ヒメクロオトシブミ

2016年5月8日(日)
1174 ヒメクロオトシブミ 撮影日:2016/05/03,05/07,05/08 場所:勿来の関

 甲虫目オトシブミ科のヒメクロオトシブミを紹介します。
 イタヤハマキチョッキリの発見に気をよくし,いろいろな葉上を見ながら歩いていました。 コナラの葉を好む昆虫は多いので念入りに探していると全身真っ黒な昆虫が居ます。小さな昆虫です。

ヒメクロオトシブミ
勿来の関で見られるものは全身真っ黒なヒメクロオトシブミです。
 ぶれないように葉を左手に持ち,右手でコンパクトカメラのシャッターを押してとりました。撮影中飛んで行かずに大人しくしていて協力的でした。
 写真に撮ったものは,オトシブミだろうと思いながら調べると,何と間違いでした。オトシブミは上翅が赤茶色をしているからです。
 上翅に瘤があるものをやっと見つけヒメクロオトシブミと同定しました。

ヒメクロオトシブミ
小さいながら円らな瞳が可愛いヒメクロオトシブミ。
 2016年5月8日には,揺籃探しをしました。不思議にも揺籃を見つけたコナラの木は,いずれも大木ではなく,小さな木でした。恐らく大木の葉は堅くて揺籃作りに苦労するからでしょう。

ヒメクロオトシブミ
「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」(南方新社)には上翅に瘤が無いと記載してあり地域差があるのかなと思っているヒメクロオトシブミ。
 似た種類の昆虫が3種類いるので同定には注意しなければなりません。
 ①エゴツルクビオトシブミ・・・頭部と胸部が長いです。
 ②ヒメコブオトシブミ  ・・・足が橙色で,頭部と胸部がヒメクロオトシブミより短いです。
 ③ヒメクロオトシブミ  ・・・上翅に瘤が無いものがいるようです。

ヒメクロオトシブミ揺籃
コナラの小さな木には2つも揺籃(桃矢印)がありました。

 科名 甲虫目オトシブミ科
 和名 ヒメクロオトシブミ
 大きさ 体長 4~5㎜
 分布  本州,四国,九州
 出現 4~8月
 食餌動植物 幼虫はコナラ,クヌギ,バラ,フジなどの葉を食べます。
 特徴 コナラ,クヌギ,バラ,フジの葉を巻いて揺籃を作ります。
    体色には次の3型があります。
    ①近畿以西:腹部と脚が黄色で他は黒色の[黄腹型]
    ②関東~南東北:全体黒色の[黒色型]
    ③北陸の東北~北海道の鞘翅のみ赤色の[背赤型]

小柄でも 揺籃作り 上手なり


自然観察 ブログランキングへ

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村
●2つのランキングに参加中です!! ●
お時間が御座いましたら ポチっ ポチっと
1日1回, バナーをclickして下さ~い。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 写真ブログ
ジャンル : ブログ

tag : ヒメクロオトシブミ

コメントの投稿

Secre

クリック応援お願いします。
リンク
長方形で囲まれた日を押すとその日の記事がでます。
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
分野別にまとめてあります。関心のある分野の記事が続けて見られます。
多くの蛾を一度にたくさん見るときには  「蛾の掲載数」 をクリックして下さい。
最新記事:上にあるものほど新しい記事です。
月毎に記事がまとめて見られます。
最新コメント
検索フォーム
掲載写真
月齢による蛾の飛来数予測