ニトベエダシャク
2021年11月18日(木)
2801 ニトベエダシャク 撮影日2021/11/17 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年11月17日に観察したニトベエダシャクです。

①ニトベエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅と後翅をぴったり合わせて止まっているのでシャクガ科には見えませんがシャクガ科の蛾です。
細緑矢印は内横線を指しています。
太緑矢印は外横線を指しています。
これらの間は淡褐色で,内横線の内側と外横線の外側は焦茶色のツートンカラーです。
幼虫はカバノキ科,ブナ科,ニレ科,クワ科,マンサク科,バラ科,カエデ科,ツツジ科,モクセイ科,スイカズラ科の葉を食べるので複数回観察されます。

②ニトベエダシャク
今まで何度もこの蛾を撮影してきましたが,今年二つほど「あれ何だろう?」と気が付いたことがあります。
A一つは,黄矢印が指している白っぽい突起物です。
最初はごみだと思いそっと爪で払い除けました。
しかし,取れません。
気になってネットで画像を見るとやはり似たようなものが付いています。
B二つ目は後角にある垂直尾翼のような物(赤矢印)です。
何故このような物が後角についているか初めのうちは分かりませんでした。
その内あることに気がつきました。
飛び終えた後翅を閉じるとき左右の翅が重なり合うのを防ぐためではないか。
前翅の表面がざらざらして重なると戻りにくいからなのでしょう。

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2801 ニトベエダシャク 撮影日2021/11/17 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年11月17日に観察したニトベエダシャクです。

①ニトベエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅と後翅をぴったり合わせて止まっているのでシャクガ科には見えませんがシャクガ科の蛾です。
細緑矢印は内横線を指しています。
太緑矢印は外横線を指しています。
これらの間は淡褐色で,内横線の内側と外横線の外側は焦茶色のツートンカラーです。
幼虫はカバノキ科,ブナ科,ニレ科,クワ科,マンサク科,バラ科,カエデ科,ツツジ科,モクセイ科,スイカズラ科の葉を食べるので複数回観察されます。

②ニトベエダシャク
今まで何度もこの蛾を撮影してきましたが,今年二つほど「あれ何だろう?」と気が付いたことがあります。
A一つは,黄矢印が指している白っぽい突起物です。
最初はごみだと思いそっと爪で払い除けました。
しかし,取れません。
気になってネットで画像を見るとやはり似たようなものが付いています。
B二つ目は後角にある垂直尾翼のような物(赤矢印)です。
何故このような物が後角についているか初めのうちは分かりませんでした。
その内あることに気がつきました。
飛び終えた後翅を閉じるとき左右の翅が重なり合うのを防ぐためではないか。
前翅の表面がざらざらして重なると戻りにくいからなのでしょう。

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