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エグリヅマエダシャク

2023年2月28日(火)

エグリヅマエダシャク 撮影日2020/10/25 撮影場所:勿来の関

エグリヅマエダシャク
①エグリヅマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
腎状紋や環状紋が無く外横線(赤矢印)が有るだけなのでシャクガ科の可能性が大きいです。


エグリヅマエダシャク
②エグリヅマエダシャク
本種の特徴は頭を壁に付けたままで翅端を高く上げたままで止まることが多いです。
翅頂に近い外縁を見ると見ると2箇所が抉られたように凹んでいます。
これがエグリヅマと名付けられた理由です。
幼虫はブナ科,バラ科,ツバキ科,ミズキ科,ツツジ科,スイカズラ科の葉を食べます。
これらの植物は普通に分布しているので観察する機会が多いです。



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ヘリオビヒメハマキ

2023年2月27日(月)

ヘリオビヒメハマキ 撮影日2020/10/11 撮影場所:勿来の関

ヘリオビヒメハマキ
①ヘリオビヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
前翅前縁を見ると三角状の濃褐色紋がずらりと並んでいます。
この紋は覚えておくと便利で同定が捗ります。
私はヒメハマキガ紋と名付けて同定に役立てています。


ヘリオビヒメハマキ
②ヘリオビヒメハマキ
本種の特徴は次の通りです。
赤矢印が指している所に小白紋があります。
その白紋の右隣に黒い屋根形の紋が有ります。
本種と似た蛾にクロサンカクモンヒメハマキが居るので注意が必要です。
でも,両者は出現時期が異なるので区別は簡単です。
本種は10月11日の観察ですから夏から秋に出現するヘリオビヒメハマキと判断しました。
桃矢印が指している所は薄褐色になっていますが,擦れて鱗粉が無くなったものと思います。



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キナミシロヒメシャク

2023年2月26日(日)

キナミシロヒメシャク 撮影日2020/09/03 撮影場所:勿来の関

キナミシロヒメシャク
①キナミシロヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
以前にも本種を観察していましたが,特徴がそっくりのものに出会えず同定出来ずにいました。
今日,ヒメシャク亜科を探していたら偶然本種とそっくりの画像にぶつかりました。
壁に貼り付くように平たく止まっています。
後翅がよく見えるほど前翅を広げています。
この様なことからシャクガ科の仲間と分かります。
エダシャク亜科を探しても見つからなければ,ヒメシャク亜科を探せば大丈夫です。
本種の重要ポイントは次の通りです。
A赤矢印は中横線と思われる横線を指しています。
 前翅には中横線の内側に黒点が有り,後翅には外側にあります。
B中横線の外側には3本の横線がありますが,前縁近くではほぼ等間隔に並んでいます。
 一番外縁に近い横線は不明瞭です。
C前翅翅頂から外縁に沿って四つの小黒点が並びます。
D地の色は真っ白から淡褐色で横線の色は淡い黄色を帯びます。



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ウコンノメイガ

2023年2月25日(土)

ウコンノメイガ 撮影日2020/09/02 撮影場所:勿来の関

ウコンノメイガ
①ウコンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
翅の地色が黄色で筋や紋が褐色だからツトガ科と分かります。

写真の様な格好の蛾は似通っていて同定するまでに時間がかかります。
四つの矢印が指している紋や筋を手掛かりに探しました。
赤矢印は外横線を指していますが,その外側に焦茶色帯の様な紋様があります。
外横線と内横線のほぼ中間に短焦茶色筋(緑小矢印)があります。
この筋の直ぐ外側が焦茶色の紋(緑大矢印)になっています。
腹部背には白い筋模様が有ります。
このような特徴からウコンノメイガと判断しました。



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トビギンボシシャチホコ

2023年2月24日(金)

トビギンボシシャチホコ 撮影日2020/09/04 撮影場所:勿来の関

トビギンボシシャチホコ
①トビギンボシシャチホコ(シャチホコガ科ギンモンシャチホコ亜科)
左右の翅を近づけ屋根形にして止まっています。
それよりも注目すべきことは腹端(赤矢印)が外縁から出ていることです。
この事で,本種はシャチホコガ科だと分かります。


トビギンボシシャチホコ
②トビギンボシシャチホコ
これらの画像から性別が分かります。
性別の判断は2箇所からできます。
その一つは腹端からです。
写真の様に腹端が外縁から出ていれば雄です。
でも,どういう訳か雄なのに出ていないのもいるので慎重に判断する必要があります。
二つ目は,緑矢印が指している三角白紋です。
ところが,雌は白線状になっています。
腹端の突出と三角白紋の有無で判断するのをお勧めします。



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フタスジシマメイガ

2023年2月23日(木)

フタスジシマメイガ 撮影日2022/09/18 撮影場所:勿来の関

フタスジシマメイガ
①フタスジシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
一見シャクガ科のようにも見えます。
しかし,触角を見れば仲間が分かります。
シャクガ科の多くは触角を背負って止まりませんが,本種は背負っています。
ですから,メイガ科・ツトガ科の仲間と分かります。
薄小豆色に薄褐色の線ならメイガ科で決まりです。
緑矢印は内横線,赤矢印は外横線を指しています。
いずれも前縁で僅かに太くなります。
幼虫は枯葉を食べます。



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ムラサキトガリバ

2023年2月22日(水)

ムラサキトガリバ 撮影日2022/11/01 撮影場所:勿来の関

ムラサキトガリバ
①ムラサキトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
本種が何の仲間か知る手掛かりが2つあるので紹介します。
1つは緑矢印か指している斜上線です。
これはトガリバガ亜科に見られるのでトガリバガ斜上線と私は呼んでいます。
もう一つは一枚目の写真の頭部を見て下さい
毛叢が耳のように2つに分かれています。
これら2つのものが見られればカギバガ科トガリバガ亜科の蛾です。


ムラサキトガリバ
②ムラサキトガリバ
主な特徴は次の通りです。
写真のものは前翅中央に白帯がありますが,全然目立たないものも,うっすらと白くなっているものもいて千差万別です。
大小の赤矢印は鱗粉の隆起したものを指しています。
2つ有りますが頭に近い方は短く遠い方は長くなっていてニッコウトガリバと逆です。
ニッコウトガリバは腹部背に毛束があるのに本種には無いので区別がつきます。



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クロモンキノメイガ

2023年2月20日(火)

クロモンキノメイガ 撮影日2022/09/18 撮影場所:勿来の関

クロモンキノメイガ
①クロモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この様な仲間はツトガ科・メイガ科です。
更に黄色の地に焦茶色の紋や筋が有るのでツトガ科と分かります。

緑大矢印は腎状紋を指しています。
緑小矢印は環状紋を指しています。
ノメイガ亜科で環状紋や腎状紋が見られるのは珍しいです。
赤矢印は外横線を指しています。
幼虫はダイコン,キャベツ,ハクサイ,パセリ,ダイズ,インゲンマメやキク科の植物の葉を食べます。



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キバラエダシャク

2023年2月20日(月)

キバラエダシャク 撮影日2022/09/20 撮影場所:勿来の関

キバラエダシャク
①キバラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
本種はヤガ科とは違って前翅を開いて止まっています。
ただ,多くの仲間とは違いイヌが待てをするときのように頭部や胸部を浮かせて止まることが多いです。

本種は複数回観察されます。
何故なのか調べてみると幼虫の餌となるものが多いからだと思われます。
具体的に挙げるとモミジイチゴ,ヤマツツジ,イボタノキ、ヤブデマリ,ミズキです。
モミジイチゴ,ヤマツツジは普通に分布しているので多く観察されるのでしょう。
本種は地味な色をしていますが,明るい赤茶色のものは目を引きます。
緑矢印は外横線を指していますが,前翅から後翅まで繋がっているように見えます。



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フタトビスジナミシャク

2023年2月19日(日)

フタトビスジナミシャク 撮影日2022/09/18 撮影場所:勿来の関

フタトビスジナミシャク
①フタトビスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
壁に貼り付くように平たく止まっています。
赤矢印が指しているのは外横線です。
この横線を含めて外側にある横線には「U字形」が並んでいます。
このような特徴を持つ仲間はシャクガ科ナミシャク亜科の蛾に多いです。
緑矢印は内横線を指していますが,指している所がV字形に凹む特徴が見られます。
内横線と外横線の2つの筋が濃褐色(=鳶色)なのでフタトビスジという名前が付いています。



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クリイロアツバ

2023年2月18日(土)

クリイロアツバ 撮影日2022/10/01 撮影場所:勿来の関

クリイロアツバ
①クリイロアツバ(ヤガ科テンクロアツバ亜科)
緩い傾斜の屋根形で壁に止まっています。
外横線・内横線は不明瞭です。


クリイロアツバ
②クリイロアツバ
本種の目立った特徴は3つ有ります。
先ず第1に緑矢印が指している後縁の部分が上の方へ折れ曲がっていることです。
2番目に前翅中央付近に黒ずんだ紋が有ります。
その紋の中に大小1個ずつの小黒点が有ります。
3番目に翅頂に黒紋が有ります。
前翅長が10㎜ほどの小さな蛾です。
幼虫はネザサの葉を食べます。



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ハイマダラノメイガ

2023年2月17日(金)

ハイマダラノメイガ 撮影日2022/09/18 撮影場所:勿来の関

ハイマダラノメイガ
①ハイマダラノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。
更に薄黄色の地に黒い筋や斑紋があるのでツトガ科と分かります。

本種は前翅長が6~9㎜の小さな蛾です。
幼虫はアブラナ科の害虫です。



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シロホシキシタヨトウ

2023年2月16日(木)

シロホシキシタヨトウ 撮影日2022/09/09 撮影場所:勿来の関

シロホシキシタヨトウ
①シロホシキシタヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
私が写した写真とそっくりのものがなかなか見つからず困りました。
「みんなで作る日本蛾類図鑑」によると前翅は個体変異が多いとありました。
そこで赤楕円内にある紋様を手掛かりに検索しました。
真ん中頃に少し大きな白紋が1つ,その左に小白紋が1つ,右には2つあります。
この紋は外横線に近いので腎状紋と分かります。
幼虫はネマガリダケ,クロチク,ササ,タケ類,モウソウチクの葉やネマガリダケの実を食べます。



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フタモンヒロズコガ

2023年2月15日(水)

フタモンヒロズコガ 撮影日2022/09/16 撮影場所:勿来の関

フタモンヒロズコガ
①フタモンヒロズコガ(ヒロズコガ科)
前翅長12~15㎜の小さな蛾です。
この様に小さな蛾はキバガ科の可能性がありますが,生憎キバは見当たりません。
でも仲間捜しの手掛かりが写真に残されています。
それは頭が白いことです。
白は広に通ずでヒロズコガ科の可能性があるので検索して下さい。

本種は驚くことにオオタカとフクロウの巣から発見されたそうです。
更に驚くことには卵を産まずに幼虫を熟むそうです。
一番多くて51の個体が見つかったそうです。



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マダラエグリバ

2023年2月14日(火)

マダラエグリバ 撮影日2022/09/04 撮影場所:勿来の関

マダラエグリバ
①マダラエグリバ(ヤガ科エグリバ亜科)
遠目には薄褐色でぱっとしませんが,写真では目を引き付けられます。
環状紋や内横線は見当がつきませんが,外横線(赤大矢印)と中横線(赤小矢印)は見当がつきました。
緑矢印の少し前方には腎状紋が有ります。
左右の翅を合わせるように立てて止まっています。
外横線・中横線・腎状紋・止まり方から本種はヤガ科の仲間だと分かります。
幼虫はアオツヅラフジの葉を食べます。



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モンオビヒメヨトウ

2023年2月13日(月)

モンオビヒメヨトウ 撮影日2022/09/16 撮影場所:勿来の関

モンオビヒメヨトウ
①モンオビオエダシャク(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)
左右の翅をお互いに寄せ,屋根形にして止まっていまする。
赤大矢印は腎状紋を指しています。
赤小矢印は環状紋を指しています。
この様な性質が見られる仲間はヤガ科に多いです。

緑矢印は内横線を指しています。
本種の内横線は点列になっています。
幼虫はシソ科のエゴマの葉を食べます。



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ゴマフリドクガ

2023年2月12日(日)

ゴマフリドクガ 撮影日2022/09/03 撮影場所:勿来の関

ゴマフリドクガ
①ゴマフリドクガ(ドクガ科)
黄色い蛾を見たら注意しなければなりません。
うっかり触ろうものなら痒くなって治るまで数日かかるからです。
それは本種に毒針毛があり皮膚に刺さるからです。
緑矢印は背に沿って生えている毛です。
毒針毛を持つ蛾にはこの毛が見られます。
この様に背から立ち上がる毛を持つ主な毒蛾(毒針毛を持つ)は次の5種類です。
チャドクガ・ドクガ・キドクガ・ゴマフリドクガ・モンシロドクガです。
モンシロドクガは白い翅色ですが,他の4種類は全て黄色の翅をもっています。


ゴマフリドクガ
②ゴマフリドクガ
本種の特徴は次の通りです。
黒紋の中頃に黄色い横線(赤大矢印)が走っています。
黒紋の一番外縁に近い部分を見ると2つの出っ張りが見られます。(赤小矢印)
幼虫はヒサカキ,サクラ,バラ,ニセアカシアの葉を食べます。



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アカイラガ

2023年2月11日(土)

アカイラガ 撮影日2022/09/03 撮影場所:勿来の関

アカイラガ
①アカイラガ(イラガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まっています。
このような格好で止まる仲間はイラガ科・シャチホコガ科です。
さらにイラガ科は外縁に直線部分が長く,シャチホコガ科は弧の様な円みがあります。
前翅長が10㎜程度の小さな蛾です。
緑大矢印は外横線或いは中横線を指しています。
この横線の内側は濃い色になっています。
緑小矢印は胸部背にある毛叢を指しています。
雄ライオンのたてがみのように見えます。



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チャノウンモンエダシャク

2023年2月10日(金)

チャノウンモンエダシャク 撮影日2022/09/06 撮影場所:勿来の関

チャノウンモンエダシャク
①チャノウンモンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁や床に対して張り付くように平らに止まります。
緑矢印は外横線を指しています。
本種にはキタウンモンエダシャクという似た種が居るので注意が必要です。
区別は外横線の形状で見分けるのが一番簡単です。
外横線の外側に黒三角の垂れ下がりが無ければ本種です。


キタウンモンエダシャク
②キタウンモンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)  2012/06/23撮影
赤矢印は外横線の外側についている黒三角の垂れ下がりを指しています。
この蛾の外横線には外側に大小無数の黒三角の垂れ下がりが付いています。



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ダイズサヤムシガ

2023年2月9日(木)

ダイズサヤムシガ 撮影日2022/04/10 撮影場所:勿来の関

ダイズサヤムシガ
①ダイズサヤムシガ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
本種が何の仲間かはピンときませんが,短めな触角を体から僅かに離しています。
さらに,ヒメハマキガ紋様が見当たらないのでお手上げです。

頭から腹部背中頃まで黒ずんでいて他は薄褐色の地です。
本種を特徴づけるのは頭部を壁につけたまま腹端を高くして止まる格好でしょう。
私はこの様なかっこうを多く観察しています。



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ウラベニエダシャク

2023年2月8日(水)

ウラベニエダシャク 撮影日2022/04/23 撮影場所:勿来の関

ウラベニエダシャク
①ウラベニエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁に貼り付くように平らに止まっています。
この様な仲間はシャクガ科に多いです。
前翅長は10㎜程度の小さな蛾です。
幼虫はスイカズラの葉を食べます。
名前はウラベニエダシャクとありますが,裏側は暗紫色を帯びていて赤くは見えません。



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クロテンヨトウ

2023年2月7日(火)

クロテンヨトウ 撮影日2022/04/19 撮影場所:勿来の関

クロテンヨトウ
①クロテンヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
内横線・真ん中の太い中横線・外横線の3つの横線が見られるのでヤガ科と分かります。


クロテンヨトウ
②クロテンヨトウ
黄小矢印は内横線を指しています。
この横線の内側には4つの小黒点がならんでいます。
黄大矢印は外横線を指しています。
ただ線ではなく点が並んでいます。
緑矢印は腎状紋を指しています。
この腎状紋の周りには小白点が周りを囲んでいます。
一方環状紋は内横線と中横線(太くてW字の横線)のほぼ真ん中辺りにあります。



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サザナミアツバ

2023年2月6日(月)

サザナミアツバ 撮影日2022/04/19 撮影場所:勿来の関

サザナミアツバ
①サザナミアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
一枚目の写真だけで何の仲間か考えていたのでツトガ科と思い違いをしてしまいました。
しかし,二枚目の写真の長い下唇鬚(かしんひげ)を見た途端何の仲間か分かりました。
長い下唇鬚があればアツバ亜科・シタバガ亜科でほぼ見つかります。
早速ヤガ科アツバ亜科を調べ確認しました。


サザナミアツバ
②サザナミアツバ
本種は左右の翅を合わせるように立てて止まっています。
翅頂から斜め上の後縁方向を目指して濃褐色の太い線が走っています。
この太い濃褐色の線と前縁の間に小黒点が3つ有ります。
その内の2つは緑矢印が指している延長線上に有ります。
太い濃褐色の線と後角の間に淡くて少し細い線が多少ありますが,これをさざ波に見立ててサザナミアツバと名付けたのでしょう。
幼虫はハギの葉を食べます。



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キジマエダシャク

2023年2月5日(日)

キジマエダシャク 撮影日2022/04/23 撮影場所:勿来の関

キジマエダシャク
①キジマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
柱に張り付くように平たく止まっています。
この様な仲間はシャクガ科に多く見られます。

本種を見て黒っぽい蛾だと感じました。
それなのに何故キジマなのだろうと思いました。
ところが拡大した画像を見て納得しました。
全体に黄色を帯びていたからです。
緑矢印が指している縦縞は特に黄色を帯びています。
それで名前が(黄縞)キジマエダシャクになったのです。
幼虫はガマズミ,オオカメノキの葉を食べます。



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スジベニコケガ

2023年2月4日(土)

3203 スジベニコケガ 撮影日2022/05/17 撮影場所:勿来の関

スジベニコケガ
①スジベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
派手で明るい色の蛾はヒトリガ科にも居ます。
しかし,地味な蛾も居ます。
黄色い地に赤橙色の筋が沢山有り目立ちます。


スジベニコケガ
②スジベニコケガ 5/26撮影
本種にはゴマダラベニコケガというよく似た種がいるので注意が必要です。
見分けるポイントは中横線と外横線に有ります。
本種の中横線(緑小矢印)は前縁近くで急に頭の方に曲がります。
それに対してゴマダラベニコケガの中横線線は,ほとんど曲がりません。
本種の外横線(緑大矢印)は黒紋の長さが長く頂点近くのものはとりわけ長いです。



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ナカジロナミシャク

2023年2月3日(金)

ナカジロナミシャク 撮影日2022/05/28 撮影場所:勿来の関

ナカジロナミシャク
①ナカジロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
壁に貼り付いたように平たく止まっています。
こんなに横線があると判断に迷いますが,緑矢印が指しているのは外横線だと思われます。
この横線だけでなく内側や外側にある横線にも「U字形」が並んでいます。
この様な仲間はナミシャク亜科に見られます。
幼虫はセンニンソウ,ボタンヅルの葉を食べます。



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ソトシロオビナミシャク

2023年2月2日(木)

ソトシロオビナミシャク 撮影日2022/05/20 撮影場所:勿来の関

ソトシロオビナミシャク
①ソトシロオビナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)が有っても本種はヤガ科アツバ亜科ではありません。
赤大矢印が指している外横線に「U字形」が並んでいるのでシャクガ科ナミシャク亜科の蛾です。
本種の色彩は個体差が大きく変化に富んでいます。
しかし,どの本種でも内横線(赤小矢印)の内側,外横線の外側,は緑を帯びています。
幼虫はレンゲツツジ,ヤマツツジ,キリシマツツジ,クロマメノキ,ミヤマホツツジ,ヒサカキの葉を食べます。
前翅長が10㎜程度の小さな蛾です。



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ヒメクロホシフタオ

2023年2月1日(水)

ヒメクロホシフタオ 撮影日2022/05/20 撮影場所:勿来の関

ヒメクロホシフタオ
①ヒメクロホシフタオ(ツバメガ科フタオガ亜科)
昨日のクロホシフタオに似ているヒメクロホシフタオです。
昨日と同じく外横線の延長線(実矢印)を引きました。
すると今度は前翅後縁(赤矢印)の近くを通ります。
これが両者を区別する一番良い方法です。
これは「富山県産蛾類博物館」のヒメクロホシフタオに載っていました。
内横線の頂点(桃矢印)はクロホシフタオよりも尖っている感じがします。



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