カシワキリガ
2022年3月31日(木)
カシワキリガ 撮影日2022/03/31 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月31日に観察したカシワキリガです。

①カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
桃矢印は腎状紋を指しています。
緑矢印は鍵穴状の黒紋に食い込んでいる環状紋をさしています。
これら二つの紋が有るので本種はヨトウガ亜科・キリガ亜科の蛾だと分かります。
本種は薄褐色の地色で,写真を撮っても赤味は増しません。

②カシワキリガ
この蛾は灯火近くの凹みに頭を突っ込むようにして止まっていたものを棒に掴ませて葉の上に乗せたものです。
だから,二枚目の写真は胸部背の毛が乱れています。
最初に載せた写真は,それに気付いて棒でそっとなでなでして直しました。
本種はカギモンヤガと黒紋が似ているので注意が必要です。
しかし,鍵穴の紋は似ていますが,後縁近くの斜め黒条(赤楕円形)が同定ポイントになっています。
カギモンヤガにはこの黒紋(赤楕円形)が見られないからです。
黄矢印は外横線を指しています。

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カシワキリガ 撮影日2022/03/31 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月31日に観察したカシワキリガです。

①カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
桃矢印は腎状紋を指しています。
緑矢印は鍵穴状の黒紋に食い込んでいる環状紋をさしています。
これら二つの紋が有るので本種はヨトウガ亜科・キリガ亜科の蛾だと分かります。
本種は薄褐色の地色で,写真を撮っても赤味は増しません。

②カシワキリガ
この蛾は灯火近くの凹みに頭を突っ込むようにして止まっていたものを棒に掴ませて葉の上に乗せたものです。
だから,二枚目の写真は胸部背の毛が乱れています。
最初に載せた写真は,それに気付いて棒でそっとなでなでして直しました。
本種はカギモンヤガと黒紋が似ているので注意が必要です。
しかし,鍵穴の紋は似ていますが,後縁近くの斜め黒条(赤楕円形)が同定ポイントになっています。
カギモンヤガにはこの黒紋(赤楕円形)が見られないからです。
黄矢印は外横線を指しています。

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キバラモクメキリガ
2022年3月30日(水)
2912 キバラモクメキリガ 撮影日2022/03/30 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月30日に観察したキバラモクメキリガです。

①キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
灯火下を見ると見慣れた蛾が居ます。
小枝の先が転がっているように見えます。
幼虫は広食性でクヌギ,カシワ,アベマキ,コナラ,アラカシ,シデコブシ,ナシ,サクラ類,エンドウ,エニシダ,タケニグサ,イタドリ,ギシギシ,ゴボウ,キクイモ,タバコ,セッコク,エノキ等の葉を食べます。
餌が多いので毎年観察しています。

②キバラモクメキリガ
本種は撮影しづらい所に居たので少し場所をかえました。
刺激が強すぎると羽ばたきを始めてしまうのでそっとずらしました。
緑矢印が指しているのは腎状紋です。
赤矢印が指しているのは環状紋です。
これらが有るので本種はキリガ亜科・ヨトウガ亜科だと分かります。
本種の外横線(黄矢印)は線ではなく,小黒点が並んでいます。

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2912 キバラモクメキリガ 撮影日2022/03/30 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月30日に観察したキバラモクメキリガです。

①キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
灯火下を見ると見慣れた蛾が居ます。
小枝の先が転がっているように見えます。
幼虫は広食性でクヌギ,カシワ,アベマキ,コナラ,アラカシ,シデコブシ,ナシ,サクラ類,エンドウ,エニシダ,タケニグサ,イタドリ,ギシギシ,ゴボウ,キクイモ,タバコ,セッコク,エノキ等の葉を食べます。
餌が多いので毎年観察しています。

②キバラモクメキリガ
本種は撮影しづらい所に居たので少し場所をかえました。
刺激が強すぎると羽ばたきを始めてしまうのでそっとずらしました。
緑矢印が指しているのは腎状紋です。
赤矢印が指しているのは環状紋です。
これらが有るので本種はキリガ亜科・ヨトウガ亜科だと分かります。
本種の外横線(黄矢印)は線ではなく,小黒点が並んでいます。

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スモモキリガ
2022年3月29日(火)
スモモキリガ 撮影日2022/03/29 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月29日に観察したスモモキリガです。

①スモモキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
桃矢印・赤矢印が指している所に環状紋や腎状紋が見られるのでヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。
赤矢印が指している前方の腎状紋には後縁に近い側に黒紋が見られます。
外縁に沿って黒い小黒点が並んでいます。

②スモモキリガ
本種を決定づける大きな特徴は何といっても黄矢印が指している一対の黒点です。
この黒点は前縁に近い方が長くなっています。
これを覚えていればスモモキリガの同定は楽勝です。
外横線は線ではなく小黒点が並んでいます。
幼虫はサクラ,クヌギ,コナラ,カシワ,ウメ,スモモ,リンゴの葉を食べます。

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スモモキリガ 撮影日2022/03/29 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月29日に観察したスモモキリガです。

①スモモキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
桃矢印・赤矢印が指している所に環状紋や腎状紋が見られるのでヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。
赤矢印が指している前方の腎状紋には後縁に近い側に黒紋が見られます。
外縁に沿って黒い小黒点が並んでいます。

②スモモキリガ
本種を決定づける大きな特徴は何といっても黄矢印が指している一対の黒点です。
この黒点は前縁に近い方が長くなっています。
これを覚えていればスモモキリガの同定は楽勝です。
外横線は線ではなく小黒点が並んでいます。
幼虫はサクラ,クヌギ,コナラ,カシワ,ウメ,スモモ,リンゴの葉を食べます。

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ヒゲマダラエダシャク
2022年3月28日(月)
ヒゲマダラエダシャク 撮影日2022/03/28 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月28日に観察したヒゲマダラエダシャクです。

①ヒゲマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
触角を背負って止まっていますが,ツトガ科・メイガ科ではありません。
壁に貼り付くように止まっているので,シャクガ科です。
前翅長を測ると27~29㎜もある大きな蛾です。
赤矢印は外横線を指しています。

②ヒゲマダラエダシャク 鏡に止まっています。
本種の最大の特徴は斑模様の触角にあります。(緑矢印)
これが名前の所以になっています。
是非,拡大して見て下さい。(コントロールキーを押しながらマウスのホイールボタンを回転すれば可)
そうすると触角も櫛歯も斑模様になっていることが分かります。

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ヒゲマダラエダシャク 撮影日2022/03/28 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月28日に観察したヒゲマダラエダシャクです。

①ヒゲマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
触角を背負って止まっていますが,ツトガ科・メイガ科ではありません。
壁に貼り付くように止まっているので,シャクガ科です。
前翅長を測ると27~29㎜もある大きな蛾です。
赤矢印は外横線を指しています。

②ヒゲマダラエダシャク 鏡に止まっています。
本種の最大の特徴は斑模様の触角にあります。(緑矢印)
これが名前の所以になっています。
是非,拡大して見て下さい。(コントロールキーを押しながらマウスのホイールボタンを回転すれば可)
そうすると触角も櫛歯も斑模様になっていることが分かります。

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ホソバキリガ
2022年3月27日(日)
ホソバキリガ 撮影日2022/03/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月26日に観察したホソバキリガです。

①ホソバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
満月から9日を過ぎ蛾の飛来に月明かりは無視できる環境になっています。
それで,昨日はカシワオビキリガの他にホソバキリガも同時に観察できました。
両者とも灯火下に降りていて頭部を壁に付けています。
一般にヤガ科の蛾は頭部を付けて止まる性質が有るようです。
本種には赤矢印と黄矢印が指している腎状紋と環状紋が見られるのでヨトウガ亜科・キリガ亜科の蛾であることが予想できます。

②ホソバキリガ
本種はブナキリガに似ているので注意が必要です。
両者の違いは亜外縁線を見れば一目瞭然です。
つまり,灰矢印が指している所に「かぎ」状の屈曲が有るか無いかで決まります。
・「かぎ」状の屈曲が有る・・・ホソバキリガ
・「かぎ」状の屈曲が無い・・・ブナキリガ
本種をカメラで写すと赤味が増してしまいまい最初の写真の様に写ってしまいます。
でも,実際は二枚目の写真の様な薄褐色をしています。

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ホソバキリガ 撮影日2022/03/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月26日に観察したホソバキリガです。

①ホソバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
満月から9日を過ぎ蛾の飛来に月明かりは無視できる環境になっています。
それで,昨日はカシワオビキリガの他にホソバキリガも同時に観察できました。
両者とも灯火下に降りていて頭部を壁に付けています。
一般にヤガ科の蛾は頭部を付けて止まる性質が有るようです。
本種には赤矢印と黄矢印が指している腎状紋と環状紋が見られるのでヨトウガ亜科・キリガ亜科の蛾であることが予想できます。

②ホソバキリガ
本種はブナキリガに似ているので注意が必要です。
両者の違いは亜外縁線を見れば一目瞭然です。
つまり,灰矢印が指している所に「かぎ」状の屈曲が有るか無いかで決まります。
・「かぎ」状の屈曲が有る・・・ホソバキリガ
・「かぎ」状の屈曲が無い・・・ブナキリガ
本種をカメラで写すと赤味が増してしまいまい最初の写真の様に写ってしまいます。
でも,実際は二枚目の写真の様な薄褐色をしています。

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カシワオビキリガ
2022年3月26日(土)
2910 カシワオビキリガ 撮影日2022/03/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月26日に観察したカシワオビキリガです。

①カシワオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
本種には腎状紋(緑矢印)と環状紋(赤矢印)があるのでヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。
晩秋に出現し、成虫で越冬します。
翌年の4月頃まで見られる蛾です。
2022年3月12日(土)にカシワオビキリガの記事を掲載しました。
その記事はこちらです。

②カシワオビキリガ 違う場所で見つけた個体
そのときのものと今回のものは紋様が違います。
同じ種でこんなにも違うと同定が大変です。
同定のポイントになったことは次の通りです。
・翅を開くと幅が広い。
・腎状紋や環状紋の中か白っぽくなる。
・地色は赤みが強く写真を撮ると実際よりも赤っぽい茶色になる。
・亜外縁線(白矢印)の外側に薄褐色の帯が有り,その中に小黒点がならんでいる。
桃矢印は外横線を指しています。
二重になっています。
内横線もありますが,環状紋より少し頭に近い所に有りますが,不明瞭です。

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2910 カシワオビキリガ 撮影日2022/03/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月26日に観察したカシワオビキリガです。

①カシワオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
本種には腎状紋(緑矢印)と環状紋(赤矢印)があるのでヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。
晩秋に出現し、成虫で越冬します。
翌年の4月頃まで見られる蛾です。
2022年3月12日(土)にカシワオビキリガの記事を掲載しました。
その記事はこちらです。

②カシワオビキリガ 違う場所で見つけた個体
そのときのものと今回のものは紋様が違います。
同じ種でこんなにも違うと同定が大変です。
同定のポイントになったことは次の通りです。
・翅を開くと幅が広い。
・腎状紋や環状紋の中か白っぽくなる。
・地色は赤みが強く写真を撮ると実際よりも赤っぽい茶色になる。
・亜外縁線(白矢印)の外側に薄褐色の帯が有り,その中に小黒点がならんでいる。
桃矢印は外横線を指しています。
二重になっています。
内横線もありますが,環状紋より少し頭に近い所に有りますが,不明瞭です。

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マツキリガ
2022年3月25日(金)
マツキリガ 撮影日2022/03/25 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月25日に観察したマツキリガです。

①マツキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
蛾の出現が少ない時期なので丹念に見回していると灯火枠にしがみついている蛾を見つけました。
明るい茶色の個体から直ぐマツキリガだと思いました。
写真が撮りずらい位置なので下に降りてもらいました。

②マツキリガ
翅の大部分の面積を占めているのは明るい茶色なので綺麗な蛾に見えます。
白い筋や腎状紋と環状紋の白い輪郭がアクセントになって目を惹きつけます。
赤矢印の前方に腎状紋が,黄矢印の前方には環状紋があります。
これら二つの紋があるのでヨトウガ亜科と予想がつきます。
幼虫はマツの葉を食べます。

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マツキリガ 撮影日2022/03/25 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月25日に観察したマツキリガです。

①マツキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
蛾の出現が少ない時期なので丹念に見回していると灯火枠にしがみついている蛾を見つけました。
明るい茶色の個体から直ぐマツキリガだと思いました。
写真が撮りずらい位置なので下に降りてもらいました。

②マツキリガ
翅の大部分の面積を占めているのは明るい茶色なので綺麗な蛾に見えます。
白い筋や腎状紋と環状紋の白い輪郭がアクセントになって目を惹きつけます。
赤矢印の前方に腎状紋が,黄矢印の前方には環状紋があります。
これら二つの紋があるのでヨトウガ亜科と予想がつきます。
幼虫はマツの葉を食べます。

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カギモンヤガ
2022年3月24日(木)
カギモンヤガ 撮影日2022/03/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月24日に観察したカギモンヤガです。

①カギモンヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
二枚目の写真で小桃矢印は腎状紋を指しています。
環状紋は黒紋の凹んだ所にかすかに輪郭が見えています。(大桃矢印の先)
この事から本種はヤガ科と分かります。
前翅長20㎜程の中くらいの蛾です。
赤矢印は外横線を指しています。

②カギモンヤガ
本種を特徴づけているのは黄矢印が指している黒紋です。
この紋が鍵穴に似ていることからカギモンヤガと名付けられました。
ところが,紛らわしいことにカギモンキリガという名前の蛾が居るのです。
違いを知るために名前で表すと本種は「鍵紋ヤガ」,もう一つの方は「鉤紋ヤガ」です。
先が直角に曲がっていて物を引っ掛けるときに使う道具を鉤といいます。
カギモンキリガの画像はこちらです。
カギモンキリガの画像はこちらです。

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カギモンヤガ 撮影日2022/03/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月24日に観察したカギモンヤガです。

①カギモンヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
二枚目の写真で小桃矢印は腎状紋を指しています。
環状紋は黒紋の凹んだ所にかすかに輪郭が見えています。(大桃矢印の先)
この事から本種はヤガ科と分かります。
前翅長20㎜程の中くらいの蛾です。
赤矢印は外横線を指しています。

②カギモンヤガ
本種を特徴づけているのは黄矢印が指している黒紋です。
この紋が鍵穴に似ていることからカギモンヤガと名付けられました。
ところが,紛らわしいことにカギモンキリガという名前の蛾が居るのです。
違いを知るために名前で表すと本種は「鍵紋ヤガ」,もう一つの方は「鉤紋ヤガ」です。
先が直角に曲がっていて物を引っ掛けるときに使う道具を鉤といいます。
カギモンキリガの画像はこちらです。
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フトフタオビエダシャク
2022年3月23日(水)
フトフタオビエダシャク 撮影日2022/03/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月20日に観察したフトフタオビエダシャクです。

①フトフタオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁に貼り付くように平たく止まっています。
このことからシャクガ科と予想がつきます。
似たような種や個体差があるので同定は混乱します。

②フトフタオビエダシャク
本種を特徴づけているのは外横線(短緑矢印と長緑矢印)にあります。
前翅外横線中頃の赤円の中にW紋が有ります。
後翅外横線は長緑矢印の所が一番高くなっています。
この外横線の外側には太い帯状のものが有って横線が二つあるように見えます。
これが「フトフタオビ」のいわれになっているのでしょう。
青矢印は内横線を指しています。
後翅外縁を見ると二つの円みがある曲線を描いています。

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フトフタオビエダシャク 撮影日2022/03/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月20日に観察したフトフタオビエダシャクです。

①フトフタオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁に貼り付くように平たく止まっています。
このことからシャクガ科と予想がつきます。
似たような種や個体差があるので同定は混乱します。

②フトフタオビエダシャク
本種を特徴づけているのは外横線(短緑矢印と長緑矢印)にあります。
前翅外横線中頃の赤円の中にW紋が有ります。
後翅外横線は長緑矢印の所が一番高くなっています。
この外横線の外側には太い帯状のものが有って横線が二つあるように見えます。
これが「フトフタオビ」のいわれになっているのでしょう。
青矢印は内横線を指しています。
後翅外縁を見ると二つの円みがある曲線を描いています。

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オカモトトゲエダシャク
2022年3月22日(火)
オカモトトゲエダシャク 撮影日2022/03/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月22日に観察したオカモトトゲエダシャクです。

①オカモトトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
本種は止まるとき,変わった格好をします。
普通の蛾は前翅と後翅が重なったままで止まりますが,本種は重ならないままで止まります。
前翅と後翅が重ならないだけでなく,4枚の翅が折り畳まれた状態で止まります。
左前翅は黄矢印の所に,左後翅は赤矢印の所に有ります。

②オカモトトゲエダシャク
普通これらの写真の様な状態で止まります。
逆に翅を折り畳まずに止まったら同定に時間がかかると思われます。
折り畳まずに開いたときの様子の写真はほとんど無いからです。
数少ない開いた状態の写真は「公園昆虫記」に有ります。
それはこちらです。
それはこちらです。

③オカモトトゲエダシャク
名前に「トゲ」と付いているのは幼虫の体に突起状の出っ張りが付いているからです。
本種の幼虫はクルミ科,ブナ科,ニレ科,バラ科,マメ科,クロウメモドキ科,ツバキ科,リョウブ科,ツツジ科等の葉を食べます。

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オカモトトゲエダシャク 撮影日2022/03/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月22日に観察したオカモトトゲエダシャクです。

①オカモトトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
本種は止まるとき,変わった格好をします。
普通の蛾は前翅と後翅が重なったままで止まりますが,本種は重ならないままで止まります。
前翅と後翅が重ならないだけでなく,4枚の翅が折り畳まれた状態で止まります。
左前翅は黄矢印の所に,左後翅は赤矢印の所に有ります。

②オカモトトゲエダシャク
普通これらの写真の様な状態で止まります。
逆に翅を折り畳まずに止まったら同定に時間がかかると思われます。
折り畳まずに開いたときの様子の写真はほとんど無いからです。
数少ない開いた状態の写真は「公園昆虫記」に有ります。
それはこちらです。
それはこちらです。

③オカモトトゲエダシャク
名前に「トゲ」と付いているのは幼虫の体に突起状の出っ張りが付いているからです。
本種の幼虫はクルミ科,ブナ科,ニレ科,バラ科,マメ科,クロウメモドキ科,ツバキ科,リョウブ科,ツツジ科等の葉を食べます。

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カバキリガ
2022年3月21日(月)
カバキリガ 撮影日2022/03/21 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月.21日に観察したカバキリガです。

①カバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
地色が明るい樺色なので綺麗に見える蛾です。
本種には腎状紋(大赤矢印の先の方)と環状紋(大緑矢印の先の方)が見られます。
これらの紋が見られる蛾はヨトウガ亜科です。
腎状紋と環状紋は普通離れているものが多いですが,この蛾は接触しています。
腎状紋の後縁側には黒紋が有ります。

②カバキリガ
短緑矢印は内横線を指しています。
細くて明瞭な横線です。
大緑矢印は中横線を指しています。
太い幅ですがぼんやりしています。
大赤矢印は外横線を指しています。
短赤矢印は亜外縁線を指しています。
一番はっきりとした横線です。
幼虫はコナラ,クヌギ,アベマキ,カシワ,サクラ類,リンゴの葉を食べます。

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カバキリガ 撮影日2022/03/21 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月.21日に観察したカバキリガです。

①カバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
地色が明るい樺色なので綺麗に見える蛾です。
本種には腎状紋(大赤矢印の先の方)と環状紋(大緑矢印の先の方)が見られます。
これらの紋が見られる蛾はヨトウガ亜科です。
腎状紋と環状紋は普通離れているものが多いですが,この蛾は接触しています。
腎状紋の後縁側には黒紋が有ります。

②カバキリガ
短緑矢印は内横線を指しています。
細くて明瞭な横線です。
大緑矢印は中横線を指しています。
太い幅ですがぼんやりしています。
大赤矢印は外横線を指しています。
短赤矢印は亜外縁線を指しています。
一番はっきりとした横線です。
幼虫はコナラ,クヌギ,アベマキ,カシワ,サクラ類,リンゴの葉を食べます。

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ウスベニスジナミシャク
2022年3月20日(日)
ウスベニスジナミシャク 撮影日2022/03/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月.20日に観察したウスベニスジナミシャクです。

①ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
本種は内横線・中横線・外横線が二重になっているように思われます。
赤矢印は外横線と思われるものを指しています。
ここには「U字形」が横に並んでいます。
それが横に並んでいればナミシャク亜科とわかります。

②ウスベニスジナミシャク
内横線・中横線・外横線と思われる横線は二重の部分が紫色に茶色を混ぜたような色彩になっているのでウスベニスジナミシャクと付けられたのでしょう。
外横線の外側などには薄く緑を帯びた部分が見られます。

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ウスベニスジナミシャク 撮影日2022/03/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月.20日に観察したウスベニスジナミシャクです。

①ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
本種は内横線・中横線・外横線が二重になっているように思われます。
赤矢印は外横線と思われるものを指しています。
ここには「U字形」が横に並んでいます。
それが横に並んでいればナミシャク亜科とわかります。

②ウスベニスジナミシャク
内横線・中横線・外横線と思われる横線は二重の部分が紫色に茶色を混ぜたような色彩になっているのでウスベニスジナミシャクと付けられたのでしょう。
外横線の外側などには薄く緑を帯びた部分が見られます。

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スジエグリシャチホコ
2022年3月19日(土)
スジエグリシャチホコ 撮影日2017/08/09 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2017年8月9日に観察したスジエグリシャチホコです。

①スジエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
この様な止まり方をするのはシャチホコガ科しか居ません。
本種と似た種類が居ることと個体差があるので判別には時間がかかります。

②スジエグリシャチホコ
黄矢印は外横線を指しています。
この外横線の外側に白点が8つほど並んでいます。
本種の決め手となるものはこの8つの白点です。
言い換えると大赤矢印の右側に並ぶ翅脈上の白点です。
この白点は後縁近くまで続いています。
(矢印を曲げることができないので途中までしか表現できませんでした。)
本種の外横線周辺は焦茶色の線や薄茶色の線があるものが居て同定を困難にしています。
でも細かいことにとらわれずに翅脈上に白点が並んでいるか確認出来ればスジエグリシャチホコで良いと思います。
小赤矢印に沿った前縁部分ならぶ白点も同定ポイントになります。

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スジエグリシャチホコ 撮影日2017/08/09 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2017年8月9日に観察したスジエグリシャチホコです。

①スジエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
この様な止まり方をするのはシャチホコガ科しか居ません。
本種と似た種類が居ることと個体差があるので判別には時間がかかります。

②スジエグリシャチホコ
黄矢印は外横線を指しています。
この外横線の外側に白点が8つほど並んでいます。
本種の決め手となるものはこの8つの白点です。
言い換えると大赤矢印の右側に並ぶ翅脈上の白点です。
この白点は後縁近くまで続いています。
(矢印を曲げることができないので途中までしか表現できませんでした。)
本種の外横線周辺は焦茶色の線や薄茶色の線があるものが居て同定を困難にしています。
でも細かいことにとらわれずに翅脈上に白点が並んでいるか確認出来ればスジエグリシャチホコで良いと思います。
小赤矢印に沿った前縁部分ならぶ白点も同定ポイントになります。

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ウスオビトガリメイガ
2022年3月18日(金)
ウスオビトガリメイガ 撮影日2017/08/04 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2017年8月4日に観察したウスオビトガリメイガです。

①ウスオビトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背にして止まっています。
この事からメイガ科・ツトガ科と分かります。
更に翅が紅色になるのはメイガ科と相場が決まっています。

②ウスオビトガリメイガ
黄矢印が指している白い横線は内横線です。
本種はイヌが待ての姿勢を取るような格好で止まります。
最初の写真を見ると前翅翅頂が尖っていることに気が付きます。

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ウスオビトガリメイガ 撮影日2017/08/04 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2017年8月4日に観察したウスオビトガリメイガです。

①ウスオビトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背にして止まっています。
この事からメイガ科・ツトガ科と分かります。
更に翅が紅色になるのはメイガ科と相場が決まっています。

②ウスオビトガリメイガ
黄矢印が指している白い横線は内横線です。
本種はイヌが待ての姿勢を取るような格好で止まります。
最初の写真を見ると前翅翅頂が尖っていることに気が付きます。

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リンゴツマキリアツバ
2022年3月15日(火)
リンゴツマキリアツバ 撮影日2017/08/02 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2017年8月2日に観察したリンゴツマキリアツバです。

①リンゴツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)
青矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると先は斜め上へ曲がっていますが後方への反り返りがないのでアツバの仲間と分かります。
本種はウンモンツマキリアツバ等に似ているので注意が必要です。

②リンゴツマキリアツバ
本種の特徴は黄矢印が指している所にぎざぎざの横線が有ることです。
この横線のお陰で似ている種と区別がつきます。
赤矢印は内横線を指しています。
この線の直ぐ近くに白点が有ります。
緑矢印が指している所には白い三角紋が有ります。

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リンゴツマキリアツバ 撮影日2017/08/02 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2017年8月2日に観察したリンゴツマキリアツバです。

①リンゴツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)
青矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると先は斜め上へ曲がっていますが後方への反り返りがないのでアツバの仲間と分かります。
本種はウンモンツマキリアツバ等に似ているので注意が必要です。

②リンゴツマキリアツバ
本種の特徴は黄矢印が指している所にぎざぎざの横線が有ることです。
この横線のお陰で似ている種と区別がつきます。
赤矢印は内横線を指しています。
この線の直ぐ近くに白点が有ります。
緑矢印が指している所には白い三角紋が有ります。

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クロテンフユシャク
2022年3月14日(月)
クロテンフユシャク 撮影日2022/03/06,03/13撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月6日と13日に観察したクロテンフユシャクです。

①クロテンフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科) 03/06撮影
この蛾は見ただけで何の仲間か分かります。
それは左右の翅が重なり合って片方の翅はほとんど見えなくなるからです。
この様な仲間はシャクガ科フユシャク亜科です。
♀は翅が退化していて短く飛べません。
だから移動は足で歩きます。
本種はウスバフユシャクと似ているので注意が必要です。

②クロテンフユシャク 03/13撮影
大きな違いは外横線(緑矢印)に有ります。
本種の外横線は小緑矢印が指している所で折れ曲がるように曲がります。
ウスバフユシャクの方は緩やかに曲がります。
更に小黒点は大きくて濃く明瞭です。

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クロテンフユシャク 撮影日2022/03/06,03/13撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月6日と13日に観察したクロテンフユシャクです。

①クロテンフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科) 03/06撮影
この蛾は見ただけで何の仲間か分かります。
それは左右の翅が重なり合って片方の翅はほとんど見えなくなるからです。
この様な仲間はシャクガ科フユシャク亜科です。
♀は翅が退化していて短く飛べません。
だから移動は足で歩きます。
本種はウスバフユシャクと似ているので注意が必要です。

②クロテンフユシャク 03/13撮影
大きな違いは外横線(緑矢印)に有ります。
本種の外横線は小緑矢印が指している所で折れ曲がるように曲がります。
ウスバフユシャクの方は緩やかに曲がります。
更に小黒点は大きくて濃く明瞭です。

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ソトカバナミシャク
2022年3月13日(日)
ソトカバナミシャク 撮影日2022/03/13撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月13日に観察したソトカバナミシャクです。

①ソトカバナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
茶褐色で細長く水平に翅を開いて止まる蛾はカバナミシャクの仲間です。
この仲間は似通ったものが多く同定に苦労します。
前翅後角と後翅後角に有る小白点(緑矢印)が真っ先に目に入りました。
それでこれはシロテンカバナミシャクだと思ってしまいました。

②ソトカバナミシャク
でも,なんか紋様が違う気がしたので何度も写真を見比べました。
すると本種は二つの赤矢印で挟まれた部分が特に濃くなっていることに気が付きました。
ここで初めて本種はソトカバナミシャクだと判明しました。
大赤矢印は外横線,小赤矢印は中横線を指しています。
二つの横線で挟まれた部分は横脈紋が有る所までは特に濃くなっています。
それから先は薄くなって後縁まで続いています。
胸部背や腹部背にも本種独特の特徴があります。
本種で目立つのは黄矢印が指している白紋です。
この紋の頭に近い方にはうっすらと白い四角の紋が有ります。
更にこの紋の下には細くて白い横筋が有ります。

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ソトカバナミシャク 撮影日2022/03/13撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月13日に観察したソトカバナミシャクです。

①ソトカバナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
茶褐色で細長く水平に翅を開いて止まる蛾はカバナミシャクの仲間です。
この仲間は似通ったものが多く同定に苦労します。
前翅後角と後翅後角に有る小白点(緑矢印)が真っ先に目に入りました。
それでこれはシロテンカバナミシャクだと思ってしまいました。

②ソトカバナミシャク
でも,なんか紋様が違う気がしたので何度も写真を見比べました。
すると本種は二つの赤矢印で挟まれた部分が特に濃くなっていることに気が付きました。
ここで初めて本種はソトカバナミシャクだと判明しました。
大赤矢印は外横線,小赤矢印は中横線を指しています。
二つの横線で挟まれた部分は横脈紋が有る所までは特に濃くなっています。
それから先は薄くなって後縁まで続いています。
胸部背や腹部背にも本種独特の特徴があります。
本種で目立つのは黄矢印が指している白紋です。
この紋の頭に近い方にはうっすらと白い四角の紋が有ります。
更にこの紋の下には細くて白い横筋が有ります。

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カシワオビキリガ
2022年3月12日(土)
カシワオビキリガ 撮影日2022/03/12撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月12日に観察したカシワオビキリガです。

①カシワオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
緑矢印は腎状紋を指しています。
腎状紋が有ることからヤガ科と分かります。
前翅長が17~18㎜の中くらいの蛾です。
この腎状紋は後縁側に黒い紋が有ります。

②カシワオビキリガ
黄矢印は中横線を指しています。
この中横線は腎状紋の黒い紋と接触しています。
腎状紋は黒い紋が有るお陰で確認出来ますが,残念ながら環状紋は不明瞭で確認出来ません。
赤矢印は外横線を指しています。
二重になっています。
カシワオビキリガは光が当たると赤味を帯び,当たらないと白っぽい色になります。

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カシワオビキリガ 撮影日2022/03/12撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月12日に観察したカシワオビキリガです。

①カシワオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
緑矢印は腎状紋を指しています。
腎状紋が有ることからヤガ科と分かります。
前翅長が17~18㎜の中くらいの蛾です。
この腎状紋は後縁側に黒い紋が有ります。

②カシワオビキリガ
黄矢印は中横線を指しています。
この中横線は腎状紋の黒い紋と接触しています。
腎状紋は黒い紋が有るお陰で確認出来ますが,残念ながら環状紋は不明瞭で確認出来ません。
赤矢印は外横線を指しています。
二重になっています。
カシワオビキリガは光が当たると赤味を帯び,当たらないと白っぽい色になります。

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トサカハマキ
2022年3月11日(金)
トサカハマキ 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したトサカハマキです。

①トサカハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科) フラッシュ撮影
釣り鐘形をしているのでハマキガ科と予想が立ちます。
本種は個体差が大きく紋様が様々です。
「これも同じトサカハマキなの」と思うほどの変わり種はこちらです。

②トサカハマキ
それでも二箇所は共通していることが多いです。
その一つは,赤矢印が指している所です。
胸部背から下唇鬚(かしんひげ)の先まで白くなっていることが多いです。
もう一つは緑矢印が指している所です。
そこにある白縁取りの三角黒紋です。

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トサカハマキ 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したトサカハマキです。

①トサカハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科) フラッシュ撮影
釣り鐘形をしているのでハマキガ科と予想が立ちます。
本種は個体差が大きく紋様が様々です。
「これも同じトサカハマキなの」と思うほどの変わり種はこちらです。

②トサカハマキ
それでも二箇所は共通していることが多いです。
その一つは,赤矢印が指している所です。
胸部背から下唇鬚(かしんひげ)の先まで白くなっていることが多いです。
もう一つは緑矢印が指している所です。
そこにある白縁取りの三角黒紋です。

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ツグミ・イソヒヨドリ
2022年3月10日(木)
2896 ツグミ・イソヒヨドリ 撮影日2022/03/01,03/10撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日と10日に観察したツグミ・イソヒヨドリです。

①ツグミ(スズメ目ヒタキ科)
毎年冬になるとシベリアから渡ってきて勿来の関で見られるようになる冬鳥です。
3月頃まで見られますがそれ以降になると姿は見られません。
跳ねては止まり辺りを見回すを繰り返して餌探しをます。
さえずらないので「ツグミ」と名付けられました。

②イソヒヨドリ(スズメ目ヒタキ科)
♀は地味だが♂は背がダークブルーで腹がレンガ色をしていて美しい鳥です。
ヒヨドリと名前に付いていますが,仲間ではありません。
ヒヨドリ同様大きな鳥です。
日本各地の海辺や都市部でも見られます。

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2896 ツグミ・イソヒヨドリ 撮影日2022/03/01,03/10撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日と10日に観察したツグミ・イソヒヨドリです。

①ツグミ(スズメ目ヒタキ科)
毎年冬になるとシベリアから渡ってきて勿来の関で見られるようになる冬鳥です。
3月頃まで見られますがそれ以降になると姿は見られません。
跳ねては止まり辺りを見回すを繰り返して餌探しをます。
さえずらないので「ツグミ」と名付けられました。

②イソヒヨドリ(スズメ目ヒタキ科)
♀は地味だが♂は背がダークブルーで腹がレンガ色をしていて美しい鳥です。
ヒヨドリと名前に付いていますが,仲間ではありません。
ヒヨドリ同様大きな鳥です。
日本各地の海辺や都市部でも見られます。

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シロテンエダシャク
2022年3月9日(水)
シロテンエダシャク 撮影日2022/03/06,03/09撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月6日と9日に観察したシロテンエダシャクです。

①シロテンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
本種を最も特徴付けるのは名前にもあるように桃矢印が指している白点です。
この白点は前翅だけでなく後翅にもあって目立っています。
いずれも,外横線(黄矢印)と亜外縁線(白い横線=赤矢印)の間にあります。

②シロテンエダシャク
この白点が見られないシロテンエダシャクも居るので黄矢印が指している外横線の様子を覚えている必要があります。
前縁に近い方が大きく次第に小さくなり山の高さが低くなっていきます。
緑矢印は内横線を指しています。
触角は発達した櫛歯状のものが見えるるので♂と分かります。
♀の触角は糸状です。

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シロテンエダシャク 撮影日2022/03/06,03/09撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月6日と9日に観察したシロテンエダシャクです。

①シロテンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
本種を最も特徴付けるのは名前にもあるように桃矢印が指している白点です。
この白点は前翅だけでなく後翅にもあって目立っています。
いずれも,外横線(黄矢印)と亜外縁線(白い横線=赤矢印)の間にあります。

②シロテンエダシャク
この白点が見られないシロテンエダシャクも居るので黄矢印が指している外横線の様子を覚えている必要があります。
前縁に近い方が大きく次第に小さくなり山の高さが低くなっていきます。
緑矢印は内横線を指しています。
触角は発達した櫛歯状のものが見えるるので♂と分かります。
♀の触角は糸状です。

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アトジロエダシャク
2022年3月8日(火)
アトジロエダシャク 撮影日2022/03/06撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月6日に観察したアトジロエダシャクです。

①アトジロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
止まっている格好が勾配角度の小さい屋根形に見えヤガ科を予想させますがエダシャク亜科の蛾です。
幼虫はクルミ科,カバノキ科,ブナ科,ニレ科,バラ科,カエデ科,ミズキ科等の広葉樹の葉を食べます。
餌となるものが多いせいか観察する機会が多い蛾です。

②アトジロエダシャク
赤矢印の近くに見えているものが白い色をした後翅です。
後翅が白いのでアトジロエダシャクと名付けられました。
この蛾には他の蛾には見られない独特のものが見られます。
それは赤矢印が指しているかまぼこ状の物です。
それは恐らく前翅の重なりを防ぐために有ると思われます。
即ちストッパーの役割をしているものと思われます。
前翅は見るからにざらざらしていて一度重なってしまうと摩擦が大きくて元に戻らなくなるのでしょう。

③アトジロエダシャク
このかまぼこ状のものは左右の翅に1個ずつ付いているのか確かめたくなりました。
それでマツの葉を使って翅を持ち上げてみました。
すると頭を上に見えるようにしたとき,それが右の翅に付いていることが分かりました。
即ち片方の右側の後翅に付いているように見えました。
これから左側の後翅に付いているものは存在するか調べたくなりました。

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アトジロエダシャク 撮影日2022/03/06撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月6日に観察したアトジロエダシャクです。

①アトジロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
止まっている格好が勾配角度の小さい屋根形に見えヤガ科を予想させますがエダシャク亜科の蛾です。
幼虫はクルミ科,カバノキ科,ブナ科,ニレ科,バラ科,カエデ科,ミズキ科等の広葉樹の葉を食べます。
餌となるものが多いせいか観察する機会が多い蛾です。

②アトジロエダシャク
赤矢印の近くに見えているものが白い色をした後翅です。
後翅が白いのでアトジロエダシャクと名付けられました。
この蛾には他の蛾には見られない独特のものが見られます。
それは赤矢印が指しているかまぼこ状の物です。
それは恐らく前翅の重なりを防ぐために有ると思われます。
即ちストッパーの役割をしているものと思われます。
前翅は見るからにざらざらしていて一度重なってしまうと摩擦が大きくて元に戻らなくなるのでしょう。

③アトジロエダシャク
このかまぼこ状のものは左右の翅に1個ずつ付いているのか確かめたくなりました。
それでマツの葉を使って翅を持ち上げてみました。
すると頭を上に見えるようにしたとき,それが右の翅に付いていることが分かりました。
即ち片方の右側の後翅に付いているように見えました。
これから左側の後翅に付いているものは存在するか調べたくなりました。

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ホソバキリガ
2022年3月7日(月)
ホソバキリガ 撮影日2022/03/07撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月7日に観察したホソバキリガです。

①ホソバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
大赤矢印は腎状紋を指しています。
小赤矢印は環状紋を指しています。
これらの紋が有るのでヤガ科ヨトウガ亜科と分かります。
本種にはブナキリガという似た種が居るので注意が必要です。

②ホソバキリガ
大緑矢印は亜外縁線を指しています。
両者の違いは大緑矢印が指している所に有ります。
鉤状あるいはZ状に曲がっていればホソバキリガです。
曲がっていなければブナキリガです。
亜外縁線の直ぐ近くに対になった小黒点(小緑矢印)があってスモモキリガと間違いやすいです。
胸部脇にある小黒点(黄矢印)も本種の特徴です。

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ホソバキリガ 撮影日2022/03/07撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月7日に観察したホソバキリガです。

①ホソバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
大赤矢印は腎状紋を指しています。
小赤矢印は環状紋を指しています。
これらの紋が有るのでヤガ科ヨトウガ亜科と分かります。
本種にはブナキリガという似た種が居るので注意が必要です。

②ホソバキリガ
大緑矢印は亜外縁線を指しています。
両者の違いは大緑矢印が指している所に有ります。
鉤状あるいはZ状に曲がっていればホソバキリガです。
曲がっていなければブナキリガです。
亜外縁線の直ぐ近くに対になった小黒点(小緑矢印)があってスモモキリガと間違いやすいです。
胸部脇にある小黒点(黄矢印)も本種の特徴です。

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シロトゲエダシャク
2022年3月6日(日)
シロトゲエダシャク 撮影日2022/03/06撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月6日に観察したシロトゲエダシャクです。

①シロトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅は開いていませんが,壁に貼り付くように止まっているのでシャクガ科と分かります。
白い地に4本の横線があるエダシャク亜科の蛾です。
これらの横線は前縁に近い部分が特に濃く目立っています。
外横線と亜外縁線は後縁に近い所も濃くなっています。
しかも外横線は後縁に近い所で二重になっています。

②シロトゲエダシャク 2018/03/20撮影
本種は「冬尺蛾」で♀の翅は退化して短く歩いて移動します。
配偶時刻は夜中の0時頃です。
大赤矢印は内横線を指しています。
緑矢印は外横線を指しています。
小赤矢印は中横線を指しています。
幼虫は各種広葉樹の葉を食べます。

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シロトゲエダシャク 撮影日2022/03/06撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月6日に観察したシロトゲエダシャクです。

①シロトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅は開いていませんが,壁に貼り付くように止まっているのでシャクガ科と分かります。
白い地に4本の横線があるエダシャク亜科の蛾です。
これらの横線は前縁に近い部分が特に濃く目立っています。
外横線と亜外縁線は後縁に近い所も濃くなっています。
しかも外横線は後縁に近い所で二重になっています。

②シロトゲエダシャク 2018/03/20撮影
本種は「冬尺蛾」で♀の翅は退化して短く歩いて移動します。
配偶時刻は夜中の0時頃です。
大赤矢印は内横線を指しています。
緑矢印は外横線を指しています。
小赤矢印は中横線を指しています。
幼虫は各種広葉樹の葉を食べます。

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ウスミドリコバネナミシャク
2022年3月5日(土)
ウスミドリコバネナミシャク 撮影日2022/03/05撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月5日に観察したウスミドリコバネナミシャクです。

①ウスミドリコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印は外横線を指しています。
黄矢印は「U字形」を指しています。
この「U字形」は外横線に沿って並んでいます。
「U字形」が並んでいればナミシャク亜科と相場が決まっています。
翅中央より翅頂側に寄った所には黒い横脈紋が外横線に接触しています。

②ウスミドリコバネナミシャク
本種には緑を帯びている所があります。
外横線と亜外縁線の間,中横線と内横線の間が特に緑がかっています。
だから名前にウスミドリが付いているのです。
前翅長は13㎜と小さな蛾です。
大緑矢印は内横線を指しています。
小緑矢印は中横線を指しています。

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ウスミドリコバネナミシャク 撮影日2022/03/05撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月5日に観察したウスミドリコバネナミシャクです。

①ウスミドリコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印は外横線を指しています。
黄矢印は「U字形」を指しています。
この「U字形」は外横線に沿って並んでいます。
「U字形」が並んでいればナミシャク亜科と相場が決まっています。
翅中央より翅頂側に寄った所には黒い横脈紋が外横線に接触しています。

②ウスミドリコバネナミシャク
本種には緑を帯びている所があります。
外横線と亜外縁線の間,中横線と内横線の間が特に緑がかっています。
だから名前にウスミドリが付いているのです。
前翅長は13㎜と小さな蛾です。
大緑矢印は内横線を指しています。
小緑矢印は中横線を指しています。

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ミヤマオビキリガ
2022年3月3日(4)
ミヤマオビキリガ 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したミヤマオビキリガです。

①ミヤマオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
腎状紋(短桃矢印)や環状紋(大桃矢印)があるのでヤガ科と分かります。
腎状紋の後縁側には黒紋が有ります。
この種の仲間は似たものが多く同定に時間がかかります。

②ミヤマオビキリガ
緑矢印は内横線を指しています。
赤矢印は外横線を指しています。
どちらの線も二重になっています。
内横線の中央から後縁には(黄矢印)数字の3が見られます。
本種は成虫で越冬し4~5月まで見られます。
幼虫はサクラ,ノイバラの葉を食べます。

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ミヤマオビキリガ 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したミヤマオビキリガです。

①ミヤマオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
腎状紋(短桃矢印)や環状紋(大桃矢印)があるのでヤガ科と分かります。
腎状紋の後縁側には黒紋が有ります。
この種の仲間は似たものが多く同定に時間がかかります。

②ミヤマオビキリガ
緑矢印は内横線を指しています。
赤矢印は外横線を指しています。
どちらの線も二重になっています。
内横線の中央から後縁には(黄矢印)数字の3が見られます。
本種は成虫で越冬し4~5月まで見られます。
幼虫はサクラ,ノイバラの葉を食べます。

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ハイイロフユハマキ
2022年3月3日(木)
ハイイロフユハマキ 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したハイイロフユハマキです。

①ハイイロフユハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
灯火枠に止まり撮影困難だったのでマツの葉でそっと触り下に降りてもらいました。
釣り鐘形をしたハマキガ科特有の翅形とは違っています。
♂と♀では翅形と紋様が違います。
前翅基部が細く尖った方が♂です。
かつてはフユシャクモドキといわれていたように2月から3月に出現します。

②ハイイロフユハマキ
蛾の世界では一般に♀の方が大きいのですが,本種に限って僅かに♂の方が大きいです。
前翅長が♂は12から14㎜,♀は約11㎜です。
主な特徴は次の通りです。
赤矢印が指している所に白っぽい紋が有ります。
黄矢印が指している所には外縁方向へ向かう黒い筋が見られます。
緑矢印が指している所には黒いX紋が有ります。

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ハイイロフユハマキ 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したハイイロフユハマキです。

①ハイイロフユハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
灯火枠に止まり撮影困難だったのでマツの葉でそっと触り下に降りてもらいました。
釣り鐘形をしたハマキガ科特有の翅形とは違っています。
♂と♀では翅形と紋様が違います。
前翅基部が細く尖った方が♂です。
かつてはフユシャクモドキといわれていたように2月から3月に出現します。

②ハイイロフユハマキ
蛾の世界では一般に♀の方が大きいのですが,本種に限って僅かに♂の方が大きいです。
前翅長が♂は12から14㎜,♀は約11㎜です。
主な特徴は次の通りです。
赤矢印が指している所に白っぽい紋が有ります。
黄矢印が指している所には外縁方向へ向かう黒い筋が見られます。
緑矢印が指している所には黒いX紋が有ります。

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クロモンキリバエダシャク
2022年3月2日(水)
クロモンキリバエダシャク 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したクロモンキリバエダシャクです。

①クロモンキリバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ほとんど前翅を開いていませんが,平たく翅が開いています。
しかも,翅に厚さを感じないのでシャクガ科と予想がつきます。
青矢印は亜外縁線を指しています。
本種が目立つのは何といっても亜外縁線上に並ぶ黒紋です。
後縁近くには「へ」の字紋,前縁近くにはハートに似た紋が有ります。
3月1日だけで5匹見つけました。
こんなに多いのは幼虫が多くの植物を餌としているからです。
クヌギ,アカガシ,イタドリ,フサザクラ,アブラチャン,ズミ,マルバアオダモ,ヤナギ科,クスノキ科,バラ科,カエデ科等の葉を食べます。

②クロモンキリバエダシャク 幼虫 2017/05/10撮影
この幼虫を見たときびっくりしました。
腹の真ん中に上向きの刺があるからです。
しかも,その刺は枝分かれをしているではありませんか。

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クロモンキリバエダシャク 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したクロモンキリバエダシャクです。

①クロモンキリバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ほとんど前翅を開いていませんが,平たく翅が開いています。
しかも,翅に厚さを感じないのでシャクガ科と予想がつきます。
青矢印は亜外縁線を指しています。
本種が目立つのは何といっても亜外縁線上に並ぶ黒紋です。
後縁近くには「へ」の字紋,前縁近くにはハートに似た紋が有ります。
3月1日だけで5匹見つけました。
こんなに多いのは幼虫が多くの植物を餌としているからです。
クヌギ,アカガシ,イタドリ,フサザクラ,アブラチャン,ズミ,マルバアオダモ,ヤナギ科,クスノキ科,バラ科,カエデ科等の葉を食べます。

②クロモンキリバエダシャク 幼虫 2017/05/10撮影
この幼虫を見たときびっくりしました。
腹の真ん中に上向きの刺があるからです。
しかも,その刺は枝分かれをしているではありませんか。

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ウラベニヒラタマルハキバガ
2022年3月1日(火)
ウラベニヒラタマルハキバガ 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したウラベニヒラタマルハキバガです。

①ウラベニヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)
今年は寒さが一段と厳しく,やっと2月28日(月)から暖かくなりました。
そこで,昨日久し振りに蛾の観察に出かけようと思いました。
ところが,前日(日曜日)に新型コロナワクチン接種(3回目)をしたためざわざわしていたので大事を取って蛾の観察をやめました。
2日続きで暖かな今日,出かけると7種類の蛾に出会うことができました。
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)からキバガの仲間と分かります。
前翅長11㎜程度の小さな蛾です。
本種は翅の裏が紅を帯びているためウラベニという名が付けられています。

②ウラベニヒラタマルハキバガ
未だ二回しか出会いが無かったウラベニヒラタマルハキバガに最後の観察地点で出会えました。
本種の下唇鬚(かしんひげ)は,他のキバガ科の蛾に比べると太いと感じました。
拡大すると「なんと下唇鬚に毛が生えているではありませんか。」
胸部背に毛が立ち上がっています。(緑矢印前方)
本種には無数の黒点が散布していますが,前翅中央には対になった少し大きな黒点が存在します。(黄矢印)

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ウラベニヒラタマルハキバガ 撮影日2022/03/01撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年3月1日に観察したウラベニヒラタマルハキバガです。

①ウラベニヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)
今年は寒さが一段と厳しく,やっと2月28日(月)から暖かくなりました。
そこで,昨日久し振りに蛾の観察に出かけようと思いました。
ところが,前日(日曜日)に新型コロナワクチン接種(3回目)をしたためざわざわしていたので大事を取って蛾の観察をやめました。
2日続きで暖かな今日,出かけると7種類の蛾に出会うことができました。
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)からキバガの仲間と分かります。
前翅長11㎜程度の小さな蛾です。
本種は翅の裏が紅を帯びているためウラベニという名が付けられています。

②ウラベニヒラタマルハキバガ
未だ二回しか出会いが無かったウラベニヒラタマルハキバガに最後の観察地点で出会えました。
本種の下唇鬚(かしんひげ)は,他のキバガ科の蛾に比べると太いと感じました。
拡大すると「なんと下唇鬚に毛が生えているではありませんか。」
胸部背に毛が立ち上がっています。(緑矢印前方)
本種には無数の黒点が散布していますが,前翅中央には対になった少し大きな黒点が存在します。(黄矢印)

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