウスベリケンモン亜科のナマリケンモンを紹介します。
最初に見つけたのは最後に載っている画像の方の蛾でした。亜外縁線(青矢印)の様子と黒い筋模様(赤矢印と桃矢印の間を通る線)を手掛かりにヤガ科を探しましたが簡単には見つかりません。

3つの矢印で示された特徴からナマリケンモンと分かりました。
その蛾を見つけてから5日後,1枚目と2枚目(同じ蛾)に写っている蛾を見つけました。
こちらの蛾には,環状紋(桃矢印)と腎状紋(桃矢印)がはっきり写っていました。これらの2つの紋のお陰でナマリケンモンと分かりました。

過去に1度も見ていないナマリケンモンが今年になってやっと出て来てくれました。
このことからナマリケンモンは,変異が大きい蛾といえます。しかしながら,次のような特徴が見られます。
①黒い縁取りのある環状紋があります。
個体によって中が白くなっています。
②細長い腎状紋があります。この紋の中に黒い横筋があります。
黒い縁取りは外縁側にはありません。
③亜外縁線は3箇所が頭の方に出張っていて外側は薄褐色及び焦茶色になっています。
④黒筋横線(赤矢印と桃矢印の間を通る線)が見られます。

最初に見つけたナマリケンモンです。上の写真の様に特徴あるものならよかったのですが5日後に上の写真のナマリケンモンが出て来てくれたお陰で名前が分かりました。環状紋が白ければもう少し早く分かったことでしょう。
科名 ヤガ科ウスベリケンモン亜科
和名 ナマリケンモン
大きさ 開張30~32㎜
分 布 北海道,本州,四国,九州
出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
食餌動植物 幼虫はネザサの葉を食べます。
特徴 雄の触角は櫛歯状です。
資料数 ナマリケンモン 少ないぞ

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