6月に見られた蛾①
2019年6月7日(金)
6月に見られた蛾① 撮影日:2019/06/01 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で6月1日に観察した蛾です。
6月に入ると出現する蛾が増え観察する者にとって楽しい時季になります。

①モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっていることから,ツトガ科・メイガ科と分かります。
似た種類が居るので注意が必要です。
赤矢印で示した所に魚の形をした紋があるので区別することが出来ます。
いろいろな形の紋がありますが,黄色を帯びているのでモンキクロノメイガと名付けられたのでしょう。

②ウンモンオオシロヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
外縁に沿って鱗のような模様が並んでいて綺麗に見えます。
赤矢印で示した所に「n」字が幾つも並んでいます。
だから,ナミシャク亜科には入りません。
「U」字だったらナミシャク亜科になります。

③アヤトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
腹端が覗いていますがシャチホコガ科ではなくトガリバガ亜科の蛾です。
前翅後角から翅頂の方へ見られる「NVV」の模様が魅力的です。
その模様を「アヤ」と表現しているのでしょう。

④アヤトガリバ
赤矢印で指している所には鱗粉がありません。
それでその部分が食べられてしまって無くなった死骸のように見えます。
これが,アヤトガリバの狙いで天敵の目から逃れているのでしょうか。

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6月に入ると出現する蛾が増え観察する者にとって楽しい時季になります。

①モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっていることから,ツトガ科・メイガ科と分かります。
似た種類が居るので注意が必要です。
赤矢印で示した所に魚の形をした紋があるので区別することが出来ます。
いろいろな形の紋がありますが,黄色を帯びているのでモンキクロノメイガと名付けられたのでしょう。

②ウンモンオオシロヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
外縁に沿って鱗のような模様が並んでいて綺麗に見えます。
赤矢印で示した所に「n」字が幾つも並んでいます。
だから,ナミシャク亜科には入りません。
「U」字だったらナミシャク亜科になります。

③アヤトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
腹端が覗いていますがシャチホコガ科ではなくトガリバガ亜科の蛾です。
前翅後角から翅頂の方へ見られる「NVV」の模様が魅力的です。
その模様を「アヤ」と表現しているのでしょう。

④アヤトガリバ
赤矢印で指している所には鱗粉がありません。
それでその部分が食べられてしまって無くなった死骸のように見えます。
これが,アヤトガリバの狙いで天敵の目から逃れているのでしょうか。

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