コウチスズメ

2016年5月27日(金)
コウチスズメ 撮影日:2016/05/27 場所:勿来の関

 スズメガ科のコウチスズメを紹介します。
 今まであったことが無いようなスズメガ科の仲間が外灯に前足を引っ掛けてぶら下がっています。
 フラッシュを焚いて撮ってみると外縁の近くに白筋があります。写しずらい場所に居たことと未見の蛾かもしれないと思い袋に入れて持ち帰りました。袋が揺れたときにコウチスズメは羽ばたきました。そのときに見せた後翅の紅色が綺麗でした。

コウチスズメ
ビニル袋が目障りだったので移動してもらったコウチスズメ
 このスズメガ科の蛾は2枚目の写真のように後翅(桃矢印)が前翅より上に飛び出ています。こんな風に後翅が出ているものは,ホシヒメホウジャクの仲間しか記憶にありません。でも,その仲間でないことは直ぐ分かりました。
 スズメガ科の仲間だと確信を持って探していましたが見つかりません。その確信が揺らぎだした頃,やっと似た画像を見つけ同定することが出来ました。

コウチスズメ
後翅を前翅より上に上げて止まっていることは少ないのでなかなかコウチスズメにたどり着けなかったのです。
 なかなか見つからなかった訳は,二つあります。
 ①一つ目は色に惑わされたからです。
  コウチスズメは明るい所では茶褐色に,暗い所では焦茶色に写る傾向があるからです。
 ②二つ目は前翅よりも上に飛び出した後翅に気を取られすぎたからです。
  個体差・地域差があって,後翅を下げているコウチスズメの写真の方が多くあったからです。

コウチスズメ
刺激しないようにと袋を鋏で切って写しやすいようにしたコウチスズメ。スズメガ科の仲間は止まっているときは腹部を反らしています。
 後翅の紅色を写したかったので,羽ばたき運動をさせることにしました。袋に入れられているときの様子から,直ぐには飛び回れず若干の羽ばたき運動が必要だと感じだからです。
 袋を鋏で切り開きました。まだ,コウチスズメは足の爪をビニル袋に引っ掛けたままぶら下がっています。
 ビニル袋から窓枠に移動させるために鉛筆の先を使いました。すると,触角を左右に伸ばして止まりました。この敏感な器官である触角を刺激すれば,羽ばたき運動をするのでそっと触りました。
 すると,たちまち羽ばたき始めました。予め電源を入れフラッシュを焚けるようにして置いたデジカメのシャッターを何度か押して最後の写真を撮りました。

コウチスズメ
ぶれないようにフラッシュを焚いて写したコウチスズメ。紅色の後翅が綺麗です。

 科名 スズメガ科
 和名 コウチスズメ
 大きさ 開張46~60㎜
 分布  本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 6~7月
 食餌動植物 幼虫はサラサドウダン,ドウダンツツジ,スノキの葉を食べます。
 特徴 未明に灯火に飛来するそうです。

止まるとき 後翅の位置に ばらつきが


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