テンスジヒメナミシャク
2022年5月9日(月)
テンスジヒメナミシャク 撮影日2022/05/09 採集場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年5月9日に撮影したテンスジヒメナミシャクです。

①テンスジヒメナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
壁に貼り付くように止まっているのでシャクガ科の仲間と予想がつきます。
大赤矢印の右側に見える細い褐色線は外横線と思われますが,「U字形」が並んでいません。
しかしながら,筋状のものが何層も並んでいるのは,ナミシャク亜科の特徴です。
前翅長8㎜程度の小さい蛾で幼虫はアカシデ,イタヤカエデの葉を食べます。
写真の蛾は縁毛が長くて綺麗に生え揃っているので羽化して間もない個体と思われます。
鱗粉が落ちずにいるせいか全体に黒く見える個体です。
それで本種の特徴である茶褐色の帯が見られませんでした。
その帯は黒い短線の間を埋めるように大小の赤矢印が指している所を走っています。
それで明るくしたらどうなるか実行しました。
すると「あら不思議」茶褐色の帯が見えるようになりました。
本種の特徴は縁毛にも表れています。
緑矢印が指しているように黒紋と灰褐色が斑になるのが本種の特徴です。

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テンスジヒメナミシャク 撮影日2022/05/09 採集場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年5月9日に撮影したテンスジヒメナミシャクです。

①テンスジヒメナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
壁に貼り付くように止まっているのでシャクガ科の仲間と予想がつきます。
大赤矢印の右側に見える細い褐色線は外横線と思われますが,「U字形」が並んでいません。
しかしながら,筋状のものが何層も並んでいるのは,ナミシャク亜科の特徴です。
前翅長8㎜程度の小さい蛾で幼虫はアカシデ,イタヤカエデの葉を食べます。
写真の蛾は縁毛が長くて綺麗に生え揃っているので羽化して間もない個体と思われます。
鱗粉が落ちずにいるせいか全体に黒く見える個体です。
それで本種の特徴である茶褐色の帯が見られませんでした。
その帯は黒い短線の間を埋めるように大小の赤矢印が指している所を走っています。
それで明るくしたらどうなるか実行しました。
すると「あら不思議」茶褐色の帯が見えるようになりました。
本種の特徴は縁毛にも表れています。
緑矢印が指しているように黒紋と灰褐色が斑になるのが本種の特徴です。

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