ルリモンクチバ

2015年11月22日(日)
ルリモンクチバ 撮影日:2015/11/18 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のルリモンクチバを紹介します。

 白い紋様のある黒ずんだ蛾が止まっています。蛾としては珍しく翅を閉じたままです。
 まず,翅の裏の様子を写真に納めました。
ルリモンクチバ
翅を開かずに止まるルリモンクチバ。ルリモンと名前にあるように紫の腹・紋が見られます。
 次に,翅を閉じても楕円状に隙間が空いているので外縁から覗くと,基部の方まではよく見えません。表の様子が分からなければ同定が出来ません。
 それで,普段からポケットに入れてあるビニル袋を取り出しました。袋を上から被せて家に持ち帰りました。

ルリモンクチバ
薄褐色の紋が同定ポイントとなったルリモンクチバ。息絶えて翅を開いてくれたお陰で同定が出来ました。
 袋の中の蛾は,何度止まっても翅を閉じて止まってしまいます。これでは,表の様子は分からないと諦めかけた4日目の朝,袋の中の蛾を見ますと翅を開いているではありませんか。袋を振っても羽ばたきません。息が絶えていたのです。
 これ幸いとばかり,表・裏・横から写真を撮り同定しました。

ルリモンクチバ
足の先の方の節は白くなっているルリモンクチバ。
 同定ポイントとしたものは次の通りです。
 ①外縁沿いに広がる薄褐色の紋。
 ②後縁近くにある薄褐色の紋。
 ③花びら模様の黒い内横線。
 ④前翅長は25mm

ルリモンクチバ
ぜんまいの様にまるまった口が見えるルリモンクチバ。

追記 息絶えてから時間が経つにつれて翅の角度は次第に水平に近付き,更に反転して元の位置から180°動くことが観察されました。2015/11/23

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 ルリモンクチバ
 大きさ 開張54~58mm,前翅長25mm
 食餌動植物 幼虫はジャケツイバラの葉を食べます。
 分布 本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 6~8,10~11月
 特徴 翅は湾曲していて,閉じても後ろから見ると楕円状に空いています。止まるときは翅を閉じる傾向にあります。

翅の表 覗いて見ても 無理なよう


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Secre

No title

こんばんは。
これも見た事がありません。

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