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オカモトトゲエダシャク

2020年2月29日(土)
2268 オカモトトゲエダシャク 撮影日:2020/02/29 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年2月29日に観察したオカモトトゲエダシャクです。
昨晩は冷えましたが,風の無い夜だったので勿来の関へ行くことにしました。

オカモトトゲエダシャク
①オカモトトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
すると,クロテンフユシャク・シロテンエダシャクとオカモトトゲエダシャクが見られました。
上からオカモトトゲエダシャクを写した写真です。
前翅(赤矢印)も後翅(緑矢印)も止まるときには折りたたんでいます。


オカモトトゲエダシャク
②オカモトトゲエダシャク
写しやすい場所に移動させようとしたら腹を上にして落ちてしまいました。


オカモトトゲエダシャク
③オカモトトゲエダシャク
黒い棚の上に置こうとしたら,足が曲がって崩れた姿勢になってしまいました。
♂の触角は櫛歯状で,♀は糸状なのでこの写真の蛾は♂です。


オカモトトゲエダシャク
④オカモトトゲエダシャク
♀は灯火に飛来しないので,触角を見なくても分かるようです。
足で歩いて探せば見つかるのでしょう。



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ウスモンツツヒゲナガゾウムシ

2020年2月28日(金)
ウスモンツツヒゲナガゾウムシ 撮影日:2016/07/05 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2016年7月5日に観察したウスモンツツヒゲナガゾウムシです。

ウスモンツツヒゲナガゾウムシ
①ウスモンツツヒゲナガゾウムシ(コウチュウ目ヒゲナガゾウムシ科)
目は出目金のように突き出ています。
背にはハート型の白い紋があります。
この紋の後方に黒い横帯があります。
翅端には一対の黒紋があります。


ウスモンツツヒゲナガゾウムシ
②ウスモンツツヒゲナガゾウムシ
触角を見るとこの昆虫は♀だと分かります。
その理由は触角の第4節に膨らみが無いからです。
その膨らみは円盤投げに使う物の様な形をしています。



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オトシブミ

2020年2月27日(木)
オトシブミ 撮影日:2018/06/17 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年6月17日に観察したオトシブミです。

オトシブミ科
①オトシブミ♀(オトシブミ科オトシブミ亜科)
歩道の頭上にある葉を見ていたら橙色の昆虫が見つかりました。
一見アシナガオトシブミに似ているので注意が必要です。


オトシブミ科
②オトシブミ♀
違いは幾つかありますが第1に頭部(赤矢印)と胸部の境にくびれが見られます。
第2に胸部と腹部の境に襟巻き状の筋(黄矢印)が見られます。


オトシブミ科
③オトシブミ♀
体長が8~9.5㎜と小さい昆虫です。
♀と♂では体形が少し違います。
それは♂が頭部と胸部が長くろくろ首のように見ます。
クリ,コナラ,ミズナラ,ケヤマハンノキ等の樹上で見られます。



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イチモンジカメノコハムシ

2020年2月26日(水)
イチモンジカメノコハムシ 撮影日:2016/05/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2016年5月3日に観察したイチモンジカメノコハムシです。

イチモンジカメノコハムシ
①イチモンジカメノコハムシ(ハムシ科カメノコハムシ亜科)
似た種が居て同定にてこずりました。
同定は赤矢印が指している黒紋がポイントになります。


イチモンジカメノコハムシ
②イチモンジカメノコハムシ
赤矢印は黒紋を指しています。
この黒紋があるのはイチモンジカメノコハムシとヒメカメノコハムシです。
幼虫が食べるムラサキシキブやヤブムラサキは勿来の関に普通に分布しています。
それらを食べるのはイチモンジカメノコハムシです。
ところが,ヒメカメノコハムシの幼虫が食べるイヌビユやイノコズチも分布しているので同定に苦労しました。


イチモンジカメノコハムシ
③イチモンジカメノコハムシ
写真をよく見ているうちに緑矢印が指している黒紋に気が付きました。
この紋があるのはイチモンジカメノコハムシなのでやっと同定することができました。



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ウスモンオトシブミ

2020年2月25日(月)
ウスモンオトシブミ 撮影日:2018/06/25,2017/06/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年6月25日と2017年6月14日に観察したウスモンオトシブミです。

ウスモンオトシブミ
①ウスモンオトシブミ(オトシブミ科)
キブシの木の下に葉巻のように巻いた揺籃が転がっています。
次の日,揺籃の数を数えたら増えています。
少しずつ増えてその数は十個以上になりました。
どんな昆虫がこの揺籃を作ったのか興味を持ちました。


ウスモンオトシブミ
②ウスモンオトシブミ
道端のそれほど大きくないキブシの葉の表面を探していると小さな昆虫が見つかりました。
写真を見ると胸部や腹部の周縁が黒くなっています。
これがウスモンオトシブミの特徴です。
更に後ろ足の腿節が黒いことも同定ポイントになっています。


ウスモンオトシブミ
③ウスモンオトシブミ  見る角度によって色が違って見えます。
似た昆虫にウスアカオトシブミが居るので注意が必要です。
でも,ウスアカオトシブミは周縁が黒くなりますがウスアカオトシブミは黒くならないので区別がつきます。



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ウストビイラガ

2020年2月24日(月)
ウストビイラガ 撮影日:2018/06/18 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年6月18日に観察したウストビイラガです。

ウストビイラガ
①ウストビイラガ(イラガ科)
腹部を真上に上げて止まる性質があります。
腹部脇には刺状の毛が3本見られます。


ウストビイラガ
②ウストビイラガ
似た蛾にムラサキイラガが居るので注意が必要です。
ただし,ムラサキイラガは翅色が焦茶色なので区別がつきます。


ウストビイラガ
③ウストビイラガ
前翅長12㎜と小さな蛾です。
日本には沖縄を除いて広く分布しています。
幼虫はヤマモミジ,アワブキ,フサザクラ,マンサク,リョウブの葉を食べます。



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ハイイロヤハズカミキリ

2020年2月23日(日)
ハイイロヤハズカミキリ 撮影日:2018/05/16 撮影場所:北茨城

今日紹介するのは勿来の関で2018年5月16日に観察したハイイロヤハズカミキリです。

ハイイロヤハズカミキリ
①ハイイロヤハズカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科)
長い触角と触角根元を囲むような複眼からカミキリムシと分かります。
このカミキリムシの特徴は何といっても翅端の形状にあります。


ハイイロヤハズカミキリ
②ハイイロヤハズカミキリ
赤矢印が指している翅端は凹んでいて矢筈(やはず)と似た形状になっています。
この形状が名前の由来です。


ハイイロヤハズカミキリ
③ハイイロヤハズカミキリ
分布は北海道を除く全国に広がっています。
タケ類に集まるカミキリムシで,幼虫も成虫もタケ類を食べます。



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ヘリグロベニカミキリ

2020年2月22日(土)
ヘリグロベニカミキリ 撮影日:2018/05/15 撮影場所:北茨城

今日紹介するのは勿来の関で2018年5月15日に観察したヘリグロベニカミキリです。

ヘリグロベニカミキリ
①ヘリグロベニカミキリ(カミキリムシ科)
洗濯しようとたらいを出して置くと見たことが無いカミキリムシが止まっていました。
ネットで調べるとヘリグロベニカミキリと分かりました。
胸部に黒い毛が生えていることもあって縁が黒く見えます。
これが名前の由来になっていると思われます。


ヘリグロベニカミキリ
②ヘリグロベニカミキリ
主な特徴は次の通りです。
・胸部には黒点が5個有ります。
・上翅後半に黒点が1対有ります。
・胸部に黒い毛が生えています。
・胸部脇に刺状突起(赤矢印)が見られます。


ヘリグロベニカミキリ
③ヘリグロベニカミキリ
沖縄を除く日本に分布しています。
幼虫はカエデ類,タケ類の中で育ちノリウツギ,カエデ,ガクアジサイ等の花に集まります。


科名 カミキリムシ科
和名 ヘリグロベニカミキリ
体長 12~20㎜
出現月 4~6月
分布  北海道,本州,四国,九州
食餌動植物 幼虫はカエデ類,タケ類を食べます。
特徴 黒点が胸部に5個,上翅に1対あります。

胸に5個 上翅に2つ 黒い点



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シロマダラコヤガ

2020年2月20日(木)
シロマダラコヤガ 撮影日:2018/05/15 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年5月15日に観察したシロマダラコヤガです。

シロマダラコヤガ
①シロマダラコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
下3つの白い紋が目立つ蛾です。
・黄矢印が指している環状紋
・緑矢印が指している「U字紋」
・赤矢印の下にある腎状紋


シロマダラコヤガ
②シロマダラコヤガ
3つの白紋の他に特徴ある黒い紋も有ります。
この紋は不明瞭な紋ではっきりと「コ字紋」に見えません。
それで,全体的に明るくして見えるようにしました。


シロマダラコヤガ
③シロマダラコヤガ
開張が23~26㎜の小さな蛾です。
沖縄を除く日本に分布しています。
幼虫はアキメヒシバ,チヂミササ,イネの葉を食べます。



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シロテンエダシャク

2020年2月20日(木)
シロテンエダシャク 撮影日:2020/02/16,02/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年2月16日と2月20日に観察したシロテンエダシャクです。

シロテンエダシャク
①シロテンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前日が風が無くさほど寒くない日だったので勿来の関へ久しぶりに行きました。
すると,シロテンエダシャクが何匹も止まっていました。
名前にあるように前翅にも後翅にも白く見える白紋(赤矢印)があります。
離れてみると白点に見えるからシロテンエダシャクと名付けたのでしょう。


シロテンエダシャク
②シロテンエダシャク
この白点はこの蛾のように目立たないものも居ます。
でも,腹部背にある白い毛の房が目立つことから同じ種であると分かります。
この蛾の性別は♂です。
その理由は立派な櫛歯状の触角を持っているからです。
♀の触角は糸状ですから触角を見れば♀か♂か直ぐ分かります。


シロテンエダシャク
③シロテンエダシャク
外横線と亜外縁線の間にある白点からシロテンエダシャクとわかります。
腹部背にある白い房状の毛が目立ちます。
この蛾は後翅外縁の縁毛が鋸歯状でなく真っ直ぐですが,前の二枚の蛾は鋸歯状(桃矢印)に波を打っています。



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ベニモンアオリンガ

2020年2月19日(水)
ベニモンアオリンガ 撮影日:2018/05/02,05/06 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年5月2日と5月6日に観察した蛾です。

ベニモンアオリンガ
①ベニモンアオリンガ(コブガ科ワタリンガ亜科)
一見ヤガ科の蛾に見えますが,あまり聞き慣れないコブガ科の蛾です。
黄緑色の地の中頃に紅を帯びた円い紋がある小さな蛾です。


ベニモンアオリンガ
②ベニモンアオリンガ
焦茶色の外縁線(外縁に沿って見られる線)が有ります。
足には白と黒の斑模様が見られます。


ベニモンアオリンガ
③ベニモンアオリンガ
分布は北海道から沖縄まで全国に広がっています。
幼虫の餌はツツジ類の葉です。


ベニモンアオリンガ
④ベニモンアオリンガ
夏の個体はアカマエアオリンガに似ているので注意が必要です。
夏見られる個体の翅は紅色の紋が無く薄褐色の翅だからです。



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2月に見られた蛾

2020年2月18日(火)
2月に見られた蛾 撮影日:2019/02/03,2/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2019年2月3日と2月16日に観察した蛾です。

シモフリトゲエダシャク
①シモフリトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
♀は冬尺蛾の中で最大級の大きさをほこる「冬尺蛾」です。
もちろん♀は翅が退化していて飛べません。
内横線と外横線が赤矢印の所で接近しているので同定ポイントになっています。
緑矢印が指している後翅の部分が縮んで皺になり,きちんとのびていません。
羽化するときに近くに障害物があって翅がよく伸びられなかったのでしょう。


シロフフユエダシャク
②シロフフユエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)  「冬尺蛾」
この蛾の♀も翅が退化して飛べない「冬尺蛾」です。
内横線と外横線の間が白っぽく見える蛾です。
翅頂の上の黒紋も同定ポイントになっています。


キバラモクメキリガ
③キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
少し暖かい日の翌日に床の隅に止まっていました。
独特な姿をしていて直ぐ同定出来る蛾です。
隅にいて撮りずらかったので,棒で移動させたら少し翅を開いてしまいました。



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クロスジホソバ

2020年2月17日(月)
クロスジホソバ 撮影日:2018/07/07,2017/07/17 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年7月17日と2018年7月7日に観察したクロスジホソバです。

クロスジホソバ
①クロスジホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
細長くて灰色や黄橙色の蛾なら見慣れていますが,黒い筋が一本のものは初めてです。
その見慣れているものは,ヒトリガ科のホソバの仲間なので直ぐ見つかりました。
これらの幼虫は地衣類を食べます。


クロスジホソバ
②クロスジホソバ
♀は白っぽく,♂は黒っぽい色です。
しかも,雌の触角は糸状に近く♂は短い髭が生えています。


クロスジホソバ
③クロスジホソバ
沖縄を除く日本に分布しています。


科名 ヒトリガ科コケガ亜科
和名 クロスジホソバ
開張 春型25~30㎜ 夏型22~27㎜
出現月 6~7月,8~9月
分布  北海道,本州,四国,九州,対馬
食餌動植物 幼虫は地衣類を食べます。
特徴 ♀は色白で,♂は黒ずんでいます。

Vの字が ぽつんと一つ 真ん中に


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カシワマイマイ

2020年2月16日(日)
カシワマイマイ 撮影日:2018/07/13 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年7月13日に観察したマドガです。

カシワマイマイ
①カシワマイマイ(ドクガ科)
毛深い足に発達した触角を左右に広げて止まっています。
腹端が外縁から覗いていますが,シャチホコガ科ではありません。
発達した触角を広げていたらドクガ科から探すと早く見つかります。


カシワマイマイ
②カシワマイマイ
この蛾を見ていると人の顔に見えてきます。
前縁中央付近に円形の黒紋が目に見えてきます。
更に見ていると,眉毛・鼻・V字形の口・あごひげ等が見えてきます。

幼虫はカシワ,コナラ,クヌギ,クリ,サクラ,リンゴ,ナシイロハモミジ,アラカシ,アベマキ,イタジイの葉を食べます。


カシワマイマイ
③カシワマイマイ  腹には黄色い毛が生えています。
♀は翅が白っぽく,黒っぽい翅を持つ♂とはすぐ区別がつきます。
更に体の大きさは,驚くほど違います。
♀は♂より2倍近く大きいのです。
<この様子はこちらをご覧下さい。>



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マドガ

2020年2月15日(土)
マドガ 撮影日:2014/05/22,05/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2014年5月22日と5月31日に観察したマドガです。

マドガ
①マドガ(マドガ科)
ヒメジオンに止まっているマドガ♀です。
何故雌かというと腹端の様子で分かります。
下の写真の様に長い棒状のものが出ていないからです。

前翅や後翅にある白紋を窓に見立ててマドガと名付けたようです。


マドガ
②マドガ
こちらは♂のマドガです。
赤矢印は長い棒状の腹端を指しています。
マドガの雌雄判断は,この長い棒状の腹端が有るか無いかを見れば良いのです。
長い棒状のものが有れば♂です。
無ければ♀です。
緑矢印が指しているのは口吻です。
ヒメジオンの蜜を夢中で吸っていたので近づいても逃げなかったのです。



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キイロツヅリガ

2020年2月14日(金)
キイロツヅリガ 撮影日:2017/07/22,2018/07/18,2018/07/21 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年7月22日と2018年7月18日,7月21日に観察したキイロツヅリガです。

キイロツヅリガ
①キイロツヅリガ(メイガ科ツヅリガ亜科)
細長い姿で地色が薄褐色の蛾です。
いずれの蛾も触角を背に負っているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
ネットでこの蛾の写真を見ると触角を翅の下に収めているものもいます。


キイロツヅリガ
②キイロツヅリガ
赤矢印が指している横線は内横線です。
緑矢印が指している横線は外横線です。
この蛾には二本の横線がありますが,内横線は濃く外横線は薄くて不明瞭です。
この二本の横線の間に一対から二対の黒点が有ります。


キイロツヅリガ
③キイロツヅリガ
内横線の様子が前の二つのものと違っています。
二本の横線の間には二対の黒点が有ります。
キイロツヅリガは変異が大きい蛾のようです。



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ヒメサザナミスズメ

2020年2月13日(木)
ヒメサザナミスズメ 撮影日:2018/07/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年7月22日に観察したヒメサザナミスズメです。

ヒメサザナミスズメ
①ヒメサザナミスズメ(スズメガ科)
三角翼のジェット機のようなスタイルで外縁が「ハ」の字になっているのでスズメガ科と分かります。
似た蛾にサザナミスズメが居るので注意が必要です。
緑矢印の幅の間に3本のぎざぎざした横線が見られます。
これらの横線をさざ波に見立ててヒメサザナミスズメと名付けたのでしょう。


ヒメサザナミスズメ
②ヒメサザナミスズメ
個体差があって両者を同定するのは難しいです。
腹部の腹側の写真があれば同定は楽なのですが,生憎写していないのではっきり区別がつかないです。
方形の斑模様が有る・・・サザナミスズメ
方形の斑模様が無い・・・ヒメサザナミスズメ
ここでは暫定的にヒメサザナミスズメにしました。


ヒメサザナミスズメ
③ヒメサザナミスズメ
赤矢印が指している所がちょっと広い方形になっています。
ここの面積は♀と♂では違うようです。
♀は広く,♂は狭いようです。
円形の小白紋がある所の方形より上下の高さが少し狭くなっているのは♀と思われます。
♂の方はもっと狭いです。

科名 スズメガ科
和名 ヒメサザナミスズメ
開張 50~60㎜
出現月 4~9月
分布  北海道,本州,四国
食餌動植物 幼虫はアオダモ,イボタノキ,ハシドイ,トネリコの葉を食べます。
特徴 サザナミスズメに似ています。

表に無くて 裏の腹部に 黒い紋


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アカフツヅリガ

2020年2月12日(水)
アカフツヅリガ 撮影日:2018/07/18,2011/07/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年7月18日と2011年7月3日に観察したアカフツヅリガです。

アカフツヅリガ
①アカフツヅリガ(メイガ科ツヅリガ亜科)
細長い体で触角を背負っています。
このことから,メイガ科・ツトガ科と分かります。


アカフツヅリガ
②アカフツヅリガ
前翅前縁中程には赤みがかった所(赤矢印)があり名前の由来になっていると思われます。
この赤みがかった所の近くには大小一対の紋が有ります。
大きい紋は腎状紋,小さい紋は環状紋です。


アカフツヅリガ
③アカフツヅリガ
開張が32~36㎜の中くらいの蛾です。
幼虫は何を食べるか分かっていませんが,成虫は花の蜜です。

写真を見て気が付いたことがあります。
それは最初と最後のものは下唇鬚(かしんひげ)が前に突き出ています。
しかし,真ん中のものはそれが見えません。
このことから下唇鬚(かしんひげ)は折りたたみが出来るということです。


科名 メイガ科ツヅリガ亜科
和名 アカフツヅリガ
開張 32~36㎜
出現月 6~7月
分布  北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 前翅前縁に赤味を帯びた部分があります。

前縁に 赤味を帯びた 紋が有る


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セアカヨトウ

2020年2月11日(火)
セアカヨトウ 撮影日:2017/08/31,2018/07/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年8月31日と2018年7月4日に観察したニセシロフコヤガです。

セアカヨトウ
①セアカヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
前翅長11~12㎜の小さな蛾で沖縄を除く日本に分布しています。
赤矢印が指しているのは腎状紋,緑矢印が指しているのは環状紋です。
これらの紋が有るのでヤガ科の蛾だと分かります。


セアカヨトウ
②セアカヨトウ
何といっても,背中央(前翅後縁中央)にある六角形の紋が特徴的です。
この紋が赤味を帯びていることが「セアカ」の由来になっています。


セアカヨトウ
③セアカヨトウ
6月,7月,8月に出現しますが幼虫が何を食べるかは未だ分かっていません。


科名 ヤガ科キリガ亜科
和名 セアカヨトウ
前翅長 11~12㎜
出現月 6月,7月,8月
分布  北海道,本州,四国,九州,対馬
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 後縁中央付近に六角形の赤味を帯びた紋が有ります。

真ん中に 赤味を帯びた 紋が有る


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ニセシロフコヤガ

2020年2月10日(月)
ニセシロフコヤガ 撮影日:2018/07/05,2015/06/09,07/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年7月4日と2015年6月9日,7月12日に観察したニセシロフコヤガです。

ニセシロフコヤガ
①ニセシロフコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
矢尻の形をした前翅長9.5~13㎜の小さな蛾です。
同定ポイントは後角近くにある白い横筋です。


ニセシロフコヤガ
②ニセシロフコヤガ
この白い横筋(赤矢印)の外側に黒い横筋が有ります。
更にこの黒い横筋を挟むように,また白い横線(黄矢印)が走っています。


ニセシロフコヤガ
③ニセシロフコヤガ
その横線から前縁の方へ進むと腎状紋を示す白い輪郭が有ります。
腎状紋から頭の方へ進むと円い環状紋が見られます。
これら二つの紋からヤガ科と分かります。



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クワヒメハマキ

2020年2月9日(日)
クワヒメハマキ 撮影日:2018/07/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年7月4日に観察したクワヒメハマキです。

クワヒメハマキ
①クワヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
赤矢印から赤矢印の間にある白い筋模様が同定ポイントになっています。
「ヒメハマキ模様」といってこれがあればヒメハマキガ亜科の蛾になります。


クワヒメハマキ
②クワヒメハマキ
開張19~22㎜と小さく,北海道,本州,四国,対馬に分布しています。
緑矢印をつけた前縁に沿った部分に白い短冊のような紋が有るのもクワヒメハマキの特徴です。
名前が示すように幼虫の餌はクワ・ヤマグワです。



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カバイロキバガ

2020年2月8日(土)
カバイロキバガ 撮影日:2018/07/03 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年7月3日に観察したカバイロキバガです。

カバイロキバガ
①カバイロキバガ(キバガ科)
地色が明るい茶色の小さい蛾が止まっています。
後方へ反り返った下唇鬚(かしんひげ)からキバガ科と分かります。


カバイロキバガ
②カバイロキバガ
前翅外縁と後縁に焦茶色の帯模様があります。
触角には黒い斑模様があります。


カバイロキバガ
③カバイロキバガ
沖縄を除く日本に分布し6月から10月頃出現します。
幼虫はサクラ、ウメ、ソメイヨシノの葉を食べます。



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ナカジロフトメイガ

2020年2月7日(金)
ナカジロフトメイガ 撮影日:2017/07/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年7月31日に観察したナカジロフトメイガです。

ナカジロフトメイガ
①ナカジロフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科に見えてしまいます。
しかし,触角を背負っているのでヤガ科クルマアツバ亜科ではありません。


ナカジロフトメイガ
②ナカジロフトメイガ
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科の蛾です。
反り返っていてもこの写真の様に下唇鬚(緑矢印)が頭部に接触しているものはクルマアツバ亜科には居らずメイガ科にいます。
赤矢印が指しているものは口です。
場所をとらないように丸めてしまっています。


ナカジロフトメイガ
③ナカジロフトメイガ
前翅中央横方向に白い所があるのでナカジロフトメイガと名付けたのでしょう。
前翅前縁中頃に黒紋(黄矢印)が有って同定ポイントになっています。



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ハラグロカミキリモドキ

2020年2月6日(木)
ハラグロカミキリモドキ 撮影日:2017/07/22 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年7月22日に観察したハラグロカミキリモドキです。

ハラグロカミキリモドキ
①ハラグロカミキリモドキ(カミキリモドキ科)
ジョウカイボンの中間に似た昆虫が灯火近くに止まっています。
しかし,触角の様子が違っています。
赤矢印の所から先が湾曲しているのです。
何かの事故で折れたのかなと思いました。
でも,左右対称に曲がっているので事故では無いと考え直しました。


ハラグロカミキリモドキ
②ハラグロカミキリモドキ
ネットでカミキリモドキ科を探しているうちに偶然ハラグロカミキリモドキを見つけることが出来ました。
主な特徴は次の通りです。
・頭部,胸部が橙色です。
・足が黒いです。
・♂の触角は先の方が湾曲していて,♀は曲がっていません。


ハラグロカミキリモドキ
③雌と思われるハラグロカミキリモドキ


科名 カミキリモドキ科
和名 ハラグロカミキリモドキ
前翅長 
出現月 
分布  北海道,本州(近畿以北)
食餌動植物 
特徴 

あら変だ 触角途中で 曲がってる


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ヒメクロイラガ

2020年2月4日(水)
ヒメクロイラガ 撮影日:2017/07/26 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年7月26日に観察したヒメクロイラガです。

ヒメクロイラガ
①ヒメクロイラガ(イラガ科)
地面に焦茶色を帯びた蛾が止まっています。
地味ですが初めて見る蛾なので真剣に撮りました。


ヒメクロイラガ
②ヒメクロイラガ
前翅長14~20㎜の中くらいの大きさの蛾です。
キバのようなものが見えるのでキバガ科を探しましたが見つかりません。
次にヤガ科を探しても見つかりません。
結局,何の仲間か分からないので片っ端から探して見つけました。


ヒメクロイラガ
③ヒメクロイラガ
前翅前縁に沿って焦茶色した帯状のものが見られます。
北海道を除く全国に分布し,幼虫はカキ,サクラ,ケヤキ,シンジュ,クヌギ等を食べます。


科名 イラガ科
和名 ヒメクロイラガ
前翅長 ♂14㎜,♀19~21㎜
出現月 5~6月,8月
分布  本州,四国,九州,対馬
食餌動植物 幼虫はカキ,サクラ,アブラギリ,ケヤキ,シンジュ,クヌギ,ソメイヨシノの葉を食べます。
特徴 毛深い下唇鬚(かしんひげ)が有ります。

前方に 毛深い髭が 伸びている


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1月に見られた蛾②(2020)

2020年2月4日(火)
1月に見られた蛾②(2020) 撮影日:2020/01/04,/01/22,/01/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年1月4日と1月22日,1月23日に観察した蛾です。

ナミスジフユナミシャク
①ナミスジフユナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印の所は横方向にU字形の波形が並んでいます。
だから,ナミシャク亜科と分かります。
勿来の関では12月から1月にかけて見られます。
幼虫はバラ科・ツツジ科といった普通に分布する植物の葉を食べるので複数回見られます。


シロオビフユシャク
②シロオビフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科)
内横線の内側,外横線の外側が白く縁取られています。
翅頂から斜めに立ち上がる線があります。
♀は翅が退化して飛べません。
「冬尺蛾」です。


クシヒゲシャチホコ
③クシヒゲシャチホコ  櫛歯状の触角が見えています。(シャチホコガ科)
出現月は10~11月ですが,年が明けた1月まで生き延びていたようです。
もっとも,シャチホコガ科の仲間はほとんど動かずに止まったままです。
成虫は口が退化していて何も食べないからでしょう。
♂の触角は櫛歯状,♀は糸状なのでこの写真のものは♂です。



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1月に見られた蛾(2020)

2020年2月3日(月)
1月に見られた蛾(2020) 撮影日:2020/01/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年1月23日に観察した「冬尺蛾」です。

イチモジフユナミシャク
①イチモジフユナミシャク♂(シャクガ科ナミシャク亜科)
濃褐色の横線の内側には小黒点が有ります。
濃褐色横線の外側に「U字形」の波線があるのでナミシャク亜科なのでしょう。
♀には腹部半分ほどの短い翅しかないので飛べません。


クロテンフユシャク
②クロテンフユシャク♂(シャクガ科フユシャク亜科)
左右の翅を重ねて止まることがほとんどです。
前縁寄りに少し大きな黒点が有ります。
似た蛾が居ますが赤矢印の所で外横線が急に折れ曲がるので同定ポイントになっています。
♀はほとんど翅が無く歩いて移動します。


ウスモンフユシャク
③ウスモンフユシャク♂(シャクガ科フユシャク亜科)
この蛾も左右の翅を重ねて止まります。
名前が示すように横線も黒点も不明瞭です。
♀はほとんど翅がありません。
12月から1月の間に見られる蛾です。



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アオカミキリモドキ

2020年2月2日(日)
アオカミキリモドキ 撮影日:2018/06/08 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2018年6月8日に観察したアオカミキリモドキです。

アオカミキリモドキ
①アオカミキリモドキ(コウチュウ目カミキリモドキ科)
体が細長く触角が長いのでカミキリムシかなと思ってしまいます。
しかし,カミキリムシに似ているがどことなく弱々しい感じがします。
似た仲間にカトウカマキリモドキが居るので注意が必要です。
違いは足の色にあります。
腿節(緑矢印)が黄色なのはカトウカマキリモドキと同じですが,脛節から先の部分が焦茶色になっています。


カトウカマキリモドキ
②カトウカマキリモドキ(コウチュウ目カミキリモドキ科)
比較しやすいようにこの写真を載せました。
どちらの昆虫も体長が体長11~15㎜くらいなので区別がつきません。
でも,この昆虫の足は全て黄色から黄褐色になっているので区別がつきます。
どちらの昆虫も体液に有毒成分であるカンタリジンが含まれているので体液に触れないように注意が必要です。
触れると皮膚炎を起こします。



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ウスモンオトシブミ

2020年2月1日(土)
ウスモンオトシブミ 撮影日:2017/06/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2017年6月14日に観察したウスモンオトシブミです。

ウスモンオトシブミ
①ウスモンオトシブミ(オトシブミ科)
6月になると勿来の関のキブシの木の下には決まって葉を巻いた揺籃が見つかります。
オトシブミを見てみようと揺籃が沢山落ちているキブシを探しました。
<揺籃の様子はこちらです。>
http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/blog-entry-1192.html


ウスモンオトシブミ
②ウスモンオトシブミ
キブシの葉を見ているとぽつりぽつりと昆虫がいます。
葉の上で休んでいる体が黄色の昆虫がオトシブミだと思い何枚も撮りました。
図鑑で調べるとオトシブミ科のウスモンオトシブミだと分かりました。


ウスモンオトシブミ
③ウスモンオトシブミ
オトシブミと違って胸部(赤矢印)や前翅の前半周囲は黒ずんでいます。
前翅の後半は黒ずんでいます。
更に,足は後ろ足の腿節以外(黄矢印)は黄色です。
頭部背は少し黒ずんでいます。



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