フチベニヒメシャク
2015年12月27日(日)
フチベニヒメシャク 撮影日:2011/09/04,09/07,2012/09/04 場所:勿来の関
シャクガ科ヒメシャク亜科のフチベニヒメシャクを紹介します。
昨日,フチベニヒメシャクとキオビベニヒメシャクは似ていると申し上げました。
それは縁がすべて紅色の帯で囲まれているからです。
でも,はっきりした違いがありますので同定は楽です。

内横線・中横線・外横線の3本の線がはっきりしているフチベニヒメシャク。
その違いは下に挙げた二つです。
①紅色の帯が赤矢印から赤矢印までの間も外縁から離れておりません。
キオビベニヒメシャクの方はこの部分が外縁から離れています。
②内横線・中横線・外横線の三つの線が見られます。(不明瞭なものもいます。)
キオビベニヒメシャクの方はこれらの線が見られません。

内横線が不明瞭なフチベニヒメシャク。この蛾と下の蛾は腹が太めでしかも,腹端が尖っているので雌と思われます。
最初の写真の蛾は腹部がほっそりしていて,2枚目・3枚目の蛾は太く見えます。更に,2枚目・3枚目の蛾の腹端は尖っていますが,最初の蛾の方は毛が生えていて尖っていません。

内横線は不明瞭ですが前翅翅頂から後角まで紅色の帯が外縁から離れないフチベニヒメシャク。
科名 シャクガ科ヒメシャク亜科
和名 フチベニヒメシャク
大きさ 開張 14~19mm
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月(羽化する月) 6~7,9月
特徴 フチベニヒメシャクに似ています。
ポイントは 3本線が 見えている

自然観察 ブログランキングへ

にほんブログ村
1日1回、 バナーをclickして下さ~い。
フチベニヒメシャク 撮影日:2011/09/04,09/07,2012/09/04 場所:勿来の関
シャクガ科ヒメシャク亜科のフチベニヒメシャクを紹介します。
昨日,フチベニヒメシャクとキオビベニヒメシャクは似ていると申し上げました。
それは縁がすべて紅色の帯で囲まれているからです。
でも,はっきりした違いがありますので同定は楽です。

内横線・中横線・外横線の3本の線がはっきりしているフチベニヒメシャク。
その違いは下に挙げた二つです。
①紅色の帯が赤矢印から赤矢印までの間も外縁から離れておりません。
キオビベニヒメシャクの方はこの部分が外縁から離れています。
②内横線・中横線・外横線の三つの線が見られます。(不明瞭なものもいます。)
キオビベニヒメシャクの方はこれらの線が見られません。

内横線が不明瞭なフチベニヒメシャク。この蛾と下の蛾は腹が太めでしかも,腹端が尖っているので雌と思われます。
最初の写真の蛾は腹部がほっそりしていて,2枚目・3枚目の蛾は太く見えます。更に,2枚目・3枚目の蛾の腹端は尖っていますが,最初の蛾の方は毛が生えていて尖っていません。

内横線は不明瞭ですが前翅翅頂から後角まで紅色の帯が外縁から離れないフチベニヒメシャク。
科名 シャクガ科ヒメシャク亜科
和名 フチベニヒメシャク
大きさ 開張 14~19mm
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月(羽化する月) 6~7,9月
特徴 フチベニヒメシャクに似ています。
ポイントは 3本線が 見えている

自然観察 ブログランキングへ

にほんブログ村
●2つのランキングに参加中です!! ●
お時間が御座いましたら ポチっ ポチっと1日1回、 バナーをclickして下さ~い。
- 関連記事
スポンサーサイト
tag : フチベニヒメシャク
コメントの投稿
おはようございます。
この子は札幌でも見たことがあります
ヒメシャクの仲間も昨年は積極的に撮影しました、可愛らしいですね


ヒメシャクの仲間も昨年は積極的に撮影しました、可愛らしいですね

だんちょう さんへ
フチベニヒメシャクとキオビベニヒメシャクは似ていても
同定ポイントがはっきりしていることが今回の投稿で分かりました。
小さい蛾にも目を引くものがあります。
同定ポイントがはっきりしていることが今回の投稿で分かりました。
小さい蛾にも目を引くものがあります。