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ナカスジシャチホコ

2021年7月31日(土)
2698 ナカスジシャチホコ 撮影日2021/07/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月31日に観察したナカスジシャチホコです。

ナカスジシャチホコ
①ナカスジシャチホコ(シャチホコガ科)
赤矢印が指している腹端が外縁から覗いています。
このことから,シャチホコガ科の仲間と分かります。
胸部背には小さなインディアンハットのような毛束が見られます。(緑矢印)
頭部から外縁まで走る白い帯を中にある筋と見立ててナカスジシャチホコと名付けたのでしょう。


ナカスジシャチホコ
②ナカスジシャチホコ
四国・九州・沖縄には分布していない蛾で北方系のようです。
これは幼虫が餌としているナナカマドの分布と関係があるようです。
ナナカマドは北海道から九州の山地の上部および亜高山帯に自生しているからです。



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ドクガ

2021年7月30日(金)
2697 ドクガ 撮影日2021/07/30 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月30日に観察したドクガです。

ドクガ
①ドクガ(ドクガ科)
赤矢印が指しているように前翅後縁から黄色の毛が突っ立っています。
この特徴は毒(毒針毛)を持つ蛾の特徴で,気をつけなければいけません。
接触すると痒痛感激烈で治癒に約10日もかかるので写真を撮るのは命懸けです。
今まで近付いて写真を撮っていて危ない目に遭ったのはたった1回です。
撮っていて近付かれたことはないので,大丈夫だろうと思っていたら突然近付いて来ました。
幸い横に反れてくれたから助かりました。
毒針毛が辺りに漂っていると思い速やかにその場から離れました。


ドクガ
②ドクガ
前翅長が13㎜程度の小さな蛾です。
前翅中頃に濃褐色のキリンのような格好の紋(緑矢印)があります。
外縁沿いに大小一個ずつの黒紋が見られます。(青矢印)
似た様な蛾が全部で6種類ほど居て毒針毛があるので,近付いても触ってはいけません。



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アカヒゲドクガ

2021年7月29日(木)
2696 アカヒゲドクガ 撮影日2021/07/28 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月28日に観察したアカヒゲドクガです。

アカヒゲドクガ
①アカヒゲドクガ♀(ドクガ科)
太い腹端(緑矢印)が外縁から突き出ています。
でも,シャチホコガ科ではありません。
毛深い前足(青矢印)を前方へ突き出しているのでドクガ科の仲間と思い,探し出しました。
赤矢印が指している所には重ね餅の様な紋が見られます。
これは同定の重要なポイントです。
前翅長を測ると33㎜もある大きな蛾です。
♂の前翅長は大きくもので28㎜ですから写真の蛾は♀だと分かりました。


アカヒゲドクガ幼虫
②アカヒゲドクガの幼虫 2011/07/15撮影
体長50㎜程度の毛深い幼虫です。
白っぽい毛と黒っぽい毛が生えています。
白っぽい毛は短く,黒っぽい毛は長いです。
幼虫には毒針毛はありませんが,強い接触により軽微な発疹ができ1時間内に治ります。



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ウスアオキノコヨトウ

2021年7月28日(水)
2697 ウスアオキノコヨトウ 撮影日2021/07/28 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月28日に観察したウスアオキノコヨトウです。

ウスアオキノコヨトウ
①ウスアオキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科)
窓枠を見上げると緑を帯びた小さな蛾が止まっています。
長さを測ると前翅長が12㎜しかない小さな蛾です。
でもインディアンハットの様なもの(赤矢印)を被り格好よく見えます。


ウスアオキノコヨトウ
②ウスアオキノコヨトウ
緑矢印が指しているのは黒い横線の外横線です。
この横線には白い縁取りが有ります。
ふさふさとした縁毛が見られることから羽化して間もないことがわかります。
今まで見てきた本種には,外縁の外側が紅(黄矢印)を帯びたものは観察しませんでした。
しかし今回初めて紅を帯びたものを見ました。



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キオビゴマダラエダシャク

2021年7月27日(火)
2696 キオビゴマダラエダシャク 撮影日2021/07/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月16日に観察したキオビゴマダラエダシャクです。

キオビゴマダラエダシャク
①キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
横方向に長い蛾が止まっています。
前翅長が25㎜を越える大きな蛾です。
前翅を大きく開き後翅がよく見えています。
こんな止まり方をするのはシャクガ科の仲間です。
赤矢印が指しているのは黄色い筋模様です。
これを帯に見立てて「キオビ」と名前に付けています。
幼虫はよく分布しているウルシ・ヌルデの葉を食べます。



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ギンシャチホコ

2021年7月26日(月)
2695 ギンシャチホコ 撮影日2021/07/26 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月26日に観察したギンシャチホコです。

ギンシャチホコ
①ギンシャチホコ(シャチホコガ科)
翅のほとんどが白っぽい蛾です。
白っぽい地色を銀に見立ててギンシャチホコと名付けています。


ギンシャチホコ

②ギンシャチホコ
幼虫はコナラやクリの葉を食べます。



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フタモンクロナミシャク

2021年7月25日(日)
2694 フタモンクロナミシャク 撮影日2021/07/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月22日に観察したフタモンクロナミシャクです。

フタモンクロナミシャク
①フタモンクロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印が指しているのは外横線です。
黄矢印が指しているような「U字形」が,この外横線には並んでいます。
この線の内側にも外側にも「U字形」が沢山並んでいます。
この様な性質が見られるのはナミシャク亜科の蛾です。


フタモンクロナミシャク
②フタモンクロナミシャク 2020/05/14撮影
最初の写真を見ると,前翅後縁に沿った所は緑色を帯びています。
最初の写真では,薄褐色の紋が翅頂から斜めに立ち上がっていますが,二枚目の写真にはそのような紋はありません。
個体差が大きい蛾のようです。



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ヨモギエダシャク

2021年7月23日(土)
2693 ヨモギエダシャク 撮影日2021/07/24 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月24日に観察したヨモギエダシャクです。

ヨモギエダシャク
①ヨモギエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
灯火近くの壁にあまり見かけない蛾が止まっています。
前翅を大きく開いて後翅が見えています。
この様な止まり方をするのはシャクガ科です。
一見して気付いたことは横方向に長いということです。


ヨモギエダシャク
②ヨモギエダシャク(上のものとは別個体です。)
緑矢印と赤矢印が指しているのは前翅と後翅の横脈紋(焦茶色で縁取られた紋)です。
一枚目の写真よりも二枚目の方がはっきりしています。
黄矢印が指しているのは亜外縁線です。
一枚目のものは直線的で明瞭です。(黄矢印の所で曲がっています。)
二枚目のものは不明瞭です。
外縁には鋸のような鋸歯が見られます。(青矢印)



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ホソバシャチホコ

2021年7月23日(金)
2692 ホソバシャチホコ 撮影日2021/07/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月23日に観察したホソバシャチホコです。

ホソバシャチホコ
①ホソバシャチホコ♂(シャチホコガ科)
写しにくいので灯火枠に止まっていた蛾を葉の上に乗ってもらうことにしました。
上の方から写した写真ですが,外縁から腹端(赤矢印)が覗いています。
このことから,シャチホコガ科の蛾であることが分かります。
幼虫はミズナラ,コナラ,クヌギ,アラカシ等の葉を食べます。


ホソバシャチホコ
②ホソバシャチホコ♂
この蛾は♂のホソバシャチホコです。
というのは,♀の触角は糸状だからです。
♂はこの様に黄矢印の所までは両櫛歯状で,その先は櫛歯は見られません。
緑矢印が指しているのは外横線です。
全体が茶褐色で前翅中頃(少し前縁寄りですが)に黄褐色紋が見られれば本種です。



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ムクツマキシャチホコ

2021年7月22日(木)
2691 ムクツマキシャチホコ 撮影日2021/07/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月22日に観察したムクツマキシャチホコです。

ムクツマキシャチホコ
①ムクツマキシャチホコ(シャチホコガ科)
灯火近くの下に止まっていました。
外縁から薄黄色の腹端が覗いています。
この事からシャチホコガ科と分かります。
枯れ枝が転がっているように見える蛾です。
緑矢印が指している所には黒ずんだ紋があります。
桃矢印の前方には白紋があります。


ムクツマキシャチホコ
②ムクツマキシャチホコ
似た蛾にタカサゴツマキシャチホコ・ツマキシャチホコ・クロツマキシャチホコが居るので注意が必要です。
翅頂付近にある薄黄紋の縁取りの色(赤矢印)に注目すると同定が速く進みます。
黒い線の蛾・・・タカサゴツマキシャチホコとムクツマキシャチホコ
茶色線の蛾・・・ツマキシャチホコとクロツマキシャチホコ
写真を見ると縁取りの色は黒くなっています。
前翅中頃に見られる白紋は小さいながらはっきりしています。
タカサゴツマキシャチホコは関東南部より西側に分布するのでこの蛾はムクツマキシャチホコでしょう。
葉の上に移動させようとしたら死んだふりをして動かなくなりました。



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ソトウスベニアツバ

2021年7月21日(水)
2690 ソトウスベニアツバ 撮影日2021/07/21 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月21日に観察したカギアツバ亜科です。

ソトウスベニアツバ
①ソトウスベニアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
満月ではないのに,最近灯火に飛来する蛾が少ないのは何故でしょう。
と思いながら昨晩8時頃,空を見上げました。
するとどうでしょう。
半月ですが空が大分明るいのです。
こんなに明るければわざわざ灯火に飛来しないだろう思いました。

一枚目の上から写した写真では下唇鬚(かしんひげ)の様子がよく分かりません。
斜め後方から写した二枚目の写真を見ると斜め上方へ下唇鬚が伸びているのが分かります。
よってこの蛾はアツバの仲間と分かります。


ソトウスベニアツバ
②ソトウスベニアツバ
前翅は内横線(緑矢印)の内側近くと外横線(黄矢印)の内側近くは薄褐色になっています。
それ以外は薄紅色になっています。
詳しく言うと薄紅色になっている部分は胸部・中頃・外横線の外側です。
その部分の薄紅色は外横線の外側が一番濃くて目立っています。
これがソトウスベニアツバと言われる所以です。



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ナカトビフトメイガ

2021年7月20日(火)
2689 ナカトビフトメイガ 撮影日2021/07/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月20日に観察したナカトビフトメイガです。

ナカトビフトメイガ
①ナカトビフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)
赤矢印が指しているのは触角ですが,これを背負っています。
だからメイガ科・ツトガ科と分かります。
幼虫はクヌギ,アベマキ,ウラジロガシ,コナラ,ウバメガシ,イチイガシ,アカガシ,アラカシ,シラカシ,クリ),クスノキの葉を食べます。
前翅長が15㎜程度の中くらいの蛾です。


ナカトビフトメイガ
②ナカトビフトメイガ 2019/07/08撮影
前翅後縁中頃が褐色~茶褐色(桃矢印)になっていることが同定ポイントです。
それが名前のいわれになっています。
青矢印は外横線を指していますが前縁に近い部分が鋸歯状に曲がっています。
この蛾の前縁は真っ直ぐでなく曲がっています。
二枚目の写真は縁毛が綺麗に生え揃っているので羽化して間もない個体です。



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ミヤマクワガタ

2021年7月19日(月)
2688 ミヤマクワガタ 撮影日2021/07/09 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月9日に観察したミヤマクワガタです。
ミヤマクワガタ
①ミヤマクワガタ(甲虫目クワガタムシ科)
窓枠にミヤマクワガタが止まっています。
思うように写せないので下に降りてもらうことにしました。
写真写りがよくなるようにアカメガシワの葉を使うことにしました。


ミヤマクワガタ
②ミヤマクワガタ
さて,カメラを近づけると突然中足・後ろ足を上手く使って体を起こしてしまいました。
前足は横に大きく広げています。
体が急に大きくなったように感じました。
大あごで挟まれたら大変と思わず手を引いてしまいました。



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ノメイガ亜科

2021年7月18日(日)
2687 ノメイガ亜科 撮影日2021/07/08,07/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月8日と17日に観察したノメイガ亜科の蛾です。

タイワンモンキノメイガ
①タイワンモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角(緑矢印)を背負っていますので,ツトガ科・メイガ科と分かります。
暗褐色の地に黄褐色の紋があるのは,ツトガ科です。
前翅長が17㎜程度の中くらいの蛾で,ノメイガ亜科では大きい方です。
幼虫は普通に分布しているノブドウの葉を食べるのでよく観察されます。


オオシロモンノメイガ
②オオシロモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角(緑矢印)を背負っていますのでツトガ科・メイガ科と分かります。
暗褐色の地に白紋があるのはノメイガ亜科の特徴です。
前翅長は11㎜程度で小さい蛾です。
いろいろな形の白紋がありますが,赤矢印が指している三日月紋が同定ポイントです。



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ヘリスジシャチホコ

2021年7月17日(土)
2686 ヘリスジシャチホコ 撮影日2021/07/17 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月17日に観察したヘリスジシャチホコです。

ヘリスジシャチホコ
①ヘリスジシャチホコ(シャチホコガ科)
今から丁度六年前に一度観察した蛾が壁に止まっています。
それで集中して写しました。
奇異に感じるのは頭胸部のみ鱗粉で被われているのに他は被われていないことです。
まるで裸のように見えます。


ヘリスジシャチホコ
②ヘリスジシャチホコ
横からは気づきませんでしたが,上から写した画像には腹端が見えています。
この事から,シャチホコガ科だと分かります。
前翅はほとんど薄褐色ですが,翅頂付近(青矢印)と後縁(緑矢印)に黒褐色の筋が見られます。
この様に縁に筋が見られることがヘリスジシャチホコといわれる所以でしょう。
幼虫はカエデ科,ムクロジ科の葉を食べます。



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マイマイガ

2021年7月16日(金)
2685 マイマイガ 撮影日2021/07/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月16日に観察したマイマイガです。

マイマイガ♀
①マイマイガ♀(ドクガ科)
最初は灯火から少し離れた所に止まっていました。
カメラを近づけ一枚撮って二枚目を撮ろうとしたとき飛び去り近くに止まりました。
大きなアカメガシワの葉に乗せようとしていたら,驚いたのか車の方へ飛んでいきました。
運良くフロントガラスに止まりました。

雌の翅色は薄褐色で,触角は短櫛歯状(緑矢印)で遠目には糸状に見えます。
前翅の中頃前縁寄りの所に山形印の黒紋とそこから頭の方へ少し進むと小黒点があります。
前翅長は30㎜もある大きい蛾です。


マイマイガ♂
②マイマイガ♂ 2019/07/27撮影
櫛歯状の触角(赤矢印)を上方へ上げて止まっているのでドクガ科の♂と分かります。
翅色は褐色~濃暗褐色まであり個体差が大きくぎざぎざした外横線が目に付きます。
雌に見られた山形印と小黒点も見られます。



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アカテンクチバ

2021年7月15日(木)
2684 アカテンクチバ 撮影日2021/07/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月14日に観察したアカテンクチバの蛾です。

アカテンクチバ
①アカテンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
翅の形が三角形で翅に厚みを感じるのでヤガ科と予想がつきます。
青矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)が前方へ出ていますが針金のように細いです。
このようなものはクチバ類に多く見られます。
この蛾の幼虫はマメ科のフジ,クズの葉を食べます。


アカテンクチバ
②アカテンクチバ 2018/08/10撮影
翅色には黒褐色~茶褐色まで様々です。
迷わずに見つけられる最重要同定ポイントは赤矢印が指している翅頂を取り囲むような格好の紋です。
翅頂近くには円くて黒ずんだ紋が見られます。
さらに前翅中頃には白っぽい紋が見られます。(緑矢印)



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セダカシャチホコ

2021年7月14日(水)
セダカシャチホコ 撮影日2021/07/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月14日に観察したセダカシャチホコの蛾です。

セダカシャチホコ
①セダカシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まっていて一見ヤガ科のように見えます。
外縁から腹端が覗いていませんがシャチホコガ科です。
前翅長は34㎜ある大型の蛾です。
前翅は淡黄色から淡褐色で前翅中頃前縁寄りに二つの淡い黄色の紋があります。


セダカシャチホコ
②セダカシャチホコ
この蛾の最大の特徴は胸部背に見られる冠毛です。
インディアンハットの様です。
前方から見ると高い帽子を被っているようです。
これがセダカといわれる所以です。
幼虫の餌は普通に分布しているコナラなどです。
ですから,もっと観察されてもよいのに何故か少ないです。



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シロマダラノメイガ

2021年7月13日(火)
2682 シロマダラノメイガ 撮影日2021/07/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月12日に観察したシロマダラノメイガの蛾です。

シロマダラノメイガ
①シロマダラノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
その中で複雑な模様が見られるのはツトガ科です。
幼虫の餌はガガイモ,キョウチクトウです。
それらは分布が少ないのであまり観察されません。


シロマダラノメイガ
②シロマダラノメイガ
前翅中頃に「ワニ」の様な紋が見えます。
緑矢印が指しているのはワニの目で口を大きく開いているように見えます。
似たような紋様はスカシノメイガ・クワノメイガ・チビスカシノメイガにも見られます。
これらは何故似たような紋様をしているのでしょう。
シロマダラノメイガの紋様に似せているのだと思われます。
スカシノメイガ・クワノメイガ・チビスカシノメイガの幼虫はクワ,コウゾをたべます。
一方,シロマダラノメイガの幼虫が食べるものはガガイモ・キョウチクトウで毒があります。
毒の成分を体に溜め込んで生き残りを図っています。
そのシロマダラノメイガに似た紋様ならば天敵は食べようとしません。
というわけで生き残りをかけてシロマダラノメイガの紋様に似せている訳です。



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ナカアオフトメイガ

2021年7月12日(月)
ナカアオフトメイガ 撮影日2021/07/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月12日に観察したナカアオフトメイガの蛾です。

ナカアオフトメイガ
①ナカアオフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)
触角を背負っています。
ですから,メイガ科・ツトガ科の蛾だと分かります。
翅を開かず前翅と後翅を重ねたまま止まっています。
翅に厚みを感じます。
この様な蛾はフトメイガ亜科に多く見られます。


ナカアオフトメイガ
②ナカアオフトメイガ
この蛾は個体差が大きい蛾で同定に戸惑います。
内横線(緑矢印)と外横線(赤矢印)の間が白っぽいものもいます。
<白っぽいものは此方です。>
外横線は前翅後縁近くでは水平になっています。
腹部背に黒三角紋が見られるものが多いです。
幼虫はバラ,ボケ,クリ,オランダイチゴ,クマノミズキ等の葉を食べます。



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ヒロズコガ科の蛾

2021年7月11日(日)
2680 ヒロズコガ科の蛾 撮影日2021/07/03,07/09 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月3日と9日に観察したヒロズコガ科の蛾です。

マエモンヒロズコガ
①マエモンヒロズコガ(ヒロズコガ科) 2021/07/09撮影
前翅長が7㎜程度の小さな蛾です。
幼虫はサルノコシカケ類のキノコを食べます。
前翅前縁に黒紋があるのでマエモンと名付けられたのでしょう。


マエモンクロヒロズコガ
②マエモンクロヒロズコガ(ヒロズコガ科) 2021/07/03撮影
前翅長が8㎜程度の小さな蛾です。
幼虫は動物の毛皮・羽毛・鳥の巣等を食べます。
黒い地に前翅前縁に白紋があると言う意味でマエモンクロヒロズコガと名付けられたのでしょう。



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キホソスジナミシャク

2021年7月10日(日)
2679 キホソスジナミシャク 撮影日2021/07/08 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月8日に観察したキホソスジナミシャクです。

キホソスジナミシャク
①キホソスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
前翅長が10㎜程度の小さな蛾です。
黒地に白~淡黄色の筋模様が美しい蛾です。
幼虫が餌としているツルアジサイの分布は多くありません。
だからあまり観察されません。


キホソスジナミシャク
②キホソスジナミシャク 2014/05/12撮影
筋が何本もあってどれが外横線か分かりませんが赤矢印が指している横線に注目します。
真っ直ぐなようにも見えますが,「U字形」が並んでいるようにも見えます。
今までの経験から横線が重なっているものはほとんどナミシャク亜科に入っています。



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クワエダシャク

2021年7月9日(金)
2678 クワエダシャク 撮影日2021/07/09 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月9日に観察したクワエダシャクです。

クワエダシャク
①クワエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
灯火に止まっていて上手く撮れないのでクワエダシャクに降りてもらいました。
棒をそっと近づけ触った途端,下に飛んで来ました。
運良く窓枠の近くに止まってくれました。
似た蛾にウスクモエダシャクが居るので注意が必要です。
<その画像は此方です。>
何故名前に「クワ」とつけられているのでしょうか。
それは幼虫がクワの葉を食べるからです。


クワエダシャク
②クワエダシャク 2019/09/10撮影
薄褐色の地に細波のような細かく小さな筋が沢山ある蛾です。
主な特徴は次の通りです。
内横線(黄矢印)や外横線(緑矢印)が針金のように細いです。
後翅にある外横線は前縁に近い部分を除けばほとんど波を打っていません。
後翅外縁に鋸のような鋸歯が見られます。
前翅翅頂には少し淡くなった斑紋が見られます。



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ヘリグロヒメアオシャク

2021年7月8日(木)
2677 ヘリグロヒメアオシャク 撮影日2021/06/10,07/08 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年6月10日と7月8日に観察したヘリグロヒメアオシャクです。

ヘリグロヒメアオシャク
①ヘリグロヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科) 7月8日撮影
翅の色が緑色なので例外(シロモンアオヒメシャク等)を除いてアオシャク亜科と分かります。
腹部背に二つの褐色紋と白紋があるので同定が捗ります。
内横線と外横線には白点が並んでいます。


ヘリグロヒメアオシャク
②ヘリグロヒメアオシャク 6月10日撮影
この蛾の最大の特徴は外縁と縁毛にあります。
外縁に沿って白点が並んでいます。
黒ずんだ灰色の縁毛(赤矢印)が生えているのでヘリグロと名前が付きました。
アオシャク亜科には翅色が薄いものが多いのに,珍しくこの蛾は濃緑色です。



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キベリトガリメイガ

2021年7月6日(火)
2676 キベリトガリメイガ 撮影日2021/07/06,07/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月6日と7月4日に観察したキベリトガリメイガです。

キベリトガリメイガ
①キベリトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この事からメイガ科・ツトガ科の仲間と分かります。
さらに,紅色を帯びていれば,ほぼメイガ科で決まりです。
この蛾の止まり方は変わっています。
多くの蛾は壁に貼り付くように止まるのに,本種は犬が待ての姿勢を取っているように止まるからです。


キベリトガリメイガ
②キベリトガリメイガ
赤矢印が指している横線は外横線です。
この外横線の外側は濃い紅色に染まっています。(緑矢印)
前翅・後翅のこの濃い紅色が同定ポイントになります。
前翅の縁毛は翅頂に近い方は白く(桃矢印),後角に近い方は紅色(紅色)です。
ところが,後翅の縁毛は中頃が白くなっています。
私は縁毛の色を白と表現していますが,多くの人は黄色と表現しています。
それでこの蛾に付いた名がキベリトガリメイガなのです。
腹端は先の方が直角に近く曲がっていることが多いです。



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クビワシャチホコ

2021年7月6日(火)
クビワシャチホコ 撮影日2021/07/06 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月6日に観察したクビワシャチホコです。

クビワシャチホコ
①クビワシャチホコ(シャチホコガ科)
上方から写した画像を見ると腹端(赤矢印)が外縁からはみ出しています。
この事から,シャチホコガ科の仲間と分かります。
前翅長を測ると24㎜ありました。中くらいの蛾です。
幼虫は,カエデの葉を食べます。


クビワシャチホコ
②クビワシャチホコ
クビワシャチホコの最大の特徴は胸部から外縁まで輪のように続く長い筋(緑矢印)です。
この長い筋を首飾りに見立ててクビワシャチホコと名付けたのでしょう。
横から見ると胸部背が高く盛り上がっています。
これは胸部背に多くの毛が集まっているからです。
シャチホコガ科にも外横線(青矢印)や内横線(桃矢印)がはっきり出る種が居ます。



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サッポロチャイロヨトウ

2021年7月5日(月)
2674 サッポロチャイロヨトウ 撮影日2021/06/20,06/24 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年6月20日と6月24日に観察したサッポロチャイロヨトウです。

サッポロチャイロヨトウ
①サッポロチャイロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
赤矢印が指しているのは腎状紋で,緑矢印は環状紋を指しています。
これらの紋が有るのでヤガ科ヨトウガ亜科(今はキリガ亜科に移動)と予想がつきます。
腎状紋より頭に近い方は褐色の度合いが強くなっていて外縁の方は淡褐色です。
つまり腎状紋を境にして頭の方は濃褐色,外縁の方は淡褐色に分かれています。・・・A
これがサッポロチャイロヨトウの特徴になっています。

サッポロチャイロヨトウ
②サッポロチャイロヨトウ
この種は紋様や筋模様が変化に富んでいて同定しにくく出会う度に迷っています。
だから細かい紋様にこだわるよりもAの様になっているかどうかが大事だと思っています。
擦れた個体でなければ後翅後角から外縁の途中まで焦茶色の紋(灰矢印)が見られます。
和名にはサッポロと地方名が付いていますが分布は全国に広がっています。



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フタスジアツバ

2021年7月4日(日)
2673 フタスジアツバ 撮影日2021/07/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月3日に観察したフタスジアツバです。

フタスジアツバ
①フタスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かります。
この蛾は逃げ足が速くカメラを近づけただけで飛んで行ってしまいます。
前翅長が10~14㎜の小さい蛾です。
幼虫はコバノイシカグマというシダ植物を食べます。


フタスジアツバ
②フタスジアツバ 2020/06/19撮影
成虫には二つの長い横線と二組の短い白線がある簡単な模様の蛾です。
外横線に近い白線と外縁に近い白線(緑矢印)の二組です。
内横線(頭に近い方の横線)も外横線も真っ直ぐに走っています。
似た蛾にシロスジアツバが居るので注意が必要です。
その蛾は内横線も外横線も真ん中頃で曲がるから区別が簡単です。
<その画像はこちらです。>
http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/blog-entry-524.html


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ゼニガサミズメイガ

2021年7月3日(土)
2672 ゼニガサミズメイガ 撮影日2021/07/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月3日に観察したゼニガサミズメイガです。

ゼニガサミズメイガ
①ゼニガサミズメイガ(ツトガ科ミズメイガ亜科)
触角を背負っているので,科名を絞ることができます。
ツトガ科・メイガ科のどちらかになります。
更に,翅の色からツトガ科まで絞ることができます。
白地に褐色や黄色があれば,ほとんどツトガ科で決まりです。


ゼニガサミズメイガ
②ゼニガサミズメイガ 2016/07/12撮影
外縁沿いに見られる黄色の帯が有るため強調され綺麗に見える蛾です。
「ぜにがさ」とは円形・楕円形状に広がる皮膚病を言います。
後翅中頃に見られる白い紋が焦茶色で囲まれています。
それをぜにがさにたとえたのでしょう。
他の科と比べて縁毛は密集していると言うよりもぱらぱらな感じがします。



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ヒトツメカギバ・フタテンシロカギバ

2021年7月2日(金)
ヒトツメカギバ・フタテンシロカギバ 撮影日2021/06/08,2020/05/07 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年6月8日と2020年5月7日に観察したヒトツメカギバ・フタテンシロカギバです。

ヒトツメカギバ
①ヒトツメカギバ(カギバガ科カギバガ亜科) 2021/06/08撮影 
皆さんこの蛾はシャクガ科だと思いますか。
壁にぴたっと張り付いた感じに止まっているのでシャクガ科と思うでしょう。
ところがシャクガ科ではなく,カギバガ科なのです。
翅頂付近が鉤状(赤矢印)になっていなくてもこの蛾はカギバガ科なのです。
何でも例外があるとおりです。
幼虫の餌は,ミズキ,クマノミズキの葉です。


フタテンシロカギバ
②フタテンシロカギバ(カギバガ科カギバガ亜科) 2020/05/07撮影
この蛾も緑矢印が指している所は鉤状に曲がっていません。
それでも,前の種同様カギバガ科なのです。
偶然でしょうが,この蛾の餌も前種同様,ミズキ,クマノミズキの葉です。
これら2つの種は科特有の格好をしていないので,なかなか同定が進みませんでした。



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テンオビヨトウ

2021年7月1日(木)
2670 テンオビヨトウ 撮影日2021/07/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年7月1日に観察したテンオビヨトウです。

テンオビヨトウ
①テンオビヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
腹端(赤矢印)が外縁から飛び出ています。
しかし,シャチホコガ科の仲間ではありません。
何にでも例外があるものです。
私はシャチホコガ科と思い探しましたが見つかりません。
そこで,キヨトウ類と思い探していたら見付けました。


テンオビヨトウ
②テンオビヨトウ
探すときに,緑矢印が指している黒ずんだ帯模様や前縁沿いに走る筋模様を手掛かりにしました。
頭部を正面から見ると胸部背に見える黒ずんだたてがみ状の毛も手掛かりにしました。
腹端が飛び出ているものは♂で,♀は出ません。
幼虫の餌はイネ科の根茎部と推定されています。



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