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9月に見られた蛾(21)

2019年9月30日(月)
9月に見られた蛾(21) 撮影日:2019/09/19,09/20 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月19日と20日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

オオベニヘリコケガ
①オオベニヘリコケガ(コケガ科コケガ亜科)
明るい地に黒筋が走っているので目立つ上に綺麗に見えます。
前翅前縁が濃い紅色になっていて,外縁がほんのりと紅をさしているグラデーションが綺麗です。
開張27~31㎜と小さい感じの蛾です。


キスジコヤガ
②キスジコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
名前は後翅にある黄色い筋模様に寄ります。
前翅は灰褐色で目立ちませんが後翅は紅色の地に黄筋が走っていて目立ちます。
細部に目をやりますと外縁のほぼ真ん中辺に縁毛が黒くなっている所があります。


ユウマダラエダシャク
③ユウマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾にはヒメマダラエダシャクという似た蛾居るので注意が必要です。
区別するには赤矢印が指している場所を見ればよいのです。
この蛾には黒い「○」印がありませんが,ヒメマダラエダシャクには有るのです。



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9月に見られた蛾⑳

2019年9月29日(日)
9月に見られた蛾⑳ 撮影日:2019/09/18 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月18日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

オオキノメイガ
①オオキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にしているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,黄色の地に褐色紋があるので相場はツトガ科に決まりです。
ツトガ科の蛾はほとんど小さいものが多いのに,大きいのが特徴です。
黄色くて前翅長が21~22㎜ですから目立つ存在です。


キオビベニヒメシャク
②キオビベニヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
似ている種にフチベニヒメシャクが居るので注意が必要です。
違いは緑矢印の部分にあります。
この写真のように外縁側が紅色になっていないのがキオビベニヒメシャクです。
名前にキオビとありますがどの部分を指しているのか分からないのが残念です。


ウスバミスジエダシャク
③ウスバミスジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
よく似た種にオオバナミガタエダシャクがいて同定に苦労しました。
でも「虫ナビ」さんの記事に忘れていたことが書かれてあったので無事解決しました。
それは,赤矢印が指している小黒点のことです。
・小黒点が白抜きにならない・・・ウスバミスジエダシャク
・小黒点が白抜きになる  ・・・オオバナミガタエダシャク



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9月に見られた蛾⑲

2019年9月28日(土)
9月に見られた蛾⑲ 撮影日:2019/09/17,09/18 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月17日と18日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

ヨスジノメイガ
①ヨスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にして止まっているので,ツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,黄色い地に焦茶色の筋模様ときたら相場はノメイガ亜科に決まりです。
前翅には焦茶色の筋模様が合計4本あります。
4番目の横線の内側に黄橙の線が見えますが,これは数に入れなかったのでヨスジノメイガとなったのでしょう。


マダラツマキリヨトウ
②マダラツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)
よく似た蛾が十種類いて同定には苦労します。
その割にこの種だけは簡単に区別がつきます。
というのも,赤矢印が指している外横線が大きく曲がらず直線に近いからです。
胸部背に毛が立っていたり,中足が毛深かったりするので同定の役に立ちます。


ナガハマツトガ
③ナガハマツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)
毛が生えた触角を持ち細長い体形からツトガ科と分かります。
シバツトガだろうと思いながら写真を見ると見慣れない筋模様(赤や緑の矢印)があります。
この筋模様を手掛かりに検索するとナガハマツトガと分かりました。
勿来の関には芝生公園がありますが,ゴルフ場のような整備された芝生ではありません。
雑草が混ざった芝生になっています。
このような自然度が高い草原をナガハマツトガは好むそうです。



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9月に見られた蛾⑱

2019年9月27日(金)
9月に見られた蛾⑱ 撮影日:2019/09/16,09/17 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月16日と17日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

ウスヅマクチバ
①ウスヅマクチバ(ヤガ科エグリバ亜科)
赤矢印が指している部分は,光の当たり具合によって青紫色に光り綺麗です。
幼虫の食草であるネムノキの分布がごく僅かなのであまり見られる蛾ではありません。
勿来の関に灯火は3つあります。
その中で一番ネムノキに近い灯火で見つけました。


ヒメツバメアオシャク
②ヒメツバメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅が緑色をしているので,直ぐ何の仲間か分かります。
シャクガ科アオシャク亜科の仲間です。
青矢印は後翅外縁中央の突起物を指しています。
似た蛾にツバメアオシャクが居ますが,写真の蛾はそれより少し小さいです。
どちらにも,ツバメの尾のような突起があるのでツバメアオシャクの名があります。
前翅外横線は,後縁近くで特に濃くなります。


ウスグロセニジモンアツバ
③ウスグロセニジモンアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
何の仲間か迷ったら,ヤガ科かシャクガ科を探せばはやいです。
翅が厚ぼったい感じがするときは,ヤガ科を探せばはやいです。
赤矢印が指している腹部背は光の当たり具合で虹色に輝きます。
その虹色に輝く所は数対あります。
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。



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9月に見られた蛾⑰

2019年9月26日(木)
9月に見られた蛾⑰ 撮影日:2019/09/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月16日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

アカモクメヨトウ
①アカモクメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
翅に厚みが感じられ矢尻の形に似ているのでヤガ科と分かります。
赤と緑の矢印が指している腎状紋と環状紋からヨトウガ亜科を探して見つけました。
この種の環状紋は円くなく細長い楕円形をしていて変化に富んでいます。
胸部背に毛がないのは,擦れたのだと思われます。
<胸部背に毛がある画像はこちらです。>


ヘリグロキエダシャク
②ヘリグロキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅と後翅の間が離れていて隙間があるためなかなかエダシャク亜科には見えません。
何の仲間に属するかは場数を踏んか覚えるほかありません。
6月~9月に出現しますが,近づいて写真が撮れるのは9月になってからです。
勿来の関では海に近いため食草のタブノキが普通に分布しています。
そのおかげで,ヘリグロキエダシャクが見られ幸運に思っています。


ヒメカギバアオシャク
③ヒメカギバアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅が緑色からアオシャク亜科と分かります。
でも,翅頂付近を見るとカギバガ科の特徴を示しています。
翅頂が鉤状に曲がっているからです。
アオシャク亜科といったら,白い筋模様が普通です。
しかし,この種は緑のグラデーションが綺麗な蛾です。
前方へちょこんと突き出た下唇鬚(かしんひげ)が可愛いです。



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9月に見られた蛾⑯

2019年9月25日(水)
9月に見られた蛾⑯ 撮影日:2019/09/15,9/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月15日と16日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

ベニスジヒメシャク
①ベニスジヒメシャクの一種(シャクガ科ヒメシャク亜科)
この仲間は外観で区別するのは困難というので「四国産蛾類図鑑」では,まとめてベニスジヒメシャクの一種としています。
この仲間にはコベニスジヒメシャク・ウスベニスジヒメシャク・ベニスジヒメシャクが居ます。


スカシノメイガ
②スカシノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にしているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,白地に褐色の紋様ときたらツトガ科に決まりです。
この模様に似た蛾は全部で3種類居ます。
赤矢印が指しているのはM字紋です。
3つ居る中でこの紋があるのは1つだけです。
後の2つはこの紋が無くこの部分が白いままです。
透かし彫りの様に見えるのでスカシノメイガと呼ばれるのでしょう。


キベリハイヒゲナガキバガ
③キベリハイヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科)
緑矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。
これから,キバガの仲間であることが分かります。
似たような種を過去に観察したことがあります。
その蛾は赤矢印で指している所が黄色ではありませんでした。
今回,やっと前翅前縁が黄色の無傷な蛾に出会えました。



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9月に見られた蛾⑮

2019年9月24日(火)
9月に見られた蛾⑮ 撮影日:2019/09/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月12日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

マエキトビエダシャク
①マエキトビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似た種が居るので注意が必要です。
赤矢印が指している所で区別することが出来ます。
赤矢印が指している所が平らになっています。・・・マエキトビエダシャク
赤矢印が指している所が尖っています。   ・・・オオマエキトビエダシャク
<実際の画像はこちらです。>


クロエグリシャチホコ
②クロエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
この様な蛾はシャチホコガ科を調べるとはやく同定が出来ます。
この種には似たものが複数居て同定が難しいです。
でも,赤矢印が指している所に注目すれば区別は簡単です。
黒い筋模様があれば,クロエグリシャチホコだからです。


ヘリジロヨツメアオシャク
③ヘリジロヨツメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅色が緑色をしているので見ただけでアオシャク亜科と分かります。
赤矢印が指している所に褐色紋が見られます。
このような紋が合計4つあるのでヨツメアオシャクと名付けたのでしょう。
前翅前縁・前翅外縁・後翅外縁が白く縁取られているからヘリジロの名があるのでしょう。




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9月に見られた蛾⑭

2019年9月23日(月)
9月に見られた蛾⑭ 撮影日:2019/09/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月14日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

クロスジカギバ
①クロスジカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
観察を開始してから初めて見る蛾です。
緑矢印が指している部分が凹んでいて鉤状に見えるのでカギバガ科と直ぐ分かります。
似ている蛾にアシベニカギバが居ますが,この写真のような黒い横線(赤矢印)が無いので区別がつきます。
その上,アシベニカギバには後翅外縁に円みがあります。


マエモンクロヒロズコガ
②マエモンクロヒロズコガ(ヒロズコガ科)
似た感じの種としてシロモンヒメハマキが居ます。
でも,前翅前縁にある紋様の形が次のように違うので区別がつきます。
・台形に似た形 ・・・マエモンクロヒロズコガ
・楕円形を半分に切った形・・・シロモンヒメハマキ
小さい蛾で頭部が白い毛で被われているものにはヒロズコガ科が多いです。


ナミテンアツバ
③ナミテンアツバ(ヤガ科)
前方へ真っ直ぐ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
幼虫は道端沿いに普通に分布しているヌスビトハギを食べるので複数回観察されます。
ずうっと前からナミテンアツバと名付けられた訳を考えてきました。
横線の外側に並んでいる小黒点を見ているうちに次のように思えてきました。
それらは波の形のように並んでいます。
それで,ナミテンアツバと名付けられたと。



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9月に見られた蛾⑬

2019年9月22日(日)
9月に見られた蛾⑬ 撮影日:2019/09/12,09/13 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月12日と13に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

オオケンモン
①オオケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
黄矢印が指しているものを剣状紋といいます。
更にこの紋を持つものは,普通赤矢印が指している紋も持っています。
区別して表現するなら剣紋(つるぎもん)が相応しいでしょう。
これらを合わせると片方の翅だけで4個です。
似た蛾にリンゴケンモンがいて同定が進みませんでした。
決め手になったのが緑矢印が指している腎状紋でした。
Vを逆さまにしたような腎状紋と頭の方にある環状紋を剣紋が繋いでいるように見えます。


ヒメマダラミズメイガ
②ヒメマダラミズメイガ(ツトガ科ミズメイガ亜科)
二日前に上から写した写真で紹介しましたが,今日は斜め上方から写しました。
触角を背にして止まっています。
だから,ツトガ科・メイガ科と分かります。
この種には黒っぽいものと黄色っぽいものがいます。
♀は黒っぽく,♂は黄色っぽいです。


ギンモンシマメイガ
③ギンモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
小豆色に白い筋模様ときたらシマメイガ亜科と相場は決まっています。
幼虫はスズメバチの仲間の巣を食べます。
見つかったら肉食のスズメバチに食われるでしょうからどのようにしているか知りたいものです。



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9月に見られた蛾⑫

2019年9月21日(土)
9月に見られた蛾⑫ 撮影日:2019/09/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月11日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

チビスカシノメイガ
①チビスカシノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にして止まっているので,ツトガ科・メイガ科と分かります。
似た様な蛾が全部で3種類居るので注意が必要です。
特に,チビスカシノメイガとクワノメイガは混同しがちです。
以下の様な特徴があります。
緑矢印の部分は赤矢印の部分よりも約二倍くらい厚いです。
その上,青矢印をつけた白い谷間が浅いです。
ここまで同じように見えてもクワノメイガは白い谷間が深いです。


ベニエグリコヤガ
②ベニエグリコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
紋様が線で構成されていなく,面で構成されています。
赤矢印で示した所が深く抉(えぐ)られているのでベニエグリコヤガと名付けたのでしょう。
開張16~18㎜の小さい蛾です。


オオハガタナミシャク
③オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印を付けた横線の下に鋭い歯の形が並んでいます。
だから,オオハガタナミシャクと名付けられたのでしょう。
上の方にある二本の横線が仮面舞踏会で使う仮面のように見えます。



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9月に見られた蛾⑪

2019年9月20日(金)
9月に見られた蛾⑪ 撮影日:2019/09/10,09/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月10日と11日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

ギンスジアオシャク
①ギンスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
擦れた個体で鮮やかさに欠けますが紋様が残っているので同定が出来ます。
翅色が緑なので直ぐアオシャク亜科と分かります。
前翅外縁の白い帯を銀に見立ててギンスジアオシャクと名付けたのでしょうか。
黒くなっている後翅外縁が白かったらもっと素敵に見えると思うのですが。


ヒメマダラミズメイガ
②ヒメマダラミズメイガ(ツトガ科ミズメイガ亜科)
触角を背にして止まっています。
従って,ツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,紋様や筋が黄色・白・褐色ならツトガ科で決まりです。


クビシロノメイガ
③クビシロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を立てて止まっています。
翅の下に納めていないのでツトガ科・メイガ科と分かります。
更に,地が黒く紋が白いのでノメイガ亜科で決まりです。
紋様は前縁に沿って並んでいて外には見られません。
こんな蛾は今までに観察した記憶がありません。
だから慎重に写真を撮りました。
2つある紋の内,翅頂に近い方は前縁から離れていなく黄色を帯びています。
もう一つの方は前縁から少し離れていて白色を帯びています。
縁毛は後角に近い所が白くなっています。



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9月に見られた蛾⑩

2019年9月19日(木)
9月に見られた蛾⑩ 撮影日:2019/09/10 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月10日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

ヨツメアオシャク
①ヨツメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
緑色をした翅なので直ぐアオシャク亜科と分かります。
各翅に一つずつある白紋を目に見立ててヨツメアオシャクと名付けられたのでしょう。
縁毛にある黒い斑紋と目玉模様が特徴的な種です。
幼虫は体に葉を付けて天敵から身を守ります。
道端に食草のヨモギが普通に分布している割には,あまり見掛ける蛾ではありません。


クワエダシャク
②クワエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が大きく見えるもので30㎜以下ですがでかく見える蛾です。
前縁が水平に見えるくらい開いて止まっているのでエダシャク亜科と予想がつきます。
翅全体に黒い短線が並んでいるのが特徴的です。


モンキクロノメイガ
③モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にして止まっているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
赤矢印で示した紋が魚のように見えるので私は魚紋と呼んでいます。
この紋があればモンキクロノメイガなので,同定がはやく進みます。
この蛾の紋を見るとほとんど白く見えます。
しかし,魚紋の尾は黄色くなっています。
それでモンキクロノメイガと名付けたのでしょうか。



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9月に見られた蛾⑧

2019年9月18日(水)
9月に見られた蛾⑧ 撮影日:2019/09/08 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月8日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

ヒメクロミスジノメイガ
①ヒメクロミスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
更に,焦茶色の地に黒い筋模様ときたら相場はノメイガ亜科に決まりです。
前翅長9~11㎜の小さな蛾です。
腹部背の白横筋が特徴的な種です。


ウスムラサキノメイガ
②ウスムラサキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
似た種にクロウスムラサキノメイガが居るので注意が必要です。
でも,以下の様な区別点があるので安心です。
それは,赤矢印で示した場所にある黒いふっくらとした毛の有無です。
そこに黒いふっくらとした毛が有る・・・クロウスムラサキノメイガ
そこに黒いふっくらとした毛が無い・・・ウスムラサキノメイガ


クロホシフタオ
③クロホシフタオ(ツバメガ科フタオガ亜科)
同定が難しい種です。
「富山県産蛾類博物館」のクロホシフタオを参考に同定しました。
緑色の直線部分を延長したのが赤矢印です。
外縁と交差する所は,後角よりかなりずれています。
あまりずれていなければヒメクロホシフタオになります。
この考え方が一番分かりやすい方法だと思われます。



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9月に見られた蛾⑧

2019年9月17日(火)
9月に見られた蛾⑧ 撮影日:2019/09/07 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月7日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

クワゴモドキシャチホコガ
①クワゴモドキシャチホコガ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
更に腹端を外縁の外に出しているのでシャチホコガ科と分かります。
胸部背の毛が立ち上がって見えますが,普通横になっています。


クロスジコブガ
②クロスジコブガ(コブガ科コブガ亜科)
黒ずんだ灰色の蛾が壁に止まっています。
開張14~21㎜と小さな蛾です。
一見,コブガ科かコケガ亜科に属する蛾のように見えます。


ダイズサヤムシガ
③ダイズサヤムシガ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
胸を壁に付け,腹端を上げて止まるという変わった蛾です。
ヒメハマキガ亜科といっても,ヒメハマキガ模様は無いので覚えるほかありません。
ダイズサヤムシガというくらいですから,幼虫はクズ,ダイズ,アズキ,インゲンマメ,ソラマメ,ハリエンジュ,シロツメクサ等のマメ科植物の葉・鞘・茎を食べます。



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9月に見られた蛾⑦

2019年9月16日(月)
9月に見られた蛾⑦ 撮影日:2019/09/05,09/05 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月5日と6日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
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ツマトビキエダシャク
①ツマトビキエダシャク♂(シャクガ科エダシャク亜科)
後翅が見えるように前翅を広げています。
このことから,シャクガ科を予想することが出来ます。
♂の触角は櫛歯状で♀は糸状なので,この写真の蛾は♂です。
幼虫はクワの葉を食べますが,その分布が少ないので観察する機会も少ないです。


チャノウンモンエダシャク
②チャノウンモンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾も後翅が見えるように前翅を広げているのでシャクガ科と予想されます。
似た蛾にキタウンモンエダシャクが居るので注意が必要です。
違いは赤矢印で示した外横線にあります。
この線がこの写真のように下方へぎざぎざしていなければチャノウンモンエダシャクです。
6月頃は両者が見られますが,9月になるとチャノウンモンエダシャクばかりです。


シロヒトリ
③シロヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)
前翅は真っ白で,前翅長30㎜と大きい蛾です。
前翅後翅ともに裏側は黒い紋があります。
下に降りたものを裏返しにしようとすると翅を上に上げ動かなくなります。
すると,腹部側方に紅色と黒色の斑紋が見られます。



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9月に見られた蛾⑥

2019年9月15日(日)
9月に見られた蛾⑥ 撮影日:2019/09/04,09/05 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月4日と5日に観察した蛾です。
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キンモンガ
①キンモンガ(アゲハモドキガ科)
夜行性が多い蛾の中で,昼間活動する蛾です。
昼行性ですが,灯火にも飛来します。
逃げ足が速く直ぐ逃げられます。
この日灯火に飛来したものは逃げずに止まっていてくれました。
黒地に黄色の紋がありますが,この紋を金に見立ててキンモンガと名付けたのでしょう。


コウスグモナミシャク
②コウンモンクチバ(シャクガ科ナミシャク亜科)
この紋様でナミシャク亜科ですから,何の仲間か予想が立ちません。
この蛾にはウンモンクチバという似た蛾が居るので注意が必要です。
翅が濃色傾向というのでコウンモンクチバと判断しました。


クワゴマダラヒトリ
③クワゴマダラヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)
♂は昨日紹介しましたが,♀が2日後に飛来してくれました。
翅色が全くの逆で気が付きませんでした。
しかし,同じ種だと分かる紋様があるのでこれからは直ぐ気付けることと思います。
それは,胸部背にある橙色の筋です。
♀の触角の先の方の4分の1は,白っぽくなっています。



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9月に見られた蛾⑤

2019年9月14日(土)
9月に見られた蛾⑤ 撮影日:2019/09/03,09/04 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月3日と4日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

マタスジノメイガ
①マタスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にしているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,黄色い地に黄色の筋模様ときたら相場はツトガ科に決まりです。
似た種が3種類居るので注意が必要です。
緑矢印の所で叉に成った筋があるのでマタスジノメイガと名付けられたのでしょう。


クワゴマダラヒトリ
②クワゴマダラヒトリ♂(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)
雄と雌では翅色が違う種です。
雄は黒ずんでいますが,雌は白っぽくてシロヒトリと間違えそうです。
でも,胸部に橙色の筋があるので見分けがつきます。
幼虫は幾つかの種類の植物の葉を食べますが,蚕(かいこ)が食べるクワの葉を食べるのでクワゴマダラヒトリと名付けられたのでしょう。


シロスジアオヨトウ
③シロスジアオヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
翅中央に白っぽく見える(実際は黄色)筋があるのでシロスジアオヨトウと名付けられたのでしょう。
この個体は擦れていて緑を帯びていませんが,新鮮なものは緑を帯びています。
黄色い筋の前縁側に環状紋や腎状紋があるのでヨトウガの仲間と分かります。
この蛾はあまり見かけることはありません。
それは,どうも食草と関係しているように思われます。
幼虫はイヌタデやギシギシなどの葉を食べますが,丈が低くて昆虫には見つけづらいと思われます。



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9月に見られた蛾④

2019年9月13日(金)
9月に見られた蛾④ 撮影日:2019/09/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月2日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

タテスジシャチホコ
①タテスジシャチホコ(シャチホコガ科)
初めて見る蛾が灯火の枠に止まっています。
ヤガ科と思いましたが外縁から腹端が覗いているのでシャチホコガ科を探しました。
ナカスジシャチホコと配色が逆に成っているだけで似た感じがします。
ただ胸部背にロート状の毛の広がりが見られます。


フチベニヒメシャク
②フチベニヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
前翅長が7㎜以上10㎜以下の小さな蛾です。
内横線が明るい紅色で外横線はそれより少し暗い感じがします。
外横線の外側は暗紅色を帯びています。
それでフチベニと名付けられたのでしょう。


モンクロギンシャチホコ
③モンクロギンシャチホコ(シャチホコガ科)
壁に見たことがない紋様の蛾が止まっています。
外縁から覗いている腹端を見てシャチホコガ科と分かりました。
灰色を帯びた所を銀色に見立てて名前にギンと付けたのでしょう。



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9月に見られた蛾③

2019年9月12日(木)
9月に見られた蛾③ 撮影日:2019/09/01,09/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月1日と2日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

マダラエグリバ
①マダラエグリバ(ヤガ科エグリバ亜科)
背を見ると凸凹していて抉られた感じがします。
前翅の胸部付近を見ると大小様々な形の紋があります。
外縁付近にも見られるので,マダラと名付けられたのでしょう。


ミツモンキンウワバ
②ミツモンキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
この仲間は似ている種が居て同定するのに苦労します。
今回,イチジクキンウワバと思っていました。
けれども,見ているうちにミツモンキンウワバだと分かりました。
それは,赤矢印で示した外横線が頭の方へ大きく出張っているからです。


モントガリバ
③モントガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
この蛾を初めて見た方は何の仲間か見当がつかなかったと思います。
普通この仲間は,赤矢印をつけた線が翅頂から出ます。
ところが,この種は少し腹端の方へずれています。
多くの種の中では,この程度の差は許されるのでしょう。
初めての出会いでは,桃色の紋の美しさにしばし見とれていました。



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9月に見られた蛾②

2019年9月11日(水)
9月に見られた蛾② 撮影日:2019/09/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月1日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

アカキリバ
①アカキリバ(ヤガ科エグリバ亜科)
開張約38㎜の中くらいの蛾です。
勿来の関周辺で,幼虫の食草はクサイチゴ,カジイチゴ,クヌギがあげられますが分布が限られています。
だから,観察する機会が少ないのでしょう。
外縁が内側の方へ切られたように凹んでいます。
それで名前の最後にキリバと付くのでしょう。


トビイロシマメイガ
②トビイロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背にしているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
更に小豆色と黄色と白色ときたら相場はメイガ科で決まりです。
前翅長が5~10㎜の小さな蛾ですが,後翅の紅色が鮮やかな種です。
前翅を閉じたときには後翅の紅色が見られず別な種かなと思うほど地味な蛾に見えます。


ヒロバチビトガリアツバ
③ヒロバチビトガリアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
前翅長12㎜程度の小さい種です。
その割に,下唇鬚(かしんひげ)が長くて目立っています。
薄褐色の地に小黒点が目立ちますが,「ハ」の字に暗色(赤矢印)の筋があります。



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9月に見られた蛾①

2019年9月10日(火)
9月に見られた蛾① 撮影日:2019/09/01 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月1日に観察した蛾です。
9月からは掲載したばかりのものでも載せていきます。
出現する種が少なくなって記事が書けなくなるからです。

タケカレハ
①タケカレハ(カレハガ科)
毎年8月下旬から9月上旬になると出現する蛾です。
前翅中央付近に大小一対の白紋があります。
赤矢印で示したものは後翅です。
カレハガ科・シャチホコガ科はこの様に後翅を出して止まるものが居ます。


ヨツモンマエジロアオシャク
②ヨツモンマエジロアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
赤矢印が指しているのは前縁です。
この部分が白いのでマエジロの名があります。
前翅と後翅の外縁にレース状の縁取りがあって一段と綺麗に見えます。


オオウスベニトガリメイガ
③オオウスベニトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
犬が待ての姿勢を取っているような格好で止まっています。
さらに,腹端を上に上げています。
小豆色や紅色の地に白紋がありますが,こんな組み合わせの蛾はメイガ科と相場が決まっています。


オオウスベニトガリメイガ
④オオウスベニトガリメイガ
真正面から写すと全体の姿を捉えにくくなるので,一枚だけで情報を伝えるときは少し横から写す方が良いと思います。



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8月に見られた蛾(29)

2019年9月9日(月)
8月に見られた蛾(29) 撮影日:2019/08/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月31日に観察した蛾です。

ベニヒメシャク
①ベニヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
開張が11~15㎜の小さな蛾です。
この蛾は年に2回,6月頃と9月頃出現します。
紅を帯びた翅に,黄の外縁と縁毛が目を惹きつけます。
更に黒い亜外縁線が全体を引き立てています。


クロモンドクガ
②クロモンドクガ♀(ドクガ科)
ゴマフリドクガに似ていて毒針毛を持つ毒蛾と混同しがちです。
この毒針毛を持たないクロモンドクガは害が無いそうです。
そうはいっても黄色の地と小黒点の組み合わせは毒針毛を持つ毒蛾を思い出させます。
このクロモンドクガは♀だと分かります。
無数の小黒点が外縁に到達していないからです。
灯火に飛来するのは圧倒的に雄が多いのに,クロモンドクガは雌ばかりが飛来してきます。


コナフキエダシャク
③コナフキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
出現する時季によって紋様が違います。
夏の頃,出現するものの紋様は赤矢印で示したように内横線と外横線が焦茶色になっています。
ところが,春の頃出現するものの紋様は線状ではなく面状になっています。
詰まり,内横線と外横線で挟まれた所が焦茶色になっているのです。
<春の頃の紋様はこちらです。>



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8月に見られた蛾(28)

2019年9月8日(日)
8月に見られた蛾(28) 撮影日:2019/08/30,08/31 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月30日と31日に観察した蛾です。

コスジシロエダシャク
①コスジシロエダシャク♂(シャクガ科エダシャク亜科)
赤矢印が指している後縁の縁毛が長いことがこの種の特徴です。
付け値に近いほど長く成っています。
外縁の白い縁毛とは違って橙色を帯びています。
この様に後縁の縁毛が橙色なら♂だと分かります。
前翅後翅に小黒点がありますが,無い個体もあります。


ヒメスジホソメイガ
②ヒメスジホソメイガ(メイガ科マダラメイガ亜科)
触角を背にして止まっています。
ですから,メイガ科・ツトガ科と分かります。
似た種が居て同定には注意が必要です。
赤矢印は1本の翅脈から3本の細い脈が分かれている様子です。
緑矢印の下に少し太い横線があります。
その横線から僅かに離れた所から別の脈が出ています。
下唇鬚(かしんひげ)は頭部から離れずに上へ突き出ています。
以上のような特徴からヒメスジホソメイガと同定しました。


アカアシアオシャク
③アカアシアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅色が緑色をしているから直ぐアオシャク亜科と分かります。
腹部背と縁毛に(三つまとまって)小茶点があります。
これらが同定ポイントにになっています。
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。
食草はシロツメクサやクワです。



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8月に見られた蛾(27)

2019年9月7日(土)
8月に見られた蛾(27) 撮影日:2019/08/29,08/30 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月29日と30日に観察した蛾です。

ニセアカマエアツバ
①ニセアカマエアツバ♂(ヤガ科クルマアツバ亜科)
緑矢印で示した下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っています。
だから,クルマアツバ亜科と分かります。
Aさらに,それは「ハの字」に広がり厚みがあります。
Bその上,触角には瘤が見られます。
AもBもニセアカマエアツバの♂であることを物語っています。


オオアオシャチホコ
②オオアオシャチホコ(シャチホコガ科)
後翅が幅広いので前翅からはみ出しています。(緑矢印)
さらに,太い腹端が外縁から覗いています。
これらからシャチホコガ科かカレハガ科と分かります。
胸部背が毛深いのでシャチホコガ科と予想が立ちます。
緑矢印と赤矢印の所が外縁と平行に緑を帯びています。
これがオオアオシャチホコの特徴です。


モンシロクロノメイガ
③モンシロクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にして止まっています。
だから,ツトガ科・メイガ科と分かります。
でも,黒地に白紋様ときたらツトガ科ノメイガ亜科で決まりです。
赤矢印で示した紋様が太く蛇行しているのでモンシロクロノメイガと分かります。
黒地に白い縁毛が目立って綺麗に見えます。



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8月に見られた蛾(26)

2019年9月6日(金)
8月に見られた蛾(26) 撮影日:2019/08/28,08/29 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月28日と29日に観察した蛾です。

ルリモンシャチホコ
①ルリモンシャチホコ(シャチホコガ科)
ピントが合わずぼけた写真になってしまいました。
目とディスプレイの距離を変えて見て下さい。
赤矢印が指しているのは後翅です。
後翅の幅が広いためかはみ出ていると思われます。
太い腹端が覗いているので,シャチホコガ科と分かります。


コトビモンシャチホコ
②コトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から太い腹端が覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
赤矢印で示した位置に猫の目紋(私が命名)があるので同定に役立っています。
勿来の関には幼虫が餌としているコナラが沢山分布しています。
だから,複数回観察しています。


スジキリヨトウ
③スジキリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
この蛾を初めて見たとき,なかなか同定出来ませんでした。
しかし,今では目印を見つけたので素早く同定が出来ます。
その目印は赤矢印の所にあります。
赤矢印の両端に斜めに走る2本の白い線(外縁側の方はよく見えません。)があります。
それらの白い線を切るように水平の線が1本あります。
このように筋を切る線があるので,スジキリヨトウと名付けたのでしょう。



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8月に見られた蛾(25)

2019年9月5日(木)
8月に見られた蛾(25) 撮影日:2019/08/27,08/28 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月27日と28日に観察した蛾です。

サザナミアツバ
①サザナミアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバ亜科と分かります。
今回でこの蛾を観察したのは3回です。
勿来の関に普通に分布しているハギを幼虫は食べます。
だから,観察回数が少ない理由が分かりません。
前翅後縁の中頃から翅頂へ向かう線の外側には平行な線が3本くらい並んでいます。
これらの線をさざ波に見立ててサザナミアツバと名付けたのでしょう。


フタオビコヤガ
②フタオビコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)
黄色の地に2本の筋模様があります。
これらのすじを帯に見立ててフタオビコヤガと名付けたのでしょう。
開張16~21㎜で小さい蛾です。
小さい蛾で翅がなんとなく厚い感じがするものはコヤガ亜科を探すと早く見つかります。
幼虫はイネの害虫です。


conv3014.jpg
③ヒメエビイロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
ぱっと見て下唇鬚(かしんひげ)が黒くクロハナコヤガの仲間だと思い込んでしまいました。
ところが,いくら丁寧に探しても見つかりません。
諦めかけた頃,「前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバ亜科だ。」と気づきました。



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8月に見られた蛾(24)

2019年9月4日(水)
8月に見られた蛾(24) 撮影日:2019/08/26,08/27 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月26日と27日に観察した蛾です。

キシタバ
①キシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)
シタバガ亜科カトカラ属にはある決まった二つの紋様が見られます。
これらを覚えていると同定が楽になります。
それらを二つの矢印で示しました。
一つ目は,赤矢印で示した目の紋様です。
二つ目は,緑矢印で示したV字谷紋様です。


キボシアツバ
②キボシアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
前方へ出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
普段上から写すと頭部の部分が隠れてしまいます。
今回は運良く下向きでしたので頭部を上手く写せました。
前翅中頃にある紋と頭部が橙色でなかなか洒落た蛾です。


アトキハマキ
③アトキハマキ♀(ハマキガ科) 翅頂付近(赤矢印)が外へ張り出し,円みがあります。
釣り鐘型の形からハマキガ科と分かります。
似た紋様の種が居て同定が難しく注意が必要です。
このアトキハマキは♀と♂では紋様が違うので見ただけで雌雄が分かります。
♀・・・網目模様があります。
♂・・・網目模様がありません。



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8月に見られた蛾(23)

2019年9月3日(火)
8月に見られた蛾(23) 撮影日:2019/08/26,08/27 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月26日と27日に観察した蛾です。

スギドクガ
①スギドクガ(ドクガ科)
毛深い毛を前方へ出しているのでドクガ科の可能性が大きいとにらんで探しました。
そのとき同定ポイントにしたのは,赤矢印で示した紋です。
丁度食ベ物のバナナに似ているのでバナナ紋と呼んでいます。
地色が灰色でバナナ紋を持つ蛾はスギドクガでした。


ゴマフボクトウ
②ゴマフボクトウ(ボクトウガ科)
白地に沢山の黒点が並んでいます。
この黒点は見る角度によって,青緑を帯びて見えます。


ゴマフボクトウ
③ゴマフボクトウ
外縁から腹端が覗いていますがシャチホコガ科ではありません。
足が毛深くなく黒いからです。
幼虫は葉を食べずにいろいろな広葉樹の幹に穿孔して食害します。


テンヅマナミシャク
④テンヅマナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印で示した外横線に「U字形」が並んでいるのでナミシャク亜科と分かります。
外縁に沿って小白点が並んでいるのでテンヅマナミシャクと名付けられたのでしょう。
この画像では小白点がはっきりしませんが,
<小白点のはっきりした画像はこちらです。>


8月に見られた蛾(22)

2019年9月2日(月)
8月に見られた蛾(22) 撮影日:2019/08/25,08/26 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月25日と26日に観察した蛾です。

クロオビリンガ
①クロオビリンガ(コブガ科リンガ亜科)
初めて見る方には何の仲間か見当が付かないことと思います。
もう,最後の手段で覚えるほかありません。
似ている種にアカオビリンガが居るので注意が必要です。
でも,見分け方があるので大丈夫です。
それは,赤矢印で示した所に小黒点が並んでいればクロオビリンガだからです。


オオシロモンノメイガ
②オオシロモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているので,ツトガ科・メイガ科と分かります。
でも,淡い焦茶色の地に白紋があれば相場はツトガ科に決まりです。
前翅には焦茶色で縁取られた紋が2つあります。
更に後縁近くには三日月紋があるので同定ポイントになっています。


ヨモギオオホソハマキ
③ヨモギオオホソハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
開張22-30㎜の大きくない蛾です。
幼虫はヨモギ類の茎を食べます。


conv3000.jpg
④ヨモギオオホソハマキ
止まったときの姿勢を見ると後角が一番高く2つの辺で頂点を作っている感じです。
小さいながら前に突き出た下唇鬚(かしんひげ)や焦茶色の外縁・鶏冠状の胸部等を手掛かりに探しました。



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8月に見られた蛾(21)

2019年9月1日(日)
8月に見られた蛾(21) 撮影日:2019/08/25 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で8月25日に観察した蛾です。

クロフタオ
①クロフタオ(ツバメガ科)
9年間観察を続けて来ましたが,未だ見たことがありませんでした。
何の仲間かと見ているうちに赤矢印が指している尾状突起に気が付きました。
尾状突起を持つ代表といえばツバメガ科です。
予想が的中しツバメガ科からクロフタオを見つけることが出来ました。


ツマグロナミシャク
②ツマグロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印が指している外横線に「U字形」が並んでいます。
このことから,ナミシャク亜科の蛾だと分かります。
外横線の外側は白くなっていますが,翅頂付近は黒ずんでいます。
それでツマグロナミシャクと名付けたのでしょう。


フドウドクガ
③フドウドクガ(ドクガ科)
毎年見掛ける蛾ではありませんが二年から三年おきに一度は見られる蛾です。
幼虫はブドウ,ノブドウ,ツタ,タマアジサイ等を食べます。


フドウドクガ
④フドウドクガ
毛深い足を前方へ出し発達した触角を左右に伸ばしていればドクガ科の可能性が大きいです。
正面から写した写真から触角は両櫛歯状だと分かります。



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