6月に見られた蛾(31)
2019年7月7日(日)
6月に見られた蛾(31) 撮影日:2019/06/26,06/27 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で6月26日と27日に観察した蛾です。

①マルシラホシアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が反り返り頭部まで達しているのでクルマアツバ亜科と分かります。
開張42~50㎜と大きく見える蛾です。
白紋の翅頂側に二つ凹みがあれば雄です。
この写真の場合は一つなのですが,詳しい資料が無いので分かりません。

②オオウスベニトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
開張15~20㎜と小さな蛾です。
濃淡の小豆色を地色にした蛾はメイガ科です。
止まっているときは犬の「待て」の姿勢に似ています。
この仲間に多く見られるように腹端を曲げて止まります。
前翅前縁に並ぶ黄紋,外縁に平行な亜外縁線,直線に近い内横線が同定ポイントです。

③ギンシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端は覗いていませんが,左右の翅を合わせるように立てて止まっていることからシャチホコガ科或いはイラガ科と分かります。
前翅の胸部から外縁方向へ白い帯状の紋が見られます。
この白い帯状紋を銀に見立ててギンシャチホコと名付けたのでしょう。

自然観察 ブログランキングへ

にほんブログ村
1日1回, バナーをclickして下さ~い。
6月に見られた蛾(31) 撮影日:2019/06/26,06/27 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で6月26日と27日に観察した蛾です。

①マルシラホシアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が反り返り頭部まで達しているのでクルマアツバ亜科と分かります。
開張42~50㎜と大きく見える蛾です。
白紋の翅頂側に二つ凹みがあれば雄です。
この写真の場合は一つなのですが,詳しい資料が無いので分かりません。

②オオウスベニトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
開張15~20㎜と小さな蛾です。
濃淡の小豆色を地色にした蛾はメイガ科です。
止まっているときは犬の「待て」の姿勢に似ています。
この仲間に多く見られるように腹端を曲げて止まります。
前翅前縁に並ぶ黄紋,外縁に平行な亜外縁線,直線に近い内横線が同定ポイントです。

③ギンシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端は覗いていませんが,左右の翅を合わせるように立てて止まっていることからシャチホコガ科或いはイラガ科と分かります。
前翅の胸部から外縁方向へ白い帯状の紋が見られます。
この白い帯状紋を銀に見立ててギンシャチホコと名付けたのでしょう。

自然観察 ブログランキングへ

にほんブログ村
●2つのランキングに参加中です!! ●
お時間が御座いましたら ポチっ ポチっと1日1回, バナーをclickして下さ~い。
スポンサーサイト