5月に見られた蛾⑪
2019年5月20日(月)
5月に見られた蛾⑪ 撮影日:2019/05/12 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で5月12日に観察した蛾です。

①テンスジヒメナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印が示した外横線が「U字形」でつながっているのでナミシャク亜科と分かります。
緑矢印で示した部分には茶色の縁取りが見られます。
前翅はそれが明瞭で,後翅は不明瞭になっています。

②テンモンチビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
「テンモン」の意味が天文ではなく,点紋だったとは気が付きませんでした。
後翅後縁中央を除いて,ほとんど点が並んでいることからテンモンチビエダシャクと名付けられたのでしょう。
資料が約 81 件と少ないのは餌としているものがクマワラビやベニシダといった木と比べたら表面積が小さいものだからでしょう。

③モンシロツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
名前にモンシロと付く蛾は沢山居ますが,ほとんど黒い紋であることが不思議でたまりません。
シャクガ科の蛾は止まるときに触角を翅の下に納めます。
シャクガ科で,この写真のように触角を背負って止まる種はあまり居ません。

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5月に見られた蛾⑪ 撮影日:2019/05/12 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で5月12日に観察した蛾です。

①テンスジヒメナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印が示した外横線が「U字形」でつながっているのでナミシャク亜科と分かります。
緑矢印で示した部分には茶色の縁取りが見られます。
前翅はそれが明瞭で,後翅は不明瞭になっています。

②テンモンチビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
「テンモン」の意味が天文ではなく,点紋だったとは気が付きませんでした。
後翅後縁中央を除いて,ほとんど点が並んでいることからテンモンチビエダシャクと名付けられたのでしょう。
資料が約 81 件と少ないのは餌としているものがクマワラビやベニシダといった木と比べたら表面積が小さいものだからでしょう。

③モンシロツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
名前にモンシロと付く蛾は沢山居ますが,ほとんど黒い紋であることが不思議でたまりません。
シャクガ科の蛾は止まるときに触角を翅の下に納めます。
シャクガ科で,この写真のように触角を背負って止まる種はあまり居ません。

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