フトフタオビエダシャク
2016年3月29日(月)
フトフタオビエダシャク 撮影日:2016/03/27,2014/04/16,04/21 場所:勿来の関
シャクガ科エダシャク亜科のフトフタオビエダシャクを紹介します。
桃色を帯びた薄褐色のフトフタオビエダシャクが多いように思われますが,フトフタオビエダシャクの同定には苦労します。似ている種が居て,どこで区別したらよいか分からないといつまで経っても決められません。

こんな感じに見えることが多いフトフタオビエダシャク。前翅中横線の紋は目では円く写真ではW字紋に見えます。
そこで,私がしている同定ポイントを紹介します。
①外横線(青矢印)の真ん中にW字紋(桃矢印)があります。
この蛾には綺麗なW字紋がありますが最初の写真の蛾のように崩れたものが多いです。
写真でなく目では円い紋のように見えます。

前翅と後翅にある外縁線の曲がる様子が重要ポイントとなっているフトフタオビエダシャク。
②後翅外横線が写真のように曲がっていたらフトフタオビエダシャクす。
赤矢印は凹んでいる所を示しています。
黄緑矢印は出ばっている所を示しています。
※この曲がる様子は前翅外横線と同じです。(W字紋から後縁までの様子)
外横線と亜外縁線の外側に褐色の帯が見られます。太い帯が2つあるように見えるので名前がフトフタオビエダシャクと付けられたのでしょう。

餌となる植物は多いので普通に観察されるフトフタオビエダシャク。
スギノキエダシャクとウスジロエダシャクに似ています。
それらの違いは,下記のサイトをご覧下さい。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 フトフタオビエダシャク
大きさ 前翅長 15~23㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
出現月(羽化する月) 4~8月
食餌動植物 幼虫はヤナギ科,クスノキ科,マメ科,ミカン科,トウダイグサ科,ツバキ科,ツツジ科,ミズキ科,クサフジ,ダイズ,ゼンマイ,ベニシダ,クルミの葉を食べます。
特徴 スギノキエダシャクとウスジロエダシャクに似ています。
線に沿う 帯があるので 太く見え

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フトフタオビエダシャク 撮影日:2016/03/27,2014/04/16,04/21 場所:勿来の関
シャクガ科エダシャク亜科のフトフタオビエダシャクを紹介します。
桃色を帯びた薄褐色のフトフタオビエダシャクが多いように思われますが,フトフタオビエダシャクの同定には苦労します。似ている種が居て,どこで区別したらよいか分からないといつまで経っても決められません。

こんな感じに見えることが多いフトフタオビエダシャク。前翅中横線の紋は目では円く写真ではW字紋に見えます。
そこで,私がしている同定ポイントを紹介します。
①外横線(青矢印)の真ん中にW字紋(桃矢印)があります。
この蛾には綺麗なW字紋がありますが最初の写真の蛾のように崩れたものが多いです。
写真でなく目では円い紋のように見えます。

前翅と後翅にある外縁線の曲がる様子が重要ポイントとなっているフトフタオビエダシャク。
②後翅外横線が写真のように曲がっていたらフトフタオビエダシャクす。
赤矢印は凹んでいる所を示しています。
黄緑矢印は出ばっている所を示しています。
※この曲がる様子は前翅外横線と同じです。(W字紋から後縁までの様子)
外横線と亜外縁線の外側に褐色の帯が見られます。太い帯が2つあるように見えるので名前がフトフタオビエダシャクと付けられたのでしょう。

餌となる植物は多いので普通に観察されるフトフタオビエダシャク。
スギノキエダシャクとウスジロエダシャクに似ています。
それらの違いは,下記のサイトをご覧下さい。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 フトフタオビエダシャク
大きさ 前翅長 15~23㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
出現月(羽化する月) 4~8月
食餌動植物 幼虫はヤナギ科,クスノキ科,マメ科,ミカン科,トウダイグサ科,ツバキ科,ツツジ科,ミズキ科,クサフジ,ダイズ,ゼンマイ,ベニシダ,クルミの葉を食べます。
特徴 スギノキエダシャクとウスジロエダシャクに似ています。
線に沿う 帯があるので 太く見え

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