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キンモンガ

2021年8月31日(火)
キンモンガ 撮影日2021/08/12,31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月12日と31日に観察したキンモンガです。

キンモンガ
①窓ガラスに止まるキンモンガ(アゲハモドキガ科)
この蛾に初めて会う方の中にはチョウの仲間と思う方も居るでしょう。
でも,そのときチョウにしては何か変だと思ったことでしょう。
Aそれは触角の先が膨らんでなく棍棒状態でない。
B翅を広げて止まっている。
 (チョウは翅を閉じて止まることが多い。)

昼行性で昼間活動する変わり種です。
しかし,灯火に飛来することもあります。


キンモンガ
②アカガシの葉上に止まるキンモンガ
勿来の関で見られるキンモンガは黒い地に黄色の紋が見られます。
ところが,九州の方で見られるものには,白紋のものが見られます。
また,栃木県那須地方のキンモンガは紋が淡黄色だそうです。
撮影するときに日向に居るキンモンガを撮ると白っぽくなるので注意が必要です。
日陰で撮影すると黄色が濃くでます。
幼虫はリョウブの葉を食べます。



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キボシアツバ

2021年8月30日(月)
2722 キボシアツバ 撮影日2021/08/24 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月24日に観察したキボシアツバです。

キボシアツバ
①キボシアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
今日も写真を撮りましたが上手く撮れなかったので今月に写したものを載せます。
三角形をした小さな蛾が止まっています。
前翅長は10㎜程度です。
小さいながらも下唇鬚が発達しているので,アツバの仲間と分かります。
幼虫が餌にしているのはヤブマメ・クズですが,普通に分布しているのでよく観察されます。


キボシアツバ
②キボシアツバ
緑矢印が指しているのは頭胸部ですが,この部分が茶褐色で下唇鬚(かしんひげ)が黄橙色なので目立つ蛾です。
でも,うつむきのとき,この綺麗な部分が少ししか見えず悔しい思いをしてしまいます。
赤矢印は外横線を指していますが,この線の近くに黄橙色の紋が有ります。
この紋を星に見立ててキボシアツバと名付けたのでしょう。



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アオバシャチホコ

2021年8月29日(日)
2722 アオバシャチホコ 撮影日2021/08/29 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月29日に観察したアオバシャチホコです。

アオバシャチホコ
①アオバシャチホコ(シャチホコガ科)
灯火近くの柱を見上げると黒っぽい蛾が止まっています。
一見見た目は地味ですが,写真で見ると何かきらきらしていて綺麗です。
特にフラッシュを焚いて写すと更に綺麗に見えます。
後縁近くの所は金色と黒色が混ざり緑色に見えたりします。
このため名前にアオバが使われているのでしょう。
他の部分は青く光っています。


アオバシャチホコ
②アオバシャチホコ
赤矢印が指しているのは外縁からはみでている腹端です。
このことから,シャチホコガ科の仲間と分かります。
胸部背にインディアンハット(緑矢印)の様なものが見られます。
内側は薄黄色の毛が有り,鼻のように見えます。



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ウスヅマクチバ

2021年8月28日(土)
2721 ウスヅマクチバ 撮影日2021/08/28 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月28日に観察したウスヅマクチバです。

ウスヅマクチバ
①ウスヅマクチバ(ヤガ科エグリバ亜科)
ウスヅマカラスヨトウに似た蛾が止まっています。
しかし,外縁線から外側が暗紫色で,外縁近くに黒くて丸い紋が有ります。
しかも,光の当たり具合で青白く写ったり,細かい銀白色に光ったりします。


ウスヅマクチバ
②ウスヅマクチバ
カラスヨトウの仲間かと思い検索しましたが見つかりません。
なかなか見つかりませんでしたが,クチバの仲間から見つけました。
前翅長が20㎜程度の中くらいの蛾です。
幼虫はネムノキの葉を食べます。
この蛾を見つけた場所から北へ50m行くと大きなネムノキがあるので,そこから飛来したのでしょう。



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ヨスジノメイガ

2021年8月26日(金)
2720 ヨスジノメイガ 撮影日2021/08/24,08/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月24日と25日に観察したヨスジノメイガです。

ヨスジノメイガ
①ヨスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
更に地色が黄色で,褐色の筋模様が有るのでツトガ科ノメイガ亜科に決まりです。
幼虫はムラサキシキブの葉を食べます。
日本には北海道から沖縄まで広く分布しています。


ヨスジノメイガ
②ヨスジノメイガ
緑矢印が指している所にも不明瞭な筋が有ります。
でもこの筋を入れてしまうとヨスジノメイガでなくゴスジノメイガになってしまいます。
だからこの筋は勘定に入れずに命名したのでしょう。
前翅長は10~12㎜程度の小さな蛾です。
本種によく似た種にマタスジノメイガが居るので注意が必要です。



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シロスジアツバ

2021年8月26日(木)
2719 シロスジアツバ 撮影日2021/08/26 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月26日に観察したシロスジアツバです。

シロスジアツバ
①シロスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が発達していて先端が後方へ反り返っています。
この事からクルマアツバ亜科と分かります。
本種と似た蛾にフタスジアツバが居るので注意が必要です。
緑矢印が指している内横線は内側に湾曲しています。
赤矢印が指している外横線は指している所で急に頭の方へ曲がっています。
前翅長は10~13㎜程度の小さな蛾です。


フタスジアツバ
②フタスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科) 2012/06/13撮影
こちらの蛾の下唇鬚(かしんひげ)も先端が後方へ曲がっているのでクルマアツバ亜科と分かります。
シロスジアツバと違って二つの白い横線は真っ直ぐ走っています。
しかも,前縁に近い部分に白い輪紋がるので区別は簡単です。
ただこの輪紋は不明瞭な個体があります。
こちらの前翅長も同じくらいの長さです。



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オビガ

2021年8月25日(水)
2718 オビガ 撮影日2021/08/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月25日に観察したオビガです。

オビガ
①オビガ(オビガ科) フラッシュ撮影
前翅長約30㎜の大きな蛾です。
オビガ科は本種1種だけです。
ずんぐりとした感じで重量感あふれる蛾です。
翅頂から翅頂へ走る横線が有ります。
この横線には黄色の縁取りが有るので目立ちます。
これを帯に見立ててオビガと名付けたのでしょう。
この横線を手掛かりにオビガと覚えると印象が強くなります。


オビガ
②オビガ 2014/08/11撮影
幼虫は普通に分布しているスイカズラやニシキウツギの葉を食べます。
餌が多い割りには見かける数は多くはないです。
♂も♀も触角は櫛歯状なので触角で雌雄を区別することはできません。
♀は灯火にあまり飛来しないそうです。



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ヒメハナマガリアツバ

2021年8月24日(火)
2717 ヒメハナマガリアツバ 撮影日2021/08/24 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月24日に観察したヒメハナマガリアツバです。

ヒメハナマガリアツバ
①ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かります。
本種と似た種類にハナマガリアツバが居るので注意が必要です。


ヒメハナマガリアツバ
②ヒメハナマガリアツバ
前翅長12㎜程度の小さな蛾です。
緑矢印は外横線を指しています。
前翅中頃にある焦茶帯と外横線の間にある黄色い円みのある紋が見られます。
桃矢印は亜外縁線を指しています。
この線を含む焦茶帯があまりグニャグニャ曲がらないように見えるのでヒメハナマガリアツバとしました。



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オオケンモン

2021年8月23日(月)
2716 オオケンモン 撮影日2021/08/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月23日に観察したオオケンモンです。

オオケンモン
①オオケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
昨晩は満月でしたが,厚い雲に被われ暗い夜でしたので蛾の飛来を期待して勿来の関へ行きました。
すると,高い所に中くらいの蛾が止まっています。
腹端が外縁から覗いてはいますが,赤矢印の紋が有るのでヤガ科と分かりました。
この蛾は今回を入れてまだ,四回しか見ていない蛾です。


オオケンモン
②オオケンモン 2017/09/25撮影
胸部脇や翅の付け根から出る黒い線を剣状紋といいます。
後縁にほぼ平行な黒い線は,あと二対見られます。
腎状紋や環状紋が有りますが不明瞭な個体が多くやっとこの個体は腎状紋を見ることができます。
環状紋は少し頭の方へ寄った所に有ります。
幼虫は普通に分布しているカエデの葉を食べるのでもう少し見られてもいいと思っています。



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ギンボシシャチホコ

2021年8月22日(日)
ギンボシシャチホコ 撮影日2021/08/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月22日に観察したギンボシシャチホコです。

ギンボシシャチホコ
①ギンボシシャチホコ♂(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
灯火より少し離れた低い所に止まっている蛾を見つけました。
ホームページ「放浪の出逢い」によると低空飛行で飛び,直ぐ休むような飛び方をするそうです。URLはhttps://yamalins.web.fc2.com/K/html/ga/K1-ginboshishachihoko-m.html


ギンボシシャチホコ
②ギンボシシャチホコ♂
本種は♀と♂では紋様が違います。
♀は銀星の代わりに黒紋があるので区別は簡単です。
しかも,♀の腹端は出でいません。
銀星の両側には「>> <<」の様な紋が有ります。
<雌のギンボシシャチホコはこちらです。>



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オオウスヅマカラスヨトウ

2021年8月21日(土)
2715 オオウスヅマカラスヨトウ 撮影日2021/08/19,08/21 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月19日と21日に観察したオオウスヅマカラスヨトウです。

オオウスヅマカラスヨトウ
①オオウスヅマカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科)
灯火近くの柱に矢尻型の蛾が止まっています。
翅は何となく厚い感じがします。
これらのことからヤガ科と分かります。
この蛾の大きな特徴は,外横線(赤矢印)の外側が薄褐色になっていることです。
それで薄端(うすづま)と名前に付けられています。


オオウスヅマカラスヨトウ
②オオウスヅマカラスヨトウ
普通オオウスヅマカラスヨトウには内横線(青矢印)の外側に楕円形の紋が有ります。
しかし,これらの蛾には楕円紋が有りません。
そこで,ネットで調べると有るものが多いけれども無いものも居ることが分かりました。
楕円紋の他に目立つ特徴がA,Bの2つあります。
A外横線が赤矢印の所で急に頭の方へ曲がることです。
B翅頂の近くですが,緑矢印が指している所に四角い黒紋が有ることです。
<楕円形の紋付き蛾の画像はこちらです。>



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オオシロテンアオヨトウ

2021年8月20日(金)
2715 オオシロテンアオヨトウ 撮影日2021/08/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月20日に観察したオオシロテンアオヨトウです。

オオシロテンアオヨトウ
①オオシロテンアオヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
灯火近くに所々みいをおびた蛾が止まっています。
前翅を閉じて止まっていて,環状紋(緑矢印)や腎状紋(赤矢印)があるのでヤガ科と分かります。
これらの紋は縁取りが緑色です。
今回の観察で未だ二回しか見ていません。


オオシロテンアオヨトウ
②オオシロテンアオヨトウ 2017/06/14撮影
それら2つの紋が有るときはヨトウガの仲間を探すと同定が速いです。
黄矢印が指している所には,白い紋が目立っています。
青矢印は後角付近の黒い紋を指していますが,形・色は個体差があります。
本種の仲間に少し小さいヒメシロテンアオヨトウが居ます。
本種は大きいのでオオシロテンアオヨトウと名付けられたのでしょう。
本種の幼虫は草本のミゾソバを食べます。
蛾には草本や木本の葉を食べる種が居ますが,どうも草本を食べる種は観察される機会が少ないです。



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シロズアツバ

せ2021年8月19日(木)
2714 シロズアツバ 撮影日2021/08/18 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月18日に観察したシロズアツバです。
シロズアツバシロズアツバ
①シロズアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
先端は二つに分かれ小さな羽が付いているように見えます。
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。


シロズアツバシロズアツバ
②シロズアツバ
赤矢印は頭部を指していますが,ここは霜が降りたように白くなっています。
だからシロズアツバと名付けられたのでしょう。
幼虫はクズやシイの枯葉を食べます。
この中のクズは普通に分布しているので複数回観察できます。



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ヨツメエダシャク

2021年8月17日(火)
2713 ヨツメエダシャク 撮影日2021/08/17,08/18 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月17日と18日に観察したヨツメエダシャクです。

ヨツメエダシャク
①ヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
灯火から少し離れた所に,小さい蛾ばかり見ている私には大きいと感じる蛾が止まっています。
前翅長を測ると24㎜ありました。
壁に張り付くように止まっています。
さらに,後翅がよく見えるように開いています。
この様な仲間はシャクガ科と相場が決まっています。
白い地に黒褐色の紋がある蛾です。


ヨツメエダシャク
②ヨツメエダシャク
四枚の翅に各1個ずつある黒色の円い紋が目立ちます。
黒紋の中に白い筋があって星が光を放っているようです。
この黒い円紋を目に見立ててヨツメエダシャクと名付けています。
十年以上蛾の観察を続けていますが,初めて見る蛾です。
昨日に引き続き新しい種の発見に嬉しい限りで葯1265種となりました。
この幼虫はオニグルミ,クロモジの葉を食べます。
しかし,勿来の関にはほとんど分布していないので観察できなかったのでしょう。



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サクラケンモン

2021年8月16日(月)
2712 サクラケンモン 撮影日2021/08/16撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月16日に観察したサクラケンモンです。

投稿が遅れたのはFirefoxが原因です。
それのアップデートをした途端,FC2ページへ読み込みができなくなったからです。]
やっと水曜日の夜になってから投稿が可能になりました。

サクラケンモン
①サクラケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
前翅に環状紋や腎状紋があるのでヤガ科とわかります。
さらに,翅の付け根付近から内横線(桃矢印)まで黒い線(赤矢印)が見られます。
この黒い線を剣に見立てて剣状紋(赤矢印)と言います。
この剣状紋が見られることからケンモンヤガ亜科の仲間となります。


サクラケンモン
②サクラケンモン
一見してクビワシャチホコに見えてしまいましたが,環状紋や腎状紋があるのでシャチホコガ科ではないと思いました。
それに腹端が覗いていませんので,ヤガ科を調べてサクラケンモンを探し出しました。
未見の種は,これで1種類増えて葯1264種となりました。
幼虫はサクラ,ウメ,モモ,ニワウメ,ナシ等の葉を食べます。



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ツマグロシマメイガ

2021年8月15日(日)
2711 ツマグロシマメイガ 撮影日2021/07/21,07/28 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月21日と28日に観察したツマグロシマメイガです。

ツマグロシマメイガ
①ツマグロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
ですから,メイガ科・ツトガ科と分かります。
更に小豆色の翅を持っているので,メイガ科となります。
前翅長は12~15㎜程有ります。
幼虫はクスノキ・ヌルデの葉を食べます。


ツマグロシマメイガ
②ツマグロシマメイガ
赤矢印が指しているのは外横線です。
緑矢印が指しているのは内横線です。
内横線の内側と外横線の外側が濃い小豆色になっています。
このため端の方が黒ずんで見えるのでツマグロシマメイガと名付けられました。
下唇鬚(かしんひげ)はヤガ科アツバ類のように発達していて,太くてがっちりしています。



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フドウドクガ

2021年8月14日(土)
2710 フドウドクガ 撮影日2021/08/28,08/29 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月28日と29日に観察したフドウドクガです。

フドウドクガ
①フドウドクガ♂(ドクガ科)
発達した触角を左右にのばしているのでドクガ科と予想が立ちます。
紋様は地域によって違いがあります。
勿来の関のものは,赤矢印が指している所に明瞭な筋が見られます。
緑矢印が指している横線は水平にならずに外側に少し出張ります。


フドウドクガ
②フドウドクガ
沖縄を除く日本に分布しています。
幼虫はブドウ,ノブドウ,ツタ,タマアジサイ,ウラジロマタタビの葉を食べます。



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トビイロシマメイガ

2021年8月13日(金)
2709 トビイロシマメイガ 撮影日2021/08/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月12日に観察したトビイロシマメイガです。

トビイロシマメイガ
①トビイロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科) フラッシュ撮影
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。(二枚目の写真参照)
しかも,小豆色の翅を持つものはメイガ科と相場が決まっています。
前翅長が8~10㎜と小さな蛾です。
けれども,縁毛は黄色で,後翅の内側は紅色で鮮やかな蛾です。


トビイロシマメイガ
②トビイロシマメイガ 2020/07/10撮影
日本全国に分布しています。
幼虫はイチイの葉,エゾマツの葉,タマヒムロの葉,スギの球果,ヤマトアシナガバチの巣を食べます。
前翅外横線は前縁側で太くなっています。



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ニセアカマエアツバ

2021年8月12日(木)
ニセアカマエアツバ 撮影日2021/08/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月12日に観察したニセアカマエアツバです。

ニセアカマエアツバ
①ニセアカマエアツバ♀(ヤガ科クルマアツバ亜科)
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。
このことから,クルマアツバ亜科と分かります。
この蛾と似た種類オオアカマエアツバが居るので注意が必要です。
「みんなで作る日本蛾類図鑑」によると「本種はすじが鮮明で太い。」とあります。
黒っぽい筋(内横線・外横線)がはっきりしていて,以前に雄を観察していることからニセアカマエアツバと同定しました。
本種の雄は下唇鬚(かしんひげ)が太く中程からVの字に分かれているので分かります。
<その画像はこちらです。>


ニセアカマエアツバ
②ニセアカマエアツバ♀
下唇鬚(かしんひげ)が雄のように太くVの字に分かれていれば直ぐ同定出来たのですが・・・。
細くて貧弱な下唇鬚だったので苦労しました。
おかげでニセアカマエアツバの♂と♀の写真が揃いました。
幼虫は枯葉を食べます。



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ハナオイアツバ

2021年8月10日(水)
2707 ハナオイアツバ 撮影日2021/08/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月11日に観察したハナオイアツバです。

ハナオイアツバ
①ハナオイアツバ♂(ヤガ科クルマアツバ亜科)
灯火近くの壁には黒っぽい蛾が止まっています。
白紋を見ると毎年見られるけれどもあまり多くない蛾です。
逃げられないように少し離れた所からフラッシュを焚いて写しました。
画像を見ると立派な下唇鬚(かしんひげ)を持ったハナオイアツバではありませんか。
角度を変えながら集中撮影です。


ハナオイアツバ
②ハナオイアツバ♂
赤矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
この下唇鬚は発達していて頭部から腹部中央に達するほどです。
この様な下唇鬚を持つものは雄です。
雌の下唇鬚は針金状で細く貧弱です。



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ヒメマダラエダシャク

2021年8月10日(火)
2706 ヒメマダラエダシャク 撮影日2021/08/10 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月10日に観察したヒメマダラエダシャクです。

ヒメマダラエダシャク
①ヒメマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
僅かしか前翅を開いていませんが平たく翅を開いているのでシャクガ科と予想がつきます。
よく似た蛾にユウマダラエダシャクが居るので注意が必要です。
でも違いがあるので区別することができます。
それは赤矢印が指している所に黒い輪の紋の有無で決まります。
黒い輪の紋が有ればヒメマダラエダシャク,無ければユウマダラエダシャクです。


ユウマダラエダシャク
②ユウマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 2019/09/20撮影
勿来の関ではほとんど観察できない蛾です。
それは幼虫が食べるマサキ,コマユミ,ツルマサキがほとんど分布していないからだと思われます。
緑矢印が指している所には黒い輪の紋が無いのでユウマダラエダシャクと同定出来ます。



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プライヤエグリシャチホコ

2021年8月9日(月)
プライヤエグリシャチホコ 撮影日2021/08/09 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月9日に観察したプライヤエグリシャチホコです。

プライヤエグリシャチホコ
①プライヤエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
腹端が覗いていませんがシャチホコガ科の仲間です。
この蛾はあまり観察されません。
それは,幼虫が食べるケヤキがほとんど分布していないからです。

名前の初めにあるプライヤとは明治時代の日本で活躍したイギリスの昆虫学者の名前です。


プライヤエグリシャチホコ
②プライヤエグリシャチホコ
黄矢印が指しているのは内横線です。
赤矢印が指しているのは外横線です。
これらの線に囲まれた部分は濃褐色に染まっています。
緑矢印が指しているのは亜外縁線の一部が縁毛まで達している所です。



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ギンモンシマメイガ・シロモンシマメイガ

2021年8月8日(日)
2704 ギンモンシマメイガ・シロモンシマメイガ 撮影日2021/07/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月31日に観察したギンモンシマメイガ・シロモンシマメイガです。

ギンモンシマメイガ
①ギンモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
しかも,小豆色なのでメイガ科の仲間です。
色も大きさも似ている蛾にシロモンシマメイガが居るので注意が必要です。
赤矢印が指している所が赤味を帯びた茶色になります。
更に,内横線と外横線が前縁近くで発達していて太くて長いです。
幼虫は驚くことにスズメバチ科の巣を食べます。


シロモンシマメイガ
②シロモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
この蛾も触角を背負っていますのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
ギンモンシマメイガと似ていますが緑矢印が指している内横線が外横線ほど太くありません。
どちらの蛾も前翅長が10㎜以下の小さな蛾です。



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アゲハモドキ

2021年8月7日(土)
2703 アゲハモドキ 撮影日2021/08/07 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月7日に観察したアゲハモドキです。

アゲハモドキ
①アゲハモドキ(アゲハモドキガ科)
体に毒持つジャコウアゲハに似ているのでアゲハモドキという名が付いています。
昼間も飛ぶが灯火にも飛来します。
全体に黒い翅ながら後翅の外縁沿いには赤い斑点が並んでいます。
脇腹にも赤い斑点が並んでいます。
これらの斑点はフラッシュを焚いたため一層目立っています。

勿来の関では毎年8月上旬には観察されます。
幼虫は,ヤマボウシ,ミズキ,クマノミズキの葉を食べます。
幼虫の体色は黒い成虫からは思いも寄らない白色です。
<その画像はこちらです。>



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オオアヤシャク

2021年8月6日(金)
2702 オオアヤシャク 撮影日2021/08/06 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月6日に観察したオオアヤシャクです。

オオアヤシャク
①オオアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
灯火近くの壁に薄緑を帯びた蛾が止まっています。
緑の色は薄くてもアオシャク亜科の仲間です。
前翅長は26㎜の中くらいの蛾ですが大きく見えます。
幼虫はシデコブシ,ホオノキ,モクレン,オオヤマレンゲ,タムシバの葉を食べます。


オオアヤシャク
②オオアヤシャク 2015/06/10撮影
緑矢印は内横線を指しています。
赤矢印は外横線を指しています。
前翅外横線は前縁に近い所は太くて黒く明瞭ですが,後縁に近い部分は白い筋模様になっています。
青矢印は横脈紋を指しています。
これら三つの筋が前縁近くで特に太くて黒く明瞭になっているのがオオアヤシャクです。
前翅に細波模様が存在していて綺麗に見えます。



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コヨツメアオシャク

2021年8月4日(木)
コヨツメアオシャク 撮影日2021/07/28,07/30 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月28日と30日に観察したコヨツメアオシャクです。

コヨツメアオシャク
①コヨツメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅の色が緑色をしているのでアオシャク亜科の仲間と分かります。
前翅長が10㎜程度の小さな蛾です。

勿来の関にはヒサカキが普通に分布しています。
だから,コヨツメアオシャクは複数回観察されます。


コヨツメアオシャク
②コヨツメアオシャク
前翅後翅に一つずつ小さな黒紋が有ります。
この黒紋は白で縁取られていて目のようです。
そこで,これを目に見立ててコヨツメアオシャクと名付けたのでしょう。
縁が白くて外縁線が黒くなかなか洒落ています。



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トサカフトメイガ

2021年8月4日(水)
2701 トサカフトメイガ 撮影日2021/08/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月4日に観察したトサカフトメイガです。

トサカフトメイガ
①トサカフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)を背負っているのでメイガ科・ツトガ科だと分かります。
翅に厚みが感じられるのでメイガ科と予想がつきます。
縁毛や鱗粉が擦れて紋様がはっきりしていなく同定にてこずりました。
内横線の内側・外側が白っぽくなってたり,外横線の中央付近が垂れ下がっていたりすることから本種と判断しました。


トサカフトメイガ
②トサカフトメイガ 2020/07/30撮影
黄矢印は内横線,赤矢印は外横線を指しています。
黒い内横線を挟むように白い帯状のものが広がっています。
桃矢印は鶏冠(とさか)のようなものを指しています。
これを鶏の鶏冠に見立ててトサカフトメイガと名付けたのでしょう。
幼虫はヌルデ,クルミの葉を食べます。



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ウンモンクチバ

2021年8月3日(火)
2700 ウンモンクチバ 撮影日2021/08/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月2日に観察したウンモンクチバです。

ウンモンクチバ
①ウンモンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)がありますがアツバ亜科ではありません。
シタバガ亜科の下唇鬚はアツバ亜科より貧弱な感じがします。
この蛾に似た蛾が居るので注意が必要です。
オオウンモンクチバに似ていて同定で困ってしまいます。
しかし,緑矢印が指している所にウンモンクチバはスパナ紋があるので区別がつきます。
幼虫はフジ,ハギ,ニセアカシア,ヌスビトハギ,ヤブマメ,ツルマメ,キツネササゲ,ダイズといったマメ科の葉を食べます。


ウンモンクチバ
②オオウンモンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科) 2018/09/18撮影
こちらは,似ている蛾の写真です。
赤矢印の所にあるのはムーミン紋です。
この様に,ムーミン紋が有ればオオウンモンクチバで,スパナ紋ならウンモンクチバです。
幼虫はクズ,フジ,ヌスビトハギ,ヤブマメ,オヒシバ,エニシダ等を食べます。



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シロスジカラスヨトウ

2021年8月2日(月)
2699 シロスジカラスヨトウ 撮影日2021/08/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月2日に観察したシロスジカラスヨトウです。

シロスジカラスヨトウ
①シロスジカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科) フラッシュ撮影
窓枠に黒っぽい蛾が止まっています。
2本の白い太筋が有ります。
私が動くと跳ねるようにして体の向きを変えます。
そうかといって逃げるわけではないので何度か遊んでしまいました。

昨日のオオトモエの撮影は後幕シンクロで撮っていたためぶれてしまいました。
そこで今日はそれを使わず強制発光だけで写しました。
お陰でぶれずに上手く写せました。


シロスジカラスヨトウ
②シロスジカラスヨトウ  フラッシュ撮影
この蛾の美しさは黄矢印が指している所に見られる紅を帯びた筋模様です。
更に,外縁に沿って並ぶ白い点線が綺麗さを強調しています。
幼虫はアラカシ,サカキの葉を食べます。



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オオトモエ

2021年8月1日(日)
2699 オオトモエ 撮影日2021/08/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年8月1日に観察したオオトモエです。

オオトモエ
①オオトモエ(ヤガ科トモエガ亜科)
灯火近くの柱を見上げると,3回しか観察していない蛾が止まって居るではありませんか。
逃げないように注意しながら夢中で撮影しました。
ただ,少し離れての撮影なのでどうしてもぶれてしまい悔しい思いが残っています。
過去3回とも,8月上旬に観察しています。
幼虫はサルトリイバラ,シオデの葉を食べます。


オオトモエ
②オオトモエ
赤矢印の下に巴紋があり大きな蛾なのでオオトモエと呼ばれるのでしょう。
前翅長が45㎜もあるので高い所に止まっていても目立ちます。
似ている蛾にシロスジトモエが居ます。
どちらも,前翅から後翅へ続く横線(青矢印)があって迷います。
翅頂近くに白紋(緑矢印)が有るのがオオトモエなので区別は簡単です。
更に巴紋を囲むような白線も有るので間違うことはないでしょう。

この蛾は別個体のものです。
1枚目を撮って2枚目を撮ろうとしたら藪の方へ逃げてしまいました。



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