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ヨコヅナサシガメ2


ヨコヅナサシガメ 撮影日:下の2枚を除き全て2013/05/14  写真をクリックすると大きくなります。
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ヨコヅナサシガメ ぶら下がりながら皺を伸ばしています。

 毎日通るたびに,ヨコヅナサシガメの様子を観察してきました。何と今日(2013年5月14日)は,脱皮中の赤いヨコヅナサシガメが2匹いました。去年より一日遅い脱皮です。脱皮したばかりのときは赤いのです。鮮やかな色に見とれて,しばらく眺めていました。翅は透明で脈が赤くなっているのに気付きました。

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ヨコヅナサシガメ 下のを大きく写したのが右の写真です。

 目と腹部が既に黒くなっています。まだしばらくこのようにぶら下がっていると思われます。これは,重力を利用して翅や体のしわを伸ばし体が固くなるのを待っているのです。脱皮するとき,周りが全て平だったら大変です。しわを伸ばそうとしてもぶら下がる所がありませんから翅などはしわだらけになってしまいます。このとき重力は大切な働きをしているのです。

 この2匹のヨコヅナサシガメの下にこれから脱皮し始める終齢幼虫がいました。胸部から先に脱皮するようです。まだ足や触角は殻から脱げていません。

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ヨコヅナサシガメ 横から写すとヘアピンのように曲がった口が見えます。。

 横から眺めると昆虫の体液を吸うときに使う口がヘアピンのように曲がっているのが見えます。うっかり掴んでいるとこの口に刺されて痛い目に遭います。

 この昆虫は中国から東南アジアにかけて分布していましたが,昭和初期に九州で発見され今では,勿来の関がある東北地方まで部分を広げています。

 勿来の関ではサクラの幹に,下の写真のように集団で生活しているのをよく見かけます。上から見て赤い斑点があるものは幼虫です。写真の幼虫は終齢幼虫であと1回脱皮すると腹部の縁が白黒のまだら模様をした成虫になります。写真では左側と中央下に見られます。

 この白黒のまだら模様を横綱が着ける化粧回しに見立ててヨコヅナサシガメと名付けられました。私は日本で一番大きいカメムシだからだと思っていました。

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ヨコヅナサシガメ このように集団で生活します。

 昨日観察した場所のヨコヅナサシガメはどうなっているか見ました。今日は脱皮している幼虫はありませんでした。昨日より成虫の数が増えているような気がしました。
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ヨコヅナサシガメ 大きいのが成虫で,赤い斑点が見えるのは終齢幼虫です。 撮影日:2013/05/15

 昨日は横になった幹の上の苔が生えている所にも集まっていましたが,今日は幹が曲がった所(写真右下)に移動していました。その日によって集まる場所を変えているのでしょうか。
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ヨコヅナサシガメが沢山集まるサクラの木です。  ↑ この間に見られます。 ↑  撮影日:2013/05/15

五七五

ぶら下がり 体の皺を 伸ばしてる

黒い虫 赤く変身 脱皮中

赤い点 まだ幼虫の 印なり

白黒の まだら模様で 横綱に


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