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カキバトモエ

2024年2月28日(水)

3479 カキバトモエ(ヤガ科トモエガ亜科) 撮影日2013/07/04撮影場所勿来の関

①表は地味だが,大きなカキバトモエ
カキバトモエ


写真の様な地味だけれども,大きな蛾が止まっていました。
トモエガ亜科の仲間ですが巴紋がありません。
家までビニル袋に入れて持ち帰りました。
飛んで行かないように窓は全て閉めてから袋の中から出しました。
すると,窓に向かって飛んで行き止まりました。
裏側の紅色を撮影したくて窓の外から写したものが2枚目の写真です。
裏側は全体として紅色で,特に腹部は赤味が濃く目を引きます。
地味な表に比べたら見とれてしまいます。
突然「ゴツン」と外で音がしました。
暫くするとまた,音がしました。
鳥が赤い色を見て食べに来てのです。
嘴(くちばし)でつついたのです。
鳥類は赤い色に敏感で赤い実をよく啄(啄む)んでいます。
熟した柿の実の色に似ていることから,または,赤い柿の葉に似たことから,カキバトモエと名付けられたのでしょうか。

②表とはがらっと違って紅色が美しい裏側の写真特に腹部が濃い紅です。
カキバトモエ


蛾では珍しく翅を立てて静止する蛾です。
まるでチョウの様な蛾です。
この蛾と有った初めの頃は,いつか開いて止まっていたらいたら必ず撮影しようと思っていました。
でもなかなかその機会は訪れませんでした。
ある日の真夜中偶然本種が地面で休んでいる場面に出会いました。
暗くてシャッターが切れないので,逃げずにいることを願いながら懐中電灯を付けて撮影しました。
運良く飛び去ること無く撮影できました。
夜間だったので翅を開いていたのでしょうか不思議です。
幼虫はヤマモミジ,アワブキ,フサザクラ,コナラ等の葉を食べます。
これらは普通に分布する植物なので本種は普通に観察されます。
幼虫はネムノキの葉を食べます。
本種を観察した場所は近くにネムノキが複数本生えている所でした。


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