ニッコウトガリバ
2022年10月31日(月)
ニッコウトガリバ 撮影日2022/10/31 撮影場所:勿来の関

①ニッコウトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
本種は昨日掲載したムラサキトガリバとにているので同定には注意が必要です。
でも三箇所をよく観察すれば違いを見つけることが出来ます。
一つめは,赤矢印が指している腹部背の毛束です。
この毛束は本種にはあってムラサキトガリバには有りません。
脇から見てこの毛束が飛び出して写るように確認しながら撮影しないと後で確かめるのが難しくなります。
(大小2つの青矢印が指しているのは,鱗粉が隆起した部分で毛束とは違います。)

②ニッコウトガリバ
二つめは,緑矢印が指しているトガリバガ斜上線です。
ムラサキトガリバのトガリバガ斜上線は細くて明瞭です。
ところが本種のは太くて濃い線になっています。

③ニッコウトガリバ
三つ目は胸部背にある毛叢の様子です。
両者ともよく発達した毛叢を纏っていますが,本種の方がこんもりと盛り上がっています。
ヤガ科の蛾も毛叢が発達していますが,トガリバガ亜科は左右2つに分かれています。

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ニッコウトガリバ 撮影日2022/10/31 撮影場所:勿来の関

①ニッコウトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
本種は昨日掲載したムラサキトガリバとにているので同定には注意が必要です。
でも三箇所をよく観察すれば違いを見つけることが出来ます。
一つめは,赤矢印が指している腹部背の毛束です。
この毛束は本種にはあってムラサキトガリバには有りません。
脇から見てこの毛束が飛び出して写るように確認しながら撮影しないと後で確かめるのが難しくなります。
(大小2つの青矢印が指しているのは,鱗粉が隆起した部分で毛束とは違います。)

②ニッコウトガリバ
二つめは,緑矢印が指しているトガリバガ斜上線です。
ムラサキトガリバのトガリバガ斜上線は細くて明瞭です。
ところが本種のは太くて濃い線になっています。

③ニッコウトガリバ
三つ目は胸部背にある毛叢の様子です。
両者ともよく発達した毛叢を纏っていますが,本種の方がこんもりと盛り上がっています。
ヤガ科の蛾も毛叢が発達していますが,トガリバガ亜科は左右2つに分かれています。

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ムラサキトガリバ
2022年10月30日(日)
ムラサキトガリバ 撮影日2022/10/30 撮影場所:勿来の関

①ムラサキトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
赤矢印が指しているのは翅頂から斜め上に立ち上がる線を指しています。
私はこの線をトリバガ線とかトリバガ斜上線と呼んで同定に役立てています。
ですから本種はトガリバガ亜科と分かります。
幼虫はアラカシ,アカガシ,ミズナラ,コナラ,シラカシ,カシワ等の葉を食べます。

②ムラサキトガリバ
もう一つトガリバガ亜科を示すものが有ります。
それは緑矢印が指している毛深いマフラーの様なものです。
ヤガ科ならば胸部背に見られる毛叢ですが,トガリバガ亜科では左右に分かれているように見えます。
本種にはもう一つ目立った特徴が見られます。
それは大小の黄矢印が指している鱗粉の隆起部分です。

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ムラサキトガリバ 撮影日2022/10/30 撮影場所:勿来の関

①ムラサキトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
赤矢印が指しているのは翅頂から斜め上に立ち上がる線を指しています。
私はこの線をトリバガ線とかトリバガ斜上線と呼んで同定に役立てています。
ですから本種はトガリバガ亜科と分かります。
幼虫はアラカシ,アカガシ,ミズナラ,コナラ,シラカシ,カシワ等の葉を食べます。

②ムラサキトガリバ
もう一つトガリバガ亜科を示すものが有ります。
それは緑矢印が指している毛深いマフラーの様なものです。
ヤガ科ならば胸部背に見られる毛叢ですが,トガリバガ亜科では左右に分かれているように見えます。
本種にはもう一つ目立った特徴が見られます。
それは大小の黄矢印が指している鱗粉の隆起部分です。

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オオハガタナミシャク
2022年10月29日(土)
オオハガタナミシャク 撮影日2022/08/21 撮影場所:勿来の関

①オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
緑大矢印は外横線を指しています。
この外横線の中央より後縁側に「U字形」が並んでいます。
この様な仲間はシャクガ科ナミシャク亜科に属します。
緑小矢印が指している横線上にはぎざぎざに尖った鋸歯状の模様が見えます。
これが「ハガタ」という名前が付いた理由です。
幼虫はノブドウ,エビヅル,ツタ,サンカクヅル,ヤブカラシの葉を食べます。

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オオハガタナミシャク 撮影日2022/08/21 撮影場所:勿来の関

①オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
緑大矢印は外横線を指しています。
この外横線の中央より後縁側に「U字形」が並んでいます。
この様な仲間はシャクガ科ナミシャク亜科に属します。
緑小矢印が指している横線上にはぎざぎざに尖った鋸歯状の模様が見えます。
これが「ハガタ」という名前が付いた理由です。
幼虫はノブドウ,エビヅル,ツタ,サンカクヅル,ヤブカラシの葉を食べます。

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ニッコウナミシャク
2022年10月28日(金)
ニッコウナミシャク 撮影日2022/10/28 撮影場所:勿来の関

①ニッコウナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
毎年観察している蛾が灯火近くの壁に止まっています。
写真を撮るまでは判断が付きませんでした。
写真を見たら何と「U字形」(緑矢印)が外横線(赤矢印)にぶら下がるように並んでいるではありませんか。
この事から本種はナミシャク亜科と分かりました。

②ニッコウナミシャク
本種の前翅長は18㎜程度ありました。
ですから中くらいの蛾です。
青矢印が指しているのは白紋です。
この白紋は個体差があって有るものと無いものが居ます。
本種はニッコウと地方の名前が付いていますが沖縄を除く全国で見られます。
幼虫は何を食べるのかまだ,分かっておりません。

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ニッコウナミシャク 撮影日2022/10/28 撮影場所:勿来の関

①ニッコウナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
毎年観察している蛾が灯火近くの壁に止まっています。
写真を撮るまでは判断が付きませんでした。
写真を見たら何と「U字形」(緑矢印)が外横線(赤矢印)にぶら下がるように並んでいるではありませんか。
この事から本種はナミシャク亜科と分かりました。

②ニッコウナミシャク
本種の前翅長は18㎜程度ありました。
ですから中くらいの蛾です。
青矢印が指しているのは白紋です。
この白紋は個体差があって有るものと無いものが居ます。
本種はニッコウと地方の名前が付いていますが沖縄を除く全国で見られます。
幼虫は何を食べるのかまだ,分かっておりません。

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タイワンモンキノメイガ
2022年10月27日(木)
タイワンモンキノメイガ 撮影日2022/08/21 撮影場所:勿来の関

①タイワンモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この様な止まり方をする仲間はツトガ科・メイガ科です。
黒褐色の紋に黄色い地とくればツトガ科ノメイガ亜科で決まりです。
前翅長が17㎜あり翅の色が黒褐色と黄色で明度差が大きく大変目立つ蛾です。
幼虫はノブドウの葉を食べます。

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タイワンモンキノメイガ 撮影日2022/08/21 撮影場所:勿来の関

①タイワンモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この様な止まり方をする仲間はツトガ科・メイガ科です。
黒褐色の紋に黄色い地とくればツトガ科ノメイガ亜科で決まりです。
前翅長が17㎜あり翅の色が黒褐色と黄色で明度差が大きく大変目立つ蛾です。
幼虫はノブドウの葉を食べます。

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ツマトビキエダシャク
2022年10月26日(水)
ツマトビキエダシャク 撮影日2022/08/26 撮影場所:勿来の関

①ツマトビキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いて止まっています。
環状紋・腎状紋が無く平たく翅を開いているのでシャクガ科エダシャク亜科の仲間と予測が立ちます。
内横線・外横線とも不明瞭ながら点列状になっています。
中横線も不明瞭ながら太い筋状になっています。
三つの横線の始まりは前翅前縁で特に濃くなった楕円形の斑紋と思われます。
緑矢印が指している所が外横線の起点だと思われます。
前翅外縁に沿って濃褐色の紋が見られます。(赤矢印)
これが端鳶(つまとび=はしがとびいろの意)と名前が付いた理由です。
年に数回観察されるのは勿来の関周辺には幼虫の餌が豊富に有るからだと思われます。
ベンケイソウ科,バラ科,ムクロジ科,タデ科,キンポウゲ科,クワを幼虫は食べるからです。

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ツマトビキエダシャク 撮影日2022/08/26 撮影場所:勿来の関

①ツマトビキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いて止まっています。
環状紋・腎状紋が無く平たく翅を開いているのでシャクガ科エダシャク亜科の仲間と予測が立ちます。
内横線・外横線とも不明瞭ながら点列状になっています。
中横線も不明瞭ながら太い筋状になっています。
三つの横線の始まりは前翅前縁で特に濃くなった楕円形の斑紋と思われます。
緑矢印が指している所が外横線の起点だと思われます。
前翅外縁に沿って濃褐色の紋が見られます。(赤矢印)
これが端鳶(つまとび=はしがとびいろの意)と名前が付いた理由です。
年に数回観察されるのは勿来の関周辺には幼虫の餌が豊富に有るからだと思われます。
ベンケイソウ科,バラ科,ムクロジ科,タデ科,キンポウゲ科,クワを幼虫は食べるからです。

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ヒメツマオビアツバ
2022年10月25日(火)
ヒメツマオビアツバ 撮影日2022/08/27 撮影場所:勿来の関

①ヒメツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。
この事から本種はヤガ科クルマアツバ亜科と分かります。
この下唇鬚は前後に動くようです。
本種と似通った種が居るので注意が必要です。
区別するポイントは緑矢印が指している亜外縁線の様子です。
本種の亜外縁線は翅頂から出て後縁に達しています。
しかも太くて濃い亜外縁線です。
内横線(桃小矢印)と外横線(桃大矢印)はどちらも前縁近くで急に頭の方へ曲がります。

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ヒメツマオビアツバ 撮影日2022/08/27 撮影場所:勿来の関

①ヒメツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。
この事から本種はヤガ科クルマアツバ亜科と分かります。
この下唇鬚は前後に動くようです。
本種と似通った種が居るので注意が必要です。
区別するポイントは緑矢印が指している亜外縁線の様子です。
本種の亜外縁線は翅頂から出て後縁に達しています。
しかも太くて濃い亜外縁線です。
内横線(桃小矢印)と外横線(桃大矢印)はどちらも前縁近くで急に頭の方へ曲がります。

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ウスキオエダシャク
2022年10月24日(月)
ウスキオエダシャク 撮影日2022/08/23 撮影場所:勿来の関

①ウスキオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いているので後翅がよく見えています。
壁との間に隙間はありますが平たく翅を広げています。
そして筋が主な模様になっているのはシャクガ科エダシャク亜科の仲間です。

②ウスキオエダシャク
赤矢印は外横線を指しています。
前翅にはこの横線をまたぐように黒紋が並んでいます。
後翅の外横線外側には灰色のタイルを敷き詰めたように並んでいて綺麗に感じます。
後翅外縁中央が飛び出ていて尾のように見えます。(緑矢印)
それで名前に「オ」が付いています。

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ウスキオエダシャク 撮影日2022/08/23 撮影場所:勿来の関

①ウスキオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いているので後翅がよく見えています。
壁との間に隙間はありますが平たく翅を広げています。
そして筋が主な模様になっているのはシャクガ科エダシャク亜科の仲間です。

②ウスキオエダシャク
赤矢印は外横線を指しています。
前翅にはこの横線をまたぐように黒紋が並んでいます。
後翅の外横線外側には灰色のタイルを敷き詰めたように並んでいて綺麗に感じます。
後翅外縁中央が飛び出ていて尾のように見えます。(緑矢印)
それで名前に「オ」が付いています。

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ニセキマエホソバ
2022年10月23日(日)
ニセキマエホソバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①ニセキマエホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
体全体が細長く左右の翅を重ねて止まる蛾はヒトリガ科でホソバの仲間です。
本種に似た種類にキマエホソバが居るので注意が必要です。
両者の違いは次の通りです。
ニセキマエホソバ・・赤矢印が指している所が橙色です。頭部は黄から橙色です。
キマエホソバ・・・・赤矢印が指している所から灰褐色です。頭部は黄から橙色です。
黄矢印は前縁を指しています。
ここが黄色なので名前にキマエが付いています。

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ニセキマエホソバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①ニセキマエホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
体全体が細長く左右の翅を重ねて止まる蛾はヒトリガ科でホソバの仲間です。
本種に似た種類にキマエホソバが居るので注意が必要です。
両者の違いは次の通りです。
ニセキマエホソバ・・赤矢印が指している所が橙色です。頭部は黄から橙色です。
キマエホソバ・・・・赤矢印が指している所から灰褐色です。頭部は黄から橙色です。
黄矢印は前縁を指しています。
ここが黄色なので名前にキマエが付いています。

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コナフキエダシャク
2022年10月22日(土)
コナフキエダシャク 撮影日2022/08/29,09/01 撮影場所:勿来の関

①コナフキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
腹部や翅を壁から離して止まっていました。
内横線や外横線とさざなみのような小さい線があるだけです。
腎状紋や環状紋がないのでシャクガ科らしいと予測が立ちます。

②コナフキエダシャク
4~5月頃(春型)見られるものと7~8月頃(夏型)見られるものでは色彩も大きさも違います。
4~5月頃(春型)見られるもの大きく内横線(小緑矢印)と外横線(大緑矢印)の間が濃い焦茶色です。
7~8月頃(夏型)見られるもの小さく内横線と外横線の間は地色と同じです。
幼虫はブナ科,バラ科,ツツジ科の葉を食べます。
餌が豊富にあるので複数回観察できます。

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コナフキエダシャク 撮影日2022/08/29,09/01 撮影場所:勿来の関

①コナフキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
腹部や翅を壁から離して止まっていました。
内横線や外横線とさざなみのような小さい線があるだけです。
腎状紋や環状紋がないのでシャクガ科らしいと予測が立ちます。

②コナフキエダシャク
4~5月頃(春型)見られるものと7~8月頃(夏型)見られるものでは色彩も大きさも違います。
4~5月頃(春型)見られるもの大きく内横線(小緑矢印)と外横線(大緑矢印)の間が濃い焦茶色です。
7~8月頃(夏型)見られるもの小さく内横線と外横線の間は地色と同じです。
幼虫はブナ科,バラ科,ツツジ科の葉を食べます。
餌が豊富にあるので複数回観察できます。

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オオノコメエダシャク
2022年10月21日(金)
オオノコメエダシャク 撮影日2022/10/21 撮影場所:勿来の関

①オオノコメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を広げて止まっています。
柱に平たく止まっています。
紋様は筋や斑紋や細波です。
このような特徴を持つ仲間はシャクガ科エダシャク亜科の蛾です。
本種は大きい蛾で前翅長は32㎜程度ありました。
大赤矢印は外横線を指しています。
小赤矢印は中横線を指しています。
不明瞭ですが,ヒメノコメエダシャクは更に不明瞭です。
二つの横線の間に楕円形の紋が有ります。
柱の高い所に止まっていた本種を棒に掴ませて降ろそうとしたら掴めず下に落ちました。
アカメガシワの葉を取ってきて乗ってもらいました。
すると柱に止まっていた格好と同じになりました。
その格好とは腹部が片方に曲がったままの姿を指しています。
詳しく言うと赤矢印がある方の翅が上方で無い方は下方になって止まっていました。

②オオノコメエダシャク
こんな格好で止まっている本種を見たことは有りません。
頭を真上(あるいは真下)にし前縁を水平にして止まることはありません。
前縁の方向は垂直かそれより少し斜めになっています。
このとき腹端は必ず地面の方を指しています。

③オオノコメエダシャク
本種の後縁は折れ曲がっています。(緑矢印)
直角よりは小さい角度で折れ曲がっています。

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オオノコメエダシャク 撮影日2022/10/21 撮影場所:勿来の関

①オオノコメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を広げて止まっています。
柱に平たく止まっています。
紋様は筋や斑紋や細波です。
このような特徴を持つ仲間はシャクガ科エダシャク亜科の蛾です。
本種は大きい蛾で前翅長は32㎜程度ありました。
大赤矢印は外横線を指しています。
小赤矢印は中横線を指しています。
不明瞭ですが,ヒメノコメエダシャクは更に不明瞭です。
二つの横線の間に楕円形の紋が有ります。
柱の高い所に止まっていた本種を棒に掴ませて降ろそうとしたら掴めず下に落ちました。
アカメガシワの葉を取ってきて乗ってもらいました。
すると柱に止まっていた格好と同じになりました。
その格好とは腹部が片方に曲がったままの姿を指しています。
詳しく言うと赤矢印がある方の翅が上方で無い方は下方になって止まっていました。

②オオノコメエダシャク
こんな格好で止まっている本種を見たことは有りません。
頭を真上(あるいは真下)にし前縁を水平にして止まることはありません。
前縁の方向は垂直かそれより少し斜めになっています。
このとき腹端は必ず地面の方を指しています。

③オオノコメエダシャク
本種の後縁は折れ曲がっています。(緑矢印)
直角よりは小さい角度で折れ曲がっています。

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ツマキリウスキエダシャク
2022年10月20日(木)
ツマキリウスキエダシャク 撮影日2022/09/20 撮影場所:勿来の関

①ツマキリウスキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いているので後翅の様子がよく分かります。
しかも,壁に平たく貼り付いているようです。
この様な止まり方をするものはシャクガ科の仲間です。
前翅と後翅の外縁の中央(青大矢印と青小矢印)が突き出ています。
まるでそこが頂点になるように端(つま)を切ったようなのでツマキリと名付けられました。
緑矢印は翅頂から続く黒班を指しています。
この黒班を山に例えると頂が濃くなっているように見えます。
黄矢印が指しているのは横脈点(大は前翅,小は後翅)です。
赤矢印は外横線です。

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ツマキリウスキエダシャク 撮影日2022/09/20 撮影場所:勿来の関

①ツマキリウスキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いているので後翅の様子がよく分かります。
しかも,壁に平たく貼り付いているようです。
この様な止まり方をするものはシャクガ科の仲間です。
前翅と後翅の外縁の中央(青大矢印と青小矢印)が突き出ています。
まるでそこが頂点になるように端(つま)を切ったようなのでツマキリと名付けられました。
緑矢印は翅頂から続く黒班を指しています。
この黒班を山に例えると頂が濃くなっているように見えます。
黄矢印が指しているのは横脈点(大は前翅,小は後翅)です。
赤矢印は外横線です。

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ゴボウトガリヨトウ
2022年10月19日(水)
ゴボウトガリヨトウ 撮影日2022/10/19 撮影場所:勿来の関

①ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
赤矢印は腎状紋,緑矢印は環状紋を指しています。
これらの紋が有るのでヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。

②ゴボウトガリヨトウ
灯火下を見ると何やら華やかな蛾が目に留まりました。
私にとって珍しい蛾だったので夢中で何枚も写しました。

③ゴボウトガリヨトウ
本種を観察するのは5年ぶりの2回目です。
地色が淡黄色で褐色の筋や帯が有るのでコントラストがよく目立ちます。

④ゴボウトガリヨトウ
幼虫は広食性でジャガイモなども食べ農家の困りものです。

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ゴボウトガリヨトウ 撮影日2022/10/19 撮影場所:勿来の関

①ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
赤矢印は腎状紋,緑矢印は環状紋を指しています。
これらの紋が有るのでヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。

②ゴボウトガリヨトウ
灯火下を見ると何やら華やかな蛾が目に留まりました。
私にとって珍しい蛾だったので夢中で何枚も写しました。

③ゴボウトガリヨトウ
本種を観察するのは5年ぶりの2回目です。
地色が淡黄色で褐色の筋や帯が有るのでコントラストがよく目立ちます。

④ゴボウトガリヨトウ
幼虫は広食性でジャガイモなども食べ農家の困りものです。

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ウコンカギバ
2022年10月16日(月)
ウコンカギバ 撮影日2022/10/17,10/18 撮影場所:勿来の関

①ウコンカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
翅頂付近を見ると鉤状に曲がっています。
この事から本種はカギバガ科と分かります。
本種のようにはっきりと翅頂が鉤状に曲がらないものもいるので注意が必要です。
二枚の写真は同一のウコンカギバを撮影したものですが,撮影条件(光の強さ)の違いで写り方が違うようです。

②ウコンカギバ
本種はヒメウコンカギバににています。
外見上は明確な違いが無いため正確な同定には解剖が必要とあります。
本種よりヒメウコンカギバは南方系で観察記録が少ないというのでウコンカギバとしました。
虫ナビさんによるとヒメウコンカギバの成虫は何も食べないそうです。
そうだとするとウコンカギバの成虫も何も食べないと思われます。

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ウコンカギバ 撮影日2022/10/17,10/18 撮影場所:勿来の関

①ウコンカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
翅頂付近を見ると鉤状に曲がっています。
この事から本種はカギバガ科と分かります。
本種のようにはっきりと翅頂が鉤状に曲がらないものもいるので注意が必要です。
二枚の写真は同一のウコンカギバを撮影したものですが,撮影条件(光の強さ)の違いで写り方が違うようです。

②ウコンカギバ
本種はヒメウコンカギバににています。
外見上は明確な違いが無いため正確な同定には解剖が必要とあります。
本種よりヒメウコンカギバは南方系で観察記録が少ないというのでウコンカギバとしました。
虫ナビさんによるとヒメウコンカギバの成虫は何も食べないそうです。
そうだとするとウコンカギバの成虫も何も食べないと思われます。

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ウスキツバメエダシャク
2022年10月16日(月)
ウスキツバメエダシャク 撮影日2022/10/08 撮影場所:勿来の関

①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いているので後翅の紋様がよく見えます。
腎状紋・環状紋が見られません。
そして壁に貼り付くように止まっているのでシャクガ科だと分かります。

②ウスキツバメエダシャク
本種と似ている蛾が6種類居るので注意が必要です。
本種の顔を正面から撮った写真を見ると目と目の間が橙色です。
この点が白っぽくなっているシロツバメエダシャクと違っています。
本種は10月8日頃から多く見られるようになりました。
毎年多数の蛾を観察しているのは幼虫が食べる餌と関係があります。
それは本種の幼虫がイヌガヤ科,ブナ科,ニレ科,マメ科,モチノキ科,クロウメモドキ科,ツバキ科,スイカズラ科といった植物の葉を食べるからです。
つまり多くのいろいろな種類の葉を食べるので食べる餌には困らないからです。

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ウスキツバメエダシャク 撮影日2022/10/08 撮影場所:勿来の関

①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いているので後翅の紋様がよく見えます。
腎状紋・環状紋が見られません。
そして壁に貼り付くように止まっているのでシャクガ科だと分かります。

②ウスキツバメエダシャク
本種と似ている蛾が6種類居るので注意が必要です。
本種の顔を正面から撮った写真を見ると目と目の間が橙色です。
この点が白っぽくなっているシロツバメエダシャクと違っています。
本種は10月8日頃から多く見られるようになりました。
毎年多数の蛾を観察しているのは幼虫が食べる餌と関係があります。
それは本種の幼虫がイヌガヤ科,ブナ科,ニレ科,マメ科,モチノキ科,クロウメモドキ科,ツバキ科,スイカズラ科といった植物の葉を食べるからです。
つまり多くのいろいろな種類の葉を食べるので食べる餌には困らないからです。

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ウスチャヤガ
2022年10月16日(日)
ウスチャヤガ 撮影日2022/10/13 撮影場所:勿来の関

①ウスチャヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
大小の赤矢印は環状紋と腎状紋の方向を指しています。
二つの紋の内環状紋は何とか確認できますが,腎状紋はもっと不明瞭です。
これら二つの紋が有るのでヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科・モンヤガ亜科とわかります。

②ウスチャヤガ
本種は外縁の方から交互に濃い薄いを繰り返しています。
本種の特徴は体の中央が盛り上がっていることです。
胸部背の毛はモヒカン刈りのようです。
後縁は僅かに折れています。
幼虫はギシギシ,イタドリ,ヨモギ,キリ,カラスノエンドウの葉を食べます。

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ウスチャヤガ 撮影日2022/10/13 撮影場所:勿来の関

①ウスチャヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
大小の赤矢印は環状紋と腎状紋の方向を指しています。
二つの紋の内環状紋は何とか確認できますが,腎状紋はもっと不明瞭です。
これら二つの紋が有るのでヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科・モンヤガ亜科とわかります。

②ウスチャヤガ
本種は外縁の方から交互に濃い薄いを繰り返しています。
本種の特徴は体の中央が盛り上がっていることです。
胸部背の毛はモヒカン刈りのようです。
後縁は僅かに折れています。
幼虫はギシギシ,イタドリ,ヨモギ,キリ,カラスノエンドウの葉を食べます。

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キシタミドリヤガ
2022年10月14日(金)
キシタミドリヤガ 撮影日2022/10/14 撮影場所:勿来の関

①キシタミドリヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
赤矢印は腎状紋を指しています。
緑矢印は環状紋を指しています。
これらの紋が有るので本種はヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科・モンヤガ亜科と分かります。

②キシタミドリヤガ
二枚目の写真を最初に撮り,その後アカメガシワの葉に乗せて明るい所で撮影しました。
そのため左右の翅が重なって写っている方が最初の格好です。
その後葉の上に乗せようとして少し追い回した為翅が重ならずに広がって写っています。
本種の翅は少し緑色を帯びますが,擦れてくるとその緑色が撮れてしまいます。
何といっても本種の特徴は、腎状紋の外側にある大きな白斑です。
その白斑を手掛かりに同定しました。

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キシタミドリヤガ 撮影日2022/10/14 撮影場所:勿来の関

①キシタミドリヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
赤矢印は腎状紋を指しています。
緑矢印は環状紋を指しています。
これらの紋が有るので本種はヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科・モンヤガ亜科と分かります。

②キシタミドリヤガ
二枚目の写真を最初に撮り,その後アカメガシワの葉に乗せて明るい所で撮影しました。
そのため左右の翅が重なって写っている方が最初の格好です。
その後葉の上に乗せようとして少し追い回した為翅が重ならずに広がって写っています。
本種の翅は少し緑色を帯びますが,擦れてくるとその緑色が撮れてしまいます。
何といっても本種の特徴は、腎状紋の外側にある大きな白斑です。
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ウストビモンナミシャク
2022年10月13日(木)
ウストビモンナミシャク 撮影日2022/10/13 撮影場所:勿来の関

①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
大緑矢印は外横線を指しています。
小緑矢印の前方から後縁の方へ「U字形」が並んでいます。(頭を上にして見ると)
ですから本種はナミシャク亜科とわかります。

②ウストビモンナミシャク
翅頂付近の褐色紋を除いて他の紋は薄褐色なのでウストビモンの名が付いています。
本種の止まり方は普通,頭を下の方にして腹部を頭上にまで反り上げます。
幼虫はブドウ,ヤマブドウ,ツタ,イワガラミの葉を食べます。
胸部背の赤味を帯びた橙色は鮮やかで目に留まります。

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ウストビモンナミシャク 撮影日2022/10/13 撮影場所:勿来の関

①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
大緑矢印は外横線を指しています。
小緑矢印の前方から後縁の方へ「U字形」が並んでいます。(頭を上にして見ると)
ですから本種はナミシャク亜科とわかります。

②ウストビモンナミシャク
翅頂付近の褐色紋を除いて他の紋は薄褐色なのでウストビモンの名が付いています。
本種の止まり方は普通,頭を下の方にして腹部を頭上にまで反り上げます。
幼虫はブドウ,ヤマブドウ,ツタ,イワガラミの葉を食べます。
胸部背の赤味を帯びた橙色は鮮やかで目に留まります。

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カニクサシダメイガ
2022年10月12日(水)
カニクサシダメイガ 撮影日2022/09/09 撮影場所:勿来の関

①カニクサシダメイガ(ツトガ科シダメイガ亜科)
本種を観察するのは初めてです。
何の仲間か見当がつきません。
前翅を大きく開いているのでシャクガ科らしいが・・・。
写真を見ているうちに触角に目が留まりました。
何と触角を背にしているではありませんか。
この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。

②カニクサシダメイガ
前翅長が7㎜程度の小さな蛾です。
前翅外縁近くにある2つの白紋が同定の大切なポイントに成っています。
幼虫はカニクサというつる性のシダ植物を食べます。
それで本種をカニクサシダメイガと名付けました。
私はノメイガ亜科と言う言葉で「の」の意味が分かりませんでした。
しかし,今日になって野原を活動の拠点としている蛾という意味があったと「シダメイガ亜科」と言う言葉から知りました。

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カニクサシダメイガ 撮影日2022/09/09 撮影場所:勿来の関

①カニクサシダメイガ(ツトガ科シダメイガ亜科)
本種を観察するのは初めてです。
何の仲間か見当がつきません。
前翅を大きく開いているのでシャクガ科らしいが・・・。
写真を見ているうちに触角に目が留まりました。
何と触角を背にしているではありませんか。
この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。

②カニクサシダメイガ
前翅長が7㎜程度の小さな蛾です。
前翅外縁近くにある2つの白紋が同定の大切なポイントに成っています。
幼虫はカニクサというつる性のシダ植物を食べます。
それで本種をカニクサシダメイガと名付けました。
私はノメイガ亜科と言う言葉で「の」の意味が分かりませんでした。
しかし,今日になって野原を活動の拠点としている蛾という意味があったと「シダメイガ亜科」と言う言葉から知りました。

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オオトビモンアツバ
2022年10月11日(火)
オオトビモンアツバ 撮影日2022/10/11 撮影場所:勿来の関

①オオトビモンアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
頭部を見ると前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)が見られます。
この事から本種はアツバの仲間と分かります。

②オオトビモンアツバ
よく観察すると本種の下唇鬚は先端が直角に曲がっています。
幼虫はカラムシを食べます。

③オオトビモンアツバ
赤矢印は外横線を指しています。
秋型は紫褐色を帯び模様が異なります。
翅頂から斜めに立ち上がる黒い線が目印です。
本種は黄楕円形内に2つの黒山があるので秋型とは違います。

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オオトビモンアツバ 撮影日2022/10/11 撮影場所:勿来の関

①オオトビモンアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
頭部を見ると前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)が見られます。
この事から本種はアツバの仲間と分かります。

②オオトビモンアツバ
よく観察すると本種の下唇鬚は先端が直角に曲がっています。
幼虫はカラムシを食べます。

③オオトビモンアツバ
赤矢印は外横線を指しています。
秋型は紫褐色を帯び模様が異なります。
翅頂から斜めに立ち上がる黒い線が目印です。
本種は黄楕円形内に2つの黒山があるので秋型とは違います。

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ヒメハナマガリアツバ
2022年10月10日(月)
ヒメハナマガリアツバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
緑矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
これをよく見ると後方へくるまるように反っています。
下唇鬚がくるまっているのでクルマアツバ亜科に分類されています。

②ヒメハナマガリアツバ
本種と混同しがちなものが居るので注意が必要です。
具体的にはハナマガリアツバ・ソトウスアツバ・シロテンムラサキアツバです。
赤矢印は外横線を指しています。
その上には太くて黒ずんだ中横線があります。
太い横線に接するように黄色を帯びた横脈紋が見られます。
この写真の下唇鬚は頭部に全てくっついているように見えます。
しかし先端の方が離れているものも見られます。
つまり下唇鬚は自由に動かせることが分かります。

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ヒメハナマガリアツバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
緑矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
これをよく見ると後方へくるまるように反っています。
下唇鬚がくるまっているのでクルマアツバ亜科に分類されています。

②ヒメハナマガリアツバ
本種と混同しがちなものが居るので注意が必要です。
具体的にはハナマガリアツバ・ソトウスアツバ・シロテンムラサキアツバです。
赤矢印は外横線を指しています。
その上には太くて黒ずんだ中横線があります。
太い横線に接するように黄色を帯びた横脈紋が見られます。
この写真の下唇鬚は頭部に全てくっついているように見えます。
しかし先端の方が離れているものも見られます。
つまり下唇鬚は自由に動かせることが分かります。

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ヒトツメカギバ
2022年10月8日(土)
ヒトツメカギバ 撮影日2022/10/08 撮影場所:勿来の関

①ヒトツメカギバ(カギアツバ科カギアツバ亜科)
翅を全開にしているところはシャクガ科を思わせます。
しかしながら,内横線や外横線が見当たりません。
本種はカギアツバ亜科でありながら翅頂が鉤状に曲がっていない種なのです。

②ヒトツメカギバ 2018/06/07撮影
最初の写真の蛾は擦れています。
その証拠に縁毛が見当たりません。
腹部背に黒いある四角の紋も消えています。
前翅前縁にある2つの黒紋もほとんど見えません。
本種の幼虫はミズキの葉を食べます。
この蛾を見つけた近くにはミズキが生育しているので灯火に誘われ飛来したのでしょう。

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ヒトツメカギバ 撮影日2022/10/08 撮影場所:勿来の関

①ヒトツメカギバ(カギアツバ科カギアツバ亜科)
翅を全開にしているところはシャクガ科を思わせます。
しかしながら,内横線や外横線が見当たりません。
本種はカギアツバ亜科でありながら翅頂が鉤状に曲がっていない種なのです。

②ヒトツメカギバ 2018/06/07撮影
最初の写真の蛾は擦れています。
その証拠に縁毛が見当たりません。
腹部背に黒いある四角の紋も消えています。
前翅前縁にある2つの黒紋もほとんど見えません。
本種の幼虫はミズキの葉を食べます。
この蛾を見つけた近くにはミズキが生育しているので灯火に誘われ飛来したのでしょう。

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クロハグルマエダシャク
2022年10月7日(金)
クロハグルマエダシャク 撮影日2022/10/7 撮影場所:勿来の関

①クロハグルマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いて壁に貼り付くように止まっています。
この様な止まり方をする仲間はシャクガ科に多いです。

②クロハグルマエダシャク 2019/06/10撮影
本種は個体変異が大きいので同定で戸惑います。
この写真の様な黒い紋が無いものも薄いものもあります。
前翅長は12~15㎜と小さい蛾です。
本種の幼虫はクロガネモチ,イヌツゲ,モチノキの葉を食べます。

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クロハグルマエダシャク 撮影日2022/10/7 撮影場所:勿来の関

①クロハグルマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いて壁に貼り付くように止まっています。
この様な止まり方をする仲間はシャクガ科に多いです。

②クロハグルマエダシャク 2019/06/10撮影
本種は個体変異が大きいので同定で戸惑います。
この写真の様な黒い紋が無いものも薄いものもあります。
前翅長は12~15㎜と小さい蛾です。
本種の幼虫はクロガネモチ,イヌツゲ,モチノキの葉を食べます。

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チョウセンツマキリアツバ
2022年10月6日(木)
チョウセンツマキリアツバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①チョウセンツマキリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
頭部を横の方向から写さなかったので下唇鬚(かしんひげ)の様子がよく分かりません。
今までの写真を見ると前方へ少し突き出てています。
そのことから本種はアツバの仲間と分かります。

②チョウセンツマキリアツバ
本種はカザリツマキリアツバに似ているので注意が必要です。
でも,頭部に一番近い薄褐色の部分に小黒点の有無で区別がつきます。
この写真の様にある方がチョウセンツマキリアツバです。
無い方がカザリツマキリアツバです。
前翅外縁中央を頂点とするように先が尖っています。
これがツマキリと名が付いた理由です。

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チョウセンツマキリアツバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①チョウセンツマキリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
頭部を横の方向から写さなかったので下唇鬚(かしんひげ)の様子がよく分かりません。
今までの写真を見ると前方へ少し突き出てています。
そのことから本種はアツバの仲間と分かります。

②チョウセンツマキリアツバ
本種はカザリツマキリアツバに似ているので注意が必要です。
でも,頭部に一番近い薄褐色の部分に小黒点の有無で区別がつきます。
この写真の様にある方がチョウセンツマキリアツバです。
無い方がカザリツマキリアツバです。
前翅外縁中央を頂点とするように先が尖っています。
これがツマキリと名が付いた理由です。

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クワゴモドキシャチホコ
2022年10月5日(水)
3089 クワゴモドキシャチホコ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように近づけて屋根形の様にして止まります。
この様にして止まる仲間はヤガ科かシャチホコガ科がいます。
幸運にも外縁の方から写した写真を見ると腹端が見えています。
本種は外縁から腹端がはみ出していることが多いのに写真の蛾は,はみ出ていません。
性別の違いからくる差かもしれません。

②クワゴモドキシャチホコ
本種の特徴として前翅中頃にある焦茶色紋をあげることができます。
五角形をした帽子のように見えます。
本種の幼虫はイヌコリヤナギの葉を食べます。

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3089 クワゴモドキシャチホコ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように近づけて屋根形の様にして止まります。
この様にして止まる仲間はヤガ科かシャチホコガ科がいます。
幸運にも外縁の方から写した写真を見ると腹端が見えています。
本種は外縁から腹端がはみ出していることが多いのに写真の蛾は,はみ出ていません。
性別の違いからくる差かもしれません。

②クワゴモドキシャチホコ
本種の特徴として前翅中頃にある焦茶色紋をあげることができます。
五角形をした帽子のように見えます。
本種の幼虫はイヌコリヤナギの葉を食べます。

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ギンモンシロウワバ
2022年10月4日(火)
ギンモンシロウワバ 撮影日2022/10/04 撮影場所:勿来の関

①ギンモンシロウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
左右の翅を合わせるように立てて止まっています。
胸部や腹部背に立ち上がる毛が見られるのはキンウワバ亜科に多く見られます。
前翅長は15㎜程度の中くらいの蛾です。
幼虫はヨモギを食べます。

②ギンモンシロウワバ
胸部背にはインディアンハットの様な毛が立ち上がっています。
腹部背にも真上に立ち上がる毛が見られます。
後縁から白紋まで焦茶色の紋が広がっています。
この焦茶色の紋が馬の鞍のように見え銀色の地色が眩いばかりに光っています。

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ギンモンシロウワバ 撮影日2022/10/04 撮影場所:勿来の関

①ギンモンシロウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
左右の翅を合わせるように立てて止まっています。
胸部や腹部背に立ち上がる毛が見られるのはキンウワバ亜科に多く見られます。
前翅長は15㎜程度の中くらいの蛾です。
幼虫はヨモギを食べます。

②ギンモンシロウワバ
胸部背にはインディアンハットの様な毛が立ち上がっています。
腹部背にも真上に立ち上がる毛が見られます。
後縁から白紋まで焦茶色の紋が広がっています。
この焦茶色の紋が馬の鞍のように見え銀色の地色が眩いばかりに光っています。

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クワエダシャク
2022年10月3日(月)
クワエダシャク 撮影日2022/08/30 撮影場所:勿来の関

①クワエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いて止まっています。
しかも,貼り付くように止まっているのでシャクガ科と予想することができます。

②クワエダシャク
本種の名前クワエダシャクは幼虫がクワの葉を食べるからだと思われます。
前翅長は20㎜程度の中くらいの蛾ですが大きく見えます。

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クワエダシャク 撮影日2022/08/30 撮影場所:勿来の関

①クワエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いて止まっています。
しかも,貼り付くように止まっているのでシャクガ科と予想することができます。

②クワエダシャク
本種の名前クワエダシャクは幼虫がクワの葉を食べるからだと思われます。
前翅長は20㎜程度の中くらいの蛾ですが大きく見えます。

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トビフタスジアツバ
2022年10月2日(日)
トビフタスジアツバ 撮影日2022/08/31 撮影場所:勿来の関

①トビフタスジアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
頭部を見ると小さな下唇鬚(かしんひげ)が出ているのでアツバの仲間と分かります。
頭部に近い方の横線が内横線で,遠い方の横線が外横線です。

②トビフタスジアツバ
幼虫はエゴノキやハクウンボクの葉を食べます。
勿来の関周辺にはそれらの木が多くないのであまり観察されません。

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トビフタスジアツバ 撮影日2022/08/31 撮影場所:勿来の関

①トビフタスジアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
頭部を見ると小さな下唇鬚(かしんひげ)が出ているのでアツバの仲間と分かります。
頭部に近い方の横線が内横線で,遠い方の横線が外横線です。

②トビフタスジアツバ
幼虫はエゴノキやハクウンボクの葉を食べます。
勿来の関周辺にはそれらの木が多くないのであまり観察されません。

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キマダラオオナミシャク
2022年10月1日(土)
キマダラオオナミシャク 撮影日2022/09/30 撮影場所:勿来の関

①キマダラオオナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
前翅長が20㎜より大きく30㎜以下ですが大きく見える蛾です。
しかも黄橙色なので目立ちます。
私は本種をエダシャク亜科の蛾と思いました。
ところが,ナミシャク亜科というので驚きました。
そうならば「U字形」が並んでいるはずです。
しかし,並んでいる位置がずれているように思います。
赤矢印が指している外横線に並んでいれば,すんなり納得できます。
けれども,亜外縁線と思われる緑矢印の所に「U字形」があるので不審に思っています。
ハコベナミシャクは外横線よりも亜外縁線の方に「U字形」がはっきり出ています。
ですから,亜外縁線の方にでも出ていたらナミシャク亜科と分類しても大丈夫なのでしょうか。

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キマダラオオナミシャク 撮影日2022/09/30 撮影場所:勿来の関

①キマダラオオナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
前翅長が20㎜より大きく30㎜以下ですが大きく見える蛾です。
しかも黄橙色なので目立ちます。
私は本種をエダシャク亜科の蛾と思いました。
ところが,ナミシャク亜科というので驚きました。
そうならば「U字形」が並んでいるはずです。
しかし,並んでいる位置がずれているように思います。
赤矢印が指している外横線に並んでいれば,すんなり納得できます。
けれども,亜外縁線と思われる緑矢印の所に「U字形」があるので不審に思っています。
ハコベナミシャクは外横線よりも亜外縁線の方に「U字形」がはっきり出ています。
ですから,亜外縁線の方にでも出ていたらナミシャク亜科と分類しても大丈夫なのでしょうか。

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