クロオビシロフタオ
2020年4月30日(木)
クロオビシロフタオ 撮影日2020/04/30,04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月30日と4月24日に観察したクロオビシロフタオです。

①クロオビシロフタオ(ツバメガ科)
後翅外縁から尾状突起(赤矢印)が出ているのでツバメガ科と分かります。
壁に止まるときはTの形に止まります。
似通った蛾が3種類居るので注意が必要です。
前翅前縁中央に方形の黒褐色紋(緑矢印)が有るので区別する手掛かりになっています。

②クロオビシロフタオ
開張が14~18㎜の小さな蛾です。
小さいですが白っぽいので目に留まりやすいです。
黒褐色の斑模様で鳥の糞に擬態しているようです。
尾状突起が出ている後翅付近は翅が湾曲していて盛り上がっています。
幼虫はガマズミ,オオカメノキの葉を食べます。

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クロオビシロフタオ 撮影日2020/04/30,04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月30日と4月24日に観察したクロオビシロフタオです。

①クロオビシロフタオ(ツバメガ科)
後翅外縁から尾状突起(赤矢印)が出ているのでツバメガ科と分かります。
壁に止まるときはTの形に止まります。
似通った蛾が3種類居るので注意が必要です。
前翅前縁中央に方形の黒褐色紋(緑矢印)が有るので区別する手掛かりになっています。

②クロオビシロフタオ
開張が14~18㎜の小さな蛾です。
小さいですが白っぽいので目に留まりやすいです。
黒褐色の斑模様で鳥の糞に擬態しているようです。
尾状突起が出ている後翅付近は翅が湾曲していて盛り上がっています。
幼虫はガマズミ,オオカメノキの葉を食べます。

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モンシロツマキリエダシャク
2020年4月29日(水)
モンシロツマキリエダシャク 撮影日2020/04/25,04/29 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月24日と4月29日に観察したモンシロツマキリエダシャクです。

①モンシロツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾は触角(赤矢印)を背負っていますが,ツトガ科でもメイガ科でもありません。
ヒゲマダラエダシャクと並んで例外的な存在です。
開張40~44㎜の大きく感じる蛾です。
幼虫は広食性で広葉樹や草木,シダ類の葉を食べるので複数回見られます。

②モンシロツマキリエダシャク
前翅や後翅に小黒点が並んでいます。(外横線)
この外横線に触れるように黒紋が見られます。
個体差があってこの黒紋には白い紋のものも居ます。
<実際の画像はこちらです。>

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モンシロツマキリエダシャク 撮影日2020/04/25,04/29 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月24日と4月29日に観察したモンシロツマキリエダシャクです。

①モンシロツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾は触角(赤矢印)を背負っていますが,ツトガ科でもメイガ科でもありません。
ヒゲマダラエダシャクと並んで例外的な存在です。
開張40~44㎜の大きく感じる蛾です。
幼虫は広食性で広葉樹や草木,シダ類の葉を食べるので複数回見られます。

②モンシロツマキリエダシャク
前翅や後翅に小黒点が並んでいます。(外横線)
この外横線に触れるように黒紋が見られます。
個体差があってこの黒紋には白い紋のものも居ます。
<実際の画像はこちらです。>

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4月に見られる植物④
2020年4月28日(火)
4月に見られる植物④ 撮影日2020/04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月24日に観察した植物です。
分類方法は古い体系で行っています。

①ウワミズザクラ(バラ科)
フランクフルトの様な格好の花を付けます。
そしてその花柄(赤矢印)には葉が2~3枚付きます。
この植物に似たものでイヌザクラがあります。
区別は簡単です。
花柄に葉が有るか無いかで区別がつくからです。
花柄に葉が有る・・・ウワミズザクラ
花柄に葉が無い・・・イヌザクラ

②ミヤマシキミ(ミカン科)
1m前後の常緑低木です。
雌雄別株で,雄花は赤味を帯びています。
花の時期には良い香りを放ちます。
雌株には10月頃赤い実が実ります。

③チゴユリ(ユリ科)
高さ20~30㎝の低い多年草です。
茎の先に小さな白い花を下向きに咲かせます。
花が小さいのを稚児に見立ててチゴユリと名付けられました。

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4月に見られる植物④ 撮影日2020/04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月24日に観察した植物です。
分類方法は古い体系で行っています。

①ウワミズザクラ(バラ科)
フランクフルトの様な格好の花を付けます。
そしてその花柄(赤矢印)には葉が2~3枚付きます。
この植物に似たものでイヌザクラがあります。
区別は簡単です。
花柄に葉が有るか無いかで区別がつくからです。
花柄に葉が有る・・・ウワミズザクラ
花柄に葉が無い・・・イヌザクラ

②ミヤマシキミ(ミカン科)
1m前後の常緑低木です。
雌雄別株で,雄花は赤味を帯びています。
花の時期には良い香りを放ちます。
雌株には10月頃赤い実が実ります。

③チゴユリ(ユリ科)
高さ20~30㎝の低い多年草です。
茎の先に小さな白い花を下向きに咲かせます。
花が小さいのを稚児に見立ててチゴユリと名付けられました。

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ウスイロカギバ
2020年4月27日(月)
ウスイロカギバ 撮影日2020/04/23,04/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月23日と26日に観察したウスイロカギバです。

①ウスイロカギバ(カギバガ科)
翅頂付近が鉤状に曲がっているのでカギバガ科と分かります。(赤矢印)
しかし,ここまでは簡単に進みますが似ている種が居るので困り果ててしまいます。
その種はギンモンカギバです。

②ウスイロカギバ
次のような理由でウスイロカギバとしました。
A緑矢印が指している内横線が不明瞭ながら見られる。
B亜外縁線(青矢印)に濃小褐色点が並んでいる。
不思議なことがあります。
それは前翅後縁や外縁に生えている縁毛がはっきり写ったことです。(最初の写真)
今までは,こんなにはっきり写りませんでした。
ピントが合わなかったことも何回もありました。
光が当たる明るい道路に止まっていたからでしょうか。

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ウスイロカギバ 撮影日2020/04/23,04/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月23日と26日に観察したウスイロカギバです。

①ウスイロカギバ(カギバガ科)
翅頂付近が鉤状に曲がっているのでカギバガ科と分かります。(赤矢印)
しかし,ここまでは簡単に進みますが似ている種が居るので困り果ててしまいます。
その種はギンモンカギバです。

②ウスイロカギバ
次のような理由でウスイロカギバとしました。
A緑矢印が指している内横線が不明瞭ながら見られる。
B亜外縁線(青矢印)に濃小褐色点が並んでいる。
不思議なことがあります。
それは前翅後縁や外縁に生えている縁毛がはっきり写ったことです。(最初の写真)
今までは,こんなにはっきり写りませんでした。
ピントが合わなかったことも何回もありました。
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ウスクモエダシャク
2020年4月26日(日)
ウスクモエダシャク 撮影日2020/04/24,04/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月24日に観察したウスクモエダシャクです。

①ウスクモエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅は後翅がよく見えるほど開いています。
更に壁に張り付いているようです。
こんな感じの止まり方をするのは概ねシャクガ科です。

②ウスクモエダシャク
赤矢印が指しているのは内横線です。
3の数字が向かい合っているように見えます。
3の数字の外側には小黒点が有ります。
後翅には短黒筋が沢山並んでいます。
これを雲に見立ててウスクモエダシャクと名付けたのでしょう。

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ウスクモエダシャク 撮影日2020/04/24,04/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月24日に観察したウスクモエダシャクです。

①ウスクモエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅は後翅がよく見えるほど開いています。
更に壁に張り付いているようです。
こんな感じの止まり方をするのは概ねシャクガ科です。

②ウスクモエダシャク
赤矢印が指しているのは内横線です。
3の数字が向かい合っているように見えます。
3の数字の外側には小黒点が有ります。
後翅には短黒筋が沢山並んでいます。
これを雲に見立ててウスクモエダシャクと名付けたのでしょう。

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ウスキヒゲナガ
2020年4月25日(土)
ウスキヒゲナガ 撮影日2020/04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月24日に観察したウスキヒゲナガです。

①ウスキヒゲナガ(ヒゲナガガ科)
アルミサッシに足を掛けて止まっている蛾が居ます。
体長の2倍ほどの長い触角を左右に伸ばしています。
白い触角には幾つもの黒い輪が並んでいます。
前翅には薄褐色の地に淡褐色の紋が有るので格子模様に見えます。

②ウスキヒゲナガ
似ている蛾にアトボシウスキヒゲナガが居るので注意が必要です。
両者の違いは後縁の真ん中辺りにも白紋が有るのがアトボシウスキヒゲナガです。
それに対してウスキヒゲナガの方は赤矢印が指している所にしか白紋は有りません。

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ウスキヒゲナガ 撮影日2020/04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月24日に観察したウスキヒゲナガです。

①ウスキヒゲナガ(ヒゲナガガ科)
アルミサッシに足を掛けて止まっている蛾が居ます。
体長の2倍ほどの長い触角を左右に伸ばしています。
白い触角には幾つもの黒い輪が並んでいます。
前翅には薄褐色の地に淡褐色の紋が有るので格子模様に見えます。

②ウスキヒゲナガ
似ている蛾にアトボシウスキヒゲナガが居るので注意が必要です。
両者の違いは後縁の真ん中辺りにも白紋が有るのがアトボシウスキヒゲナガです。
それに対してウスキヒゲナガの方は赤矢印が指している所にしか白紋は有りません。

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キンイロキリガ
2020年4月24日(金)
キンイロキリガ 撮影日2020/04/23 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月23日に観察したキンイロキリガです。

①キンイロキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
腎状紋(緑矢印の先)と環状紋(緑矢印の元)が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
減り張りのある紋様をしているので目を引く蛾です。
スギタニキリガと似た雰囲気ですが,紋様の形と色が違います。

②キンイロキリガ
幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,サクラの葉を食べます。
食べた後,土の中に潜り蛹で越冬します。
その後4月に羽化します。
赤矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
同じヤガ科でクルマアツバ亜科の後方へ反り返っているものとは違って針金状のものが突き出た感じです。

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キンイロキリガ 撮影日2020/04/23 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月23日に観察したキンイロキリガです。

①キンイロキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
腎状紋(緑矢印の先)と環状紋(緑矢印の元)が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
減り張りのある紋様をしているので目を引く蛾です。
スギタニキリガと似た雰囲気ですが,紋様の形と色が違います。

②キンイロキリガ
幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,サクラの葉を食べます。
食べた後,土の中に潜り蛹で越冬します。
その後4月に羽化します。
赤矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
同じヤガ科でクルマアツバ亜科の後方へ反り返っているものとは違って針金状のものが突き出た感じです。

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ソトシロオビナミシャク
2020年4月23日(木)
ソトシロオビナミシャク 撮影日2020/04/19 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月19日に観察したソトシロオビナミシャクです。

①ソトシロオビナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印が指している外横線は「U字形の筋模様」が並んでいます。
この横線と一つ頭に近い横線にもその模様が並んでいます。
このことからこの蛾はナミシャク亜科と分かります。
個体差が大きく種です。
特にソトシロオビと名付けられた所以の部分の変異は大きいです。
<その画像はこちらです。>
これらの画像から「ソトシロオビ」の意味が理解できましたでしょうか。

②ソトシロオビナミシャク
そのほかの特徴として下唇鬚(かしんひげ)が長いです。(緑矢印)
前翅が緑色や赤色を帯びている所があります。

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ソトシロオビナミシャク 撮影日2020/04/19 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月19日に観察したソトシロオビナミシャクです。

①ソトシロオビナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印が指している外横線は「U字形の筋模様」が並んでいます。
この横線と一つ頭に近い横線にもその模様が並んでいます。
このことからこの蛾はナミシャク亜科と分かります。
個体差が大きく種です。
特にソトシロオビと名付けられた所以の部分の変異は大きいです。
<その画像はこちらです。>
これらの画像から「ソトシロオビ」の意味が理解できましたでしょうか。

②ソトシロオビナミシャク
そのほかの特徴として下唇鬚(かしんひげ)が長いです。(緑矢印)
前翅が緑色や赤色を帯びている所があります。

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ヘリスジナミシャク
2020年4月22日(水)
ヘリスジナミシャク 撮影日2020/04/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月22日に観察したヘリスジナミシャクです。

①ヘリスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
後翅がよく見えるほど前翅を開いているのでシャクガ科と予想がつきます。
ナミシャク亜科は普通外横線に波打つ模様(U字形)が並びます。
その形を見てナミシャク亜科と判断できました。
しかし,この蛾は外縁に沿った筋(亜外縁線)が大きく波を打っているのでナミシャク亜科とするには違和感が有ります。
数大き中には例外があるのでしょう。
前翅の外縁に沿って3の数字が並んでいます。
後翅は外縁に沿った筋が有ります。
幼虫は普通に分布するアカメガシワの葉を食べます。
だから,年に複数回見られます。

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ヘリスジナミシャク 撮影日2020/04/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月22日に観察したヘリスジナミシャクです。

①ヘリスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
後翅がよく見えるほど前翅を開いているのでシャクガ科と予想がつきます。
ナミシャク亜科は普通外横線に波打つ模様(U字形)が並びます。
その形を見てナミシャク亜科と判断できました。
しかし,この蛾は外縁に沿った筋(亜外縁線)が大きく波を打っているのでナミシャク亜科とするには違和感が有ります。
数大き中には例外があるのでしょう。
前翅の外縁に沿って3の数字が並んでいます。
後翅は外縁に沿った筋が有ります。
幼虫は普通に分布するアカメガシワの葉を食べます。
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クロミミキリガ
2020年4月21日(火)
クロミミキリガ 撮影日2020/04/19 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月19日に観察したクロミミキリガです。

①クロミミキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
環状紋(赤矢印)と腎状紋が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
青矢印と黄矢印の所に黒紋が有ります。
これがこの蛾の特徴です。
この種の黄矢印の所には,亜外縁線を挟んだ頭側に三角形の黒紋が見られることが多いです。
青矢印が指している形も三角形で耳の形に似ています。
それらの黒紋を耳に見立ててクロミミキリガと名付けたのでしょう。
<三角形の黒紋が明瞭に表れている画像はこちらです。>

②クロミミキリガ
斜め前から撮った写真です。
触角を左右に広げているのは素早く飛び立てるように準備をしているのでしょう。

③クロミミキリガ
何枚も写真を撮っている内に翅を水平に広げてしまいました。
直ぐにでも飛び立つ構えだったので素早くシャッターを押して写真におさめました。
赤矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
頭から突き出た角のように見えます。
緑矢印の所には花の蜜を吸うときに使うストロー状の口が見えます。

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クロミミキリガ 撮影日2020/04/19 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月19日に観察したクロミミキリガです。

①クロミミキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
環状紋(赤矢印)と腎状紋が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
青矢印と黄矢印の所に黒紋が有ります。
これがこの蛾の特徴です。
この種の黄矢印の所には,亜外縁線を挟んだ頭側に三角形の黒紋が見られることが多いです。
青矢印が指している形も三角形で耳の形に似ています。
それらの黒紋を耳に見立ててクロミミキリガと名付けたのでしょう。
<三角形の黒紋が明瞭に表れている画像はこちらです。>

②クロミミキリガ
斜め前から撮った写真です。
触角を左右に広げているのは素早く飛び立てるように準備をしているのでしょう。

③クロミミキリガ
何枚も写真を撮っている内に翅を水平に広げてしまいました。
直ぐにでも飛び立つ構えだったので素早くシャッターを押して写真におさめました。
赤矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
頭から突き出た角のように見えます。
緑矢印の所には花の蜜を吸うときに使うストロー状の口が見えます。

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アトボシエダシャク
2020年4月20日(月)
アトボシエダシャク 撮影日2020/04/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月20日に観察したアトボシエダシャクです。
今朝は雨で道路が濡れていましたが昨日は暖かな一日だったので勿来の関へ出かけました。

①アトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾が気になりだしたのは2年前です。
「このままでは紋様が分からないので,翅を開いたら写そう。」と考えました。
ところが,いつ見ても半開きのまま全開しません。
この種類よりも,翅を開くものが居ることに気が付きました。
この事から,この蛾は少しだけ開いて止まる習性があるのだと知りました。

②アトボシエダシャク
先ず,横から撮りました。
裏側には赤矢印や緑矢印が指しているような黒点が見られます。
赤矢印の方がはっきりした黒点です。
次に表の様子を撮りました。
表側にも裏側の黒点の場所と同じ所に黒点(黄矢印)が見られます。
前翅の方の黒点は不明瞭ですが,後翅の方は明瞭に表れています。
だから,この黒点を星に見立ててアトボシエダシャクと名付けたのでしょう。
<2年前の画像はこちらです。>

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アトボシエダシャク 撮影日2020/04/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月20日に観察したアトボシエダシャクです。
今朝は雨で道路が濡れていましたが昨日は暖かな一日だったので勿来の関へ出かけました。

①アトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾が気になりだしたのは2年前です。
「このままでは紋様が分からないので,翅を開いたら写そう。」と考えました。
ところが,いつ見ても半開きのまま全開しません。
この種類よりも,翅を開くものが居ることに気が付きました。
この事から,この蛾は少しだけ開いて止まる習性があるのだと知りました。

②アトボシエダシャク
先ず,横から撮りました。
裏側には赤矢印や緑矢印が指しているような黒点が見られます。
赤矢印の方がはっきりした黒点です。
次に表の様子を撮りました。
表側にも裏側の黒点の場所と同じ所に黒点(黄矢印)が見られます。
前翅の方の黒点は不明瞭ですが,後翅の方は明瞭に表れています。
だから,この黒点を星に見立ててアトボシエダシャクと名付けたのでしょう。
<2年前の画像はこちらです。>

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オオエグリシャチホコ
2020年4月19日(日)
オオエグリシャチホコ 撮影日2020/04/19 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月19日に観察したオオエグリシャチホコです。

①オオエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
毎年何回も観察できる蛾です。
それは,勿来の関に普通に分布するフジによるものと思われます。
幼虫がフジの葉を食べるからです。
細長い頭部を横から見るとワニのように見えます。
下唇鬚(かしんひげ)が長い(緑矢印)ので細長く見えるのです。

②オオエグリシャチホコ
腹端が外縁から覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
前翅長23~31㎜と大きく感じる蛾です。

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オオエグリシャチホコ 撮影日2020/04/19 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月19日に観察したオオエグリシャチホコです。

①オオエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
毎年何回も観察できる蛾です。
それは,勿来の関に普通に分布するフジによるものと思われます。
幼虫がフジの葉を食べるからです。
細長い頭部を横から見るとワニのように見えます。
下唇鬚(かしんひげ)が長い(緑矢印)ので細長く見えるのです。

②オオエグリシャチホコ
腹端が外縁から覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
前翅長23~31㎜と大きく感じる蛾です。

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ジンガサハムシ
2020年4月18日(土)
ジンガサハムシ 撮影日2018/05/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2018年5月6日に観察したジンガサハムシです。

①ジンガサハムシ(甲虫目ハムシ科カメノコハムシ亜科)
昔武士が被った笠(陣笠)に似ているので名付けられました。
この仲間は8種類以上居ます。
この仲間には赤矢印が指している黒紋が有るものと無いものが居ます。
その黒紋が2つあるもの,4つあるものがいて様々です。
体長は9mm前後と小さな昆虫です。
ヒルガオの葉を食べますが,勿来の関にはそれの分布が少ないのでほとんど見かけません。

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ジンガサハムシ 撮影日2018/05/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2018年5月6日に観察したジンガサハムシです。

①ジンガサハムシ(甲虫目ハムシ科カメノコハムシ亜科)
昔武士が被った笠(陣笠)に似ているので名付けられました。
この仲間は8種類以上居ます。
この仲間には赤矢印が指している黒紋が有るものと無いものが居ます。
その黒紋が2つあるもの,4つあるものがいて様々です。
体長は9mm前後と小さな昆虫です。
ヒルガオの葉を食べますが,勿来の関にはそれの分布が少ないのでほとんど見かけません。

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4月17日の蛾
2020年4月17日(金)
4月17日の蛾 撮影日2020/04/17 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月17日に観察した2種類の蛾です。

①フタナミトビヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
ピントの甘い写真になってしまい申し訳ありません。
名前にヒメシャクが付くので開張19~24㎜と小さい蛾です
翅頂付近にある2つの丸味を帯びた形を波に見立ててフタナミと名付けたのでしょう。
広食性でバラ科ヒユ科ヤマノイモ科キク科ミズキ科タデ科カタバミ科ホトトギス科マメ科アオイ科ミカン科等の植物の葉を食べます。
出現月が4~5月と7~8月です。
だから,年に複数回見られます。

②ウラベニエダシャク♂(シャクガ科エダシャク亜科)
エダシャク亜科でも翅を開かずに止まっています。
内横線・腎状紋・外横線の3つからなる蛾です。
名前にウラベニとなっていますが,裏側は紅というほど赤味はありません。
♂の触角は両櫛歯状,♀は糸状ですのでこの写真の蛾は♂です。

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4月17日の蛾 撮影日2020/04/17 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月17日に観察した2種類の蛾です。

①フタナミトビヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
ピントの甘い写真になってしまい申し訳ありません。
名前にヒメシャクが付くので開張19~24㎜と小さい蛾です
翅頂付近にある2つの丸味を帯びた形を波に見立ててフタナミと名付けたのでしょう。
広食性でバラ科ヒユ科ヤマノイモ科キク科ミズキ科タデ科カタバミ科ホトトギス科マメ科アオイ科ミカン科等の植物の葉を食べます。
出現月が4~5月と7~8月です。
だから,年に複数回見られます。

②ウラベニエダシャク♂(シャクガ科エダシャク亜科)
エダシャク亜科でも翅を開かずに止まっています。
内横線・腎状紋・外横線の3つからなる蛾です。
名前にウラベニとなっていますが,裏側は紅というほど赤味はありません。
♂の触角は両櫛歯状,♀は糸状ですのでこの写真の蛾は♂です。

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ヒメサビスジヨトウ
2020年4月16日(木)
ヒメサビスジヨトウ 撮影日2019/08/12,2018/08/30,2016/09/07 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2019年8月12日等に観察したヒメサビスジヨトウです。
昨日紹介したクロテンヨトウに似ている蛾の紹介です。

①ヒメサビスジヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
クロテンヨトウに似ていますが,矢印を付けた部分が違っています。
A赤矢印の所に小白点が有ります。
B緑矢印の外縁線に小白点が並びます。
クロテンヨトウにある小白点は腎状紋にあるだけです。

②ヒメサビスジヨトウ
A赤矢印の所に小白点が有ります。
B緑矢印の外縁線に小白点が並びます。

③ヒメサビスジヨトウ
A赤矢印の所に小白点が有ります。
B緑矢印の外縁線に小白点が並びます。
科名 ヤガ科キリガ亜科
和名 ヒメサビスジヨトウ
前翅長 12~13㎜
出現月 4~10月
分布 北海道,本州,伊豆諸島八丈島,四国,九州,対馬,沖縄
食餌動植物 幼虫はタンポポ,スイバの葉を食べます。
特徴 内横線の内側に小白点があります。
白点が 内横線の 内側に

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ヒメサビスジヨトウ 撮影日2019/08/12,2018/08/30,2016/09/07 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2019年8月12日等に観察したヒメサビスジヨトウです。
昨日紹介したクロテンヨトウに似ている蛾の紹介です。

①ヒメサビスジヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
クロテンヨトウに似ていますが,矢印を付けた部分が違っています。
A赤矢印の所に小白点が有ります。
B緑矢印の外縁線に小白点が並びます。
クロテンヨトウにある小白点は腎状紋にあるだけです。

②ヒメサビスジヨトウ
A赤矢印の所に小白点が有ります。
B緑矢印の外縁線に小白点が並びます。

③ヒメサビスジヨトウ
A赤矢印の所に小白点が有ります。
B緑矢印の外縁線に小白点が並びます。
科名 ヤガ科キリガ亜科
和名 ヒメサビスジヨトウ
前翅長 12~13㎜
出現月 4~10月
分布 北海道,本州,伊豆諸島八丈島,四国,九州,対馬,沖縄
食餌動植物 幼虫はタンポポ,スイバの葉を食べます。
特徴 内横線の内側に小白点があります。
白点が 内横線の 内側に

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クロテンヨトウ
2020年4月15日(水)
クロテンヨトウ 撮影日2020/04/14 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月14日に観察したクロテンヨトウです。
昨日はカギモンキリガのほかにクロテンヨトウも飛来していました。

①クロテンヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
似ている蛾にヒメサビスジヨトウが居るので注意が必要です。
記事を書く直前までヒメサビスジヨトウだと思っていました。
ところが再度確認したら内横線の内側に小白点が無いので,違うことに気が付きました。

②クロテンヨトウ
主な特徴は次の通りです。
内横線(緑矢印)の内側に黒点が並んでいます。
内横線と中横線の間に小黒点が有ります。
中横線(桃矢印)の中央に腎状紋が有ります。
その腎状紋には黄線の範囲に小白点が2つくらい有ります。
外横線(赤矢印)の外側に小黒点が幾つも並んでいます。
その小黒点の外にぐにゃぐにゃ曲がっている亜外縁線が有ります。

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クロテンヨトウ 撮影日2020/04/14 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月14日に観察したクロテンヨトウです。
昨日はカギモンキリガのほかにクロテンヨトウも飛来していました。

①クロテンヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
似ている蛾にヒメサビスジヨトウが居るので注意が必要です。
記事を書く直前までヒメサビスジヨトウだと思っていました。
ところが再度確認したら内横線の内側に小白点が無いので,違うことに気が付きました。

②クロテンヨトウ
主な特徴は次の通りです。
内横線(緑矢印)の内側に黒点が並んでいます。
内横線と中横線の間に小黒点が有ります。
中横線(桃矢印)の中央に腎状紋が有ります。
その腎状紋には黄線の範囲に小白点が2つくらい有ります。
外横線(赤矢印)の外側に小黒点が幾つも並んでいます。
その小黒点の外にぐにゃぐにゃ曲がっている亜外縁線が有ります。

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カギモンキリガ
2020年4月14日(火)
カギモンキリガ 撮影日2020/04/14 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月14日に観察したカギモンキリガです。
昨日の嵐で飛来は望み薄ですが一昨日の夜半まで暖かだったので観察に行きました。

①カギモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
何の仲間か分からないときは,種類の多いヤガ科・シャクガ科から調べれば早いです。
後翅が見えるように止まっていればシャクガ科,矢尻のような三角形ならヤガ科です。
「L字」状の黒紋を鉤に見立ててカギモンキリガと名付けられたのでしょう。
似た名前の蛾にカギモンヤガが居ますので混同しないように注意しましょう。
幼虫はツルグミ,ナツグミの葉を食べます。

②カギモンヤガ
円らな瞳が可愛いです。

③カギモンヤガ
縁毛が長く生え揃っているので羽化して間もない個体でしょう。

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カギモンキリガ 撮影日2020/04/14 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月14日に観察したカギモンキリガです。
昨日の嵐で飛来は望み薄ですが一昨日の夜半まで暖かだったので観察に行きました。

①カギモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
何の仲間か分からないときは,種類の多いヤガ科・シャクガ科から調べれば早いです。
後翅が見えるように止まっていればシャクガ科,矢尻のような三角形ならヤガ科です。
「L字」状の黒紋を鉤に見立ててカギモンキリガと名付けられたのでしょう。
似た名前の蛾にカギモンヤガが居ますので混同しないように注意しましょう。
幼虫はツルグミ,ナツグミの葉を食べます。

②カギモンヤガ
円らな瞳が可愛いです。

③カギモンヤガ
縁毛が長く生え揃っているので羽化して間もない個体でしょう。

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4月に見られる植物③
2020年4月13日(月)
4月に見られる植物③ 撮影日2020/04/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月12日に観察した植物です。
蛾の飛来がほとんど期待できなかったので山道を探索しました。

①ヤマブキ(バラ科落葉小低木)
花の中央には少しの雌しべと,多数の雄しべが集まっています。
葉脈は裏面に凹みます。
緑色の葉は秋になると黄色になります。

②クサイチゴ(バラ科落葉小低木)
名前にクサと付きますが草本ではなく,木本です。
背丈が低くて草本のように見えるためこのように呼ばれるのでしょう。
花の中心には多くの雌しべ,雄しべが集まっています。
5~6月頃赤くて大きな実が熟します。

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4月に見られる植物③ 撮影日2020/04/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月12日に観察した植物です。
蛾の飛来がほとんど期待できなかったので山道を探索しました。

①ヤマブキ(バラ科落葉小低木)
花の中央には少しの雌しべと,多数の雄しべが集まっています。
葉脈は裏面に凹みます。
緑色の葉は秋になると黄色になります。

②クサイチゴ(バラ科落葉小低木)
名前にクサと付きますが草本ではなく,木本です。
背丈が低くて草本のように見えるためこのように呼ばれるのでしょう。
花の中心には多くの雌しべ,雄しべが集まっています。
5~6月頃赤くて大きな実が熟します。

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4月に見られる植物②
2020年4月12日(日)
4月に見られる植物② 撮影日2020/04/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月12日に観察した植物です。
蛾の飛来がほとんど期待できなかったので少し山道を探索しました。

①ヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)
すると,桃色の濃い花が下向きに沢山咲いていました。
ヤマウグイスカグラです。
赤矢印が指しているものはこれから開花する蕾です。

②ヤマウグイスカグラ
似ている植物にウグイスカグラがあります。
違いは葉・葉柄・花・花柄等に毛が生えているかどうかです。
生えているものがヤマウグイスカグラです。
6月頃赤い実が熟します。

③ニガイチゴ(バラ科)
花の向きは横向きから上向きまであります。
キイチゴは下を向いて咲くので区別がつきます。
食べると苦みが残るので名付けられました。
別名を五月苺といいますが,それは5月頃赤く熟すからです。

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4月に見られる植物② 撮影日2020/04/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月12日に観察した植物です。
蛾の飛来がほとんど期待できなかったので少し山道を探索しました。

①ヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)
すると,桃色の濃い花が下向きに沢山咲いていました。
ヤマウグイスカグラです。
赤矢印が指しているものはこれから開花する蕾です。

②ヤマウグイスカグラ
似ている植物にウグイスカグラがあります。
違いは葉・葉柄・花・花柄等に毛が生えているかどうかです。
生えているものがヤマウグイスカグラです。
6月頃赤い実が熟します。

③ニガイチゴ(バラ科)
花の向きは横向きから上向きまであります。
キイチゴは下を向いて咲くので区別がつきます。
食べると苦みが残るので名付けられました。
別名を五月苺といいますが,それは5月頃赤く熟すからです。

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4月に見られる植物
2020年4月11日(土)
4月に見られる植物 撮影日2020/04/10,04/11 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月10日と4月11日に観察した植物です。

①ミツバアケビ(アケビ科つる性木本)
葉が1つの所から3枚ずつ出るのでミツバアケビといいます。
勿来の関ではアケビよりもこちらの方が多いです。

②ミツバアケビ
つる性植物で,1つのつるに雌花と雄花が別々につきます。
赤矢印が指しているのが雌花で,緑矢印が指しているのが雄花です。
雌花の数は少なく,雄花は沢山咲きます。
熟すと中から薄黄色の花粉が出てきます。

③トウゴクミツバツヅジ(ツツジ科)
北茨城では山奥へ行かないと見られないトウゴクミツバツヅジが勿来の関では簡単に見られます。
花の少ない早春に花をつけるので目に付きやすいです。
しかも,紅紫色なので目立ちます。

④トウゴクミツバツヅジ
葉は開花と同時に展開します。
枝先に3枚ずつ輪生します。

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4月に見られる植物 撮影日2020/04/10,04/11 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月10日と4月11日に観察した植物です。

①ミツバアケビ(アケビ科つる性木本)
葉が1つの所から3枚ずつ出るのでミツバアケビといいます。
勿来の関ではアケビよりもこちらの方が多いです。

②ミツバアケビ
つる性植物で,1つのつるに雌花と雄花が別々につきます。
赤矢印が指しているのが雌花で,緑矢印が指しているのが雄花です。
雌花の数は少なく,雄花は沢山咲きます。
熟すと中から薄黄色の花粉が出てきます。

③トウゴクミツバツヅジ(ツツジ科)
北茨城では山奥へ行かないと見られないトウゴクミツバツヅジが勿来の関では簡単に見られます。
花の少ない早春に花をつけるので目に付きやすいです。
しかも,紅紫色なので目立ちます。

④トウゴクミツバツヅジ
葉は開花と同時に展開します。
枝先に3枚ずつ輪生します。

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ヒメハガタヨトウ
2020年4月10日(金)
ヒメハガタヨトウ 撮影日2019/06/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2019年6月6日に観察したヒメハガタヨトウです。

①ヒメハガタヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
不明瞭ですが,環状紋と腎状紋がみられるのでヨトウガの仲間を探しました。
いつもの通り四国産蛾類図鑑を利用しましたが見つかりません。
仕方なく「あおもり昆虫記」等から似ている画像を探しました。
何故四国産蛾類図鑑には掲載されていなかったのか分布を見て分かりました。
本州・北海道以北だったからです。
個体変異があり同定は難しいです。

②ヒメハガタヨトウ
主な特徴は次の通りです。
A青矢印が指している黒い外横線が赤線の両端で尖ります。
B緑矢印が指している環状紋は縦になっています。
C腎状紋の外縁側も茶色になっていて腎状紋が不明瞭になっています。
科名 ヤガ科キリガ亜科
和名 ヒメハガタヨトウ
開張 32~42㎜
出現月 6~8月
分布 北海道,本州
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴
黒い地に 2つの紋が 不明瞭

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ヒメハガタヨトウ 撮影日2019/06/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2019年6月6日に観察したヒメハガタヨトウです。

①ヒメハガタヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
不明瞭ですが,環状紋と腎状紋がみられるのでヨトウガの仲間を探しました。
いつもの通り四国産蛾類図鑑を利用しましたが見つかりません。
仕方なく「あおもり昆虫記」等から似ている画像を探しました。
何故四国産蛾類図鑑には掲載されていなかったのか分布を見て分かりました。
本州・北海道以北だったからです。
個体変異があり同定は難しいです。

②ヒメハガタヨトウ
主な特徴は次の通りです。
A青矢印が指している黒い外横線が赤線の両端で尖ります。
B緑矢印が指している環状紋は縦になっています。
C腎状紋の外縁側も茶色になっていて腎状紋が不明瞭になっています。
科名 ヤガ科キリガ亜科
和名 ヒメハガタヨトウ
開張 32~42㎜
出現月 6~8月
分布 北海道,本州
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴
黒い地に 2つの紋が 不明瞭

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クロホシクチブトゾウムシ
2020年4月9日(木)
クロホシクチブトゾウムシ 撮影日2019/04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2019年4月24日に観察した甲虫です。

①クロホシクチブトゾウムシ(ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科)
鼻に当たる部分が長いのでゾウムシの仲間と分かります。
カミキリムシの仲間も長い触角を持っていますが,この昆虫のも長いです。
しかし,この触角は途中(赤矢印)で折り曲げられます。
曲げることが出来る触角を多くのゾウムシの仲間は持っています。

②クロホシクチブトゾウムシ
腹部背にある黒い斑模様をホシに見立ててクロホシクチブトゾウムシと名付けたのでしょう。
体長は6㎜前後で小さい昆虫です。
クヌギ等の葉を食べます。

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クロホシクチブトゾウムシ 撮影日2019/04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2019年4月24日に観察した甲虫です。

①クロホシクチブトゾウムシ(ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科)
鼻に当たる部分が長いのでゾウムシの仲間と分かります。
カミキリムシの仲間も長い触角を持っていますが,この昆虫のも長いです。
しかし,この触角は途中(赤矢印)で折り曲げられます。
曲げることが出来る触角を多くのゾウムシの仲間は持っています。

②クロホシクチブトゾウムシ
腹部背にある黒い斑模様をホシに見立ててクロホシクチブトゾウムシと名付けたのでしょう。
体長は6㎜前後で小さい昆虫です。
クヌギ等の葉を食べます。

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4月に見られる草花
2020年4月8日(水)
4月に見られる草花 撮影日2020/04/08 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月8日に観察した草花です。
分類方法は古い体系です。
満月に近いので月光が明るく蛾の飛来が期待できないので草花の写真を撮りました。

①キュウリグサ(ムラサキ科)
ワスレナグサにそっくりな花ですが小さいです。
枝先にゼンマイ状の花序を出し次々と花を咲かせていきます。
蕾は桃色を帯びています。
ヒメスミレと似たような環境(道路の割れ目や芝生など)に多いです。

②キュウリグサ

③キュウリグサ

④ヒメスミレ(スミレ科) 歩道の隙間に根を張っています。
人家近くで見られます。
アスファルトの隙間や日当たりの良い芝生に多いです。
紫から濃紫色の花をつけます。
唇弁には白い斑が入ります。
花の頃,葉は小さいですが,夏には大きくなります。

⑤ヒメスミレ 道路の隙間に根を張っています。

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4月に見られる草花 撮影日2020/04/08 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月8日に観察した草花です。
分類方法は古い体系です。
満月に近いので月光が明るく蛾の飛来が期待できないので草花の写真を撮りました。

①キュウリグサ(ムラサキ科)
ワスレナグサにそっくりな花ですが小さいです。
枝先にゼンマイ状の花序を出し次々と花を咲かせていきます。
蕾は桃色を帯びています。
ヒメスミレと似たような環境(道路の割れ目や芝生など)に多いです。

②キュウリグサ

③キュウリグサ

④ヒメスミレ(スミレ科) 歩道の隙間に根を張っています。
人家近くで見られます。
アスファルトの隙間や日当たりの良い芝生に多いです。
紫から濃紫色の花をつけます。
唇弁には白い斑が入ります。
花の頃,葉は小さいですが,夏には大きくなります。

⑤ヒメスミレ 道路の隙間に根を張っています。

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ネグロヨトウ
2020年4月7日(火)
ネグロヨトウ 撮影日2015/06/05,2018/05/25 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2015年6月5日,2018年5月25日に観察したネグロヨトウです。

①ネグロヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
環状紋と腎状紋が見られるのでヨトウガ亜科の仲間と分かります。
胸部付近が黒ずんでいるのでネグロと名付けられています。
A外横線(緑矢印)がぎざぎざしていないのでホソバネグロヨトウではありません。
B外縁線から頭の方向へ黒い線(赤矢印)が見られます。

②ネグロヨトウ
白紋の形で同定しようとすると迷ってしまいます。
向かって左は長方形で右は正方形だからです。
そこで,外横線の形状を見ると,ぎざぎざ感が無く滑らかです。
更に,赤矢印が指している所には黒い筋(亜外縁線から立ち上がる)があります。
この筋は環状紋と腎状紋の内側を結んだ線(黄矢印)を延ばした先にあります。
ネグロヨトウとホソバネグロヨトウの見分け方
外横線が滑らかで黒筋あり・・・ネグロヨトウ
外横線がぎざぎざ ・・・ホソバネグロヨトウ

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ネグロヨトウ 撮影日2015/06/05,2018/05/25 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2015年6月5日,2018年5月25日に観察したネグロヨトウです。

①ネグロヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
環状紋と腎状紋が見られるのでヨトウガ亜科の仲間と分かります。
胸部付近が黒ずんでいるのでネグロと名付けられています。
A外横線(緑矢印)がぎざぎざしていないのでホソバネグロヨトウではありません。
B外縁線から頭の方向へ黒い線(赤矢印)が見られます。

②ネグロヨトウ
白紋の形で同定しようとすると迷ってしまいます。
向かって左は長方形で右は正方形だからです。
そこで,外横線の形状を見ると,ぎざぎざ感が無く滑らかです。
更に,赤矢印が指している所には黒い筋(亜外縁線から立ち上がる)があります。
この筋は環状紋と腎状紋の内側を結んだ線(黄矢印)を延ばした先にあります。
ネグロヨトウとホソバネグロヨトウの見分け方
外横線が滑らかで黒筋あり・・・ネグロヨトウ
外横線がぎざぎざ ・・・ホソバネグロヨトウ

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ホソバネグロヨトウ
2020年4月6日(月)
ホソバネグロヨトウ 撮影日2011/05/04,2019/04/30 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2011年5月4日と2019年4月30日に観察したホソバネグロヨトウです。

①ホソバネグロヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
環状紋と腎状紋が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
赤矢印で示した外横線に接した白紋を手掛かりに調べると似ている蛾2種類が登場してきます。
同定方法は2つあります。
A白紋の形で決める (みんなで作る日本蛾類図鑑)
B外横線の形状で決める(虫ナビさんの方法)
Bの方法の方が的確なのでこの方法で同定します。

②ホソバネグロヨトウ
この写真の蛾の白紋(緑矢印)は長方形ですが,正方形のものもいます。
そこで,外横線の形状に注目します。
外横線(赤矢印をつけた)がぎざぎざ(黄矢印まで出張っています。)になっています。
前の写真でも外横線がぎざぎざになっています。

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ホソバネグロヨトウ 撮影日2011/05/04,2019/04/30 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2011年5月4日と2019年4月30日に観察したホソバネグロヨトウです。

①ホソバネグロヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
環状紋と腎状紋が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
赤矢印で示した外横線に接した白紋を手掛かりに調べると似ている蛾2種類が登場してきます。
同定方法は2つあります。
A白紋の形で決める (みんなで作る日本蛾類図鑑)
B外横線の形状で決める(虫ナビさんの方法)
Bの方法の方が的確なのでこの方法で同定します。

②ホソバネグロヨトウ
この写真の蛾の白紋(緑矢印)は長方形ですが,正方形のものもいます。
そこで,外横線の形状に注目します。
外横線(赤矢印をつけた)がぎざぎざ(黄矢印まで出張っています。)になっています。
前の写真でも外横線がぎざぎざになっています。

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ヨホシナミシャク
2020年4月4日(土)
ヨホシナミシャク 撮影日2020/04/05 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月5日に観察したヨホシナミシャクです。
昨日は暖かい一日で,後4,5日で満月となる明るい月夜でしたが出かけました。

①ヨホシナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
これは何の仲間か手掛かりが掴めないでいました。
それで横線が明瞭に見えるように慎重に写しました。
その結果,2,3から後縁まで続く線がうねっていることが辛うじて分かります。
それで,ナミシャク亜科としたのでしょう。
前縁には緑数字で示したように5つの黒紋が並んでいます。
5だけは長くて星には見えなかったのでしょう。
4までを星に見立ててヨホシナミシャクと名付けたと思われます。

②ヨホシナミシャク
似ている蛾にキリバネホソナミシャクが居るので注意が必要です。
でも,赤矢印が指しているように下唇鬚(かしんひげ)が黒くて長いので区別がつきます。

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ヨホシナミシャク 撮影日2020/04/05 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月5日に観察したヨホシナミシャクです。
昨日は暖かい一日で,後4,5日で満月となる明るい月夜でしたが出かけました。

①ヨホシナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
これは何の仲間か手掛かりが掴めないでいました。
それで横線が明瞭に見えるように慎重に写しました。
その結果,2,3から後縁まで続く線がうねっていることが辛うじて分かります。
それで,ナミシャク亜科としたのでしょう。
前縁には緑数字で示したように5つの黒紋が並んでいます。
5だけは長くて星には見えなかったのでしょう。
4までを星に見立ててヨホシナミシャクと名付けたと思われます。

②ヨホシナミシャク
似ている蛾にキリバネホソナミシャクが居るので注意が必要です。
でも,赤矢印が指しているように下唇鬚(かしんひげ)が黒くて長いので区別がつきます。

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3月に見られた草花
2020年4月4日(土)
3月に見られた草花 撮影日2020/03/13~03/23 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年3月13日~3月23日に観察した草花です。
使用している分類体系は古い植物分類体系を使っています。

①マキノスミレ(スミレ科) 2020/03/13撮影
他の植物が未だ育たない早春にいち早く花を咲かせます。
その方が光も水も養分も独り占めでき良い子孫を残せるからです。
濃い桃色の花を茎頂に1つつけます。
裏面が紫を帯びた葉をほぼ真っ直ぐに伸ばします。

②シュンラン(ラン科) 2020/03/18撮影
2年前ここで写真を取っているところを見られたのでしょう,株ごと掘られてしまいました。
シュンランさんには可愛そうなことをしてしまいました。
写真を撮るだけで我慢して欲しいと思います。
春に咲くランなのでシュンランと名付けられました。
早く写した方が「ろくろ首」のようにならず可愛く写せます。

③ミミガタテンナンショウ(サトイモ科) 2020/03/18撮影
赤矢印で指している部分が丁度「耳朶」に似ているのでミミガタテンナンショウと名付けられました。
雄しべや雌しべは桃矢印の内側にあるので見えません。
似た植物が有ってなかなか初めは区別がつきませんがいち早く花を咲かせます。
そのとき,葉(黄矢印)は未だ展開していません。

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3月に見られた草花 撮影日2020/03/13~03/23 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年3月13日~3月23日に観察した草花です。
使用している分類体系は古い植物分類体系を使っています。

①マキノスミレ(スミレ科) 2020/03/13撮影
他の植物が未だ育たない早春にいち早く花を咲かせます。
その方が光も水も養分も独り占めでき良い子孫を残せるからです。
濃い桃色の花を茎頂に1つつけます。
裏面が紫を帯びた葉をほぼ真っ直ぐに伸ばします。

②シュンラン(ラン科) 2020/03/18撮影
2年前ここで写真を取っているところを見られたのでしょう,株ごと掘られてしまいました。
シュンランさんには可愛そうなことをしてしまいました。
写真を撮るだけで我慢して欲しいと思います。
春に咲くランなのでシュンランと名付けられました。
早く写した方が「ろくろ首」のようにならず可愛く写せます。

③ミミガタテンナンショウ(サトイモ科) 2020/03/18撮影
赤矢印で指している部分が丁度「耳朶」に似ているのでミミガタテンナンショウと名付けられました。
雄しべや雌しべは桃矢印の内側にあるので見えません。
似た植物が有ってなかなか初めは区別がつきませんがいち早く花を咲かせます。
そのとき,葉(黄矢印)は未だ展開していません。

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ウスバキエダシャク
2020年4月3日(金)
ウスバキエダシャク 撮影日2020/04/03 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月3日に観察したウスバキエダシャクです。

①ウスバキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
赤矢印が指している独特な外横線の特徴からフタヤマエダシャクの仲間と思いました。
調べると似ている蛾が4種類居ます。
それらはウスバシロエダシャク・ウスバキエダシャク・ヒメナカウスエダシャク・ナカウスエダシャクです。
この中で次のような理由でウスバキエダシャクと考えました。
でも,この種は変異が大きく決定的な決め手に欠きます。
A外横線は大きく曲がります。(赤矢印)
B腹部背に白紋が有ります。(緑矢印)
Cその外側に黒紋が有り後翅の黒い横線に続いています。
D後翅外横線は小刻みには曲がっていますが真っ直ぐな感じです。
<以前のウスバキエダシャクの画像>と比べると変異の大きさに気づきます。

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ウスバキエダシャク 撮影日2020/04/03 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月3日に観察したウスバキエダシャクです。

①ウスバキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
赤矢印が指している独特な外横線の特徴からフタヤマエダシャクの仲間と思いました。
調べると似ている蛾が4種類居ます。
それらはウスバシロエダシャク・ウスバキエダシャク・ヒメナカウスエダシャク・ナカウスエダシャクです。
この中で次のような理由でウスバキエダシャクと考えました。
でも,この種は変異が大きく決定的な決め手に欠きます。
A外横線は大きく曲がります。(赤矢印)
B腹部背に白紋が有ります。(緑矢印)
Cその外側に黒紋が有り後翅の黒い横線に続いています。
D後翅外横線は小刻みには曲がっていますが真っ直ぐな感じです。
<以前のウスバキエダシャクの画像>と比べると変異の大きさに気づきます。

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イチモンジハマキホソガ
2020年4月2日(木)
イチモンジハマキホソガ 撮影日2019/07/14 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2019年7月14日に観察したイチモンジハマキホソガです。

①イチモンジハマキホソガ(ホソガ科) 斜め前から撮影
犬が待ての姿勢をとっている姿で壁に止まる種はホソガ科です。
今までホソガ科で8種類の仲間の写真を写しています。
いつも名前が付けられている物ばかりは無く名前が付けられていないものも有ります。

②イチモンジハマキホソガ 横から撮影
幸いこの種は名前が付けられていました。
赤矢印が指している太めの白い筋を手掛かりに探しました。
「一」の字のように,横にまっすぐな紋なのでイチモンジハマキホソガと名付けられたのでしょう。。

③イチモンジハマキホソガ 斜め後ろから撮影
勿来の関には幼虫の餌となっているウリカエデ・ウリハダカエデが分布しているので観察されたのでしょう。
開張が11~12㎜と小さな蛾です。

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イチモンジハマキホソガ 撮影日2019/07/14 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2019年7月14日に観察したイチモンジハマキホソガです。

①イチモンジハマキホソガ(ホソガ科) 斜め前から撮影
犬が待ての姿勢をとっている姿で壁に止まる種はホソガ科です。
今までホソガ科で8種類の仲間の写真を写しています。
いつも名前が付けられている物ばかりは無く名前が付けられていないものも有ります。

②イチモンジハマキホソガ 横から撮影
幸いこの種は名前が付けられていました。
赤矢印が指している太めの白い筋を手掛かりに探しました。
「一」の字のように,横にまっすぐな紋なのでイチモンジハマキホソガと名付けられたのでしょう。。

③イチモンジハマキホソガ 斜め後ろから撮影
勿来の関には幼虫の餌となっているウリカエデ・ウリハダカエデが分布しているので観察されたのでしょう。
開張が11~12㎜と小さな蛾です。

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マダラコバネナミシャク
2020年4月1日(水)
マダラコバネナミシャク 撮影日2020/03/28 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年3月28日に観察したマダラコバネナミシャクです。
3月28日にはクロテンキリガ・チャイロキリガ・ニッコウエダシャクの他にマダラコバネナミシャクも飛来していました。

①マダラコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
前翅長13㎜程度の小さな蛾です。
赤矢印が指している横線を見ると「U字形」の波模様が左右に並んでいます。
この事からナミシャク亜科と分かります。
緑矢印が指している所には白い亜外縁線が見られます。

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マダラコバネナミシャク 撮影日2020/03/28 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年3月28日に観察したマダラコバネナミシャクです。
3月28日にはクロテンキリガ・チャイロキリガ・ニッコウエダシャクの他にマダラコバネナミシャクも飛来していました。

①マダラコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
前翅長13㎜程度の小さな蛾です。
赤矢印が指している横線を見ると「U字形」の波模様が左右に並んでいます。
この事からナミシャク亜科と分かります。
緑矢印が指している所には白い亜外縁線が見られます。

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