テンヅマナミシャク
テンヅマナミシャク 写真をクリックすると大きくなります。

テンヅマナミシャク 波模様の線が沢山あります。 撮影日:2013/05/13 場所:勿来の関
建物の壁にこのような蛾が止まっていました。一見,黒くて地味な蛾なので写すのをためらいました。
しかし,この勿来の関には何月頃,どんな蛾が見られるのか調べているので気は進みませんでしたが,写真を撮って名前を調べました。
私はこの蛾はシャクガ科に属する蛾だと判断しました。前翅も後翅も見えるように大きく開いて止まっているからです。次に,エダシャク亜科かナミシャク亜科か迷いましたが,エダシャク亜科から調べるとにしました。私は「北茨城・勿来 周辺の博物誌」というHPを立ち上げているのでこれを利用することにしました。未だ,900種余りで少ないですが,少ないから速く見つけられるのです。前に写真を写していれば出ているし,出てなければ「四国産蛾類図鑑」で探せばよいからです。
探した結果,エダシャク亜科ではありませんでしたが,ナミシャク亜科に出ていました。特に後翅に目立ちますが,細かい波模様の線が見えるのでナミシャク亜科の蛾なのでしょう。
地味な蛾だったので去年写したかどうか思い出せませんでした。
名前のいわれは,白い点が端(つま:はしの意味)にあるのでテンヅマナミシャクと呼ばれるのでしょう。
この蛾の幼虫はクサギを食べます。そのクサギの写真が下にあります。

クサギ 撮影日:2000/08/09
ここで,クイズを出します。クサギの白い花が2つ咲いていますが,右と左の花で速く咲いたのはどちらでしょうか。解答は明日です。
五七五
ナミシャクは 何本もある 波模様
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