3月に見られた蛾
2016年4月5日(火)
3月に見られた蛾 撮影日:2016/03/07~03/13 場所:勿来の関
勿来の関で3月に見られた蛾を紹介します。

①クロモンキリバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
黒い三角紋や「へ」字紋があって,外縁が刃物で切られたように真っ直ぐな2辺から出来ているのでクロモンキリバエダシャクと名付けられたのでしょう。

②カバキリガ(ヤガ科)
明るい茶色のグラデーションが綺麗な蛾です。私の好きな蛾の一つです。
明るい茶色を樺色というのでカバキリガと名付けられたのでしょう。

③ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
紋様がチャオビコバネナミシャクと似ていますが,黄緑矢印で示した出っ張りがウスベニスジナミシャクにはあるので区別がつきます。

④マツキリガ(ヤガ科)
幼虫は松の葉を食べます。その松が至る所に見られるのが勿来の関です。
葉の柔らかいアカマツが沢山分布していますが,マツキリガを見るたびに,幹の色に似ていると感じています。
食餌植物が豊富なので勿来の関では普通に見られる蛾です。

⑤アトジロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
勿来の関ではごく普通に見られる蛾です。黒褐色なので綺麗とは感じませんが,普通の蛾には無いものが見られます。それは桃矢印で示したものです。まるで飛行機の垂直尾翼のようです。この蛾の前翅表面は凸凹していて,いったん重なってしまうと,なかなか開くことが出来ないから,重なり防止のために付いているのだと思っています。
後翅が白いので名前を後白エダシャクにしたのでしょう。

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3月に見られた蛾 撮影日:2016/03/07~03/13 場所:勿来の関
勿来の関で3月に見られた蛾を紹介します。

①クロモンキリバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
黒い三角紋や「へ」字紋があって,外縁が刃物で切られたように真っ直ぐな2辺から出来ているのでクロモンキリバエダシャクと名付けられたのでしょう。

②カバキリガ(ヤガ科)
明るい茶色のグラデーションが綺麗な蛾です。私の好きな蛾の一つです。
明るい茶色を樺色というのでカバキリガと名付けられたのでしょう。

③ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
紋様がチャオビコバネナミシャクと似ていますが,黄緑矢印で示した出っ張りがウスベニスジナミシャクにはあるので区別がつきます。

④マツキリガ(ヤガ科)
幼虫は松の葉を食べます。その松が至る所に見られるのが勿来の関です。
葉の柔らかいアカマツが沢山分布していますが,マツキリガを見るたびに,幹の色に似ていると感じています。
食餌植物が豊富なので勿来の関では普通に見られる蛾です。

⑤アトジロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
勿来の関ではごく普通に見られる蛾です。黒褐色なので綺麗とは感じませんが,普通の蛾には無いものが見られます。それは桃矢印で示したものです。まるで飛行機の垂直尾翼のようです。この蛾の前翅表面は凸凹していて,いったん重なってしまうと,なかなか開くことが出来ないから,重なり防止のために付いているのだと思っています。
後翅が白いので名前を後白エダシャクにしたのでしょう。

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