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フタホシシロエダシャク

2021年3月31日(水)
2605 フタホシシロエダシャク 撮影日2021/03/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月31日に観察したフタホシシロエダシャクです。
満月の翌日でしたが,雲が出ていて暗いので灯火への飛来が予想されました。
しかし,新顔は一つ,古顔は二つでした。

フタホシシロエダシャク
①フタホシシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
翅を壁にほぼ平行にしかも後翅が見えるように開いて止まっているのでシャクガ科と分かります。
白い地に焦茶色の筋や点がある蛾です。
前翅長は11㎜程度の小さい蛾です。


フタホシシロエダシャク
②フタホシシロエダシャク
遠目には白い蛾に見えますが,近づくと4つの黒紋(焦茶紋)と2つの小黒点が目に付きます。
前翅前縁にある一対の焦茶紋(青矢印・赤矢印)が目立ち,白い地の蛾という意味でフタホシシロエダシャクと名付けられたのでしょう。
筆者はフタホシとは緑矢印の内横線近くにある小黒点を指しているとばかり思っていました。



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クロカギヒラタマルハキバガ

2021年3月30日(火)
クロカギヒラタマルハキバガ 撮影日2019/03/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年3月20日に観察したクロカギヒラタマルハキバガです。

クロカギヒラタマルハキバガ
①クロカギヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。
この写真だけでは何の仲間か見当がつきませんが,二枚目の写真で予想が立ちます。
青矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)が後方へ向かって伸びています。
ですから,キバガの仲間と分かります。
次にネットで「四国産蛾類図鑑」を探すと表の上部に「キバガのなかま」があります。
そこから似た画像を探して下さい。

写真は上からばかり狙わないで横や後方から狙うと同定が楽です。


クロカギヒラタマルハキバガ
②クロカギヒラタマルハキバガ
この蛾に似た種にサンショウヒラタマルハキバガが居るので注意が必要です。
でも胸部背から前縁を経て翅頂まで地が白くなっているかいないかで区別がつきます。
主な特徴は次の通りです。
A胸部背から前縁・翅頂まで地が白くなっています。
B赤矢印の所に鉤状の黒い筋が有ります。
C緑矢印が指している所に一対の小白点があります。



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ヒゲマダラエダシャク

2021年3月29日(月)
2603 ヒゲマダラエダシャク 撮影日2019/03/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年3月25日に観察したヒゲマダラエダシャクです。

ヒゲマダラエダシャク
①ヒゲマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を開いて後翅が見えるように止まるのはシャクガ科の仲間です。
コントロールキーを押しながらマウスのホイールボタンを回転させると画像が拡大されたり縮小されたりします。
この機能を利用すると触角の様子がよく分かるので試して下さい。

ヒゲマダラエダシャク
②ヒゲマダラエダシャク
そうすると薄黄色と焦茶色が斑に並んでいるのがお分かりになるでしょう。
これがヒゲマダラエダシャクと名付けられた理由です。
ゼンマイ状の口吻が剥き出しになっています。
剥き出しでなく左右から被われた種も居ます。
前翅長25㎜程度の中くらいの蛾です。



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ハイイロフユハマキ

2021年3月28日(日)
2602 ハイイロフユハマキ 撮影日2019/02/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年2月25日に観察したハイイロフユハマキです。

ハイイロフユハマキ
①ハイイロフユハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科開張)
一見ツトガ科に似た蛾ですが初めて見る人には何科なのか判断に迷ってしまうでしょう。
ハマキガ科ですがハマキガ科らしくない格好をしているので同定に苦労する蛾です。
♂と♀では紋様が違うので同定するのにやっかいです。


ハイイロフユハマキ
②ハイイロフユハマキ
開張24㎜程度の小さい蛾です。
翅の色彩が灰色で冬に出現するのでハイイロフユハマキと名が付いています。
蛾は♀の方が♂より大きいのが普通ですが,この蛾は♂の方が僅かに大きいので驚きます。



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マダラコバネナミシャク

2021年3月27日(土)
2601 マダラコバネナミシャク 撮影日2019/03/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年3月22日に観察したマダラコバネナミシャクです。

マダラコバネナミシャク
①マダラコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
緑矢印が指している外横線には「U字形」が横に並んでいます。
この事から,ナミシャク亜科と分かります。
前翅長13㎜程度の小さな蛾で,あまり観察されません。


マダラコバネナミシャク
②マダラコバネナミシャク
内横線と外横線の間は茶褐色です。
亜外縁線は白くぎざぎざに曲がっています。
赤矢印が指している白い外縁線には対になった小黒点が並び細工の細かさを感じます。



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ツグミ

2021年3月26日(金)
2600 ツグミ 撮影日2020/03/09 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年3月9日に観察したツグミです。

ツグミ
①ツグミ(スズメ目ヒタキ科ツグミ属)
歩道からツグミが芝生をぴょんぴょんと跳ねていないか見ていました。
すると何処から飛んできたのかサクラの枝に止まりました。
少し遠いので近付くことにしました。
サクラの影になるように近付くことにしました。


ツグミ
②ツグミ
人は動いてもサクラの木は動かないのでこちらの動きに気づかずに止まっています。
カメラをツグミに向けると結構な大きさに写っています。
俄然嬉しくなり木の陰からシャッターを何回も押し,撮り続けました。
腹は黒と白の斑模様で羽根に茶色の部分があります。
雌雄同色なので外観での識別は難しいです。
日本では普段は鳴かないので,「つぐむ」という意味でツグミと名付けられました。



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ハスオビエダシャク

2021年3月25日(木)
2599 ハスオビエダシャク 撮影日2021/03/24 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月24日に観察したハスオビエダシャクです。

ハスオビエダシャク
①ハスオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
後翅が見えるほど前翅を開いていませんがエダシャク亜科の蛾です。
前翅長20㎜程の中くらいの蛾です。
幼虫は多くの種類の植物を食べるので複数回観察できます。


ハスオビエダシャク
②ハスオビエダシャク
薄黄色の地に焦茶色の小点が散在しています。
少し前縁に寄りますが赤矢印柄の部分に中焦茶点があります。
更にそこから頭の方へ進んだ所(赤矢印先の部分)に小焦茶点があります。
翅頂から斜めに立ち上がる線を帯に見立ててハスオビエダシャクと名付けました。
この線は個体差が大きく線状になるものや点状になるものが有ります。



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カシワキボシキリガ

2021年3月24日(水)
2598 カシワキボシキリガ 撮影日2021/03/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月23日に観察したカシワキボシキリガです。

カシワキボシキリガ
①カシワキボシキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
腎状紋・環状紋が見られるのでヨトウガの仲間とわかります。
幼虫がカシワの葉を食べるのでカシワキボシキリガと名付けられたと思われます。
出現月が10~11月なのでこの蛾は成虫越冬蛾と思われます。


カシワキボシキリガ
②カシワキボシキリガ
主な特徴は次の通りです。
赤矢印の所にワイングラスの様な紋が有ります。
青矢印が指している毛叢の縁には黒い筋があり終わりは鉤状(緑矢印)に曲がっています。



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キバラモクメキリガ

2021年3月23日(火)
2597 キバラモクメキリガ 撮影日2021/03/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月23日に観察したキバラモクメキリガです。

キバラモクメキリガ
①キバラモクメキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科) 羽ばたき運動開始中の為翅を広げています。
腎状紋(緑矢印先)・環状紋(緑矢印柄)が見られるのでヨトウガ亜科と分かります。
一見小枝の切れ端のように見えます。
樹皮の部分は焦茶色,内側は薄褐色になっていて細工が細かい所まで行き届いています。

外横線は線状ではなく小黒点(赤矢印)が並んでいます。
環状紋の内側にはワイングラスの様な紋が有ります。


キバラモクメキリガ
②キバラモクメキリガ
胸部背には焦茶色の毛が集まり(毛叢)横から見るとランドセルを背負って居るようです。
この蛾は目が良いのか,警戒心が強いのか人影が近付くと直ぐ羽ばたき運動を始めます。
小枝に見事な程よく擬態しているのに不思議です。
暫く羽ばたき運動を繰り返した後,明るい方へ飛び去りました。



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ホソバキリガ

2021年3月22日(月)
2596 ホソバキリガ 撮影日2021/03/05 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月5日に観察したホソバキリガです。

ホソバキリガ
①ホソバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
腎状紋と環状紋があるのでヨトウガ亜科と分かります。
赤矢印が指している亜外縁線を見ると黒紋が有ってクロミミキリガと混同してしまうそうです。
でも,前翅の色彩が本種は茶色を帯びていて緑矢印が指している所に茶帯状のものが有ります。


ホソバキリガ
②ホソバキリガ
ブナキリガにも似ているので注意が必要です。
しかし,ブナキリガには赤矢印が示している様なはっきりした段差がありません。
本種には段差があるので区別は簡単です。



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クロミミキリガ

2021年3月21日(日)
2595 クロミミキリガ 撮影日2021/03/19,2013/03/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月19日と2013年3月25日に観察したクロミミキリガです。

クロミミキリガ
①クロミミキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科) 2021/03/19撮影
腎状紋と環状紋が見られるのでヨトウガ亜科と分かります。
前翅の色彩は薄褐色~淡褐色が多いです。
前翅長17㎜程の中くらいの蛾です。


クロミミキリガ
②クロミミキリガ 2013/03/25撮影
この蛾の特徴は緑矢印が指している亜外縁線上に同定ポイントが並んでいます。
A前縁と接触する所に黒紋が有ります。
B中頃には亜外縁線を挟むように黒紋が有ります。
この線上に並ぶ二つの黒紋がクロミミといわれる所以ですが,前縁に近い方か中頃の方か判断に迷います。
私は赤矢印が指している三角黒紋と思っています。
しかし,「みんなで作る日本蛾類図鑑」では前翅の先端が黒いからとなっています。



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カシワキリガ

2021年3月20日(土)
カシワキリガ 撮影日2021/03/19 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月19日に観察したカシワキリガです。

カシワキリガ
①カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
黒い紋に接触して腎状紋と環状紋があるのでヨトウガ亜科と分かります。
この蛾には似ているものが居るので注意が必要です。
その蛾の名前はカギモンヤガで,黒鍵穴紋がそっくりです。


カシワキリガ
②カシワキリガ
でも区別は簡単です。
緑矢印が指している外横線から斜め上方に突き出る黒長方形の紋(赤矢印)が有るからです。
幼虫はコナラ,サクラ,キイチゴ,カシワの葉を食べます。
これらの中からカシワを選んでカシワキリガと命名したのでしょう。



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チャイロキリガ

2021年3月19日(金)
2593 チャイロキリガ 撮影日2021/03/19 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月19日に観察したチャイロキリガです。

チャイロキリガ
①チャイロキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
写真を撮りながら随分綺麗な茶色をしている蛾だと感じました。
でも撮る場所によって色が随分変わるものだと感じました。(二枚目の写真と比べて)
緑矢印が指している矢先の所と柄の所に環状紋・腎状紋があります。
だからヨトウガ亜科の仲間と分かります。


チャイロキリガ
②チャイロキリガ
赤矢印が指しているのは亜外縁線です。
この線を縁取るように三角白紋(黄矢印)が一つあります。
更に後縁近くに白い筋があるので同定に役立っています。



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ヒロバトガリエダシャク

2021年3月18日(木)
ヒロバトガリエダシャク 撮影日2021/03/17 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月17日に観察したヒロバトガリエダシャクです。

ヒロバトガリエダシャク
①ヒロバトガリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾を見て多くの人はヤガ科だろうと思うことでしょう。
前翅を開いていればシャクガ科に見えるのですが・・・
この蛾にはホソバトガリエダシャクという似た種類が居るので注意が必要です。
前翅長20㎜くらいの中くらいの蛾です。


ヒロバトガリエダシャク
②ヒロバトガリエダシャク
本種の特徴は全体が灰色で白っぽいことが上げられます。
それに対しホソバトガリエダシャクは茶褐色を帯びて赤っぽく見えます。
緑矢印が指している所に小黒点があることが多いです。
ホソバトガリエダシャクには,この小黒点は有りません。
外横線(赤矢印)の外側は少し灰色が濃くなっています。



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マユミトガリバ

2021年3月17日(水)
2591 マユミトガリバ 撮影日2021/03/17 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月17日に観察したマユミトガリバです。

マユミトガリバ
①マユミトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
暖かい日が続き蛾の飛来が予想できるのでわくわくしながら目的地へ向かいました。
すると灯火に止まっている蛾が居るではありませんか。
頭胸部背にある独特の毛束からトガリバガ亜科と分かりました。
撮影しずらいので移動していると途中で下に落ちてしまいました。
落ちた所をそのまま写し画像を見ると翅頂から斜めに立ち上がる線があります。
その線を私は「トガリバガ線」といって同定ポイントにしています。
トガリバガ線があるのでトガリバガ亜科の蛾であることは確かです。


マユミトガリバ
②マユミトガリバ
早速ネットで調べましたが似た画像がなかなか見つかりません。
「トガリバガ亜科 成虫縮小画像一覧」からやっとマユミトガリバを見つけました。
格好よく葉の上に乗せて撮影しようとしたら羽ばたき運動を始めてしまいました。
後翅も見える様になったので素早くシャッターを切りました。
すると緑矢印が指している所に毛束が写っています。
この毛束を見つけたお陰でマユミトガリバであることを確信しました。



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マツキリガ

2021年3月16日(火)
2590 マツキリガ 撮影日2021/03/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月16日に観察したマツキリガです。

マツキリガ
①マツキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
灯火を見ると夜間飛来したものが止まっています。
明るい茶色の翅を見て直ぐマツキリガと分かりました。
高くて撮影出来ないので棒で下に降りてもらおうとしたら落ちてしまいました。
それを葉の上に乗せて撮影することにしましたが,危険を感じてか翅を振るわせ始めました。
飛翔の準備を始めてしまいました。
だから普通なら屋根形の格好ですが,今日は平たい感じで止まっています。


マツキリガ
②マツキリガ
翅の模様を見ると腎状紋(赤矢印)や環状紋(緑矢印)が有ります。
従ってヨトウガ亜科だと分かります。
紋や筋には白い縁取りが有って花やかさがあります。
正面から見るとナースキャップを付けている様に見えます。
勿来の関には幼虫の餌のアカマツが沢山分布しているため複数回観察できます。



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ウスバフユシャク

2021年3月14日(日)
2589 ウスバフユシャク 撮影日2021/01/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年1月14日に観察したウスバフユシャクです。

ウスバフユシャク
①ウスバフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科)
よく似た種類にクロテンフユシャクが居るので注意が必要です。
両者の違いは外横線にあります。
真っ直ぐな赤矢印のようにほとんど曲がらず走るのがウスバフユシャクです。
クロテンフユシャクはもっと大きく曲がります。
緑矢印が指している内横線は矢印の所で鉤状に曲がります。


ウスバフユシャク
②ウスバフユシャク
この写真の様な格好が普通に見られる止まるときの姿です。
ウスバフユシャクに限らず「フユシャク亜科」の仲間はこの様に翅を上下に重ねて止まります。
本種は翅頂から立ち上がる線が割とはっきり出ます。
そして更に二つの線で囲まれた所(青矢印)は周りより薄褐色になる傾向にあります。



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クロテンフユシャク

2021年3月14日(日)
2588 クロテンフユシャク 撮影日2021/01/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年1月22日に観察したクロテンフユシャクです。

クロテンフユシャク
①クロテンフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科)
似ている蛾にウスバフユシャクが居るので注意が必要です。
その違いは赤矢印が指している所で曲がるか,あまり曲がらないかです。
赤矢印は外横線を指していますが,そこから急に頭の方へ曲がっています。
外横線をのばしていけば赤矢印の柄の方向に進みます。


クロテンフユシャク
②クロテンフユシャク
クロテンフユシャクもウスバフユシャクも内横線に特徴が表れます。
それは緑矢印が指している所ですが,内横線と翅脈の交差する所が濃褐色になることです。
クロテンフユシャクはフユシャク亜科に属します。
この仲間は止まるときに前縁と外縁の一部を除いて翅を重ねます。
つまり,下になった翅は前縁と外縁の一部しか見えなくなります。




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クロコハマキ

2021年3月13日(土)
クロコハマキ 撮影日2021/01/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年1月22日に観察したクロコハマキです。

クロコハマキ
①クロコハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。
小さくて釣り鐘状の形をしているのでハマキガ科と予測することが出来ます。
1月22日に観察しましたが,出現月が8~10月ですから,越冬蛾だと思われます。


クロコハマキ
②クロコハマキ
主に外横線より外側が薄褐色の変わった紋様をしています。
焦茶色の部分の表面を見ると所々出張って凸凹しています。
観察資料は少なくて30未満です。



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ホソバキリガ

2021年3月12日(木)
ホソバキリガ 撮影日2021/03/09 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月9日に観察したホソバキリガです。

ホソバキリガ
①ホソバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
茶褐色の地色に腎状紋や環状紋が見られるのでヤガ科ヨトウガ亜科と推測することが出来ます。
似ている蛾にブナキリガが居るので注意が必要です。
両者のはっきりした違いは赤矢印が指している所に有ります。
ホソバキリガ・・・「L」字状に曲がります。
ブナキリガ ・・・曲がりません。


ホソバキリガ
②ホソバキリガ
黄矢印が指している亜外縁線のほぼ中央が焦茶色になる個体が多いです。
亜外縁線を挟んで外側も焦茶色を帯びています。
そればかりではなく,前縁・後縁に近い内側の部分も焦茶色を帯びています。
腎状紋(緑矢印の柄の所)と環状紋(緑矢印先の所)は薄褐色で縁取られています。



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ニッコウエダシャク

2021年3月11日(木)
2585 ニッコウエダシャク 撮影日2021/03/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月11日に観察したニッコウエダシャクです。

ニッコウエダシャク
①ニッコウエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
灯火近くには灰褐色で前翅長26㎜の少し大きく感じる蛾が止まっています。
前翅を大きく開いて後翅がよく見え褐色の筋模様が目立っています。
このような種類の蛾はエダシャク亜科の蛾です。
正面から写したかったので灯火近くから黒い棚の上に移動してもらいました。


ニッコウエダシャク
②ニッコウエダシャク
主な特徴は次のようなものです。
赤矢印が指している所に黒い線が見られます。
緑矢印が指しているように後翅外縁は鋸目状に凸凹しています。
羽化したばかりの新鮮な個体は前翅外縁も鋸目状になっています。
腹部背には6対くらいの小黒点が見られます。



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ウスベニスジナミシャク

2021年3月10日(水)
2584 ウスベニスジナミシャク 撮影日2021/03/10 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月10日に観察したウスベニスジナミシャクです。

ウスベニスジナミシャク
①ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印で示した外横線には「U字形」(特に後縁から横に並んだ所に)が並んでいます。
この事からこの蛾はナミシャク亜科だと分かります。
大きいものでも前翅長14㎜の小さい部類に入る蛾です。


ウスベニスジナミシャク
②ウスベニスジナミシャク
ウスベニスジと名付けられていても緑色を帯びていて異様な感じです。
ほぼ翅の中央を走る横線が緑矢印が指している所で頭の方へ出張っています。
外縁に沿って三つの小黒点が並んでいます。



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カギモンヤガ

2021年3月9日(火)
2583 カギモンヤガ 撮影日2021/03/09 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月9日に観察したカギモンヤガです。

カギモンヤガ
①カギモンヤガ♂(ヤガ科モンヤガ亜科)
前翅中央に黒い鍵穴紋がある蛾を灯火近くで見つけました。
生憎写しにくい場所なので移動してもらいました。
このような鍵穴紋を持つ蛾はヤガ科です。
似た種にカシワキリガが居るので注意が必要です。
また似た名前のカギモンキリガも存在するので注意が必要です。


カギモンヤガ
②カギモンヤガ♂
胸部にはふさふさと毛が生えて盛り上がっています。
正面から見ると湾曲した2つの曲線があってナースキャップに見えます。
幼虫はサトイモ科やユリ科の葉を食べます。
♂の触角は櫛歯状で♀は糸状なのでこの写真の蛾は♂です。



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スモモキリガ

2021年3月8日(月)
2582 スモモキリガ 撮影日2021/03/08 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月8日に観察したスモモキリガです。

スモモキリガ
①スモモキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
腎状紋(青矢印柄の方)と環状紋(青矢印矢の先)が見られるのでヤガ科と分かります。
スモモキリガといえば外縁近くにある2つの小黒点が特徴です。
これが確認出来れば即スモモキリガです。
こちらの小黒点(緑矢印)は円みがあって少し離れています。
左右の小黒点の形が違っています。
黄矢印が指している所は少し黒ずんでいます。


スモモキリガ
②別な場所で見つけたスモモキリガ
こっちは2つの小黒点(赤矢印)が細くて接近しています。
縁毛が綺麗に生え揃っているので羽化して間もないものと思われます。
実際の色彩はもう少し薄褐色・淡褐色です。


スモモキリガ
③スモモキリガ
胸部背や胸にはふさふさした毛があり格好よく見えます。
横から見ると牙が生えた雄ライオンのようです。
前翅長が20㎜程度の中くらいの蛾です。



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キヅマアツバ

2021年3月7日(金)
2581 キヅマアツバ 撮影日2020/05/26,06/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年5月26日と6月1日に観察したキヅマアツバです。

キヅマアツバ
①キヅマアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
シャクガ科に見えますが,前翅が開いていません。
小さいながらも前方へ突き出た(赤矢印)下唇鬚(かしんひげ)があるのでアツバの仲間と分かります。
前翅長は14㎜程の小さな蛾です。


キヅマアツバ
②キヅマアツバ
内横線・中横線・外横線と思われる横線が帯状に濃淡を変えて並んでいます。
緑矢印が指している所より外側は淡い褐色で黄色を帯びています。
これがキヅマアツバと名付けられた所以です。



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スギタニキリガ

2021年3月6日(土)
2580 スギタニキリガ 撮影日2021/03/06 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月6日に観察したスギタニキリガです。

スギタニキリガ
①スギタニキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
一見キンイロキリガに似ているので注意が必要です。
でも紋様が違うので簡単に区別がつきます。
大樹を表したような力強い紋様が目を引きます。
前翅長を測ると23㎜ありました。
分類では中くらいの蛾ですが大きく見えます。


スギタニキリガ
②スギタニキリガ
前や横から観察すると胸部背にある毛がモヒカン族に見られる頭髪のように立っています。
幼虫が餌としているコナラやサクラが今日観察した場所の近くに沢山あるので見られたのだと思われます。
短い2本の下唇鬚(かしんひげ)が牙のように前方へ突き出ているのが印象的です。



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カバキリガ

2021年3月5日(金)
2579 カバキリガ 撮影日2021/03/05 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月5日に観察したカバキリガです。

カバキリガ
①カバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
灯火近くの窓枠には冬の間見てきた蛾よりも一回り大きなものが止まって居るではありませんか。
早速,前翅長を測ってみると21㎜ありました。
写しやすい場所に移動してもらいました。
前翅長21㎜というと中くらいの大きさですが大きな蛾に感じました。
大きな腎状紋(青矢印柄)と環状紋(青矢印先)が有るのでヨトウガ亜科と分かります。


カバキリガ
②カバキリガ
翅の色は淡褐色です。
カバキリガには4つの横線があります。
頭に近い方から説明すると最初は内横線(緑矢印)です。
次に太い幅の中横線(灰矢印)です。
3番目は外横線(赤矢印)です。
最後に亜外縁線(黄矢印)です。
この横線にはクリーム色の縁取りが有り翅頂付近でZに曲がっています。



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カブラヤガ

2021年3月4日(木)
2578 カブラヤガ 撮影日2020/05/28 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年5月28日に観察したカブラヤガです。

カブラヤガ
①カブラヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
この蛾には他の蛾にはあまり見られない紋があるのが特徴です。
それは赤矢印が指している楔(くさび)形の紋です。
専門用語で楔状紋(けつじょうもん)といいます。
内横線(黄矢印)に接触しています。
幼虫は様々な植物を食べるので農家や園芸家から嫌われています。
1齢幼虫は若葉を食べますが、中齢幼虫以降は昼間は土中に潜っています。
夜になると植物の根元を齧るためネキリムシと呼ばれ目の敵とされています。


カブラヤガ
②カブラヤガ
赤矢印の柄の部分は環状紋に接触しています。
その紋の外側にはソラマメの形をした腎状紋(緑矢印)があります。
緑矢印の柄は外横線から出ています。
この蛾には頭に近い方から言うと楔状紋,環状紋,腎状紋の3つの紋が見られます。
このような紋が見られる蛾はヤガ科です。



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ウスミドリコバネナミシャク

2021年3月3日(水)
2577 ウスミドリコバネナミシャク 撮影日2021/03/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月2日に観察したウスミドリコバネナミシャクです。

ウスミドリコバネナミシャク
①ウスミドリコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
中くらいよりも少し小さな蛾です。
擦れていないものは緑が綺麗な蛾です。
赤矢印が指している外横線に「U字形」が並んでいるのでナミシャク亜科と分かります。


ウスミドリコバネナミシャク
②ウスミドリコバネナミシャク
その外横線の外側には緑色の横線が並んでいます。
灰矢印が指している内横線の外側にも緑色の横線が並んでいます。
緑矢印は外縁線を指していますが,黒小三角が対になって8個並んでいます。


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アトジロエダシャク

2021年3月2日(火)
2576 アトジロエダシャク 撮影日2021/03/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月2日に観察したアトジロエダシャクです。

アトジロエダシャク
①アトジロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
毎年3月になると見られる中くらいの蛾です。
薄褐色で縁取りされたぐにゃぐにゃ曲がる内横線(青矢印)・外横線(緑矢印)が有ります。
一見ヤガ科に見えますがシャクガ科の蛾です。
前翅は焦茶色ですが後翅は灰白色なのでアトジロエダシャクと名付けられました。


アトジロエダシャク
②アトジロエダシャク
何といっても目立つのは赤矢印が指している部分です。
これは腹部から出ているものでなく後翅後角付近から90度折れ曲がって立っているように見えます。
凸凹しているように見える後翅が重なってしまうと元に戻らなくなってしまうのを防止するための様に思えます。



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カシワオビキリガ

2021年3月1日(月)
2575 カシワオビキリガ 撮影日2021/03/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年3月1日に観察したカシワオビキリガです。

カシワオビキリガ
①カシワオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
前翅長17㎜程の中くらいの蛾です。
ミヤマオビキリガ・テンスジキリガに似ているので注意が必要です。
年が明けてみられるものは越冬した蛾です。
緑矢印の先が指しているのは内横線ですが,これほど明瞭なものはほとんどいません。
柄の部分は環状紋に有ります。



カシワオビキリガ
②カシワオビキリガ
赤矢印が指しているのは腎状紋です。
後縁に近い方が焦茶色になっています。赤矢印の柄の部分は外横線から出ています。
外横線も内横線と同じくらいはっきりしていないことが普通です。
青矢印が指しているのは点列状の亜外縁線です。
柄の部分は点列状の外縁線から出ています。
前縁の中頃(黄矢印)は僅かにへこんでいます。
白矢印が指しているのは胸部背の1部分が盛り上がっている様子を示すためです。



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