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キバラモクメキリガ

2022年11月30日(水)
キバラモクメキリガ 撮影日2022/11/28 撮影場所:勿来の関

キバラモクメキリガ
①キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
赤矢印は腎状紋を指しています。
緑矢印は環状紋を指しています。
これらの紋が有るのでヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。


キバラモクメキリガ
②キバラモクメキリガ
本種の特徴は木の枝のように見えることがあげられます。
頭部が見える右端は年輪のような輪が見え手が込んでいます。
黄矢印は外縁に沿って走る亜外縁線を指しています。
本種の亜外縁線は黄矢印の所で鉤状に曲がっています。

撮影しづらい場所から明るい所へ葉に載せて移動しようとしました。
すると今まで腹を下にしていたのに葉に押されて腹が上を向いて仰向けになりました。
その後まるで死んだように動かなくなりました。



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エゾギクキンウワバ

2022年11月28日(火)
エゾギクキンウワバ 撮影日2022/11/26 撮影場所:勿来の関

エゾギクキンウワバ
①エゾギクキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
胸部背にナースキャップの様なもの(緑矢印)が突っ立っています。
これを上羽と呼んでいるようですが,これが見られる仲間はヤガ科キンウワバ亜科です。


エゾギクキンウワバ
②エゾギクキンウワバ
本種で一番目に付くのは,前翅中央に横たわっている白条(赤大矢印)です。
この白条は赤大矢印が指している辺りで切れているように見えます。
この様な白条を持つキンウワバ亜科は本種しかいません。
ところが,この白条が無いエゾギクキンウワバもいるので今回は運が良かったです。
ナースキャップより腹端の方には毛束が突っ立っています。
赤小矢印は外横線を指しています。
幼虫はエゾギク,ヒメジョオン,アレチノギク,キンセンカの葉を食べます。



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ウリキンウワバ

2022年11月28日(月)
ウリキンウワバ 撮影日2022/11/28 撮影場所:勿来の関

ウリキンウワバ
①ウリキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
本種を斜め上前方から見ると胸部背にナースキャップの様な物(緑矢印)が突っ立っています。
これが見られる仲間はヤガ科キンウワバ亜科です。
これを上に付いてる羽と見立てて上羽と名付けたのでしょう。


ウリキンウワバ
②ウリキンウワバ
本種は薄桃色を帯びていてモモイロキンウワバにそっくりです。
区別点は赤矢印が指している外横線に有ります。
本種の外横線は太くて波を打っていますが,モモイロキンウワバの方は細くて明瞭です。


ウリキンウワバ
③ウリキンウワバ
本種の腹部背には青矢印が指しているような毛束が3つ突っ立っています。
頭に近い方が一番前が大きく次第に小さくなります。

上から見るとクワガタのハサミのような黒紋が有ります。



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ウスキトガリキリガ

2022年11月27日(日)
ウスキトガリキリガ 撮影日2022/11/26 撮影場所:勿来の関

ウスキトガリキリガ
①ウスキトガリキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
赤小矢印は環状紋,赤大矢印は腎状紋を指しています。
これらの紋が観察されるので,本種はヤガ科のヨトウガ亜科かキリガ亜科の蛾となります。


ウスキトガリキリガ
②ウスキトガリキリガ
緑小矢印は内横線,緑大矢印は外横線を指しています。
似ている蛾にキトガリキリガが居るので注意が必要です。
でも,本種は外縁が凸凹しているので区別がつきます。



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アオバハガタヨトウ

2022年11月26日(土)
アオバハガタヨトウ 撮影日2022/11/26 撮影場所:勿来の関

アオバハガタヨトウ
①アオバハガタヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
大赤矢印は腎状紋,小赤矢印は環状紋を指しています。
この事から本種はヤガ科のヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。


アオバハガタヨトウ
②アオバハガタヨトウ
緑矢印が指しているのは犬歯のように尖った歯形です。
外縁に沿って並ぶものを歯形と見立てて「ハガタヨトウ」と名付けたのでしょう。
前翅長が20㎜ほどの中くらいの蛾です。



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ミドリアキナミシャク

2022年11月25日(土)
ミドリアキナミシャク 撮影日2022/11/25 撮影場所:勿来の関

ミドリアキナミシャク
①ミドリアキナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
緑矢印は外横線,赤矢印は亜外縁線を指しています。
ナミシャク亜科の蛾はこの間に何段もの「U字形」が並びます。

似た蛾にアキナミシャクが居るので注意が必要です。
でも外横線の様子で区別がつきます。
本種は外横線が明瞭に表れています。(寒い地方ほど濃いように思われます。)
そして大きく尖っているものを山頂とすれば4つあります。

幼虫はミズナラ,コナラ,カシワ,タカオモミジ,イヌシデ,サワシバ等の葉を食べます。



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サラサエダシャク

2022年11月24日(木)
サラサエダシャク 撮影日2022/08/17 撮影場所:勿来の関

サラサエダシャク
①サラサエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
本種の最大の特徴は止まるときの姿にあります。
滅多なことでは翅を開いて止まることはありません。
止まるときには必ずといっていいほど翅を閉じて止まります。


サラサエダシャク
②サラサエダシャク  2011/07/09撮影
図鑑には翅を開いたときの様子しか表示されないのでなかなか名前が分かりませんでした。
しかし,今でも翅を開いた状態を観察しても直ぐぴんと来ないでしょう。
明るい黄橙色の地色と濃褐色の筋模様・紋を観察していないので無理なのです。
「閉じたままで壁に止まる。」と記憶してからは名前が出てくるようになりました。



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ミノオマイマイ

2022年11月23日(水)
ミノオマイマイ 撮影日2022/08/08 撮影場所:勿来の関

ミノオマイマイ
①ミノオマイマイ(ドクガ科)
白い地に黒い筋や点からなるツートンカラーの蛾です。
よく似た蛾にノンネマイマイが居るので注意が必要です。
見分けが付かないくらい似ていますが,翅色の白さで区別します。
真っ白ならばノンネマイマイ,灰色ならばノンネマイマイです。

触角の辺りをつんつんして刺激すれば羽毛状の触角が見られ,ドクガ科と分かると思いました。
しかし,夏で気温が高く刺激を受けたら飛んで逃げると思い実行できませんでした。

幼虫はコナラの葉を食べます。



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ウスマダラマドガ

2022年11月22日(火)
ウスマダラマドガ 撮影日2022/08/14 撮影場所:勿来の関

ウスマダラマドガ
①ウスマダラマドガ(マドガ科マダラマドガ亜科)
初めて見る人は,ほとんど見たことがない科の蛾なので予想もつかないことでしょう。


ウスマダラマドガ
②ウスマダラマドガ
本種を特徴づけるものは緑矢印と桃矢印が指している白紋にあります。
一つ目の白紋は前翅の翅頂付近に有ります。
二つ目の白紋は腹部背の中頃に有ります。

幼虫はウルシ科の仲間のツタウルシの葉を食べます。
前翅長10㎜程度の小さい蛾です。



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ナカオビアキナミシャク

2022年11月21日(月)
ナカオビアキナミシャク 撮影日2022/11/20 撮影場所:勿来の関

ナカオビアキナミシャク
①ナカオビアキナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
緑矢印は内横線を指しています。
赤矢印が指しているのは外横線です。
この外側を見ると「U字形」が垂れ下がるように横並びに幾つも並んでいます。
この事から本種はシャクガ科ナミシャク亜科の蛾だと分かります。


ナカオビアキナミシャク
②ナカオビアキナミシャク
勿来の関の観察地点3箇所の内1箇所だけ(A地点)で現在観察しています。
では後の2箇所では未だ観察されていないのはどうしてでしょうか。
それは幼虫の餌となる植物の存在が鍵になっています。
本種の幼虫の餌はリョウブなのです。
そのリョウブがA地点の直ぐ脇に生育しているからです。



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チャエダシャク

2022年11月20日(日)
チャエダシャク 撮影日2022/11/20 撮影場所:勿来の関

チャエダシャク
①チャエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開き後翅がよく見えています。
真上から見ると平たく開いているように見えます。
この様なものは,シャクガ科の仲間です。


チャエダシャク
②チャエダシャク
春には本種に似たエダシャク亜科の仲間が幾つか出現し,同定に苦労します。
しかし,それらは11月には出現しません。
秋に出現する少し大きなエダシャク亜科は勿来の関周辺では本種だけです。
本種の前翅長は23㎜ありましたから中くらいの蛾ですが,少し大きく感じます。
幼虫はチャ,クルミ科,バラ科,ミカン科,ブナ科,クワ科,リョウブ科等を食べます。
全体に淡い焦茶色を帯びているのでチャエダシャクと名が付いたのでしょう。



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ネズミエグリキバガ

2022年11月19日(土)
ネズミエグリキバガ 撮影日2022/08/14 撮影場所:勿来の関

ネズミエグリキバガ
①ネズミエグリキバガ(キバガ科)
以前はネズミエグリヒラタマルハキバガと呼んでいました。
名前が長く覚えるのが大変でした。
赤矢印は反り返ったキバを指しています。
このキバが有るのでキバガ科と分かります。
桃矢印が指している部分は抉られたように凹んでいます。
それでエグリキバガと名前が付いています。


ネズミエグリキバガ
②ネズミエグリキバガ
前翅をよく見るとキバのような突起が一対出ているのに気が付きます。(緑矢印)
前翅には2~3対見られるそうですが鱗隆起と呼ばれています。

本種は大変小さな蛾で前翅長は7㎜~9㎜です。
幼虫はミヤマガマズミ,ガマズミ,ウワミズザクラ,ケヤキ,コナラ,ダイズ,ミズキ,コゴメツツジ等を食べます。
本種より少し体が大きい蛾で似ているものにオオエグリキバガがいるので注意が必要です。



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カバエダシャク

2022年11月18日(金)
カバエダシャク 撮影日2022/11/18 撮影場所:勿来の関

カバエダシャク
①カバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
赤矢印は内横線,緑矢印は外横線を指しています。
同じ褐色でも,明るくて綺麗な褐色です。
昨日のニトベエダシャク同様,前翅はあまり開かず後翅の様子が全然分かりません。
模様といったら二本の横線と小白点があるだけです。・・・A
真上から見ると平たく翅を開いています。 ・・・B
小白点は別ですがこんな性質を持つものはシャクガ科の仲間です。


カバエダシャク
②カバエダシャク
本種が複数回観察されるのは広食性だからと思っています。
具体的に挙げるとヤナギ科,ブナ科,マンサク科,バラ科,カエデ科,モクセイ科,スイカズラ科等の植物の葉を食べるからです。
更に具体的な植物をあげればカエデ,サクラ,コナラ,クリ,ガマズミといったごく普通に見られる植物だからです。
本種の翅頂付近を見ると(黄矢印前方)小白点が見られます。



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ニトベエダシャク

2022年11月17日(木)
ニトベエダシャク 撮影日2022/11/17 撮影場所:勿来の関

ニトベエダシャク
①ニトベエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長をほとんど開かず,後翅が全然見えません。
しかし,シャクガ科エダシャク亜科の仲間です。

赤矢印は内横線を指しています。
緑矢印は外横線を指しています。
内横線は直線的で,外横線は大きく曲がっています。
2つの横線の間は,灰白色で焦茶色とのツートンカラーですっきりした模様になっています。
幼虫はバラ科,ブナ科,カバノキ科,クワ科,ツツジ科,ニレ科,スイカズラ科,モクセイ科等のいろいろな葉を食べます。
だから複数回観察されます。



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ウスクロオビナミシャク

2022年11月16日(水)
ウスクロオビナミシャク 撮影日2022/11/16 撮影場所:勿来の関

ウスクロオビナミシャク
①ウスクロオビナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
緑矢印は外横線を指しています。
この線を辿って後縁まで行くと黄矢印が指している楕円形の一番外側(下側)の部分を通ります。
詰まり,「U字形」が見られることから本種はシャクガ科ナミシャク亜科と分かります。


ウスクロオビナミシャク
②ウスクロオビナミシャク
本種の地色は褐色です。
本種はこの褐色の地色に淡焦茶色の紋が左右合わせて4箇所あります。
その内2箇所は前翅前縁中央(小赤矢印)にあります。
後の2箇所は内横線(大赤矢印)の内側に有ります。
この内横線は矢印が指している部分で鋭く尖っています。



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アオアツバ

2022年11月15日(火)
アオアツバ 撮影日2022/11/12 撮影場所:勿来の関

アオアツバ
①アオアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)を見ると前方へ突き出ているのでヤガ科アツバ亜科と分かります。
不思議なことに,この下唇鬚を上から見ると細く見えます。(一枚目の写真)

赤矢印は内横線を指しています。
鋸歯状にぎざぎざ曲がっています。
緑矢印は外横線を指しています。
この線は直線的でほぼ真っ直ぐです。


アオアツバ
②アオアツバ  2020/09/10撮影
横から下唇鬚を見ると上から見たよりも太く見えるので,あれ変だなと思います。
そのように見えるのは下唇鬚がせんひきの様な作りになっているからです。
言い換えると棒状でなく板状になっているからです。



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ナカジロネグロエダシャク

2022年11月14日(月)
3127 ナカジロネグロエダシャク 撮影日2022/11/13 撮影場所:勿来の関

ナカジロネグロエダシャク
①ナカジロネグロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
後翅がよく見えるほど前翅を開いて止まっています。
上から見ると壁に貼り付いているように見えます。
この様な仲間はシャクガ科です。

緑大矢印は中横線を指しています。
青矢印は亜外縁線を指しています。
この2つの横線の間が白いので「ナカジロ」と名前が付いています。

緑小矢印は点列状の外横線を指しています。
中横線より内側は焦茶色で黒ずんで見えます。
それで「ネグロ」と名前が付いています。

後翅外縁の中頃は少し凹みがあります。
本種に似た蛾にネグロエダシャクがいますが中横線の様子で区別がつきます。



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キクキンウワバ

2022年11月13日(日)
キクキンウワバ 撮影日2022/11/11 撮影場所:勿来の関

キクキンウワバ
①キクキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
胸部背や腹部背に立ち上がった毛束が見られます。
更に,左右の翅を合わせるように屋根形にして止まっています。
この様な仲間はヤガ科です。


キクキンウワバ
②キクキンウワバ
本種では目立った特徴が二つ見られます。
一つ目は,前翅に見られる金色紋です。
本物の金のように眩く輝いて見えます。
二つ目は,胸部背に立ち上がった毛束です。
出会う度にその部分を詳しく撮っていますが,未だどんな作りになっているか分かりません。



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マユミオオクチブサガ

2022年11月12日(土)
マユミオオクチブサガ 撮影日2022/11/11 撮影場所:勿来の関

マユミオオクチブサガ
①マユミオオクチブサガ(クチブサガ科)
本種は止まる格好に特徴があります。
先ず触角を前方へ突き出して止まります。
そして顔を壁に付けるようにして翅端を頭上より高く上げて止まります。
褐色の地に白い筋が三本走っています。
赤矢印が指している前方に小白点が一つあります。
名前にマユミとあるように幼虫はマユミの葉を食べます。



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ミヤマオビキリガ

2022年11月11日(金)
ミヤマオビキリガ 撮影日2022/11/11 撮影場所:勿来の関

ミヤマオビキリガ
①ミヤマオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
本種はカシワオビキリガ・テンスジキリガと似ていて同定が難しい。
これらの写真からは環状紋の確認は難しいですが腎状紋(青矢印)は辛うじて確認ができます。


ミヤマオビキリガ
②ミヤマオビキリガ
赤矢印は内横線を指しています。
黄矢印は外横線を指しています。
どちらも二重になっていて間が白っぽくなっています。
この様子からミヤマオビキリガと同定しました。
緑矢印は中横線を指しています。
この横線に接するように腎状紋があります。



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フクラスズメ

2022年11月10日(木)
フクラスズメ 撮影日2022/11/09 撮影場所:勿来の関

フクラスズメ
①フクラスズメ(ヤガ科ウスベリケンモン亜科)  皆既月食中に飛来したと思われます。
11月4日頃から月明かりが明るく蛾の飛来がほとんどありません。
でも,11月8日(火)は皆既月食で一時間半ほど暗い時間がありました。
それは19時16分~20時42分の間でした。
この時間帯の間は蛾の飛来があるだろうと予想しながら勿来の関へ行って見ました。


フクラスズメ
②フクラスズメ
すると,クチブサガ科1匹・フクラスズメ1匹・ミツモンキンウワバ1匹・シャクガ科1匹の計4匹が灯火に飛来していました。
たった4匹の飛来でしたが,皆既月食が無ければ1匹も飛来しなかったと思っています。
本種の幼虫は勿来の関のヤブマオの葉を食べるので歩きながら観察すると黄色の体の幼虫が見つかります。
体をつんつんすると頭部を横に振って威嚇します。



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ヒメヤママユ

2022年11月9日(水)
ヒメヤママユ 撮影日2022/11/08 撮影場所:勿来の関

ヒメヤママユ
①ヒメヤママユ(ヤママユガ科)  鏡の縁に前足を掛けてぶら下がっています。
勿来の関では毎年11月になると出現しています。
写真の蛾で前翅長が34㎜ある大きな蛾です。
この様な状態でぶら下がっています。
前翅の重みで後翅の眼状紋は隠れています。


ヒメヤママユ
②ヒメヤママユ
いたずらして前翅の外縁を指で鏡の面に平行に持ち上げると後翅の眼状紋が現れます。
でも暫くすると前翅の重さで垂れ下がり後翅の眼状紋は隠れてしまいます。
写真の蛾は触角が見えませんが恐らく♂だと思われます。
その訳は前翅と後翅の外縁が黄色を帯びず茶褐色だからです。
幼虫はサクラ,ウメ,ナシ,スモモ,サンゴジュ,ガマズミ,クヌギ,ミズキ,ウツギ,カエデ,クルミ科,ニレ科等の葉を食べるので複数回観察されます。



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トガリバナミシャク

2022年11月7日(火)
トガリバナミシャク 撮影日2022/11/08 撮影場所:勿来の関

トガリバナミシャク
①トガリバナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
緑矢印が指しているのは外横線だと思っています。
その外側にある明瞭な黒い横線は亜外縁線だと思います。
緑矢印が指している横線には前縁から後縁まで多くの「U字形」が並んでいます。
この事から本種はナミシャク亜科だと分かります。
赤矢印が指しているのは翅頂ですがくちばしのように尖っています。
ですから本種の名前にトガリバが付くのでしょう。
本種と似た蛾にボタンヅルナミシャクが居るので同定には注意が必要です。
幼虫はセンニンソウ・ボタンヅルの葉を食べます。



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ギンツバメ

2022年11月7日(月)
ギンツバメ 撮影日2022/08/20 撮影場所:勿来の関

ギンツバメ
①ギンツバメ(ツバメガ科ギンツバメガ亜科)
一見,シャクガ科と思われそうな蛾です。
しかし,翅頂付近を見るとくちばしのように出張っています。
まるでカギバガ科を連想させます。

前翅長15㎜程度の中くらいの蛾です。
幼虫はガガイモ科の葉を食べます。
じっと見てると大きな口を開けた仮面に見えてきます。



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コガタシロモンノメイガ

2022年11月6日(日)
コガタシロモンノメイガ 撮影日2022/08/15,08/20 撮影場所:勿来の関

コガタシロモンノメイガ
①コガタシロモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
二枚目の蛾は触角を頭上に高く上げています。
一枚目の蛾は触角を右の前翅の下に入れています。(赤矢印)
この事から考えると本種はツトガ科・メイガ科となります。
薄黄色の地に濃褐色の紋ときたらノメイガ亜科で決まりです。


コガタシロモンノメイガ
②コガタシロモンノメイガ  2022/08/20撮影
本種の触角は♂と♀では形状に違いが見られます。
♂の方は真ん中より少し下の方に瘤があります。
♀の方はこの写真の様に瘤は無く糸状です。
一枚目の蛾は♀だと思われます。
その根拠はどちらも腹が同じくらい太いからです。
普通♀は灯火に飛来することはあまり有りませんが本種は♀の方が多いと感じています。
前翅長は10㎜未満の小さい蛾です。



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オオトビモンシャチホコ

2022年11月5日(土)
オオトビモンシャチホコ 撮影日2022/11/02 撮影場所:勿来の関

オオトビモンシャチホコ
①オオトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
赤矢印は外縁から覗いている腹端を指しています。
毛深い前足が見られます。
この様な性質を持っている仲間はシャチホコガ科の蛾です。


オオトビモンシャチホコ
②オオトビモンシャチホコ
緑小矢印は太くて濃い黒褐色の内横線を指しています。
緑大矢印は細くて湾曲している外横線を指しています。
幼虫は沢山分布しているコナラのおかげで毎年複数回観察されます。



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ケンモンミドリキリガ

2022年11月4日(金)
ケンモンミドリキリガ 撮影日2022/11/04 撮影場所:勿来の関

ケンモンミドリキリガ
①ケンモンミドリキリガ(ヤガ科モクメキリガ亜科)
大緑矢印は腎状紋,小緑矢印は環状紋を指しています。
これら二つの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科やキリガ亜科等に属する蛾だと分かります。


ケンモンミドリキリガ
②ケンモンミドリキリガ  2022/11/03撮影
二枚目の蛾は1枚目の蛾より擦れた個体です。
縁毛を見ると短くなっているのは2枚目で,綺麗に生え揃っているのは1枚目の方だからです。
幼虫はチドリノキ(カエデ科)やヤマザクラ(バラ科)の葉を食べます。
本種と似た蛾にゴマケンモン・キクビゴマケンモンが居るので注意が必要です。



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ウリキンウワバ

2022年11月3日(木)
ウリキンウワバ 撮影日2022/11/03 撮影場所:勿来の関

ウリキンウワバ
①ウリキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
胸部背や腹部背を見ると毛束が立ち上がっています。
このようなものが見られるのはヤガ科キンウワバ亜科の仲間に見られます。


ウリキンウワバ
②ウリキンウワバ
本種と似ていて混同してしまうものにモモイロキンウワバが居るので注意が必要です。
緑矢印が指しているのは外横線です。
この外横線の様子で見分けるのが1番よいようです。
外横線がくねくね曲がっていて波を打つ・・・ウリキンウワバ
外横線が一本の線で明瞭で波を打たない・・・モモイロキンウワバ
本種はウリ科の植物を食べる害虫で農家の困りものです。



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キトガリキリガ

2022年11月2日(水)
キトガリキリガ 撮影日2022/11/01 撮影場所:勿来の関

キトガリキリガ
①キトガリキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
赤小矢印は環状紋,赤大矢印は腎状紋(の方向)を指しています。
腎状紋・環状紋が見られるのでヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。
幼虫は勿来の関周辺に普通に分布しているサクラ類の葉を食べるので複数回観察しています。


キトガリキリガ
②キトガリキリガ
緑小矢印は内横線,緑大矢印は外横線を指しています。
ノコメトガリキリガと違って二つの横線は曲線です。
外横線と外縁のほぼ中間に不明瞭な横線(亜外縁線)が有ります。
外横線と亜外縁線の間は少し濃い褐色になっています。
翅頂付近を見るとカギバガ亜科の蛾のように先端が尖っています。
それでトガリキリガとなづけられたのでしょう。



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ノコメトガリキリガ

2022年11月1日(火)
ノコメトガリキリガ 撮影日2022/11/01 撮影場所:勿来の関

ノコメトガリキリガ
①ノコメトガリキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
赤矢印は腎状紋,緑矢印は腎状紋の方を指しています。
腎状紋・環状紋が見られるのでヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。
本種の幼虫は葉の他にナシ,リンゴ,ボケなどの花,つぼみ,若い果実を食べます。


ノコメトガリキリガ
②ノコメトガリキリガ
本種の内横線・外横線は直線的であまり例が無い珍しいタイプです。
外縁に沿って走る外縁線は鋸の目のように鋸歯状になっています。
本種の命名者はこれに注目して名前にノコメと付けたようです。
本種の胸部背の毛叢はほぼモヒカン刈りに近い状態で中央が少し高くなっています。
本種の翅色は2番目の写真に近いのですが何故か写真には最初の写真の様に茶色が強くでます。



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