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ブドウホソハマキ

2022年2月27日(日)
ブドウホソハマキ 撮影日2017/08/05 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月5日に観察したブドウホソハマキです。

ブドウホソハマキ
①ブドウホソハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
前縁沿いに褐色の短い筋が並んでいます。
これらは恐らくヒメハマキガ紋様だと思い検索しました。
するとヒメハマキガ亜科とは見当違いでしたが偶然にもブドウホソハマキが見つかりました。
円らな瞳が可愛い蛾です。


ブドウホソハマキ
②ブドウホソハマキ
本種と似た蛾にアカオビホソハマキが居るので注意が必要です。
本種は帯の下端(緑矢印)が上端(赤矢印)より断然大きくなっています。
本種は前翅長が9㎜以下の小さな蛾です。
幼虫はガマズミ,ノリウツギ,スグリ,サクラ,スイカズラ,キヅタの葉を食べます。



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モンムラサキクチバ

2022年2月26日(土)
2885 モンムラサキクチバ 撮影日2017/08/05 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月5日に観察したモンムラサキクチバです。

モンムラサキクチバ
①モンムラサキクチバ♂(ヤガ科シタバガ亜科)
触角を背負っていますが,ツトガ科・メイガ科ではありません。
翅が厚く屋根形にして止まっているのでシャクガ科でなくヤガ科と分かります。
幼虫はフジ,ネムノキの葉を食べます。


モンムラサキクチバ
②モンムラサキクチバ♂
この写真のモンムラサキクチバは♂です。
というのは赤矢印が指している所(後翅後方)に白紋が有るからです。
本種と似ている蛾にモンシロムラサキクチバが居るので注意が必要です。
緑矢印が指している場所に明瞭な一筋の白条があればモンシロムラサキクチバです。



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マルギンバネスガ

2022年2月25日(金)
2884 マルギンバネスガ 撮影日2017/06/13 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年6月13日に観察したマルギンバネスガです。

マルギンバネスガ
①マルギンバネスガ(スガ科)
額をつけて逆立ちしている格好の蛾です。
スガ科の蛾は,この様な格好で止まることが多いです。
幼虫はクリ,クヌギ,コナラ,アラカシ,ツブラジイの葉を食べます。
前翅長が7㎜くらいの小さな蛾です。


マルギンバネスガ
②マルギンバネスガ
主な特徴は次の通りです。
大赤矢印が指している所に黒い紋が有ります。
更に,外縁と後角に近い所に小さな黒紋(小赤矢印)が有ります。
そして最後に前縁沿いに多くの小黒点(緑矢印)が並んでいます。



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ゴマフボクトウ

2022年2月24日(木)
2883 ゴマフボクトウ 撮影日2017/08/13 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月13日に観察したゴマフボクトウです。

ゴマフボクトウ
①ゴマフボクトウ(ボクトウガ科)
ボクトウガ科は,4種類しか居ない小さな科です。
ハイイロボクトウ以外は白地に黒ずんだ斑紋が有る蛾です。
本種の斑紋は遠目には黒っぽく見えますが,近づいて見ると青味がかった金属光沢をしています。
この沢山ある斑紋をゴマに見立ててゴマフボクトウと名付けたのでしょう。
♀は大きく、♂の2倍程のものもいます。


ゴマフボクトウ
②ゴマフボクトウ
幼虫は葉を食べるのではなく,樹木の幹をかじって孔を開け穿入して食害します。
木の髄を食べられた樹木は元気が無くなり枯れてしまうこともあります。
ブナ科、バラ科、ヤナギ科、ツバキ科の樹木にトンネルを掘り、加害します。
茶を育てている農家では枝幹および根をかじられ枯れ死してしまうので困っています。



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キシタミドリヤガ

2022年2月23日(水)
キシタミドリヤガ 撮影日2015/10/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2015年10月03日に観察したキシタミドリヤガです。

キシタミドリヤガ
①キシタミドリヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
赤矢印は腎状紋を指しています。
緑矢印は環状紋を指しています。
これらの紋には白い縁取りが有るため見やすくなっています。
それで,これらの紋が有るためヤガ科と分かります。


キシタミドリヤガ
②キシタミドリヤガ
名前にある「キシタ」とは後翅にある橙黄色を指しています。
つまり後翅が黄色であることを指しています。
写真で表現出来ませんでしたが,本種の前翅は少し緑色を帯びた部分があります。
ところで語尾に付いている「ヤガ」は,モンヤガ亜科の蛾に付いています。
外横線の外側にある大きな白紋が目立っています。



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シロテンツマキリアツバ

2022年2月22日(火)
シロテンツマキリアツバ 撮影日2017/06/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年6月20日に観察したシロテンツマキリアツバです。

シロテンツマキリアツバ
①シロテンツマキリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
赤矢印が指している前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からヤガ科のアツバの仲間と分かります。
幼虫はミツバウツギ科,キブシ科などの葉を食べます。


シロテンツマキリアツバ
②シロテンツマキリアツバ  2017/08/29撮影
本種には他の蛾では,ほとんど見られない白紋(緑矢印)が有ります。
それで本種の名にシロテンと付けたのでしょう。
後翅後縁に上側は紅を帯びた筋,下側は二重線の筋でできた紋が有ります。
この紋が有るため口を少し開けた人に見えます。



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ツトガ

2022年2月21日(月)
ツトガ 撮影日2017/08/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月2日に観察したツトガです。

ツトガ
①ツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
更に白地に薄褐色の筋模様ときたらツトガ科に決まりです。
幼虫はシバやイネを食べます。


ツトガ
②ツトガ
本種と似た蛾にシバツトガが居るので注意が必要です。
主な特徴は次の通りです。
緑色のカギ括弧の所には3本の褐色筋模様があってアクセントになっています。
桃矢印の上には太目の白筋,下には3本の細目の白筋が有ります。



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チャバネツトガ

2022年2月20日(日)
チャバネツトガ 撮影日2017/08/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月2日に観察したチャバネツトガです。

チャバネツトガ
①チャバネツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)
最初,この蛾の何処に目が届くかで同定の速さが決まってしまいます。
それは仕方ありませんが,私は腹端に目が行ってしまいました。
それは腹端がはみ出ていたからです。
腹端が出ていれば,ほとんどシャチホコガ科と相場が決まっているのでその科を探しました。


チャバネツトガ
②チャバネツトガ  2015/07/25撮影
残念ながらシャチホコガ科ではありませんでした。
変だなと思いながら写真を見ると触角を背負っているではありませんか。(赤矢印)
触角を背負っていれば,ツトガ科・メイガ科です。
全体が黄色を帯びているのでツトガ科と予想がつきます。
この蛾のトレードマークとして前翅中央にある黒点(黄矢印)を上げることができます。



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オオキイロホソバヒゲナガキバガ

2022年2月19日(土)
オオキイロホソバヒゲナガキバガ 撮影日2017/08/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月4日に観察したオオキイロホソバヒゲナガキバガです。

オオキイロホソバヒゲナガキバガ
①オオキイロホソバヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科)
前翅長と同じくらいの長さがある触角を前方へ伸ばして止まっています。
前縁の縁が明るい黄色ならキベリハイヒゲナガキバガですが目立っていません。
黄矢印が指している所に後方へ反り返るキバが有るのでキバガの仲間と分かります。


オオキイロホソバヒゲナガキバガ
②オオキイロホソバヒゲナガキバガ
前翅長が8㎜程度の小さな蛾です。
赤矢印の前方(翅の幅の真ん中辺り)には,ぼんやりした小黒点が有ります。
緑矢印の前方には不明瞭な筋が有ります。



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カシワマイマイ

2022年2月18日(金)
カシワマイマイ 撮影日2017/08/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月16日に観察したカシワマイマイです。

カシワマイマイ
①カシワマイマイ♀(ドクガ科)  2017/08/16撮影
本種は♀と♂では別種と思うほど色彩も大きさも違っています。
♀は白っぽくてミノオマイマイに似ていますが,♂は黒ずんでいます。
♀は大きく前翅長が80~93㎜で,♂は♀より小さく44~52㎜です。
足には桃色を帯びた部分があります。


カシワマイマイ
②カシワマイマイ♂(ドクガ科)  2017/08/16撮影
幼虫はコナラ,クヌギ,クリ,アラカシ,サクラ,リンゴ,ナシ,イロハモミジの葉を食べます。
幼虫時代に食べた養分を腹部に蓄えて,それを元に成虫時代は活動します。
それで成虫になると雌も雄も何も食べません。
ですから,食べた養分を蓄えておくために腹部が発達し外縁からはみ出しています。
この事は,シャチホコガ科と似ています。



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ウスグロコケガ

2022年2月17日(木)
ウスグロコケガ 撮影日2019/06/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年6月4日に観察したウスグロコケガです。

ウスグロコケガウスグロコケガ
①ウスグロコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
コブガ科にも見えますが,翅の表面に突起物がありません。
翅の厚さが薄く感じられます。
幼虫は地衣類などを食べます。
沖縄を除く全国に分布しています。


ウスグロコケガウスグロコケガ
②ウスグロコケガ  2017/08/20撮影
前翅長は8㎜程度の小さな蛾です。
前翅中央には焦茶紋があり,更にその紋の中に黒紋が有ります。
赤矢印が指している外横線はこの焦茶紋を囲むように走り前縁近くで前縁の方へ曲がります。



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ギンスジアオシャク

2022年2月15日(水)
ギンスジアオシャク 撮影日2017/07/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年7月/12日に観察したギンスジアオシャクです。

ギンスジアオシャクギンスジアオシャク
①ギンスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
壁に貼り付くように止まり翅色が緑色のものはアオシャク亜科です。
羽化したばかりのものは緑が綺麗でつい写したくなるほどです。
特に前翅外縁に見られる白色のグラデーション(黄矢印)も綺麗です。
幼虫はクサイチゴ,クサフジを食べます。


ギンスジアオシャクギンスジアオシャク
②ギンスジアオシャク  2017/06/23撮影
ところが,写した写真を見ると綺麗さは感じなくなるのです。
それは後翅外縁にある黒紋が原因と考えています。
緑矢印は内横線を指しています。
赤矢印は外横線を指しています。
外横線の方が明瞭に表れています。



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ウスイロトラカミキリ

2022年2月15日(水)
2878 ウスイロトラカミキリ 撮影日2017/07/10 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年7月/10日に観察したウスイロトラカミキリです。

ウスイロトラカミキリ
①ウスイロトラカミキリ(コウチュウ目カミキリムシ科)
体長が10㎜以上の可愛いカミキリムシです。
伐採木に小さい穴を開けて活動します。
胸部のくびれの細くなった所に小さな突起が見られます。(赤矢印)


ウスイロトラカミキリ
②ウスイロトラカミキリ
頭・胸・足は黒いです。
上翅は紫を帯びた褐色です。
この上翅に淡黄色の紋が見られるのでウスイロトラカミキリと名付けられました。



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ヒメエビイロアツバ

2022年2月14日(月)
ヒメエビイロアツバ 撮影日2017/08/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月/31日に観察したヒメエビイロアツバです。

ヒメエビイロアツバ
①ヒメエビイロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
前翅を大きく開いて壁に貼り付くようにとまっていシャクガ科に見えますが・・・
下唇鬚(かしんひげ)が突き出ていて翅の厚みが感じられます。
だから,ヤガ科のアツバの仲間を検索すると見つかります。


ヒメエビイロアツバ
②ヒメエビイロアツバ  2014/07/05撮影
後翅には黒くて明瞭な横線が2本(緑矢印と赤矢印)見られます。
この2本の横線の内,緑矢印が指している線は前翅でも黒い線のままですが,
赤矢印が指している線は白い線になっています。
前翅の二本線の間にちょっと大きな黒点が有ります。
腹部背には薄褐色の短線が6つ見られます。



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ウンモンスズメ

2022年2月13日(日)
ウンモンスズメ 撮影日2017/08/21 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月/21日に観察したウンモンスズメです。

ウンモンスズメ
①ウンモンスズメ(スズメガ科)
スズメガ科の多くの蛾は姿を見れば直ぐ分かる格好をしています。
前翅の後縁がえぐれて腹部が丸見えになっているからです。
私はこのウンモンスズメを見ると笑顔がついこぼれてしまいます。
大きくて美しい蛾だからです。


ウンモンスズメ
②ウンモンスズメ
褐色系が多いスズメガ科の中で緑色をしているので直ぐウンモンスズメと分かります。
頭部から胸部背が濃緑色でまるで緑の帽子を被っているようです。
ところが,本種には緑色系と褐色系が存在するようです。
私は緑色系の方が珍しいので好きです。
幼虫はケヤキ,ハルニレ,アキニレ,マユミ等の葉を食べます。



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ハジマヨトウ

2022年2月12日(土)
2874 ハジマヨトウ 撮影日2017/08/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月/20日に観察したハジマヨトウです。

ハジマヨトウ
①ハジマヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
翅を閉じて矢尻の形をして止まっています。
さらに腎状紋(緑矢印)と環状紋(青矢印)があるのでヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。


ハジマヨトウ
②ハジマヨトウ
赤矢印が指している外横線は腎状紋の外側(褐色紋)を通って後縁の方へ走ります。
この外横線は褐色紋(緑矢印の柄の分)の外側の部分を除いて小黒点が並んでいます。
黄矢印が指しているのは内横線です。
本種の幼虫が食べるのは葉ではなくハチク,マダケ,モウソウチク,メダケのタケノコという変わり種です。



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フタスジツヅリガ

2022年2月11日(金)
フタスジツヅリガ 撮影日2021/07/26 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月/26日に観察したフタスジツヅリガです。

フタスジツヅリガ
①フタスジツヅリガ(ツトガ科ツヅリガ亜科)
触角(黄矢印)を背負って止まっています。
触角を背負っていたらツトガ科・メイガ科です。
本種は止まるとき前縁を壁の方へ直角に曲げて止まる習性があります。
この様な止まり方をする蛾はほとんど居ません。


フタスジツヅリガ
②フタスジツヅリガ  2016/07/26撮影
赤矢印は内横線を指しています。
緑矢印は外横線を指しています。
名前の如くこれら2本の横線が明瞭な蛾です。
幼虫は何を食べるか未だ分かっておりません。



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モンキクロノメイガ

2022年2月10日(木)
モンキクロノメイガ 撮影日2021/07/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月/16日に観察したモンキクロノメイガです。

モンキクロノメイガ
①モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
黒っぽい翅に白紋(よく見ると薄黄色)ときたらツトガ科に決まりです。
幼虫はブドウ,エビヅル,ヤブカラシ,ヤマブドウ,ノブドウの葉を食べます。


モンキクロノメイガ
②モンキクロノメイガ  2012/06/21撮影
赤矢印は魚紋,緑矢印は四角紋を指しています。
これらは同定ポイントになっているので覚えておくと同定が速く進みます。
これらの紋は白紋のように見えますが,実際は黄色を帯びています。
それで名前に「モンキ」が付くのです。



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ヒメネジロコヤガ

2022年2月9日(水)
2871 ヒメネジロコヤガ 撮影日2021/07/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月23日に観察したヒメネジロコヤガです。

ヒメネジロコヤガ
①ヒメネジロコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)
胸部背に瘤状のものが見えるのでコブガ科と思いましたがヤガ科スジコヤガ亜科でした。
ヒメオビコヤガと似ているので注意が必要です。
前翅長8㎜程度の小さな蛾です。
翅の付け根の部分が白いのでヒメネジロコヤガと名付けられたのでしょう。


ヒメネジロコヤガ
②ヒメネジロコヤガ
赤矢印は内横線を指しています。
桃矢印は外横線を指しています。
緑矢印は腎状紋を指しています。
この中には対になった小黒点があります。
幼虫はオヒシバ,イネの葉を食べます。


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トビフタスジアツバ

トビフタスジアツバ 撮影日2021/07/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月4日に観察したトビフタスジアツバです。

トビフタスジアツバ
①トビフタスジアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
赤矢印は前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)を指しています。
上から見ると矢尻の形をしています。
これらのことから本種はヤガ科と分かります。
勿来の関には幼虫が食べるエゴノキの分布が少ないのであまり見られません。


トビフタスジアツバ
②トビフタスジアツバ
本種の大きな特徴は,似たような形の横線が2本見られることです。
それらは内横線(小緑矢印)と外横線(大緑矢印)です。
それが「フタスジ」と名付けられた所以です。
2本の横線の間に「へ」の字形の紋が見られます。



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クロフシロヒトリ

2022年2月7日(月)
2869 クロフシロヒトリ 撮影日2021/05/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年5月4日に観察したクロフシロヒトリです。

クロフシロヒトリ
①クロフシロヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)
ヒトリガ亜科の中で約半数は黒い足を持っています。
白い地に黒くて長い紋があるのでコントラストが強く目に付きやすい蛾です。
黒紋と黒紋の細い隙間は僅かに黄色を帯びています。
前翅中央付近前縁寄りの所には対になった小黒紋が目玉のように見えます。


クロフシロヒトリ
②クロフシロヒトリ
一方,白色・黒色・黄色の他に頭部へ目を移すと首の所に朱色が見られ目を引きます。
幼虫は何を食べるか未だ分かっておりません。
北海道や沖縄を除く日本各地に分布しています。



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フタテンオエダシャク

2022年2月6日(日)
フタテンオエダシャク 撮影日2021/05/07 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年5月7日に観察したフタテンオエダシャクです。

フタテンオエダシャク
①フタテンオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
大きく前翅を広げ平らに翅を開いているのでシャクガ科と分かります。
赤矢印は内横線をさしています。
黄矢印は外横線を指しています。
本種と似ている蛾にウスオエダシャクが居るので注意が必要です。
両者の違いは内横線にあります。
 内横線が直線的・・・フタテンオエダシャク
 内横線が波形的・・・ウスオエダシャク


フタテンオエダシャク
②フタテンオエダシャク  2015/06/15撮影
緑矢印は後翅外縁の尾状突起を指しています。
この出っ張りを尾と見立ててオエダシャクと名付けたのでしょう。
幼虫はネムノキの葉を食べます。



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オオマエキトビエダシャク

2022年2月5日(土)
2867 オオマエキトビエダシャク 撮影日2021/05/07 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年5月7日に観察したモンキコヤガです。

オオマエキトビエダシャク
①オオマエキトビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を大きく開いて壁に張り付くように止まっています。
ですから,シャクガ科と分かります。
今日紹介する2種類は似ているので注意が必要です。
しかし,赤矢印と緑矢印が指している様子の違いに気が付けば迷うことはありません。
緑矢印は尖った頂点を指しています。


マエキトビエダシャク
②マエキトビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)  2021/04/17撮影
それに対して赤矢印は,平らな辺を指しています。
つまり矢印が指した所が尖っていればオオマエキトビエダシャクです。
平らならマエキトビエダシャクです。



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モンキコヤガ

2022年2月4日(金)
モンキコヤガ 撮影日2019/06/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年6月3日に観察したモンキコヤガです。

モンキコヤガ
①モンキコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)
二枚目の写真を見て下さい。
赤矢印三つが指しているのは黒い外横線です。
この線の外側には白くて太い縁取り線があります。
外横線は腎状紋(緑矢印)の所を外回りして後縁に向かっています。
緑矢印が指しているのは腎状紋です。


モンキコヤガ
②モンキコヤガ  2017/09/01撮影
本種は10程度の小さな蛾です。
本種で一番目立つのは黄矢印が指している黄色い紋です。
紋が黄色で小さい蛾という意味でモンキコヤガと名付けられたのでしょう。
幼虫は枯葉を食べます。



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ゴマフリドクガ

2022年2月3日(水)
2865 ゴマフリドクガ 撮影日2019/05/07 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年5月7日に観察したゴマフリドクガです。

ゴマフリドクガ
①ゴマフリドクガ(ドクガ科)
蛾に興味を持った方はドクガについて知識を持っていないと酷い目に遭ってしまいます。
ドクガに触れると激しい痒みやかぶれに見舞われなかなか治りません。
それは無数の目に見えないほど小さな毒針毛を毒蛾は持っているからです。
でも,ドクガ科37種の内,注意すべき毒蛾は8~10種類くらいです。
色は断然黄色と橙色が多く黒色・白色と続きます。


ゴマフリドクガ
②ゴマフリドクガ
更に特徴を上げると,毛深いことです。
赤矢印は足に生えている長い毛を指しています。
緑矢印は後縁に生えている少し長い毛です。
横から見ると,それらは上の方へ立ち上がっています。
翅には焦茶色の小さい点が無数に散らばっています。
丁度胡麻粒をまきちらしたたようなのでゴマフリドクガと名付けられました。



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マユミオオクチブサガ

2022年2月2日(水)
マユミオオクチブサガ 撮影日2019/04/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年4月23日に観察したマユミオオクチブサガです。

マユミオオクチブサガ
①マユミオオクチブサガ(クチブサガ科)
細長い体で前翅長10㎜~15㎜ほどの小さい蛾です。
褐色の翅に3本の薄褐色の横線があります。
幼虫はマユミの葉を食べます。


マユミオオクチブサガ
②マユミオオクチブサガ
赤矢印は小黒点を指しています。
その小黒点は薄褐色の横線に接触するような位置に有ります。
顔が壁に付くくらい近づけて腹端を上げ体を斜めに保ちながら止まります。



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オオアオシャチホコ

2022年2月1日(火)
オオアオシャチホコ 撮影日2019/04/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年4月22日に観察したオオアオシャチホコです。

オオアオシャチホコ
①オオアオシャチホコ(シャチホコガ科)
緑矢印ははみ出している後翅を指しています。
灰矢印は外縁から飛び出している腹端を指しています。
これらの二つから写真の蛾はシャチホコガ科だと分かります。


オオアオシャチホコ
②オオアオシャチホコ
主な特徴は次の通りです。
大桃矢印は内横線を指しています。
その内横線の内側(赤矢印)は緑を帯びています。
ところが翅の中央部は緑を帯びず,外縁に沿った部分がまた緑を帯びています。
小桃矢印は内横線上に並ぶ黒い突起物です。
幼虫はエゴノキ,ハクウンボクの葉を食べますが,成虫になると口吻が退化していて何も食べません。
幼虫のときに溜め込んだ養分を活動の源にしています。
だから腹部が発達して太くなっています。



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