ニセシロフコヤガ
2021年5月31日(月)
2667 ニセシロフコヤガ 撮影日2021/05/18,05/31 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日と5月31日に観察したニセシロフコヤガです。

①ニセシロフコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)
2歩前に進むと横に飛んだものが居ます。
飛んだ辺りから目をそらさないようにしてそっと近付きました。
そこには,黒い地に白い斑がある蛾が止まっています。
大きさは前翅長が10㎜程度の小さな蛾です。

②ニセシロフコヤガ
写真に写った画像を見ると環状紋(黄矢印)や腎状紋(緑矢印)が有ります。
これらのことからヤガ科であることが分かります。
この蛾で一番目立つのは,後縁近くの白い斑模様です。
だから名前にシロフの言葉があるのでしょう。
赤矢印が指しているのは外横線です。
後縁近くの部分だけ内側も外側も特に白く目立っています。

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2667 ニセシロフコヤガ 撮影日2021/05/18,05/31 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日と5月31日に観察したニセシロフコヤガです。

①ニセシロフコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)
2歩前に進むと横に飛んだものが居ます。
飛んだ辺りから目をそらさないようにしてそっと近付きました。
そこには,黒い地に白い斑がある蛾が止まっています。
大きさは前翅長が10㎜程度の小さな蛾です。

②ニセシロフコヤガ
写真に写った画像を見ると環状紋(黄矢印)や腎状紋(緑矢印)が有ります。
これらのことからヤガ科であることが分かります。
この蛾で一番目立つのは,後縁近くの白い斑模様です。
だから名前にシロフの言葉があるのでしょう。
赤矢印が指しているのは外横線です。
後縁近くの部分だけ内側も外側も特に白く目立っています。

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ネグロヨトウ
2021年5月30日(日)
2666 ネグロヨトウ 撮影日2021/05/30 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月30日に観察したネグロヨトウです。

①ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科)
胸部の辺り(即翅の付け根)が黒ずんでいるのでネグロと名付けられました。
この蛾の特徴は緑矢印の所に白紋が有ることです。
以前はこの白紋の形でネグロヨトウかホソバネグロヨトウに分けていました。
白紋が長方形ならホソバネグロヨトウだというのです。
この考えで分けるとこの写真の蛾はホソバネグロヨトウになってしまいます。
そこで,「虫ナビ」さんが考えたのは次の通りです。
A外横線(赤矢印)が滑らかな曲線ならネグロヨトウである。
B必ず青矢印が指している辺りに黒い線がある。
この線を頭の方へ延ばしていくと腎状紋の後縁側を通ります。
A・B二つの理由からネグロヨトウと判断しました。

②ホソバネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科) 2011/05/04撮影
比較しやすいようにホソバネグロヨトウの写真を載せます。
先ず外横線を見て下さい。
C所々直角方向へ出張っています。特に外縁方向へ針のような線が見られます。
Dそして,延長すれば腎状紋の後縁側を通る黒い筋が有りません。
C・D二つの理由からホソバネグロヨトウと分かります。

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2666 ネグロヨトウ 撮影日2021/05/30 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月30日に観察したネグロヨトウです。

①ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科)
胸部の辺り(即翅の付け根)が黒ずんでいるのでネグロと名付けられました。
この蛾の特徴は緑矢印の所に白紋が有ることです。
以前はこの白紋の形でネグロヨトウかホソバネグロヨトウに分けていました。
白紋が長方形ならホソバネグロヨトウだというのです。
この考えで分けるとこの写真の蛾はホソバネグロヨトウになってしまいます。
そこで,「虫ナビ」さんが考えたのは次の通りです。
A外横線(赤矢印)が滑らかな曲線ならネグロヨトウである。
B必ず青矢印が指している辺りに黒い線がある。
この線を頭の方へ延ばしていくと腎状紋の後縁側を通ります。
A・B二つの理由からネグロヨトウと判断しました。

②ホソバネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科) 2011/05/04撮影
比較しやすいようにホソバネグロヨトウの写真を載せます。
先ず外横線を見て下さい。
C所々直角方向へ出張っています。特に外縁方向へ針のような線が見られます。
Dそして,延長すれば腎状紋の後縁側を通る黒い筋が有りません。
C・D二つの理由からホソバネグロヨトウと分かります。

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カクモンキシタバ
2021年5月29日(土)
2665 カクモンキシタバ 撮影日2021/05/29 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月29日に観察したカクモンキシタバです。

①カクモンキシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)
高い所に止まっていて一見フクラスズメのように見えました。
同定するためにはもっと近くで撮影しなければいけません。
そこで,ヤダケを使って下に降りてもらうことにしました。
ヤダケに止まらせることに失敗し下に落ちてしまいました。

②カクモンキシタバ
幸い後翅が少し見える程度に開いてくれたので黄橙紋を見ることができた。
この後翅に見られる黄橙紋によりキシタバと名前が付いています。
何枚か写している内に元のように閉じてしまいました。
前翅長30㎜以上の大きい蛾です。
幼虫は普通に分布するヤマハギの葉を食べるので毎年観察されます。

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2665 カクモンキシタバ 撮影日2021/05/29 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月29日に観察したカクモンキシタバです。

①カクモンキシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)
高い所に止まっていて一見フクラスズメのように見えました。
同定するためにはもっと近くで撮影しなければいけません。
そこで,ヤダケを使って下に降りてもらうことにしました。
ヤダケに止まらせることに失敗し下に落ちてしまいました。

②カクモンキシタバ
幸い後翅が少し見える程度に開いてくれたので黄橙紋を見ることができた。
この後翅に見られる黄橙紋によりキシタバと名前が付いています。
何枚か写している内に元のように閉じてしまいました。
前翅長30㎜以上の大きい蛾です。
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モモイロツマキリコヤガ
2021年5月28日(金)
2664 モモイロツマキリコヤガ 撮影日2021/05/27 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月27日に観察したモモイロツマキリコヤガです。

①モモイロツマキリコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
何といっても前縁に広がる桃色が目に飛び込んできます。
二枚目の発達した下唇鬚(かしんひげ)の様子(赤矢印)からヤガ科と分かります。
明るい桃色の部分が浮き出てまるで3D写真の様でした。
後翅が見えるように前翅長が大きく開いていますが,前翅長が閉じたものは桃色の頭巾を被った感じに見えます。
緑矢印の前方に口が見えますが,紅を帯びていて女人の様です。

②モモイロツマキリコヤガ
今までは桃色の部分がくすんだものばかりで,ぱっとしませんでした。
恐らく羽化したばかりの蛾だったのでしょう。
幼虫はサルトリイバラやシオデの葉を食べます。
前翅長12㎜程度の小さい蛾です。

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2664 モモイロツマキリコヤガ 撮影日2021/05/27 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月27日に観察したモモイロツマキリコヤガです。

①モモイロツマキリコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
何といっても前縁に広がる桃色が目に飛び込んできます。
二枚目の発達した下唇鬚(かしんひげ)の様子(赤矢印)からヤガ科と分かります。
明るい桃色の部分が浮き出てまるで3D写真の様でした。
後翅が見えるように前翅長が大きく開いていますが,前翅長が閉じたものは桃色の頭巾を被った感じに見えます。
緑矢印の前方に口が見えますが,紅を帯びていて女人の様です。

②モモイロツマキリコヤガ
今までは桃色の部分がくすんだものばかりで,ぱっとしませんでした。
恐らく羽化したばかりの蛾だったのでしょう。
幼虫はサルトリイバラやシオデの葉を食べます。
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ホソトガリバ
2021年5月27日(木)
2663 ホソトガリバ 撮影日2021/05/27 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月27日に観察したホソトガリバです。

①ホソトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
灯火を見ると中くらいの大きさの蛾が枠に止まっています。
赤矢印が指している斜めに立ち上がる線を見てトガリバガ亜科と分かります。
この線は翅頂から出る黒線で覚えやすいようにトガリバガ線と呼んでいます。

②ホソトガリバ
写しづらい所に止まっていたので葉の上に移動してもらいました。
内横線と外横線の間に環状紋(黄矢印)と腎状紋(緑矢印)が見られます。
腎状紋の内側にある黒色部ははっきりでることが多いです。
環状紋は大きくて明瞭に出,腎状紋と離れていることが多いです。

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2663 ホソトガリバ 撮影日2021/05/27 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月27日に観察したホソトガリバです。

①ホソトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
灯火を見ると中くらいの大きさの蛾が枠に止まっています。
赤矢印が指している斜めに立ち上がる線を見てトガリバガ亜科と分かります。
この線は翅頂から出る黒線で覚えやすいようにトガリバガ線と呼んでいます。

②ホソトガリバ
写しづらい所に止まっていたので葉の上に移動してもらいました。
内横線と外横線の間に環状紋(黄矢印)と腎状紋(緑矢印)が見られます。
腎状紋の内側にある黒色部ははっきりでることが多いです。
環状紋は大きくて明瞭に出,腎状紋と離れていることが多いです。

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ウスイロオオエダシャク
2021年5月26日(水)
2662 ウスイロオオエダシャク 撮影日2021/05/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月26日に観察したウスイロオオエダシャクです。

①ウスイロオオエダシャク♂(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が30㎜と大きな蛾です。
地色が灰褐色なので目立ちません。
内横線の内側と翅頂から外横線までに濃茶褐色の部分が有るので♂と分かります。
その他に♂は前翅外横線の前縁及び後縁近くは明瞭であるがその間は不明瞭です。
更に後翅外横線は不明瞭です。

②ウスイロオオエダシャク♀ 2018/06/16撮影
一方,♀は濃茶褐色の部分が全くありません。
さらに,前翅外横線(赤矢印)が明瞭です。
後翅外横線(緑矢印)も明瞭です。
一般に♀は灯火に飛来することは,ほとんどありませんが偶に飛来することが有りこの写真が数少ない証拠となっています。

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2662 ウスイロオオエダシャク 撮影日2021/05/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月26日に観察したウスイロオオエダシャクです。

①ウスイロオオエダシャク♂(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が30㎜と大きな蛾です。
地色が灰褐色なので目立ちません。
内横線の内側と翅頂から外横線までに濃茶褐色の部分が有るので♂と分かります。
その他に♂は前翅外横線の前縁及び後縁近くは明瞭であるがその間は不明瞭です。
更に後翅外横線は不明瞭です。

②ウスイロオオエダシャク♀ 2018/06/16撮影
一方,♀は濃茶褐色の部分が全くありません。
さらに,前翅外横線(赤矢印)が明瞭です。
後翅外横線(緑矢印)も明瞭です。
一般に♀は灯火に飛来することは,ほとんどありませんが偶に飛来することが有りこの写真が数少ない証拠となっています。

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アオアツバ
2021年5月25日(火)
2661 アオアツバ 撮影日2021/05/05 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月05日に観察したアオアツバです。

①アオアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)が発達していることからアツバ亜科と分かります。
この下唇鬚(かしんひげ)は上から見ると1本のように見えます。
しかし横から写した写真を見て下さい。
何と1本に見えた下唇鬚(赤矢印)は2本で,しかも上下にずれているではありませんか。

②アオアツバ
上からアオアツバの紋様を見ると,大樹が1本画かれているようです。
翅頂から斜めに立ち上がり外横線(緑矢印)・内横線(白矢印)と交差して胸部近くの前縁に抜けています。
外横線には白い縁取りが見られます。
外横線にそって外側に小黒点が並んでいます。
前翅長が11㎜程度の小さい蛾です。

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2661 アオアツバ 撮影日2021/05/05 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月05日に観察したアオアツバです。

①アオアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)が発達していることからアツバ亜科と分かります。
この下唇鬚(かしんひげ)は上から見ると1本のように見えます。
しかし横から写した写真を見て下さい。
何と1本に見えた下唇鬚(赤矢印)は2本で,しかも上下にずれているではありませんか。

②アオアツバ
上からアオアツバの紋様を見ると,大樹が1本画かれているようです。
翅頂から斜めに立ち上がり外横線(緑矢印)・内横線(白矢印)と交差して胸部近くの前縁に抜けています。
外横線には白い縁取りが見られます。
外横線にそって外側に小黒点が並んでいます。
前翅長が11㎜程度の小さい蛾です。

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ホソバネグロシャチホコ
2021年5月24日(月)
2660 ホソバネグロシャチホコ 撮影日2021/05/15 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月15日に観察したホソバネグロシャチホコです。

①ホソバネグロシャチホコ(シャチホコガ科)
赤矢印が指しているように外縁から腹端が覗いています。
桃矢印が指しているように前翅前縁から後翅の毛がはみ出ています。
これらからシャチホコガ科の仲間と分かります。
腹部が太くて長いのは養分を溜め込んでいるからです。
成虫になってからは溜め込んだ養分で生活するので口は退化しています。

②ホソバネグロシャチホコ
緑矢印が指しているのは外横線ですが,後縁に近い所は不明瞭です。
白い縁取りが有るので外横線が二重になっているように見えます。
黄矢印が指しているのは内横線です。
この線の内側が黒ずんでいることから名前にネグロと付けられました。
幼虫は普通に分布するヒサカキの葉を食べます。
だから,複数回観察されます。

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2660 ホソバネグロシャチホコ 撮影日2021/05/15 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月15日に観察したホソバネグロシャチホコです。

①ホソバネグロシャチホコ(シャチホコガ科)
赤矢印が指しているように外縁から腹端が覗いています。
桃矢印が指しているように前翅前縁から後翅の毛がはみ出ています。
これらからシャチホコガ科の仲間と分かります。
腹部が太くて長いのは養分を溜め込んでいるからです。
成虫になってからは溜め込んだ養分で生活するので口は退化しています。

②ホソバネグロシャチホコ
緑矢印が指しているのは外横線ですが,後縁に近い所は不明瞭です。
白い縁取りが有るので外横線が二重になっているように見えます。
黄矢印が指しているのは内横線です。
この線の内側が黒ずんでいることから名前にネグロと付けられました。
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ギンボシシャチホコ
2021年5月23日(日)
2659 ギンボシシャチホコ 撮影日2021/05/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月22日に観察したギンボシシャチホコです。

①ギンボシシャチホコ♂(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
さらに,腹端(赤矢印)が外縁から覗いています。
これらのことからシャチホコガ科の仲間と分かります。
この種は♂と♀では紋様が違います。
写真の様に♂には翅の中央付近に白い紋があります。

②ギンボシシャチホコ♀ 2018/05/28撮影
一方,♀には白い紋ではなく黒紋が有ります。
♀は腹端が出ません。
雄雌共に耳のような物(緑矢印)が見られます。
前翅長が15㎜程度の中くらいの蛾です。
幼虫の餌は草本のヌスビトハギです。

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2659 ギンボシシャチホコ 撮影日2021/05/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月22日に観察したギンボシシャチホコです。

①ギンボシシャチホコ♂(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
さらに,腹端(赤矢印)が外縁から覗いています。
これらのことからシャチホコガ科の仲間と分かります。
この種は♂と♀では紋様が違います。
写真の様に♂には翅の中央付近に白い紋があります。

②ギンボシシャチホコ♀ 2018/05/28撮影
一方,♀には白い紋ではなく黒紋が有ります。
♀は腹端が出ません。
雄雌共に耳のような物(緑矢印)が見られます。
前翅長が15㎜程度の中くらいの蛾です。
幼虫の餌は草本のヌスビトハギです。

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アヤトガリバ
2021年5月22日(土)
2658 アヤトガリバ 撮影日2021/05/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月22日に観察したアヤトガリバです。

①アヤトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
似た種にオオアヤトガリバが居るので注意が必要です。
違いは次の通りです。
A腎状紋(赤矢印)・環状紋(緑矢印)が白線で明瞭に縁取りされている。
B青矢印が指している白線が太い。

②アヤトガリバ
桃矢印から後縁辺りまで進んだ所が「廿日市市の自然観察」では羊の顔に似ていると書いてありました。
小黒点が目に白くて湾曲した物が角に見え知らない前よりこの蛾が好きになりました。
黄矢印が指している所は鱗片が無いように見え寒さに耐えられるのか心配です。
ヨーロッパの研究者によると食草はキイチゴの仲間であるということです。

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2658 アヤトガリバ 撮影日2021/05/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月22日に観察したアヤトガリバです。

①アヤトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
似た種にオオアヤトガリバが居るので注意が必要です。
違いは次の通りです。
A腎状紋(赤矢印)・環状紋(緑矢印)が白線で明瞭に縁取りされている。
B青矢印が指している白線が太い。

②アヤトガリバ
桃矢印から後縁辺りまで進んだ所が「廿日市市の自然観察」では羊の顔に似ていると書いてありました。
小黒点が目に白くて湾曲した物が角に見え知らない前よりこの蛾が好きになりました。
黄矢印が指している所は鱗片が無いように見え寒さに耐えられるのか心配です。
ヨーロッパの研究者によると食草はキイチゴの仲間であるということです。

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ツマオビアツバ
2021年5月20日(金)
ツマオビアツバ 撮影日2021/05/18 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日に観察したツマオビアツバです。

①ツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
灯火近くの物陰に隠れるように止まっています。
逃げられないようにそっとカメラを近づけて撮りました。
青矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かります。
翅頂よりわずかに内側から走る太くて焦茶色の線を帯に見立ててツマオビアツバと名付けています。
ツマとは端ではしという意味ですが,つまりはしに帯があるアツバという意味です。
この焦茶色の太い帯は,白矢印の所で不明瞭になる個体が少しいます。

②ツマオビアツバ
赤矢印と桃矢印が指しているのは外横線です。
赤矢印から桃矢印まではほぼ真っ直ぐです。
さらに,桃矢印から赤矢印までもほぼ真っ直ぐです。
緑矢印が指しているのは内横線ですが,これもほとんど真っ直ぐです。
ヒメツマオビアツバと似ていますが内横線・外横線の様子で区別がつきます。
キイロアツバにも似ていますが,内横線の様子と地色の違いで区別がつきます。

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ツマオビアツバ 撮影日2021/05/18 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日に観察したツマオビアツバです。

①ツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
灯火近くの物陰に隠れるように止まっています。
逃げられないようにそっとカメラを近づけて撮りました。
青矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かります。
翅頂よりわずかに内側から走る太くて焦茶色の線を帯に見立ててツマオビアツバと名付けています。
ツマとは端ではしという意味ですが,つまりはしに帯があるアツバという意味です。
この焦茶色の太い帯は,白矢印の所で不明瞭になる個体が少しいます。

②ツマオビアツバ
赤矢印と桃矢印が指しているのは外横線です。
赤矢印から桃矢印まではほぼ真っ直ぐです。
さらに,桃矢印から赤矢印までもほぼ真っ直ぐです。
緑矢印が指しているのは内横線ですが,これもほとんど真っ直ぐです。
ヒメツマオビアツバと似ていますが内横線・外横線の様子で区別がつきます。
キイロアツバにも似ていますが,内横線の様子と地色の違いで区別がつきます。

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スギドクガ
2021年5月20日(木)
スギドクガ 撮影日2021/05/18,05/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日と20日に観察したスギドクガです。

①スギドクガ(ドクガ科)
腹端(黄矢印)が外縁から覗いていますが,シャチホコガ科ではありません。
赤矢印が指している紋が決め手になっています。
バナナのような形をしているのでバナナ紋と呼んでいます。
この紋が有ればドクガ科です。
ドクガ科といっても毒針毛は無いので触っても大丈夫です。

②スギドクガ
スギドクガには個体変異があったり,似たような感じの蛾にスズキドクガが居たりするので注意が必要です。
でも,緑矢印が指している横線の内側が白っぽくなっていればスギドクガです。
幼虫はスギを食べるのでスギドクガと呼ばれるのでしょう。

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スギドクガ 撮影日2021/05/18,05/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日と20日に観察したスギドクガです。

①スギドクガ(ドクガ科)
腹端(黄矢印)が外縁から覗いていますが,シャチホコガ科ではありません。
赤矢印が指している紋が決め手になっています。
バナナのような形をしているのでバナナ紋と呼んでいます。
この紋が有ればドクガ科です。
ドクガ科といっても毒針毛は無いので触っても大丈夫です。

②スギドクガ
スギドクガには個体変異があったり,似たような感じの蛾にスズキドクガが居たりするので注意が必要です。
でも,緑矢印が指している横線の内側が白っぽくなっていればスギドクガです。
幼虫はスギを食べるのでスギドクガと呼ばれるのでしょう。

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シラクモアツバ
2021年5月19日(水)
シラクモアツバ 撮影日2021/05/18 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日に観察したシラクモアツバです。

①シラクモアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
赤矢印が指している部分を見ると下唇鬚(かしんひげ)が発達していることが分かります。
だから,この蛾はアツバ亜科と分かります。
この下唇鬚(かしんひげ)を上から見ると1本の棒のように見えます。
しかし,脇から見ると上下にずれていることが分かります。
この様にずれて写っていることが多いシラクモアツバです。

②シラクモアツバ
脇から写した写真を見ると腹部背に濃褐色の毛束(緑矢印)が見えています。
この仲間には似た種類が居るので注意が必要です。
今回同定のポイントとしたのは黄矢印が指している白い短線です。
褐色紋から後縁まで伸びる白い短線があって外横線の外側が白っぽくなっているのでシラクモアツバとしました。

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シラクモアツバ 撮影日2021/05/18 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日に観察したシラクモアツバです。

①シラクモアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
赤矢印が指している部分を見ると下唇鬚(かしんひげ)が発達していることが分かります。
だから,この蛾はアツバ亜科と分かります。
この下唇鬚(かしんひげ)を上から見ると1本の棒のように見えます。
しかし,脇から見ると上下にずれていることが分かります。
この様にずれて写っていることが多いシラクモアツバです。

②シラクモアツバ
脇から写した写真を見ると腹部背に濃褐色の毛束(緑矢印)が見えています。
この仲間には似た種類が居るので注意が必要です。
今回同定のポイントとしたのは黄矢印が指している白い短線です。
褐色紋から後縁まで伸びる白い短線があって外横線の外側が白っぽくなっているのでシラクモアツバとしました。

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オビカギバ
2021年5月18日(火)
オビカギバ 撮影日2021/05/18 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日に観察したオビカギバです。

①オビカギバ 褐色型(カギバガ科カギバガ亜科)
赤矢印が指している翅頂付近を見るとカギバガ科と分かります。
ほとんど見ない蛾だったので丁寧に撮影しました。
紋様も色彩も個体変異が大きい種です。

②オビカギバ 帯状型2013/04/18撮影
褐色型と帯状型があるようです。
どちらかというと褐色型の方が多いようです。
帯状型は濃褐色と薄褐色の部分が交互に並んでいます。
勿来の関では幼虫の餌は普通に分布しているヤシャブシの葉を食べます。

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オビカギバ 撮影日2021/05/18 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月18日に観察したオビカギバです。

①オビカギバ 褐色型(カギバガ科カギバガ亜科)
赤矢印が指している翅頂付近を見るとカギバガ科と分かります。
ほとんど見ない蛾だったので丁寧に撮影しました。
紋様も色彩も個体変異が大きい種です。

②オビカギバ 帯状型2013/04/18撮影
褐色型と帯状型があるようです。
どちらかというと褐色型の方が多いようです。
帯状型は濃褐色と薄褐色の部分が交互に並んでいます。
勿来の関では幼虫の餌は普通に分布しているヤシャブシの葉を食べます。

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クロホシフタオ
2021年5月17日(月)
クロホシフタオ 撮影日2021/05/17 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月17日に観察したクロホシフタオです。

①クロホシフタオ(ツバメガ科フタオガ亜科)
薄褐色よりは濃い褐色の蛾です。
後翅外縁中央を見れば何の仲間か分かる蛾です。
二つの赤矢印は出張った部分を指しています。
これらをツバメの尾と見立ててツバメガ科に分類しています。

②クロホシフタオ
緑矢印が指している所で折り畳め小さくすることが出来ます。
だから,前翅後縁と後翅前縁の間が離れています。
フタオガ亜科にはクロフタオという名前が似たものがいるので注意が必要です。
(クロフタオは白地に黒ずんだ紋がある蛾です。)
それに対して本種は黒紋が有るので星に見立ててクロホシフタオと名付けたのでしょう。
幼虫は赤い実がなるガマズミの葉を餌としています。

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クロホシフタオ 撮影日2021/05/17 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月17日に観察したクロホシフタオです。

①クロホシフタオ(ツバメガ科フタオガ亜科)
薄褐色よりは濃い褐色の蛾です。
後翅外縁中央を見れば何の仲間か分かる蛾です。
二つの赤矢印は出張った部分を指しています。
これらをツバメの尾と見立ててツバメガ科に分類しています。

②クロホシフタオ
緑矢印が指している所で折り畳め小さくすることが出来ます。
だから,前翅後縁と後翅前縁の間が離れています。
フタオガ亜科にはクロフタオという名前が似たものがいるので注意が必要です。
(クロフタオは白地に黒ずんだ紋がある蛾です。)
それに対して本種は黒紋が有るので星に見立ててクロホシフタオと名付けたのでしょう。
幼虫は赤い実がなるガマズミの葉を餌としています。

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モントガリバ
2021年5月16日(日)
モントガリバ 撮影日2021/05/16 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月16日に観察したモントガリバです。

①モントガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
ぱっと見たときに,桃色の紋が飛び込んできて綺麗だと感じてしまいます。
ところが,濃褐色の地色が邪魔をして綺麗さが損なわれてしまい残念です。
幼虫の餌はバラ科のモミジイチゴ等です。
これらは勿来の関に普通に分布しているので複数回観察されます。

②モントガリバ
胸部背に毛が集まり盛り上がっています。
今日初めて気が付きましたが,緑矢印が指している所に突起物が有ります。
恐らく翅が行き過ぎないようにしているストッパーだと思われます。
黄矢印が指している口吻は最初灰矢印が指しているように丸まっていました。
ところが,少し時間が経ってから写真を撮ると口吻を伸ばしているではありませんか。
壁に付いている養分を吸収しようとしているのでしょう。

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モントガリバ 撮影日2021/05/16 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月16日に観察したモントガリバです。

①モントガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
ぱっと見たときに,桃色の紋が飛び込んできて綺麗だと感じてしまいます。
ところが,濃褐色の地色が邪魔をして綺麗さが損なわれてしまい残念です。
幼虫の餌はバラ科のモミジイチゴ等です。
これらは勿来の関に普通に分布しているので複数回観察されます。

②モントガリバ
胸部背に毛が集まり盛り上がっています。
今日初めて気が付きましたが,緑矢印が指している所に突起物が有ります。
恐らく翅が行き過ぎないようにしているストッパーだと思われます。
黄矢印が指している口吻は最初灰矢印が指しているように丸まっていました。
ところが,少し時間が経ってから写真を撮ると口吻を伸ばしているではありませんか。
壁に付いている養分を吸収しようとしているのでしょう。

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ウスキツバメエダシャク
2021年5月15日(土)
ウスキツバメエダシャク 撮影日2021/05/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月12日に観察したウスキツバメエダシャクです。

①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁に貼り付いたように平らに止まる蛾が居ます。
後翅が見え止まる格好が平面的なのでシャクガ科と分かります。
和名のウスキとは外縁に沿って薄く黄色を帯びている部分があるからです。
和名のツバメとは赤矢印が指している部分がツバメの尾のように見えるからです。
大きいものは前翅長が20㎜を超えるものもいます。

②ウスキツバメエダシャク
勿来の関周辺に似た蛾は本種を入れて3種類が居ます。
ウスキツバメエダシャク・コガタツバメエダシャク・シロツバメエダシャクの3種類です。
翅の筋模様だけでなく顔の様子(緑矢印)も写真に撮ると同定が楽になります。
目と目を結ぶ線は焦茶色で,目と目の間は橙褐色です。
3種類の比較は<ここを見て下さい。>

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ウスキツバメエダシャク 撮影日2021/05/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月12日に観察したウスキツバメエダシャクです。

①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁に貼り付いたように平らに止まる蛾が居ます。
後翅が見え止まる格好が平面的なのでシャクガ科と分かります。
和名のウスキとは外縁に沿って薄く黄色を帯びている部分があるからです。
和名のツバメとは赤矢印が指している部分がツバメの尾のように見えるからです。
大きいものは前翅長が20㎜を超えるものもいます。

②ウスキツバメエダシャク
勿来の関周辺に似た蛾は本種を入れて3種類が居ます。
ウスキツバメエダシャク・コガタツバメエダシャク・シロツバメエダシャクの3種類です。
翅の筋模様だけでなく顔の様子(緑矢印)も写真に撮ると同定が楽になります。
目と目を結ぶ線は焦茶色で,目と目の間は橙褐色です。
3種類の比較は<ここを見て下さい。>

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ベニモンアオリンガ
2021年5月14日(金)
2649 ベニモンアオリンガ 撮影日2021/05/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月12日に観察したベニモンアオリンガです。

①ベニモンアオリンガ(コブガ科ワタリンガ亜科)
緑の地色に紅色の紋が有ります。
紅色の紋が蛍光色のように光って目を惹きつけます。
この紋は個体差があって小さいものから無紋のものまで有ります。

②ベニモンアオリンガ
前翅長10㎜程度の小さい蛾です。
幼虫はツツジ類の葉を食べます。
褐色で外縁が縁取られ魅力度アップです。

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2649 ベニモンアオリンガ 撮影日2021/05/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月12日に観察したベニモンアオリンガです。

①ベニモンアオリンガ(コブガ科ワタリンガ亜科)
緑の地色に紅色の紋が有ります。
紅色の紋が蛍光色のように光って目を惹きつけます。
この紋は個体差があって小さいものから無紋のものまで有ります。

②ベニモンアオリンガ
前翅長10㎜程度の小さい蛾です。
幼虫はツツジ類の葉を食べます。
褐色で外縁が縁取られ魅力度アップです。

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アミメオオエダシャク
2021年5月13日(木)
2648 アミメオオエダシャク 撮影日2021/05/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月6日に観察したクロスジシャチホコです。

①アミメオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
灯火へ向かう途中の階段を降りた途端,黒い昆虫が生け垣の中へ飛んで逃げました。
何だろうと思いながら動かずに目で追っていると太くて白い筋模様のある蛾です。
しかも大きな蛾です。

②アミメオオエダシャク 2016/08/02撮影
あちこちと飛び回りながら止まる所を探しているようです。
その間動いて驚かないようにじっと辛抱していました。
止まって動かなくなったのを確認してから手早く数枚写真を写しました。

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2648 アミメオオエダシャク 撮影日2021/05/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月6日に観察したクロスジシャチホコです。

①アミメオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
灯火へ向かう途中の階段を降りた途端,黒い昆虫が生け垣の中へ飛んで逃げました。
何だろうと思いながら動かずに目で追っていると太くて白い筋模様のある蛾です。
しかも大きな蛾です。

②アミメオオエダシャク 2016/08/02撮影
あちこちと飛び回りながら止まる所を探しているようです。
その間動いて驚かないようにじっと辛抱していました。
止まって動かなくなったのを確認してから手早く数枚写真を写しました。

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クロスジシャチホコ
2021年5月12日(水)
2647 クロスジシャチホコ 撮影日2021/05/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月12日に観察したクロスジシャチホコです。

①クロスジシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端(赤矢印)が外縁からはみ出でているのでシャチホコガ科と分かります。
前翅で目立つのは黄矢印が指している所に有る黒くて太い筋です。
この筋に因んでクロスジシャチホコと名付けられたのでしょう。

②クロスジシャチホコ
胸部背に目を向けるとインディアンハットの様な格好のもの(緑矢印)が見られます。
上から見ると分かりませんが横からは毛束で盛り上がっているのが分かります。
毛束の内側は焦茶色,外側は灰色の毛束で盛り上がっています。

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2647 クロスジシャチホコ 撮影日2021/05/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月12日に観察したクロスジシャチホコです。

①クロスジシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端(赤矢印)が外縁からはみ出でているのでシャチホコガ科と分かります。
前翅で目立つのは黄矢印が指している所に有る黒くて太い筋です。
この筋に因んでクロスジシャチホコと名付けられたのでしょう。

②クロスジシャチホコ
胸部背に目を向けるとインディアンハットの様な格好のもの(緑矢印)が見られます。
上から見ると分かりませんが横からは毛束で盛り上がっているのが分かります。
毛束の内側は焦茶色,外側は灰色の毛束で盛り上がっています。

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チャハマキ
2021年5月11日(火)
2646 チャハマキ 撮影日2021/05/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月6日に観察したチャハマキです。

①チャハマキ♂(ハマキガ科ハマキガ亜科)
♂と♀では,格好が全然違います。
♂は翅の基部に半月形の褶(赤矢印)があります。
更に,前縁から斜め下に伸びる褐色紋が有ります。
後縁中央付近に大きな褐色紋があります。

②チャハマキ♀ 2015/10/06撮影
♀は♂より少し大きく徳利形をしています。
前翅中央付近に「Vの字形」の褐色筋があります。

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2646 チャハマキ 撮影日2021/05/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月6日に観察したチャハマキです。

①チャハマキ♂(ハマキガ科ハマキガ亜科)
♂と♀では,格好が全然違います。
♂は翅の基部に半月形の褶(赤矢印)があります。
更に,前縁から斜め下に伸びる褐色紋が有ります。
後縁中央付近に大きな褐色紋があります。

②チャハマキ♀ 2015/10/06撮影
♀は♂より少し大きく徳利形をしています。
前翅中央付近に「Vの字形」の褐色筋があります。

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アカオビリンガ
2021年5月10日(月)
2645 アカオビリンガ 撮影日2021/05/09 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月9日に観察したアカオビリンガです。

①アカオビリンガ(コブガ科リンガ亜科)
この蛾が何の仲間かは外見だけでは判断できません。
覚えるのが一番の早道でしょう。
撮影していて感じたことは,緑矢印が指している所が,鮮やかな紅を帯びていることです。
それでアカオビリンガと名付けたのでしょう。
シャッターを押しても上手くピントが合わなく不思議に思っています。

②クロオビリンガ(コブガ科リンガ亜科) 2013/08/30撮影
似た種類のクロオビリンガ居るので注意が必要です。
アカオビリンガには無い焦茶色の外横線が有ります。
黄矢印前方に黒ずんだ紋が見られます。
外横線から内側の部分が黒ずんで見えるのでクロオビリンガと名付けられたのでしょう。
赤矢印が指している所には小黒点が並んでいます。
これらの4点からクロオビリンガと同定しました。

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2645 アカオビリンガ 撮影日2021/05/09 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月9日に観察したアカオビリンガです。

①アカオビリンガ(コブガ科リンガ亜科)
この蛾が何の仲間かは外見だけでは判断できません。
覚えるのが一番の早道でしょう。
撮影していて感じたことは,緑矢印が指している所が,鮮やかな紅を帯びていることです。
それでアカオビリンガと名付けたのでしょう。
シャッターを押しても上手くピントが合わなく不思議に思っています。

②クロオビリンガ(コブガ科リンガ亜科) 2013/08/30撮影
似た種類のクロオビリンガ居るので注意が必要です。
アカオビリンガには無い焦茶色の外横線が有ります。
黄矢印前方に黒ずんだ紋が見られます。
外横線から内側の部分が黒ずんで見えるのでクロオビリンガと名付けられたのでしょう。
赤矢印が指している所には小黒点が並んでいます。
これらの4点からクロオビリンガと同定しました。

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オオギンスジハマキ
2021年5月9日(日)
2644 オオギンスジハマキ 撮影日2021/05/09 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月9日に観察したオオギンスジハマキです。

①オオギンスジハマキ♂(ハマキガ科ハマキガ亜科)
遊園地へ繋がる階段を上り始めると何やら鮮やかな蛾が目に留まりました。
今回で3回しか見ていない珍しい蛾です。
此方の動きを悟られないようにそうっと動いてカメラを構えました。
角度を変えながら密着取材です。
撮影中さんさんと光が当たり橙赤色の蛾は眩しく見えています。

②オオギンスジハマキ♂
この写真の蛾は赤矢印の所を見ると♂と分かります。
♂はこの部分が折り返されて黒ずんだ色をしているからです。
それに対して♀は橙赤色をしているので直ぐ分かります。
「虫ナビ」さんによると灯火に飛来するのはほとんど♂の様です。

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2644 オオギンスジハマキ 撮影日2021/05/09 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月9日に観察したオオギンスジハマキです。

①オオギンスジハマキ♂(ハマキガ科ハマキガ亜科)
遊園地へ繋がる階段を上り始めると何やら鮮やかな蛾が目に留まりました。
今回で3回しか見ていない珍しい蛾です。
此方の動きを悟られないようにそうっと動いてカメラを構えました。
角度を変えながら密着取材です。
撮影中さんさんと光が当たり橙赤色の蛾は眩しく見えています。

②オオギンスジハマキ♂
この写真の蛾は赤矢印の所を見ると♂と分かります。
♂はこの部分が折り返されて黒ずんだ色をしているからです。
それに対して♀は橙赤色をしているので直ぐ分かります。
「虫ナビ」さんによると灯火に飛来するのはほとんど♂の様です。

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ツマジロシャチホコ
2021年5月8日(土)
2643 ツマジロシャチホコ 撮影日2021/05/08 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月8日に観察したツマジロシャチホコです。

①ツマジロシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅の後縁同士を合わせて高くし屋根形にして止まります。
腹端が外縁から覗いていればシャチホコガ科と分かりますが,生憎・・・
灯火近くの高い所に止まっていたので棒をそっと近づけたら飛び移ってくれました。
マツの葉を使ってアオキの葉の上に移動してもらいました。
翅頂付近が白っぽくなっていることを間近に確認しツマジロシャチホコと分かりました。
しかし,タカオシャチホコと似ているため画像の確認をしてツマジロシャチホコと同定しました。
黄矢印の所に細い筋状の黒紋があるのがツマジロシャチホコです。

②タカオシャチホコ(シャチホコガ科) 2018/06/06撮影
腹端が外縁から覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
どちらも翅頂付近が白っぽく似ていますが,そこから後縁側へ目を向けると違いがはっきりします。
ツマジロシャチホコ・・・幅の広い筋がある(緑矢印)
タカオシャチホコ ・・・M字紋がある(赤矢印)
勿来の関にはタカオシャチホコが餌としているエノキが少ないので滅多に見られません。

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2643 ツマジロシャチホコ 撮影日2021/05/08 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月8日に観察したツマジロシャチホコです。

①ツマジロシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅の後縁同士を合わせて高くし屋根形にして止まります。
腹端が外縁から覗いていればシャチホコガ科と分かりますが,生憎・・・
灯火近くの高い所に止まっていたので棒をそっと近づけたら飛び移ってくれました。
マツの葉を使ってアオキの葉の上に移動してもらいました。
翅頂付近が白っぽくなっていることを間近に確認しツマジロシャチホコと分かりました。
しかし,タカオシャチホコと似ているため画像の確認をしてツマジロシャチホコと同定しました。
黄矢印の所に細い筋状の黒紋があるのがツマジロシャチホコです。

②タカオシャチホコ(シャチホコガ科) 2018/06/06撮影
腹端が外縁から覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
どちらも翅頂付近が白っぽく似ていますが,そこから後縁側へ目を向けると違いがはっきりします。
ツマジロシャチホコ・・・幅の広い筋がある(緑矢印)
タカオシャチホコ ・・・M字紋がある(赤矢印)
勿来の関にはタカオシャチホコが餌としているエノキが少ないので滅多に見られません。

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ウスキシャチホコ
2021年5月7日(金)
2642 ウスキシャチホコ 撮影日2021/05/07 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月7日に観察したウスキシャチホコです。

①ウスキシャチホコ♀(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
写真に写っているものは♀で,その特徴は次の通りです。
A腹端が出ていない。
B翅頂が鋭角です。
一方,♂の特徴は次の通りです。
C腹端が出ています。
D翅頂が♀のように尖っていません。

②ウスキシャチホコ♂
腹端が外縁から飛び出していますから,シャチホコガ科と分かります。
本種と似た蛾にキシャチホコが居るので注意が必要です。
胸部背にナースキャップのようなもの(緑矢印)が本種には見られます。
これがあるお陰でキシャチホコと簡単に区別がつきます。
幼虫の餌は,普通に分布しているススキ・ササ類なので複数回観察されます。

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2642 ウスキシャチホコ 撮影日2021/05/07 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月7日に観察したウスキシャチホコです。

①ウスキシャチホコ♀(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
写真に写っているものは♀で,その特徴は次の通りです。
A腹端が出ていない。
B翅頂が鋭角です。
一方,♂の特徴は次の通りです。
C腹端が出ています。
D翅頂が♀のように尖っていません。

②ウスキシャチホコ♂
腹端が外縁から飛び出していますから,シャチホコガ科と分かります。
本種と似た蛾にキシャチホコが居るので注意が必要です。
胸部背にナースキャップのようなもの(緑矢印)が本種には見られます。
これがあるお陰でキシャチホコと簡単に区別がつきます。
幼虫の餌は,普通に分布しているススキ・ササ類なので複数回観察されます。

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ハガタフタオ
2021年5月6日(木)
2641 ハガタフタオ 撮影日2021/05/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月6日に観察したハガタフタオです。

①ハガタフタオ(ツバメガ科)
「Tの字形」の格好で止まります。
トリバガ科に似ていますが大きさが違います。
何の仲間か調べるには赤矢印が指している外縁を見ます。
細長い突起物があればツバメガ科です。
ツバメの尾のように突き出ている事がツバメガ科のいわれになっています。

②ハガタフタオ 2015/05/01撮影
緑矢印が指している所には長方形の黒紋が四つ並んでいます。
この紋を歯と見立ててハガタフタオと名付けたのでしょう。
前翅後縁と後翅前縁の間が空いているのは後翅の後縁側を畳んでいるからです。
この蛾を観察することはあまり有りません。
それは幼虫の餌であるヒメユズリハの分布が少ないからだと思われます。

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2641 ハガタフタオ 撮影日2021/05/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月6日に観察したハガタフタオです。

①ハガタフタオ(ツバメガ科)
「Tの字形」の格好で止まります。
トリバガ科に似ていますが大きさが違います。
何の仲間か調べるには赤矢印が指している外縁を見ます。
細長い突起物があればツバメガ科です。
ツバメの尾のように突き出ている事がツバメガ科のいわれになっています。

②ハガタフタオ 2015/05/01撮影
緑矢印が指している所には長方形の黒紋が四つ並んでいます。
この紋を歯と見立ててハガタフタオと名付けたのでしょう。
前翅後縁と後翅前縁の間が空いているのは後翅の後縁側を畳んでいるからです。
この蛾を観察することはあまり有りません。
それは幼虫の餌であるヒメユズリハの分布が少ないからだと思われます。

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マンレイカギバ
2021年5月5日(水)
2640 マンレイカギバ 撮影日2021/05/05 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月5日に観察したマンレイカギバです。

①マンレイカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
何の仲間か調べるには黄矢印が指している翅頂付近を見れば分かります。
その部分が鉤状に曲がっているのでカギバガ科と分かります。
前翅長が14㎜程度の小さな蛾です。
この蛾にはオガサワラカギバという似た種がいるので注意が必要です。
両者の違いは赤矢印が指している小黒点の数で決まります。
一つのときはマンレイカギバです。

②オガサワラカギバ(カギバガ科カギバガ亜科) 2011/05/18撮影
翅頂付近を見ると鉤状に曲がっているのでカギバガ科と分かります。
緑矢印が指している所を見ると小黒点が二つあるのでマンレイカギバと違ってオガサワラカギバです。
大きさはマンレイカギバより少し大きく中くらいの蛾です。

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2640 マンレイカギバ 撮影日2021/05/05 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月5日に観察したマンレイカギバです。

①マンレイカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
何の仲間か調べるには黄矢印が指している翅頂付近を見れば分かります。
その部分が鉤状に曲がっているのでカギバガ科と分かります。
前翅長が14㎜程度の小さな蛾です。
この蛾にはオガサワラカギバという似た種がいるので注意が必要です。
両者の違いは赤矢印が指している小黒点の数で決まります。
一つのときはマンレイカギバです。

②オガサワラカギバ(カギバガ科カギバガ亜科) 2011/05/18撮影
翅頂付近を見ると鉤状に曲がっているのでカギバガ科と分かります。
緑矢印が指している所を見ると小黒点が二つあるのでマンレイカギバと違ってオガサワラカギバです。
大きさはマンレイカギバより少し大きく中くらいの蛾です。

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ウスオエダシャク
2021年5月4日(火)
2639 ウスオエダシャク 撮影日2021/05/04 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月4日に観察したウスオエダシャクです。

①ウスオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を開いて後翅がよく見えるように止まっいて壁に貼り付いているようです。
だから,シャクガ科と分かります。
この種と似たフタテンオエダシャクが居るので注意が必要です。
違いは赤矢印で示した所に濃いめの紋が一つあることです。
更に地色が薄焦茶色なので同定ポイントになっています。

②フタテンオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 2011/09/08撮影
和名にフタテンとあるように緑矢印の所で横線が途切れて二点のように見えます。
更に黄矢印が指している所に線があります。
この種は個体差が大きく一概に言えませんがその線が目立つものが居ます。
どちらの種もマメ科の植物を餌にしいていますが,本種はネムノキです。

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2639 ウスオエダシャク 撮影日2021/05/04 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月4日に観察したウスオエダシャクです。

①ウスオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を開いて後翅がよく見えるように止まっいて壁に貼り付いているようです。
だから,シャクガ科と分かります。
この種と似たフタテンオエダシャクが居るので注意が必要です。
違いは赤矢印で示した所に濃いめの紋が一つあることです。
更に地色が薄焦茶色なので同定ポイントになっています。

②フタテンオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 2011/09/08撮影
和名にフタテンとあるように緑矢印の所で横線が途切れて二点のように見えます。
更に黄矢印が指している所に線があります。
この種は個体差が大きく一概に言えませんがその線が目立つものが居ます。
どちらの種もマメ科の植物を餌にしいていますが,本種はネムノキです。

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テンモンチビエダシャク
2021年5月3日(月)
2638 テンモンチビエダシャク 撮影日2021/05/03 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月3日に観察したテンモンチビエダシャクです。

①テンモンチビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
初めてこの蛾の名前を耳にしたとき,天文チビエダシャクだと思ってしまいました。
しかし,今日,そうではなく点紋だと気が付きました。
では,その場所は何処でしょう。
赤矢印が指しているのは亜外縁線,緑矢印が指しているのは内横線だから,これ以外にあるのは黄矢印が指している所しかありません。

②テンモンチビエダシャク
大きさは前翅長が11~12㎜と小さい蛾です。
幼虫が餌としているのはシダ植物のクマワラビ,ベニシダです。
二枚目の写真から赤矢印に近い方の黄矢印付近から前翅が上の方へ反れていることが分かります。

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2638 テンモンチビエダシャク 撮影日2021/05/03 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月3日に観察したテンモンチビエダシャクです。

①テンモンチビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
初めてこの蛾の名前を耳にしたとき,天文チビエダシャクだと思ってしまいました。
しかし,今日,そうではなく点紋だと気が付きました。
では,その場所は何処でしょう。
赤矢印が指しているのは亜外縁線,緑矢印が指しているのは内横線だから,これ以外にあるのは黄矢印が指している所しかありません。

②テンモンチビエダシャク
大きさは前翅長が11~12㎜と小さい蛾です。
幼虫が餌としているのはシダ植物のクマワラビ,ベニシダです。
二枚目の写真から赤矢印に近い方の黄矢印付近から前翅が上の方へ反れていることが分かります。

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ウスバミスジエダシャク
2021年5月2日(日)
2637 ウスバミスジエダシャク 撮影日2021/05/01,05/02 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月1日と2日に観察したウスバミスジエダシャクです。

①ウスバミスジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
中くらいの蛾ですが,大きく見えます。
後翅がよく見えるほど前翅が開いています。
そして壁に貼り付くように平たく止まっています。
この様な蛾はシャクガ科です。

②ウスバミスジエダシャク
似た蛾にオオバナミガタエダシャクが居ます。
似てはいても違いがあるので区別がつきます。
大事な同定ポイントは赤矢印が指している横脈紋です。
この横脈紋は中が白抜きになっています。
ここが大事なポイントです。

③オオバナミガタエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 2012/06/10撮影
それに対してこちらの横脈紋(桃矢印)は中が空いていなく黒くなっています。
ここが大事な同定ポイントなので下記に箇条書きにします。
横脈紋が白抜き・・・ウスバミスジエダシャク
横脈紋が黒い ・・・オオバナミガタエダシャク
横脈紋で分からぬときは1枚目・2枚目の外横線(緑矢印)と中横線(黄矢印)を見て下さい。
矢印の所で急に接近しています。

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2637 ウスバミスジエダシャク 撮影日2021/05/01,05/02 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年5月1日と2日に観察したウスバミスジエダシャクです。

①ウスバミスジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
中くらいの蛾ですが,大きく見えます。
後翅がよく見えるほど前翅が開いています。
そして壁に貼り付くように平たく止まっています。
この様な蛾はシャクガ科です。

②ウスバミスジエダシャク
似た蛾にオオバナミガタエダシャクが居ます。
似てはいても違いがあるので区別がつきます。
大事な同定ポイントは赤矢印が指している横脈紋です。
この横脈紋は中が白抜きになっています。
ここが大事なポイントです。

③オオバナミガタエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 2012/06/10撮影
それに対してこちらの横脈紋(桃矢印)は中が空いていなく黒くなっています。
ここが大事な同定ポイントなので下記に箇条書きにします。
横脈紋が白抜き・・・ウスバミスジエダシャク
横脈紋が黒い ・・・オオバナミガタエダシャク
横脈紋で分からぬときは1枚目・2枚目の外横線(緑矢印)と中横線(黄矢印)を見て下さい。
矢印の所で急に接近しています。

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クロハグルマエダシャク
2021年5月1日(土)
2636 クロハグルマエダシャク 撮影日2021/04/28 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年4月28日に観察したクロハグルマエダシャクです。

①クロハグルマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
黄橙の地色に黒い紋様や筋がある蛾です。
前翅後翅の前縁寄りに小黒点があり,褐色の点が沢山散在しています。
後翅がよく見えるように前翅を開いているのでシャクガ科です。
幼虫はモチノキ,クロガネモチ,イヌツゲといったモチノキ科の葉を食べます。
これを裏付けるように本種を観察した場所の近くには大きなモチノキがあります。

②クロハグルマエダシャク (2019/06/10撮影)
紋様は個体変異が大きい種です。
その中で典型的な一つが,前翅外横線(赤矢印)より外側に黒紋があるタイプです。
このタイプは後翅外横線(緑矢印)も黒くなります。

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2636 クロハグルマエダシャク 撮影日2021/04/28 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年4月28日に観察したクロハグルマエダシャクです。

①クロハグルマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
黄橙の地色に黒い紋様や筋がある蛾です。
前翅後翅の前縁寄りに小黒点があり,褐色の点が沢山散在しています。
後翅がよく見えるように前翅を開いているのでシャクガ科です。
幼虫はモチノキ,クロガネモチ,イヌツゲといったモチノキ科の葉を食べます。
これを裏付けるように本種を観察した場所の近くには大きなモチノキがあります。

②クロハグルマエダシャク (2019/06/10撮影)
紋様は個体変異が大きい種です。
その中で典型的な一つが,前翅外横線(赤矢印)より外側に黒紋があるタイプです。
このタイプは後翅外横線(緑矢印)も黒くなります。

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