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フジフサキバガ

2020年6月30日(火)
フジフサキバガ 撮影日2020/06/30 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月30日に観察したフジフサキバガです。

フジフサキバガ
①フジフサキバガ(キバガ科)
前翅長10㎜程の小さな蛾です。
小さい蛾ですが,写真を撮ると他の蛾には見られない特徴があります。
それは,緑矢印が指している細い針金状の牙(きば)が生えていることです。
しかも,赤矢印が指している房房した下唇鬚(かしんひげ)から出ています。
この牙から,この蛾はキバガ科と分かります。


フジフサキバガ
②フジフサキバガ
頭を上にして見ると翅中央にある黒紋が眉に,外縁にある太い黒紋は口髭に,その間にある短い横筋が目に見えてきます。
幼虫はフジの仲間の葉を食べるのでフジフサキバガと名付けられたのでしょう。



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セスジヨトウ

2020年6月29日(月)
セスジヨトウ 撮影日2020/06/29 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月29日に観察したセスジヨトウです。

セスジヨトウ
①セスジヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
見慣れない蛾が灯火近くの壁に止まっています。
赤矢印が指している腎状紋を見てヨトウガの仲間と分かりました。
残念ながら変異が大きく環状紋は不明瞭で何処にあるか分かりません。
初めて観察する蛾で個体差が大きい種だったので同定には時間がかかりました。

外横線か不明瞭で並んでいる小黒点が外横線だと思い込んでしまい時間がかかりました。
小黒点はぎざぎざした先端の部分だったのです。
緑矢印が指している外横線を見ると前縁に近い所は不明瞭ながらあらわれています。
後縁に近い所は黒点だけになっています。


セスジヨトウ
②セスジヨトウ
赤矢印が指している腎状紋の上にWを逆さにした紋を手掛かりにしたり,
黒い外縁(黄矢印)と縁毛を手掛かりにしたりして「あおもり昆虫記」,「四国産蛾類図鑑」から探し当てました。
黒い外縁の内側に紅を帯びた部分がありますが,他の画像ではあまり見られません。
幼虫は葉を食べずにイネ科,カヤツリグサ科の根際部や茎を食べます。


科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
和名 セスジヨトウ
開張 28~32㎜
出現月 7~8月
分布  北海道,本州,四国
食餌動植物 幼虫はイネ科・カヤツリグサ科の根際部や茎を食べます。
特徴  

変異大 セスジヨトウは 同定難



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アカスジシロコケガ

2020年6月28日(日)
アカスジシロコケガ 撮影日2020/06/21,06/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月21日と6月25日に観察したアカスジシロコケガです。

アカスジシロコケガ
①アカスジシロコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)  黒点2つで♂です。
翅の形がムジホソバ等に似ています。
○○ホソバはヒトリガ科の仲間です。
この種は,♂と♀では紋様が違います。
緑矢印が指している黒点の数で区別がつきます。


アカスジシロコケガ
②アカスジシロコケガ  黒点1つで♀です。
黒点の数が2つのものは♂です。
黒点の数が2つのものは♀です。
この蛾の雄も雌も灯火に飛来しますが,圧倒的に雄の数が多いです。
毎年,最初に観察されるのは♂です。



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モモスズメ

2020年6月27日(土)
モモスズメ 撮影日2020/06/27 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月27日に観察したモモスズメです。

モモスズメ
①モモスズメ(スズメガ科)
先日紹介したキイロスズメと同じく,このモモスズメも灯火の下に降りていました。
頭部から腹端までの太い胴は重くて支えることが困難なのでしょう。
三角翼の戦闘機スタイルは,スズメガ科の特徴です。
毎年複数回観察している普通の蛾です。
それは幼虫の食べる物が関係しています。
勿来の関に普通に分布するサクラ,ヤマブキ,ウワミズザクラを食べるからです。


モモスズメ
②モモスズメ  スズメガ科は胴体が太い。
モモスズメは飛来した後は暫く同じ場所から動きません。
この習性は多くのシャチホコガ科の蛾と同じです。
もしかしてと思い「虫ナビ」で調べると予想通り成虫になると何も食べないそうです。
無駄な動きはしないで子孫繁栄のために活動するのでしょう。

褐色で一見地味に見えますが,グラデーションの変化は目を楽しませてくれます。
褐色の翅を持つ蛾に何故モモスズメの名が付いたのでしょう。
それは,後翅の色から名付けられました。
<それを示す写真はこちらです。>
http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/blog-entry-1102.html



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クロフタオ

せ2020年6月26日(金)
クロフタオ 撮影日2020/06/26 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月26日に観察したクロフタオです。

クロフタオ
①クロフタオ(ツバメガ科)  触角が櫛歯状でないから♀です。
赤矢印が指しているのは尾状突起です。
これが付いているものは,ツバメガ科に属する蛾です。
二枚目の写真も同じ蛾ですが尾状突起は目立ちません。
その訳は,後翅外縁を持ち上げて止まる習性があるからです。
そのあがっている角度に近い角度で後方から写したからです。


クロフタオ
②クロフタオ  触角が櫛歯状でないから♀です。
ツバメガ科で普通に観察できるのはクロオビシロフタオです。
前翅長10㎜程の小さくて白い蛾なので区別は簡単です。
このクロフタオは,去年に続いての観察で,これでわずか二回です。
写真の蛾は灯火に飛来した蛾ですが,驚くことに♀です。
普通灯火に飛来するのは♂ですが,極まれに♀が飛来する種が居ます。
♂の触角は櫛歯状です。
♂の翅はほとんど黒く後翅の付け根から前縁中程の部分までが白くなっているだけです。


科名 ツバメガ科
和名 クロフタオ
開張 17~18㎜
出現月 7~8月
分布  北海道,本州,四国,九州
食餌動植物 幼虫はナナカマド,ハシドイの葉を食べます。
特徴  

珍しい 雌が灯火に 飛来する



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キイロスズメ

2020年6月25日(木)
キイロスズメ 撮影日2020/06/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月25日に観察したキイロスズメです。

キイロスズメ
①キイロスズメ(スズメガ科ホウジャク亜科)
灯火下には鮮やかな橙色をしたスズメガの仲間が止まっています。
この様な色彩を持つスズメガには未だ会ったことがありません。
逃げないようにそっと動いて何枚も写真を撮りました。
写真を撮ると不思議なことに橙色はよく出ているのに緑色は淡くしか出ません。


キイロスズメ
②キイロスズメ
キイロスズメの幼虫が食べるのはヤマノイモ科のヤマノイモ,ツクネイモ,ナガイモ,サトイモ,オニドコロ等の葉です。
これらの中でヤマノイモ,オニドコロは勿来の関に普通に分布している植物なのに今まで出会えなかったのが不思議です。
蛾の目を見ると上目遣いに私を見ています。
私は逃げない訳が知りたいと思っています。


conv0757.jpg
③キイロスズメ
スズメガの仲間は体が大きく重いので,足で支えるのが難しく灯火の下に止まっているのが普通です。
赤矢印の前方には小黒点が有ります。
前翅前縁と腹部中央は緑を帯びています。
腹部両脇に橙の筋があって見る者の目を引きます。
それなのに何故ダイダイスズメと名付けなかったのでしょう。
これは標本にした物を見て命名したからでしょう。
こう思って「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」に載っている写真を見たら予想通り薄黄色になっていました。
これはシロスジカミキリが生きているときは筋が黄色なのに絶命したら白くなることを思い出したからです。


科名 スズメガ科ホウジャク亜科
和名 キイロスズメ
開張 80~105㎜
出現月 5~10月
分布  本州,四国,九州,対馬,沖縄
食餌動植物 幼虫はヤマノイモ,ツクネイモ,ナガイモ,サトイモ,オニドコの葉を食べます。
特徴  

橙の 色が目立って 名となりぬ



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キオビゴマダラエダシャク

2020年6月24日(水)
キオビゴマダラエダシャク 撮影日2020/06/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月23日に観察したキオビゴマダラエダシャクです。

キオビゴマダラエダシャク
①キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長を測ると30㎜もありました。
その大きさになるとさすがに大きく感じます。
壁に貼り付いたように止まり,後翅がよく見えるように開いています。
この様な仲間はシャクガ科に多いです。


キオビゴマダラエダシャク
②キオビゴマダラエダシャク
白地に黒や灰色の円い紋が並んでいます。
黄色の横線が一本見られます。
これを帯に見立ててキオビゴマダラエダシャクと名付けたのでしょう。
灰色や黒い紋の大きさや数は個体差がありまちまちです。
毎年のように見られるのはブナ科,バラ科,クルミ科,トウダイグサ科,ウルシ科などの普通に分布している植物を食べるからだと思われます。



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シロフクロケンモン

2020年6月23日(火)
シロフクロケンモン 撮影日2020/06/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月23日に観察したシロフクロケンモンです。

シロフクロケンモン
①シロフクロケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
灯火下には見慣れない中くらいの蛾が止まっています。
黒い地に白い斑模様が頭胸部部と外縁に沿った所にあります。
翅中央より前縁に寄った所には円い環状紋(赤矢印)があります。
この紋があるのはヨトウガの仲間と思いあちこち探しました。
しかし,生憎見つかりません。
諦めかけた頃,ナマリケンモン・ナシケンモンの画像を思い出しました。
直ぐケンモンヤガ亜科を探して見つけました。


シロフクロケンモン
②シロフクロケンモン
黒い地に白い筋や紋があるのでそちらばかり目立ちます。
白い破線の外縁線と接している円い紋(緑矢印)も同定のポイントになっています。
これで今月は,ハガタクチバ・キスジホソマダラに続いて新しい種に3種類会えました。
このように,6月は多くの蛾に会える楽しみな時期です。


科名 ヤガ科ケンモンヤガ亜科
和名 シロフクロケンモン
開張 28~32㎜
出現月 6~9月
分布  北海道,本州,四国,九州,対馬
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 

黒い地に 白くて丸い 紋二つ



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ニッコウフサヤガ

2020年6月22日(月)
ニッコウフサヤガ 撮影日2020/06/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月22日に観察したニッコウフサヤガです。

ニッコウフサヤガ
①ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)
今では,一目でニッコウフサヤガと分かるようになりました。
それは,次のような特徴があるからです。
・全体に灰色をしている。
・全体の形が三角形をしている。
・腹端(緑矢印)を上げて止まっていることが多い。


ニッコウフサヤガ
②ニッコウフサヤガ
明るい場所で写すと赤矢印が指している茶色の所が赤味を帯びて綺麗に見えます。
青矢印が指している黒ずんだ紋はハート形に見えます。
そう見えるのは,ここの部分が谷のように折れて凹んでいるからです。
ニッコウフサヤガは独特な色をしているので直ぐ分かることお話ししました。
しかし,フサヤガとコフサヤガは写真だけでは区別がつきません。
前翅長が17㎜以上ならフサヤガ,15㎜以下ならコフサヤガです。
この様に前翅長を測定しておかないと同定出来ない種もいます。



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キスジホソマダラ

2020年6月21日(日)
キスジホソマダラ 撮影日2020/06/21 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月21日に観察したキスジホソマダラです。

キスジホソマダラ
①キスジホソマダラ(マダラガ科)
見た瞬間,以前海岸で見たヤホシホソマダラを思い出しました。
でも,後縁沿いにある黄筋が長いので両者は別種であることが分かります。
写そうとして近づくとくるくると歩き回ります。
刺激しないようにじっと立っていて落ち着かせました。
画像を見ると胸部が青く光っていて目を引きます。
蛾の観察を長年続けていますが今までこの蛾を見たことはありませんでした。


キスジホソマダラ
②キスジホソマダラ  糸状の触角なので♀です。
成虫は昼行性で花の蜜を吸います。
昼行性ですが,灯火に飛来したものを写真におさめました。
<ヤホシホソマダラの画像はこちらです。>
次のような特徴があります。
触角の先の方に白紋があります。・・・ヤホシホソマダラ



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ヨツモンムラサキアツバ

2020年6月20日(土)
ヨツモンムラサキアツバ 撮影日2020/06/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月20日に観察したヨツモンムラサキアツバです。

ヨツモンムラサキアツバ
①ヨツモンムラサキアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
黄矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
前方へ突き出ているのでアツバの仲間と分かります。
全体に黒ずんでいますが,光の反射具合で青紫に光ります。
青矢印が指しているのは環状紋です。
矢の元にあるのは腎状紋です。


ヨツモンムラサキアツバ
②ヨツモンムラサキアツバ
ムラサキアツバと似ていて同定で苦労します。
そんなときには,赤矢印が指している黄白色紋の先端を見て下さい。
「N」字が見えます。
私は覚えやすいように稲妻紋と名付けています。
ムラサキアツバには,この稲妻紋が無いので区別がつきます。
紛らわしい個体が居るので注意が必要です。



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フタスジアツバ

2020年6月19日(金)
フタスジアツバ 撮影日2020/06/19 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月19日に観察したフタスジアツバです。

フタスジアツバ
①フタスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
真っ黒な地に白くて長い横筋が二本ある蛾です。
実は,一番外側にある筋は短いので数に入れなかったのでしょう。
上から2番目の横筋は外横線ですが,ここには前縁寄りの所に楕円形紋があります。
似た感じの蛾にシロズアツバが居るので注意が必要です。


フタスジアツバ
②フタスジアツバ
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。
この事から,クルマアツバ亜科の仲間だと分かります。
幼虫は蛾としては珍しくシダ植物を餌にしています。



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ギンモントガリバ

2020年6月18日(木)
ギンモントガリバ 撮影日2020/06/18 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月18日に観察したギンモントガリバです。

ギンモントガリバ
①ギンモントガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
黄矢印の先には,二つの紋があります。
腎状紋と環状紋です。
だからといってヤガ科ヨトウガ亜科ではありません。
では,何の仲間でしょうか。
カギバガ科トガリバガ亜科の仲間です。
この仲間の目印は翅頂から斜めに立ち上がる黒い線(赤矢印)です。
私はトガリバガ線と名付けて同定のポイントにしています。


ギンモントガリバ
②ギンモントガリバ
今回の観察を入れて未だ2回しか無い珍しい種です。
全国でも約116件と観察が少ない蛾です。
外横線より外側の翅脈上には白点が並んでいて目を引きます。
腹部背には焦茶色の毛束が見られます。



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オオアヤシャク・コアヤシャク

2020年6月17日(水)
オオアヤシャク・コアヤシャク 撮影日2020/06/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月12日に観察したオオアヤシャク・コアヤシャクです。

オオアヤシャク
①オオアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
この蛾を見ると美しさにはっとします。
写真では表現出来ない淡緑色の美しさがあるからです。
だから「アヤ」の言葉を使ったのでしょうか。

全体に淡緑色を帯びていますが,特に濃い部分が二つあります。
胸部の周りと外縁に沿った部分です。

翅を左右に平べったく開いています。
この様な蛾はシャクガ科に多いです。

主な特徴は次の通りです。
・緑矢印が指している内横線は同じような感じでくねくね曲がっています。
・灰矢印が指している外横線は前翅前縁に近い部分は黒くて明瞭ですが残りは白くなってい ます。(後翅の部分は全て白くなっています。)
・赤矢印が指している亜外縁線は「V」字がつながっていないまま並んでいます。


コアヤシャク
②コアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
こちらも翅を左右に平べったく開いています。
だからシャクガ科の仲間だろうと予想が立ちます。
写真では表現できませんでしたが,こちらの蛾も全体に淡緑色で美しいです。
大きさはこちらの方が前翅長で10㎜くらい小さいです。

主な特徴は次の通りです。
・緑矢印が指している内横線は3の数字に似ています。
・灰矢印が指している外横線は前翅前縁から後翅後縁までつながっているように見えます。
 全て黒い線で明瞭です。
・赤矢印が指している亜外縁線は白くて太くくねくね曲がっています。



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クロモンドクガ

2020年6月16日(月)
クロモンドクガ 撮影日2020/06/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月16日に観察したクロモンドクガです。

クロモンドクガ
①クロモンドクガ(ドクガ科)
毛深い前足を前方へ伸ばし触角も前へ突き出していれば相場はドクガ科に決まりです。
地色が黄色で黒い紋を持っていれば,毒針毛を持つ毒蛾となりますが,この蛾は例外で触れても害は無いそうです。

おそらく,毒針毛を持つゴマフリドクガやチャドクガに擬態していると思われます。
でも,それらに似ているといっても肝心なことが抜けているとクロモンドクガは気が付きました。
色や紋様が似ていても毒針毛らしい物が何一つ無いからです。
そこで,苦心惨憺して考えたものが胸部背にある「いがぐり」状(赤矢印)の毛です。
横からゴマフリドクガやチャドクガを見ると毒針毛を持つ毛が真上に突き出ています。
丁度緑矢印の場所(胸部から後角まで)に沢山の毛が立ち並んでいます。
それらの無数の毛を胸部だけの毛でごまかしているのですから安上がりです。
これはいがぐり状の毛に疑問を持った私が辿り着いた仮説です。
<沢山の毛が立ち並んでいる様子はこちらです。>


クロモンドクガ
②クロモンドクガ
この写真の蛾の性別は,何と驚くことに♀なのです。
普通♂は灯火に飛来しますが,♀はほとんど灯火に飛来しないからです。
♂の黒紋は,外縁まで広がっているので♂♀の区別は簡単です。



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ウスイロギンモンシャチホコ

2020年6月15日(月)
ウスイロギンモンシャチホコ 撮影日2020/06/15 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月15日に観察したウスイロギンモンシャチホコです。

ウスイロギンモンシャチホコ
①ウスイロギンモンシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が出ているのでシャチホコガ科の仲間と分かります。
毎年6月上旬には出現していますが,今日は2匹観察しました。
幼虫が食べるコナラは勿来の関で普通に分布しているから見る機会は多いです。


ウスイロギンモンシャチホコ
②ウスイロギンモンシャチホコ
胸部背にはたてがみのような毛(赤矢印)が見られます。
そのたてがみのようなものの両脇には茶色の毛(緑矢印)が見られます。
腹部背にも円く束ねたような毛(灰矢印)が立っています。
腹端は二叉に分かれています。
格好が似ている蛾にギンモンシャチホコが居ます。
こちらの蛾は焦茶色のところが多く薄褐色の所が少しです。
というわけで,ギンモンシャチホコと比べると薄い色に見えるからウスイロギンモンシャチホコというのでしょう。



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アカイラガ

2020年6月14日(日)
アカイラガ 撮影日2020/06/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月14日に観察したアカイラガです。

アカイラガ
①アカイラガ(イラガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まっています。
こんな止まり方をする仲間はイラガ科に多いです。
前翅長10~13㎜程の小さな蛾です。
赤褐色の地色に濃赤褐色の紋があります。
この濃赤褐色の紋には白い縁取りが有ります。
写真の蛾はざらついた感じがしますが,表面に艶があって綺麗に光るアカイラガもいます。
胸部背には,立つとたてがみのように見える毛が生えています。


アカイラガ
②突然翅を水平に広げたアカイラガ
シャッターを押すまでじっとしているのに押した途端飛び去られることが何回かありました。
今日,横から見ると円らな瞳がはっきり見えます。
カメラから出る光が,この瞳にまともに当たるので驚いて飛び去っていたのでしょう。
今回も5回くらいシャッターを押したら突然翅を水平に広げ羽ばたく準備を始めました。
サクラ・コナラといった普通に分布している植物の葉を幼虫は食べるので複数回観察されています。



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オオシラホシアツバ

2020年6月13日(土)
オオシラホシアツバ 撮影日2020/06/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月11日に観察したオオシラホシアツバです。
月の出が遅くなって蛾の飛来に影響が少なくなり暫くの間期待が持てる時期になりました。

オオシラホシアツバ
①オオシラホシアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
灯火近くの壁を見ると不安定な格好で止まっているものが居ます。
前翅長は大きくても25㎜で中くらいの大きさですが,この程度のものは大きく感じます。
不用意に近づくと逃げてしまうので慎重にに行動しました。
赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。
このことから,クルマアツバ亜科であることが分かります。
<反り返りがよく出ている写真はこちらです。>


オオシラホシアツバ
②オオシラホシアツバ
この蛾の特徴は何といっても前翅に見られる白紋(緑矢印の少し先)です。
V字紋あるいは変形ハート型の紋です。
前翅内横線の直ぐ外側に小白点が,更には後翅中頃に楕円形の小白紋があります。
黄矢印が指している部分の翅がありません。
無い部分の形はVの字状です。
このことから,鳥に見つかって嘴ではさまれたことが分かります。



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ナシイラガ

2020年6月12日(金)
ナシイラガ 撮影日2020/06/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月11日に観察したナシイラガです。
月の出が遅くなって蛾の飛来に影響が少なくなり暫くの間期待が持てる時期になりました。

ナシイラガ
①ナシイラガ(イラガ科)
昨日はナシイラガの出現日だったのでしょうか,3箇所で計4匹も観察できました。
ところが,今日になったら1匹も灯火の周りには飛来していません。
そのまま居座る種も居るのにナシイラガの姿はありません。


ナシイラガ
②ナシイラガ
この蛾の魅力は何といっても頭胸部・足の鮮やかな橙色です。
この橙色の魅力に負けて毎年沢山写真を撮ってしまいます。
前翅濃褐色部は光の反射具合で白色を帯びて写る場合があります。


ナシイラガ
③ナシイラガ
この蛾は腹端(赤矢印)を外縁から出していますが,シャチホコガ科ではありません。
シャチホコガ科は前翅をもう少し左右へ広げますが,イラガ科は左右の翅を合わせるようにして止まるところが違います。
ところで,緑矢印が指しているものは何でしょう。
中足を折り曲げて収めているようです。
止まるときには中足は使わないようです。



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ハガタクチバ

2020年6月11日(木)
ハガタクチバ 撮影日2020/06/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月11日に観察したハガタクチバです。
月の出が遅くなり蛾の飛来に影響が少なくなり期待が持てるようになりました。

ハガタクチバ
①ハガタクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
灯火の上の柱をみると少し多きな蛾が止まっています。
確認のため写して確かめるとシラフクチバのような感じの蛾です。
棒をそうっと近づけると幸運にも飛び移ってくれました。
棚に移そうとしていたら飛び立ちあちこちうろうろしました。
そのうち,梁に止まってくれました。
今まで,シラフクチバやクロシラフクチバは観察してきましたが水色の紋を持つ蛾は初めてです。


ハガタクチバ
②ハガタクチバ
赤矢印と黄矢印の先の横筋部分が水色の蛍光色に光って写りました。
ネットで調べるとここの部分は白いものと薄褐色のものもあります。
その他の特徴は次のようです。
・緑矢印の少し先には小白点があります。
・桃矢印の少し先には青い紋が見えます。
・下唇鬚(かしんひげ)はアツバの仲間と違い細い針金状になっています。
・外縁に沿って小白点が等間隔に並んでいます。
同定ポイントは黄矢印の先の横筋部分です。


科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 ハガタクチバ
開張 42㎜
出現月 3~10月
分布  北海道,本州,小笠原諸島,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
食餌動植物 幼虫はマテバシイ,シラカシの葉を食べます。
特徴 

水色が 内横線を 囲んでる



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スズキドクガ

2020年6月10日(水)
スズキドクガ 撮影日2020/06/10 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月10日に観察したスズキドクガです。
月の出が遅くなり蛾の飛来に影響が少なくなり期待が持てたので今日もいそいそと出掛けました。

スズキドクガ
①スズキドクガ(ドクガ科)
腹端が外縁から覗いていますが,シャチホコガ科ではありません。
毛深くて長い前足(緑矢印)を前方へ突き出して止まっていればドクガ科の可能性が出て来ます。
この点はシャチホコガ科と似ていますが,ドクガ科の前足の方が少し長い気がします。
最初の写真の前翅長は16㎜ありました。
次の写真の前翅長は22㎜でした。
大きいものは♂かなと思っていましたが♂の前翅長は17.5~21.5㎜なのでおそらく♂の可能性が大きいと思っています。


スズキドクガ
②スズキドクガ
同定ポイントは前翅前縁中頃に白っぽい紋があることです。
黄矢印が指している亜外縁線の外側には黒っぽい鱗(うろこ)状の紋があります。
特に,真ん中頃より後縁に見られます。
縁毛に黒い斑模様があります。
似た名前の蛾にスギドクガが居ますが紋様が違うので区別は楽です。
この蛾の語尾にドクガと付きますが毒針毛は無いので安心して近づいたり写真を撮ったり出来ます。



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アオバセダカヨトウ

2020年6月9日(月)
アオバセダカヨトウ 撮影日2020/06/09,2016/09/26 撮影場所:勿来の関・北茨城

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月8日と2016年9月26日に観察したアオバセダカヨトウです。
満月に近い月ですが,夜4日連続して曇りが続き蛾の飛来が期待できたので今日もいそいそと出掛けました。

アオバセダカヨトウ
①アオバセダカヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
灯火近くの壁を見たら黒くて大きな蛾が止まっています。
見たところ珍しい紋様です。
初めて観察する蛾だと思い調べると約4年前に見ていました。


アオバセダカヨトウ
②アオバセダカヨトウ  2016/09/26撮影北茨城
赤矢印が指している外横線の近くに腎状紋(青矢印)が見えるのでヨトウガ亜科の仲間を探しました。
外横線外側の筋模様が美しい蛾です。
更に,外縁が鋸の歯のような凸凹があって目を引きます。



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カレハガ

2020年6月8日(月)
カレハガ 撮影日2020/06/08 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月8日に観察したカレハガです。
満月に近い月ですが,夜三日連続して曇りが続き蛾の飛来が期待できたので今日もいそいそと出掛けました。

カレハガ
①カレハガ(カレハガ科)
屋根形に合わせた翅と水平に張りだした翅が見られる蛾はカレハガ科です。
灯火近くの床を見ると橙色の翅を持つ大きな蛾が居ました。
嬉しくなって何回もシャッターを押しました。
前翅長を測ったら何と40㎜もありました。
♂の前翅長は大きいもので25㎜ですから写真の蛾は♀だと分かります。


カレハガ
②カレハガ  枯葉擬態の蛾
水平に張りだした翅は付け根近くが鮮やかな橙色で,外縁に近くなるにつれて暗褐色になります。
前翅や後翅の筋模様は葉脈に,黒ずんだ色の下唇鬚(かしんひげ)は葉柄に擬態しているように見えます。
外縁のぎざぎざは葉の鋸歯のようです。


カレハガ
③カレハガ
1匹のアリがカレハガの周りをうろつきながら,近づいては離れ,離れては近づくを繰り返していました。



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カギシロスジアオシャク

2020年6月7日(日)
2367 カギシロスジアオシャク 撮影日2020/06/06,06/07 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月6日と6月7日に観察したカギシロスジアオシャクです。
満月に近い月ですが,夜二日連続して曇りが続き蛾の飛来が期待できたのでいそいそと出掛けました。

カギシロスジアオシャク
①カギシロスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
地色が緑色なので直ぐアオシャク亜科と分かります。
しかし,緑のもの必ずしもアオシャク亜科にあらずです。
そのよい例がシロモンアオヒメシャクというヒメシャク亜科の蛾です。
このように例外が居ますので注意が必要です。
アオシャク亜科には小さい蛾が多い中,前翅長15㎜以上と中くらいの蛾に会えて嬉しくなりました。


カギシロスジアオシャク
②カギシロスジアオシャク  灯火近くに一晩泊まり翌日も同じ所に居ました。
内横線(緑矢印)や外横線(赤矢印)は前縁近くで急に頭の方へ曲がります。
その曲がった格好が物を引っかける鉤(かぎ)に似ています。
それで,カギシロスジアオシャクと名付けられたのでしょう。
縁毛も二本の横線も真っ白で,緑地に白という洒落た感じがします。
緑が濃いのは羽化して間もないからで時間が経つにつれ薄れていくのは残念です。



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ウストビモンナミシャク

2020年6月6日(土)
ウストビモンナミシャク 撮影日2019/10/07,2020/06/06 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年10月7日と2020年6月6日に観察したウストビモンナミシャクです。
今年写した写真よりも去年のものが良いので,それも入れて紹介します。

ウストビモンナミシャク
①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)  2019/10/07撮影
羽化は6~7月,10月の年2回もあって毎年複数回観察している蛾です。
変わった格好で止まるから一度見たら忘れられない存在になります。
腹端(青矢印)を胸部真上にまで反り上げているからです。
幼虫は,ブドウ,ヤマブドウ,ツタ,イワガラミの葉を食べます。


ウストビモンナミシャク
②ウストビモンナミシャク  2020/06/06撮影
普通地面を見るように逆さまに止まります。
ところで,何の仲間の蛾でしょうか。
青矢印が指している外横線が途中で途切れてしまうので判断に迷います。
桃矢印が指している縦白筋の所で途切れています。
しかし,(頭を上にして考えると)「U字形」が並んでいます。
これはナミシャク亜科に見られる特徴です。



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オオトウアツバ

2020年6月5日(金)
オオトウアツバ 撮影日2020/05/29 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年5月29日に観察したオオトウアツバです。

オオトウアツバ
①オオトウアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)の様子からアツバの仲間と分かります。
前翅長12㎜程度の小さな蛾です。
全体に茶褐色で前翅前縁に濃褐色の紋が3つ並んでいます。
翅頂に近くなるほど紋の大きさが大きくなっています。


オオトウアツバ
②オオトウアツバ
緑矢印が指している外横線が後縁近くになると影が出来ています。
後翅の方になると影の厚みが増しています。
さらに,黄矢印が指している外縁線になると前縁から後縁まで影の厚みが増しています。
これは,鱗片が幾つも重なって厚く成っているからだと思われます。
ヤガ科にはアツバと名が付くが蛾が沢山居ます。
何か見た感じが他の科よりも厚く感じる翅の様に見えます。



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クワゴモドキシャチホコ

2020年6月4日(木)
クワゴモドキシャチホコ 撮影日2020/06/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月3日に観察したクワゴモドキシャチホコです。

クワゴモドキシャチホコ
①クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
見慣れた蛾が灯火近くの窓枠に止まっています。
前翅長は30~35㎜程度の中くらいの大きさです。
翅を屋根形にして止まり腹端を外縁から出しているのでシャチホコガ科と分かります。


クワゴモドキシャチホコ
②クワゴモドキシャチホコ
カイコガ科にクワコという蛾が居ます。
灰色がかった地色が似ている気がします。
それで,クワゴモドキシャチホコと名付けられたのでしょう。
同定ポイントは緑矢印が指している部分の三角形の黒ずんだ紋です。
地色には2つのタイプがあります。
この二枚の写真の様な緑を帯びたものと薄褐色を帯びたものてす。



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セグロシャチホコ

2020年6月3日(水)
セグロシャチホコ 撮影日2020/06/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月3日に観察したセグロシャチホコです。

セグロシャチホコ
①セグロシャチホコ(シャチホコガ科)
灯火近くの足下をふと見ると変わった格好の蛾が止まっています。
蛾の観察を始めて未だ2回しか見ていない勿来の関では珍しい蛾です。
それは勿来の関周辺には幼虫が食草としているヤナギ科の植物が少ししか分布していないからです。
翅を屋根形にして止まり腹端(緑矢印)が外縁から出ているのでシャチホコガ科と分かります。


セグロシャチホコ
②セグロシャチホコ
赤矢印が指している胸部背が濃い焦茶色になっているのが名前のいわれになっています。
♀は外縁から腹端が出ないので写真の蛾は♂と分かります。
私は2017/07/19にもセグロシャチホコを観察しているので年に二化性なのでしょう。
ツマアカシャチホコに格好が似ていますが翅頂付近にある暗褐色紋の有無で区別がつきます。



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クロホシフタオ・ヒメクロホシフタオ

2020年6月2日(火)
クロホシフタオ・ヒメクロホシフタオ 撮影日2020/05/24 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年5月24日に観察したクロホシフタオ・ヒメクロホシフタオです。

クロホシフタオ
①クロホシフタオ(ツバメガ科)
後翅の外縁を見ると2つの尾状突起(黄矢印)が見られます。
この突起があればツバメガ科と分かります。
この種には似たヒメクロホシフタオが居るので注意が必要です。
これらを同定するには2つのポイントがあります。
A最初は,緑矢印が指している内横線の尖り具合です。
 ・円みがある尖り具合ならクロホシフタオです。
 ・鋭角気味に尖っていればヒメクロホシフタオです。
B次のポイントは外横線の張り出し方向です。
 ・延長線(赤矢印)が前翅後角から大きく離れて交差すればクロホシフタオです。
 ・延長線(赤矢印)が前翅後角の近くで交差すればヒメクロホシフタオです。


ヒメクロホシフタオ
②ヒメクロホシフタオ(ツバメガ科)
この蛾も尾状突起(黄矢印)が見られるのでツバメガ科と分かります。
翅の色は薄褐色で,クロホシフタオより少し小さい感じでした。
A内横線は緑矢印の所で尖っています。
B外横線の延長線は後角近くで交差します。

上で述べた同定方法は「富山県産蛾類博物館」を参考にしました。
<こちらをご覧下さい。>



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アオバシャチホコ

2020年6月1日(月)
アオバシャチホコ 撮影日2020/06/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年6月1日に観察したアオバシャチホコです。

アオバシャチホコ
①アオバシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端(赤矢印)が覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
5月の初め頃,灯火に飛来したアオバシャチホコを観察しました。
残念ながらそのときは下に降りてもらうことに失敗しました。
今回は驚かさないようにそっと棒で触れるようにしました。
ゆらゆらしながら落下し足から上手く着地しました。
明るい所で撮影しようと葉の座布団に移ってもらいました。
向きを変えるのが楽だからです。


アオバシャチホコ
②アオバシャチホコ
前翅の地色は黒で,黄色の毛が混ざり合って金色を帯びて見える様な感じがします。
それがなんともいえないアオバシャチホコの魅力です。
また,所々青味を帯びているところもあり不思議な感じです。
それを写真で表現出来ないのが残念です。


アオバシャチホコ
③アオバシャチホコ
今回この蛾を観察した場所の近くには,この蛾の幼虫が食べるヤマボウシが分布しています。
成虫になると口吻が退化しているので餌を食べずに雌を探して一生を終えます。



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