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ハネナガブドウスズメ

2023年6月5(月)

ハネナガブドウスズメ 撮影日2023/06/05 撮影場所:勿来の関

ハネナガブドウスズメ
①ハネナガブドウスズメ(スズメガ科ホウジャク亜科)
三角翼のジェット機に似た格好をしています。
腹部が胸部を除いてほとんど剥き出しです。
このような格好の蛾はスズメガ科の仲間です。


ハネナガブドウスズメ
②ハネナガブドウスズメ
灯火近くの蛾を写そうとカメラを近づけると逃げられました。
がっかりして脇を見ると大きい蛾が前足をてっぺんに引っ掛けてぶら下がっているではありませんか。
忽ち元気が漲り撮影に集中しました。
前翅長を測ると48㎜もあり大きいと感じました。
外縁近くの鱗状の模様が素敵に見えました。
本種と似た蛾にブドウスズメが居るので注意が必要です。
大きく違うのは外縁に近い白い横線が後角近くまで延びてて長いことです。
裏の様子はどうなっているか興味を持ちました。


ハネナガブドウスズメ
③ハネナガブドウスズメ  裏面の様子
裏を見て又驚きました。
灰褐色あたりだろうと思っていたら赤味のある茶色だったからです。



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トビイロシマメイガ

2023年6月4(日)

トビイロシマメイガ 撮影日2023/06/04 撮影場所:勿来の関

トビイロシマメイガ
①トビイロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この事で本種はメイガ科・ツトガ科と分かります。
更に翅色が小豆色ならメイガ科で決まりです。


トビイロシマメイガ
②トビイロシマメイガ
本種の後翅は鮮やかな紅色・前翅後翅の縁毛が黄橙色で目が覚めるような美しさです。
残念ながら前翅長が8㎜程度で小さいです。
幼虫はイチイ・エゾマツ・スギの球果・タマヒムロ・ヤマトアシナガバチの巣を食べます。
前翅にも後翅にも二本の横線があります。



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フタマエホシエダシャク

2023年6月3(土)

フタマエホシエダシャク 撮影日2023/05/16 撮影場所:勿来の関

フタマエホシエダシャク
①フタマエホシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
左右の翅を少し開いて止まっています。
壁に対して平たく止まっています。
これらからシャクガ科らしいと推測できます。

本種と似た種にウスグモナミシャク・コウスグモナミシャクが居るので注意が必要です。
本種には横線がありませんが,それらには内横線・外横線があります。
本種の触角を見たら両櫛歯状でした。
ウスクモナミシャク-かのんの樹木図鑑によるとウスクモナミシャクのオスだけは櫛歯状と有るのを見つけ,やっと名前が分かったと喜びました。
ところが,喜びもつかの間「四国産蛾類図鑑」で本種を見つけ驚きました。
今度は横線がありませんし,触角は両櫛歯状で写真にそっくりです。(赤矢印)



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ウスグロアツバ

2023年6月2(金)

ウスグロアツバ 撮影日2023/05/30 撮影場所:勿来の関

ウスグロアツバ
①ウスグロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
緑矢印は下唇鬚(かしんひげ)を指しています。
この下唇鬚が後方へ反り返っているので本種はヤガ科クルマアツバ亜科と分かります。

内横線は真っ直ぐでなく緩やかな弧を描いています。
赤矢印は外縁線を指しています。
この線の外側には白い縁取りが見られます。
幼虫はカヤツリグサ科,イネ科の葉を食べます。



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ウスベリケンモン

2023年6月1(木)

ウスベリケンモン 撮影日2023/06/01 撮影場所:勿来の関

ウスベリケンモン
①ウスベリケンモン(ヤガ科ウスベリケンモン亜科)
赤矢印前方には腎状紋,桃矢印前方には環状紋があります。
これら二つの紋が有るので本種はヤガ科だと分かります。


ウスベリケンモン
②ウスベリケンモン
環状紋の直ぐ近くを二重になった内横線が走っています。
腎状紋の外側には白紋が広がっています。
その白紋の外側にも二重の外横線が走っています。
目立つ特徴として腎状紋と白紋の内側に黒い縦筋があります。
この黒い縦筋は腎状紋と環状紋の間を通っています。
コウスベリケンモンと似ているので注意が必要です。
この写真のウスベリケンモンは全体に灰色がかっています。
一方,コウスベリケンモンの方は茶色が濃く黒っぽいです。
大きさは前翅長が27㎜と大きいので本種と同定しました。



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