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ウスキトガリキリガ

2021年10月31日(日)
ウスキトガリキリガ 撮影日2021/10/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月31日に観察したウスキトガリキリガです。

ウスキトガリキリガ
①ウスキトガリキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
腎状紋(赤矢印)と環状紋(桃矢印)があるのでヨトウガ亜科かキリガ亜科だと分かります。
名前にある「ウスキ」は内横線と外横線の淡い黄色から付けられたのでしょう。
「トガリ」とは翅頂が外へ出張って尖っているからでしょう。(緑矢印)


ウスキトガリキリガ
②ウスキトガリキリガ
青矢印が指している内横線の内側と,白矢印が指している外横線の外側が濃褐色をしています。
これら2つの横線の間は淡い褐色です。
外横線と交差し外縁に達している6本の白線がこの蛾の美しさを引き立てています。


ウスキトガリキリガ
③ウスキトガリキリガ
胸部背にはモヒカン刈りのような毛叢が見られ目を惹きつけます。


ウスキトガリキリガ
④ウスキトガリキリガ
胸部背のモヒカン刈りは前の方から見ると尖り帽子のように見えます。
鋭い目でカメラマンを見ています。



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ニッコウナミシャク

2021年10月30日(土)
2783 ニッコウナミシャク 撮影日2021/10/30 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月30日に観察したニッコウナミシャクです。

ニッコウナミシャク
①ニッコウナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印は細い外横線を指していますが,前縁近くでは太くて濃く成っています。
この外横線の外側に垂れ下がるように「U字形」が見られます。
ですから,この蛾はナミシャク亜科と分かります。
この1枚目の写真の蛾は触角が櫛歯状なので♂です。
♀の触角は糸状です。


ニッコウナミシャク
②ニッコウナミシャク
2枚目の写真で青矢印が指しているのは縁毛です。
1枚目の縁毛より長い毛が付いているので,あまり擦れていないことが分かります。
それは外横線の外側に見られる褐色の斑紋と外縁沿いに沿って走る白線が物語っています。
本種は灰色の地に黄矢印が指している所に有る太くて濃い内横線が同定ポイントです。



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ニッコウトガリバ

2021年10月29日(金)
ニッコウトガリバ 撮影日2021/10/29 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月29日に観察したニッコウトガリバです。

ニッコウトガリバ
①ニッコウトガリバ(トガリバガ科トガリバガ亜科)
青矢印が指している所を見ると何の仲間か直ぐ分かります。
翅頂から斜めに立ち上がる線があります。
この線が同定するときの大事なポイントに成っているトガリバガ線です。


ニッコウトガリバ
②ニッコウトガリバ
本種はムラサキトガリバ等に似ているので注意が必要です。
両者の違いは緑矢印が指している所に有ります。
そこに紫の毛束があるのがニッコウトガリバです。
この様なトガリバガ亜科を見つけたら背中央にある白紋付近に毛束が有るか注意しなければ成りません。
念のために頭胸部の様子も覚えておくと鬼に金棒です。
桃矢印が指しているように頭部は薄黄色で,胸部を正面から見ると橙色(赤矢印)です。



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オオシマカラスヨトウ

2021年10月28日(木)
2781 オオシマカラスヨトウ 撮影日2021/10/26 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月26日に観察したオオシマカラスヨトウです。

オオシマカラスヨトウ
①オオシマカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科)
カラスヨトウに似て前翅全体が濃紫褐色の蛾が高い所に止まっています。
外横線の外側に白い縁取りが有るものもいます。
本種はどうも角の方が好きで頭部を写真の様に角に寄せる習性があります。
カラスヨトウには似ていても赤矢印が指している所に白い縁取りの有る環状紋があります。


オオシマカラスヨトウ
②オオシマカラスヨトウ
似ている種にナンカイカラスヨトウが居るので注意が必要です。
両者を区別するには腹部を見れば一目瞭然です。
腹部に白い筋が有ればオオシマカラスヨトウです。
壁などに止まらせると,どうしても翅で腹部が隠れ見えにくくなります。
そこでそっと指を近づけて手に乗るのを待っていました。
すると写真の様に手に乗ってくれました。
ぶれ予防のためフラッシュを焚いて腹部の様子を写しました。
緑矢印が指している腹部に白い筋が5本あまり確認出来ました。



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ノコメセダカヨトウ

2021年10月27日(水)
2780 ノコメセダカヨトウ 撮影日2021/10/27 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月27日に観察したノコメセダカヨトウです。

ノコメセダカヨトウ
①ノコメセダカヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
久々に大きな蛾に出会いました。
前翅長は30㎜近くあり興奮してしまいました。
前翅中央には焦茶紋が有りじっと見ていたら二羽の鵜が嘴を上げ求愛しているように見えました。
腎状紋(赤矢印)や環状紋(緑矢印)があることからヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。


ノコメセダカヨトウ
②ノコメセダカヨトウ
というわけで,「四国産蛾類図鑑→南四国の蛾」で検索しました。
ところが,ヨトウガ亜科もキリガ亜科も複数あってなかなか見つかりません。
途中で,「もしかして見当違いなのかな」と迷いました。
しかし,腎状紋と環状紋があるのでヨトウガ亜科かキリガ亜科に間違いないと自分に言い聞かせながら探しやっと見つけました。
灰矢印が指している外縁が鋸の目のようにぎざぎざしているのでノコメと名付けられました。
「セダカ」と名付けられていますが,後縁はそれ程高くはありません。



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コナガ

2021年10月26日(火)
2779 コナガ 撮影日2021/10/26 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月26日に観察したコナガです。

コナガ
①コナガ(コナガ科)
細長く小さい蛾で,前翅長は7㎜ほどしかありません。
幼虫はアブラナ科の葉を食べ,漢字では「小菜蛾」と書きます。
つまり菜っ葉を食べる小さい蛾という意味です。


コナガ
②コナガ
本種は一見して分かる姿をしています。
A 脇から見ると褐色で,上から見ると白い菱形紋様が並んでいます。
B 触角を胸部背から前方へ伸ばしています。
これら2つのポイントを目に焼き付けておけば同定は簡単です。



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アオバハガタヨトウ

2021年10月25日(月)
アオバハガタヨトウ 撮影日2021/10/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月25日に観察したアオバハガタヨトウです。

アオバハガタヨトウ
①アオバハガタヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)  フラッシュ撮影
腎状紋(緑矢印)や環状紋(桃矢印)が見られるのでヤガ科と分かります。
赤矢印が指している所に有るぎざぎざを歯形に見立ててハガタヨトウと名付けています。
どうも焦茶色と緑色の組み合わせは綺麗に見えないと感じています。
白い縁取りが入れば引き立つと思います。
でもかえって天敵に見つかりやすくなり生存率が下がってしまいます。


アオバハガタヨトウ
②アオバハガタヨトウ 2019/10/23撮影
幼虫の餌は,サクラ・ウラジロガシです。
サクラは普通に分布していますが,その割りに観察する機会は少ないです。
腎状紋の下部(緑矢印)には白い縁取りが見られます。(緑矢印)



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モンシロクルマコヤガ

2021年10月24日(日)
2777 モンシロクルマコヤガ 撮影日2021/08/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月16日に観察したモンシロクルマコヤガです。

モンシロクルマコヤガ
①モンシロクルマコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
前翅前縁が白くヒメクルマコヤガに似ていますが,前縁の白い幅は本種の方が狭いです。
前翅長は10㎜程度の小さな蛾です。
翅に厚みが感じられれば,「四国産蛾類図鑑のヤガ科のコヤガ類1」を探すと速く見つかります。
似たような感じの蛾の科や亜科を探しても見つかる可能性が有ります。
幼虫はヒサカキの枯葉を食べます。


モンシロクルマコヤガ
②モンシロクルマコヤガ 2011/06/03撮影
翅の地色は濃紫褐色です。
前翅と後翅の後角に白っぽい紋が有るのでモンシロクルマコヤガと名付けたのでしょう。
前翅後角の白紋(赤矢印)は淡い褐色を帯びています。
それに比べると後翅後角の白紋(緑矢印)は少し白みを帯びています。
灰矢印が指している腹端には台形の褐色紋があります。



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テンモンシマコヤガ

2021年10月23日(土)
2776 テンモンシマコヤガ 撮影日2021/08/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月11日に観察したテンモンシマコヤガです。

テンモンシマコヤガ
①テンモンシマコヤガ(ヤガ科カギアツバ亜科)
翅の開き方がシャクガ科のようですが,翅の厚みが感じられます。
大きさは前翅長が10㎜程の小さい蛾です。
小さくて翅の厚みが感じられれば,「四国産蛾類図鑑のヤガ科のコヤガ類1」を探すと速く見つかります。
灰矢印が指している所が鉤状に曲がっているのでコヤガ亜科からカギアツバ亜科に移動しました。

赤矢印が指しているのは外横線です。
この線の内側に腎状紋(緑矢印)が有ります。
小黒点が幾つか集まって腎状紋を構成しているのでテンモンシマコヤガといわれるのでしょう。

外横線と織りなす翅脈の筋模様の美しさと橙色の頭部が目をひきます。



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オオハガタヨトウ

2021年10月22日(金)
オオハガタヨトウ 撮影日2021/10/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月22日に観察したオオハガタヨトウです。

オオハガタヨトウ
①オオハガタヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
腹端が覗いていますがシャチホコガ科ではありません。
腎状紋(緑矢印)や環状紋(灰矢印)が見られるので,ヤガ科のヨトウガ亜科やキリガ亜科と分かります。

幼虫はイタドリ,シオデ,オオバコといった草本を食べます。


オオハガタヨトウ
②オオハガタヨトウ
赤矢印が指している外横線と黄矢印が指している亜外縁線がぎざぎざしています。
このぎざぎざしている様子を歯形に見立ててオオハガタヨトウと名付けたのでしょう。
腹部背には突起した毛束(青矢印)が四つほど見られます。
前翅長は24㎜ほどありました。




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オオノコメエダシャク

2021年10月21日(木)
オオノコメエダシャク 撮影日2021/10/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月20日に観察したオオノコメエダシャクです。

オオノコメエダシャク
①オオノコメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
昨日はムラサキトガリバの他にこちらの蛾も飛来していました。
前翅長は30㎜と大きな蛾です。
後翅が見えるように前翅を開いていませんがシャクガ科の蛾です。

本種は腹端を地面の方へ向けて止まる習性があります。
画像にもどちらが上下か分かるように貼り付けました。

本種にはヒメノコメエダシャクというよく似た種が居るので注意が必要です。
どう違うのか次の画像を見て下さい。


ヒメノコメエダシャク
②ヒメノコメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 2016/10/30撮影
赤矢印が指しているのは,黒い小黒点が点列している外横線です。
オオノコメエダシャクの外横線には,この黒い小黒点が有りません。

外横線以外にも違いはあります。
緑矢印が指している中横線がオオノコメエダシャクには有ります。
中横線はヒメノコメエダシャクには有りません。

壁に止まっていたヒメノコメエダシャクを下に降ろしたら,腹部は止まっていたときのように曲がったままでした。



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ムラサキトガリバ

2021年10月20日(水)
2773 ムラサキトガリバ 撮影日2021/10/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月20日に観察したムラサキトガリバです。

ムラサキトガリバ
①ムラサキトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
昨晩は満月に近い月夜でしたが,9時頃まで雲に隠れて暗い夜でした。
だから,灯火に飛来する蛾が居ると予想して出かけたら3種類ほどの蛾と出会えました。

一見,ヤガ科の蛾に見えますが,ヤガ科ではありません。
何の仲間かは赤矢印が指している線が教えてくれます。
この線は翅頂から斜めに立ち上がるもので私はトガリバガ線と呼んでいます。
トガリバガ亜科に属する蛾のほとんどは,このトガリバガ線があります。


ムラサキトガリバ
②ムラサキトガリバ
主な特徴が三つあります。
その一つは,「1」に黒い線があります。
二つ目は,「2」と「3」に鱗粉が隆起しています。
三つ目は,胸部背に防寒帽子に似たものが有ります。(緑矢印)
この防寒帽子とトガリバガ線は同定ポイントとして役立ちます。



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ウスイロギンモンシャチホコ

2021年10月19日(火)
2772 ウスイロギンモンシャチホコ 撮影日2021/08/18,08/21 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月18日と21日に観察したウスイロギンモンシャチホコです。

ウスイロギンモンシャチホコ
①ウスイロギンモンシャチホコ(シャチホコガ科)
赤矢印が指しているのは腹端です。
この様に腹端が外縁から飛び出しているのは,シャチホコガ科の仲間です。
シャチホコガ科の仲間は幼虫のとき,せっせと養分を腹部に溜めます。
そのため腹部が太くなったり,長くなったりするから腹端がとび出るように成ります。
勿来の関にコナラは普通に分布しています。
そのコナラを幼虫は食べるので複数回観察されます。


ウスイロギンモンシャチホコ
②ウスイロギンモンシャチホコ
本種の主な特徴は二つあります。
一つは黄矢印が指している白紋です。
三角状の大きな白紋の両脇に小さな白紋が有ります。
もう一つは,胸部背に毛束が見られます。
赤味を帯びた茶色見られ目をひきます。



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ヒメクルマコヤガ

2021年10月18日(月)
2771 ヒメクルマコヤガ 撮影日2021/08/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月23日に観察したヒメクルマコヤガです。

ヒメクルマコヤガ
①ヒメクルマコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
後翅が見えるように開いて止まっているのでシャクガ科と思ってしまいますが違います。
シャクガ科を探して見つからなければ「四国産蛾類図鑑」のヤガ科(コヤガ類1)(コヤガ類2)を探せば大概見つかります。


ヒメクルマコヤガ
②ヒメクルマコヤガ 2018/07/21撮影
前縁が白いコヤガ類は7種ほど居りますが本種ほど白い部分が太いのは他にいません。
目立つ特徴が二つあります。
一つは緑矢印が指している先に一対の小黒点が有ることです。
もう一つは赤矢印が指している所に黒い筋があることです。



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トビギンボシシャチホコ

2021年10月17日(日)
トビギンボシシャチホコ 撮影日2021/08/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月20日に観察したトビギンボシシャチホコです。

トビギンボシシャチホコ
①トビギンボシシャチホコ♂(シャチホコガ科)
外縁から腹端(緑矢印)が飛び出しているのでシャチホコガ科と判断しました。
幼虫はヤマハギの葉を食べます。
ヤマハギは勿来の関に普通に分布しているので複数回観察されます。
白い三角紋を銀色の星に見立ててトビギンボシシャチホコと名付けたのでしょう。


トビギンボシシャチホコ
②トビギンボシシャチホコ♂
赤味を帯びた茶色が綺麗で目を引きます。
赤矢印が指している所に白い三角紋が見られます。
白い筋状のものもいます。
♂と♀では紋の形状が違うからです。
三角紋が見られるのは♂で筋状のものは♀です。
ですから,この個体は♂です。
<白い筋状のものの画像はこちらです。>



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ヒメツマオビアツバ

2021年10月16日(土)
ヒメツマオビアツバ 撮影日2021/08/18 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月18日に観察したヒメツマオビアツバです。

ヒメツマオビアツバ
①ヒメツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
緑矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。
この事から,ヤガ科クルマアツバ亜科の仲間だと分かります。
本種はツマオビアツバと似ているので注意が必要です。
<ツマオビアツバの画像はこちらです。>


ヒメツマオビアツバ
②ヒメツマオビアツバ
両者の区別は簡単です。
赤矢印が指している内横線に違いが見られます。
ヒメツマオビアツバ・・・前縁近くで急に頭の方へ曲がります。
ツマオビアツバ  ・・・前縁近くで曲がりません。



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ウコンカギバ

2021年10月15日(金)
ウコンカギバ 撮影日2021/10/04,10/05 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月4日と10月5日に観察したウコンカギバです。

ウコンカギバ
①ウコンカギバ♂(カギバガ科カギバガ亜科)
同じ蛾を撮っていますが最初の日には片方だけ,次の日は両方見えています。
翅頂付近を見ると赤矢印が指している所が鉤状に曲がっています。
このことからカギバガ科と分かります。
地色はウコンの根茎のような橙黄色をしているのでウコンカギバと呼ばれます。


ウコンカギバ
②ウコンカギバ♂
主な特徴は前翅前縁よりに小白点が3つ並んでいます。
もう一つは赤矢印の近くに2つの黒紋があります。
♀の触角は糸状,♂は櫛歯状なので,♂だと分かります。
♂の触角は半分くらいまで櫛歯状になっていてその先は糸状です。



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ホシヒメホウジャク

2021年10月14日(木)
ホシヒメホウジャク 撮影日2021/10/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月14日に観察したホシヒメホウジャクです。

ホシヒメホウジャク
①ホシヒメホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科)
三角翼の中央から後半部が無い格好をしているものはスズメガ科の仲間です。
同定ポイントは赤矢印が指している所にある黒筋です。
この黒い筋は途中で途切れますが頭部から続いています。
灰矢印が指している所には眼鏡紋があり同定ポイントになっています。


ホシヒメホウジャク
②ホシヒメホウジャク
幼虫はヘクソカズラの葉を食べます。
ヘクソカズラは揉むと臭い匂いがしますが,この成分を溜め込んで天敵から身を守っていると思われます。
だからカメラ・人が近づいてもホシヒメホウジャクは逃げなかったのでしょう。
緑矢印の両端にある半円形のものは後翅です。


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クロクモエダシャク

2021年10月13日(水)
クロクモエダシャク 撮影日2021/10/04,10/10 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月4日と10月10日に観察したクロクモエダシャクです。

クロクモエダシャク
①クロクモエダシャク♀(シャクガ科エダシャク亜科)
止まっている壁に張り付けたように止まっているのでシャクガ科と分かります。
本種の地色と似た種が居るので混同しないように注意して下さい。
それらは,リンゴツノエダシャクとフタヤマエダシャクです。


クロクモエダシャク
②クロクモエダシャク♂
本種の触角は♂と♀では形状が違います。
観察に都合が良いことに触角を直ぐ翅の下に隠さないので性別が直ぐ分かります。
最初のものは触角が糸状で,次のものは櫛歯状になっています。
一般的に糸状のものは♀で,櫛歯状のものは♂です。
幼虫の餌となっているのはヒノキです。
ところが,マツは沢山見られますが,ヒノキはほとんど無いのであまり本種は観察できません。



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ウリキンウワバ

2021年10月12日(火)
2764 ウリキンウワバ 撮影日2014/11/28 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2014年11月28日に観察したウリキンウワバです。

ウリキンウワバ
①ウリキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
灯火近くの壁にあまり見かけない蛾が止まっています。
写真を見ると胸部背にナースキャップの様なものがある蛾です。
横から見るとキンウワバ亜科の仲間に見られる毛束突起(灰矢印)もあります。
そこで,早速キンウワバ亜科を検索しました。


ウリキンウワバ
②ウリキンウワバ
上から目立つ焦茶色の鉤状の紋(赤矢印)を手掛かりにウリキンウワバを見つけました。
今日写した写真は離れた所に居て上手く撮れなかったので,約7年前の写真を使わせて頂きます。
本種を見つけた場所の近くにはキカラスウリが生育しています。
幼虫はカラスウリを食べるとあるので,同じウリ科のキカラスウリも食べると思われるので
納得がいきます。
本種は頭部から胸部まで特徴ある格好をしているので好きな蛾です。



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マメノメイガ

2021年10月11日(月)
マメノメイガ 撮影日2021/10/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月11日に観察したマメノメイガです。

マメノメイガ
①マメノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
赤矢印は触角を指しています。
触角を背負って止まっているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
一般にツトガ科の蛾は人が近づくと直ぐ逃げます。
しかし,この蛾は逃げずに撮影に協力的してくれました。


マメノメイガ
②マメノメイガ
本種は変わった止まり方をします。
止まっている様子を横から見るとよく分かります。
6本の足を伸ばして止まり上体を45度以上起こしています。
後翅のほとんどは白っぽくて(緑矢印)半透明です。
幼虫はササゲ,アズキの花,アズキのサヤ,ダイズ,インゲンマメ等のマメ科を餌としています。
だから,マメノメイガと名付けられたのでしょう。



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ツマオビアツバ

2021年10月10日(日)
2762 ツマオビアツバ 撮影日2021/10/10 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月10日に観察したツマオビアツバです。

ツマオビアツバ
①ツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っているのが分かります。
この様な下唇鬚を持つものはヤガ科クルマアツバ亜科の仲間です。
名前のいわれは,灰矢印が指している太い横線が端(はし=つま)から出ているからです。
この横線を帯に見立ててツマオビアツバと名付けたのでしょう。
クルマアツバ亜科には似たようなものが居るので注意が必要です。
区別するポイントとして緑矢印が指している外横線の格好が上げられます。
本種は緑矢印が指している所で鋭く尖っています。(鋭角)
本種はほとんど前翅を少しだけ開いて止まる習性があります。
この習性も手伝って内横線(黄矢印)が逆さ八の字になっています。


ツマオビアツバ
②クロスジアツバ 2011/05/13撮影
翅頂から太い横線(亜外縁線)が出でいるのはツマオビアツバと同じです。
しかし,外横線の形は違っています。
鋭角に尖っている所がありません。
左右の前翅がぴたりと合わさっているので後翅が見えません。
内横線が一直線になっています。



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ウスチャヤガ

2021年10月9日(土)
2761 ウスチャヤガ 撮影日2021/10/09 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月9日に観察したウスチャヤガです。

ウスチャヤガ
①ウスチャヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
環状紋(淡色)と輪郭が不明瞭ですが腎状紋が見られるのでヤガ科と分かります。
外横線は所々外へ鋭く尖っています。
外横線の直ぐ外側の横線は亜外縁線です。
これらの間は淡い茶色になっています。


ウスチャヤガ
②ウスチャヤガ
本種胸部を真上から見ると気付きにくいですが,横や前から見ると中央が高くなって盛り上がっています。(赤矢印)
私は覚えやすいようにモヒカン刈り(赤矢印)と呼んでいます。
緑矢印が指している小さな突起物は下唇鬚(かしんひげ)です。
ヤガ科クルマアツバ亜科には後方へ反り返っている立派な下唇鬚を持つものも居ます。



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クビシロノメイガ

2021年10月8日(金)
2760 クビシロノメイガ 撮影日2021/10/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月1日に観察したクビシロノメイガです。

クビシロノメイガ
①クビシロノメイガ♀ (ツトガ科ノメイガ亜科)
ツトガ科の特徴として触角を背負うばかりでなく,前方へ突き出したり上方へ上げたりする種も居ます。
本種は触角を上げて止まる習性があります。
緑矢印が指しているのは,頭部で白くなった部分です。
真っ白でなく灰色を帯びています。
ここを首に見立ててクビシロノメイガと名付けたのでしょう。
本種の前翅長は10㎜程度で小さな蛾です。


クビシロノメイガ
②クビシロノメイガ♂ 2021/08/16撮影
本種は外観の違いで♂♀が分かります。
♂の触角には赤矢印が指しているように途中太くなった瘤が見られます。

普通灯火に飛来するのは♂が圧倒的に多いですが,本種は逆にほとんどが♀です。
前翅には大きな白紋が2種類あります。
翅頂に近い所から上げると三角紋,方形紋です。

腹部背にも白紋が見られます。♂のものは太く(黄矢印),♀のものは細いです。



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エゾギクキンウワバ

2021年10月6日(木)
2759 エゾギクキンウワバ 撮影日2021/10/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月1日に観察したエゾギクキンウワバです。

エゾギクキンウワバ
①エゾギクキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
インディアンハット(赤矢印)を被ったような蛾が止まっています。
これが見られるのはヤガ科・シャチホコガ科です。
このハットは前方へ開いていますがシャチホコガ科は後方へ開いています。

腹部背には大小1個ずつの突起した毛束が見られます。


エゾギクキンウワバ
②エゾギクキンウワバ
インディアンハットよりも目立つものは,前翅中頃に見られる白い筋(緑矢印)です。
この白い筋は二重の外横線に達しています。
ただこの白い筋は見られるものと見られないものが居るので厄介です。

幼虫の餌はエゾギク,ヒメジョオン,アレチノギク,キンセンカなどの草本です。
ヒメジョオン,アレチノギクは普通に分布している植物ですが,本種は今回のを含めて未だ3回です。
草本を餌にしている蛾は何故か観察数が少ないです。



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エグリヅマエダシャク

2021年10月6日(水)
エグリヅマエダシャク 撮影日2021/10/06 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月6日に観察したエグリヅマエダシャクです。

エグリヅマエダシャク
①エグリヅマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
三角形をした翅を持つ蛾が灯火に止まっています。
珍しい蛾ではありませんが,飛来する蛾が少なくて困っているので下に降りてもらうことにしました。
棒をそうっと近づけるとひらりと窓枠の近くに止まりました。
止まっている格好が少し悪かったので,ちょっと翅を触りました。
逃げずにちょっと一瞬体を動かして姿勢良くなりました。


エグリヅマエダシャク
②エグリヅマエダシャク
本種は普通,頭を低くし外縁を高くした格好で止まります。
そこで,横から写真を撮ってみました。
すると何としたことか,口吻(緑矢印)を伸ばして食事中でした。
だから頭を上げていたんだと納得しました。
逃げずに居たのも食事中だったからです。

赤矢印が指している端(はし=つま)は二箇所が抉(えぐ)られたように凹んでいます。
これがエグリヅマエダシャクと名付けられた所以です。



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ビロードナミシャク

2021年10月5日(火)
ビロードナミシャク 撮影日2021/10/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月4日に観察したビロードナミシャクです。

ビロードナミシャク
①ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)フラッシュ撮影
灯火に一歩近付くと何やら飛び回るものが居ます。
動かずに立っているとやがて壁に止まりました。
壁までは少し離れていますが,近づくと逃げる恐れがあります。
それで,手ぶれ防止にフラッシュを焚いて撮影しました。
赤矢印が指している外横線を見て下さい。
大きい「U字形」も小さいもの(桃矢印が指している「U字形」)も並んでいいます。
だから,シャクガ科ナミシャク亜科とわかります。


ビロードナミシャク
②ビロードナミシャク  (フラッシュ撮影)
今回を入れて3回観察しています。
1回目と2回目の観察で見たものは地色の黒色も筋の金色も擦れていたので感動はありませんでした。
ところが今回のビロードナミシャクは,はっとするほど美しく見えました。
地色の黒が真っ黒で,筋が黄金のように輝いて見えたからです。
真っ黒い地色がビロードの様なので名前の由来になっています。



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ウストビモンナミシャク

2021年10月4日(日)
2756 ウストビモンナミシャク 撮影日2021/10/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月4日に観察したウストビモンナミシャクです。

ウストビモンナミシャク
①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
灯火近くの壁に見覚えのある蛾が止まっています。
何にでも例外はあるもので触角を背負っていても,ツトガ科・メイガ科ではありません。
緑矢印が指している部分を見て下さい。
「U字形」が並んでいるので,シャクガ科ナミシャク亜科とわかります。


ウストビモンナミシャク
②ウストビモンナミシャク
本種で目立つのは腹端を鯱(しゃちほこ)のように上に上げている姿です。
さらに桃矢印が指している所がフラッシュを焚いて写すと燃えるような紅色になることです。
最後に頭部を見ると下唇鬚(かしんひげ)が天狗の鼻のように見え可笑しくなります。



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ウスキツバメエダシャク

2021年10月3日(日)
2755 ウスキツバメエダシャク 撮影日2021/10/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月3日に観察したウスキツバメエダシャクです。

ウスキツバメエダシャク
①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
9月下旬頃から白い蛾が目立ち始めます。
何しろ白いものですから直ぐ目に付きます。
その上,中くらいの蛾でも大きい方だからです。
後翅がよく見えるくらい開いていて壁に張り付いている感じがするのはシャクガ科です。


ウスキツバメエダシャク
②ウスキツバメエダシャク
本種と似たものが6種類程居るので注意が必要です。
見分けるには顔の色を見るのが早道です。
本種は緑矢印が指しているように目と目の間が橙褐色です。
前翅が黄色を帯びることからウスキ,後翅にツバメのような尾(赤矢印)があることからウスキツバメエダシャクと名前が付きました。



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ナカジロナミシャク

2021年10月2日(土)
2754 ナカジロナミシャク 撮影日2021/10/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月1日に観察したナカジロナミシャクです。

ナカジロナミシャク
①ナカジロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
緑矢印は外横線を指しています。
「U字形」が横に繋がって並んでいます。
この様な仲間はシャクガ科ナミシャク亜科とわかります。


ナカジロナミシャク
②ナカジロナミシャク
ほぼ真ん中辺りにシロクマの頭部に似た白い紋様が見られます。
それで中が白いナミシャクだからナカジロナミシャクと名付けたのでしょう。
幼虫は白い花を咲かせるセンニンソウ,ボタンヅルの葉を食べます。

二枚目の写真は擦れた個体だと思われます。
白い部分が灰褐色になっているからです。
縁毛がほとんど無くなっていることからも頷けます。
最初の写真も縁毛がほとんどありません。
だから真ん中頃にある白紋が灰褐色を帯びています。



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フタスジシマメイガ

2021年10月1日(金)
フタスジシマメイガ 撮影日2021/10/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年10月1日に観察したフタスジシマメイガです。

フタスジシマメイガ
①フタスジシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
シャクガ科のように後翅がよく見えるように前翅を開いて止まっていますが,触角を背負っています。
だから,メイガ科・ツトガ科の仲間です。
さらに,くすんだ小豆色と灰褐色の翅色を持つのはメイガ科と相場が決まっています。


フタスジシマメイガ
②フタスジシマメイガ
赤矢印は外横線を指しています。
緑矢印は内横線を指しています。
それらの線は少し黄色を帯びています。
前翅は付け根から外横線の少し外側まで赤味を帯びています。
それに対して後翅は赤味を帯びずに全体が灰褐色です。
後翅の2本の横線は前翅より間隔が狭くなっています。



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