10月に見られた蛾②
2019年10月8日(火)
10月に見られた蛾② 撮影日:2019/10/02~08 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で10月2日~8日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
触角を背にして止まっています。
しかし,ツトガ科・メイガ科ではありません。
頭を上にしたとき「U字形の筋模様」(赤矢印)が見られるのでナミシャク亜科と分かります。
いつ見ても腹端を頭上に上げ腹部を反らしたままにしています。
胸部背の赤橙の色が見事です。

②ナカウスエダシャク♀(シャクガ科エダシャク亜科)
一見,フタヤマエダシャクに見えてしまいます。
しかし,フタヤマエダシャクには無い亜外縁線があります。
さらに後翅の色彩が前翅のように外横線で分かれていません。
♂の触角は櫛歯状で♀は糸状です。
従ってこの写真のものは♀です。

③マエモンクロヒロズコガ(ヒロズコガ科)
小さい蛾で頭部が白いのでヒロズコガ科と分かります。
前翅前縁後半に台形状の白紋があります。
この白紋の形からシロモンヒメハマキではないと分かります。
前縁に紋がある黒地の蛾という意味でマエモンクロと名付けたのでしょう。

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10月に見られた蛾② 撮影日:2019/10/02~08 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で10月2日~8日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
触角を背にして止まっています。
しかし,ツトガ科・メイガ科ではありません。
頭を上にしたとき「U字形の筋模様」(赤矢印)が見られるのでナミシャク亜科と分かります。
いつ見ても腹端を頭上に上げ腹部を反らしたままにしています。
胸部背の赤橙の色が見事です。

②ナカウスエダシャク♀(シャクガ科エダシャク亜科)
一見,フタヤマエダシャクに見えてしまいます。
しかし,フタヤマエダシャクには無い亜外縁線があります。
さらに後翅の色彩が前翅のように外横線で分かれていません。
♂の触角は櫛歯状で♀は糸状です。
従ってこの写真のものは♀です。

③マエモンクロヒロズコガ(ヒロズコガ科)
小さい蛾で頭部が白いのでヒロズコガ科と分かります。
前翅前縁後半に台形状の白紋があります。
この白紋の形からシロモンヒメハマキではないと分かります。
前縁に紋がある黒地の蛾という意味でマエモンクロと名付けたのでしょう。

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