9月(2018年)に見られた蛾⑯
2018年9月30日(日)
9月(2018年)に見られた蛾⑯ 撮影日:2018/09/19 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは9月19日に勿来の関で観察した蛾です。

①フドウドクガ(ドクガ科)
前足を前方へ伸ばし,小型レーダーの様な触角を左右に広げていたらドクガ科です。
薄褐色の地に焦茶色色の紋が内横線内側と,前縁後方にあります。
幼虫がブドウ,ノブドウの葉を食べるのでフドウドクガと呼ばれるのでしょう。

②クロズウスキエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
私は,いつもシャンハイオエダシャクと混同してしまいます。
縁毛が綺麗に生え揃っていて端正な蛾に見えます。
ほとんどいつも,下唇鬚(かしんひげ)を隠すようにして止まるので黒頭かどうか分からないで居ます。

③キスジコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
前翅よりも後翅の方が鮮やかです。
外側が紅色で中央あたりに薄黄色の横筋があります。
だから,キスジコヤガと呼ばれるのでしょう。

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9月(2018年)に見られた蛾⑯ 撮影日:2018/09/19 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは9月19日に勿来の関で観察した蛾です。

①フドウドクガ(ドクガ科)
前足を前方へ伸ばし,小型レーダーの様な触角を左右に広げていたらドクガ科です。
薄褐色の地に焦茶色色の紋が内横線内側と,前縁後方にあります。
幼虫がブドウ,ノブドウの葉を食べるのでフドウドクガと呼ばれるのでしょう。

②クロズウスキエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
私は,いつもシャンハイオエダシャクと混同してしまいます。
縁毛が綺麗に生え揃っていて端正な蛾に見えます。
ほとんどいつも,下唇鬚(かしんひげ)を隠すようにして止まるので黒頭かどうか分からないで居ます。

③キスジコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
前翅よりも後翅の方が鮮やかです。
外側が紅色で中央あたりに薄黄色の横筋があります。
だから,キスジコヤガと呼ばれるのでしょう。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑯
9月(2018年)に見られた蛾⑮
2018年9月29日(土)
9月(2018年)に見られた蛾⑮ 撮影日:2018/09/17~09/19 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月17日~19日に勿来の関で観察した蛾です。

①ギンスジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
普通に分布していると思われるヨメナを幼虫は食べます。
でも,何故かウェブに掲載されているのは約90件と少ないです。
触角を前方へ伸ばして止まる習性があります。

②オオベニヘリコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
6月と9月の年2回,出現します。
今年の7月13日に観察していますから6月下旬から7月上旬に羽化したものでしょう。
今回の蛾は9月上旬に羽化したものと思われます。
薄紅色の地に黒筋が浮かぶ姿にうっとりし,見る度にシャッターを押してしまいます。

③ウスモモイロアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
胸部背付近に山形の紋があります。
前翅前縁後ろに褐色紋(緑矢印)があります。
この紋の内側に白い縁取りが見られます。

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9月(2018年)に見られた蛾⑮ 撮影日:2018/09/17~09/19 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月17日~19日に勿来の関で観察した蛾です。

①ギンスジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
普通に分布していると思われるヨメナを幼虫は食べます。
でも,何故かウェブに掲載されているのは約90件と少ないです。
触角を前方へ伸ばして止まる習性があります。

②オオベニヘリコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
6月と9月の年2回,出現します。
今年の7月13日に観察していますから6月下旬から7月上旬に羽化したものでしょう。
今回の蛾は9月上旬に羽化したものと思われます。
薄紅色の地に黒筋が浮かぶ姿にうっとりし,見る度にシャッターを押してしまいます。

③ウスモモイロアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
胸部背付近に山形の紋があります。
前翅前縁後ろに褐色紋(緑矢印)があります。
この紋の内側に白い縁取りが見られます。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑮
9月(2018年)に見られた蛾⑭
2018年9月28日(金)
9月(2018年)に見られた蛾⑭ 撮影日:2018/09/15,09/16 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月15日~16日に勿来の関で観察した蛾です。

①モンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
開張が24~28㎜で小さい蛾です。
焦茶色の地に白紋が並んだ並んだ地味な蛾ですが,白紋の並びが綺麗です。
外横線が二重の白紋の並びで構成されているように見えます。

①上から見たモンオビヒメヨトウ

②カブラヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
赤矢印で示した楔状紋(けつじょうもん:くさび形の紋)を手掛かりに調べました。
環状紋・腎状紋・楔状紋が揃っていて同定が簡単のように見えますが似た蛾が居るので注意が必要です。
緑矢印で示した二つの黒い楔状の紋が決め手となってカブラヤガと分かりました。
幼虫はネキリムシといって農作物の害虫です。

③アヤトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
この蛾がトガリバガ亜科に属する蛾と分からず検索に時間がかかりました。
でも,一度観察したら印象が強く忘れられない蛾となりました。
似ている蛾にオオアヤトガリバが居るので注意が必要です。

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9月(2018年)に見られた蛾⑭ 撮影日:2018/09/15,09/16 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月15日~16日に勿来の関で観察した蛾です。

①モンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
開張が24~28㎜で小さい蛾です。
焦茶色の地に白紋が並んだ並んだ地味な蛾ですが,白紋の並びが綺麗です。
外横線が二重の白紋の並びで構成されているように見えます。

①上から見たモンオビヒメヨトウ

②カブラヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
赤矢印で示した楔状紋(けつじょうもん:くさび形の紋)を手掛かりに調べました。
環状紋・腎状紋・楔状紋が揃っていて同定が簡単のように見えますが似た蛾が居るので注意が必要です。
緑矢印で示した二つの黒い楔状の紋が決め手となってカブラヤガと分かりました。
幼虫はネキリムシといって農作物の害虫です。

③アヤトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
この蛾がトガリバガ亜科に属する蛾と分からず検索に時間がかかりました。
でも,一度観察したら印象が強く忘れられない蛾となりました。
似ている蛾にオオアヤトガリバが居るので注意が必要です。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑭
9月(2018年)に見られた蛾⑬
2018年9月27日(木)
9月(2018年)に見られた蛾⑬ 撮影日:2018/09/12~09/15 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月12日~15日に勿来の関で観察した蛾です。

①オオマエキトビエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
似た蛾にマエキトビエダシャクが居て同定では迷います。
でも,赤矢印の所の形が違うので簡単に見分けることが出来ます。
写真のように尖っていればオオマエキトビエダシャクです。
そこの所が平らになっていれば,マエキトビエダシャクです。
この見分け方が一番簡単で確実です。

②オオバナミガタエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が20㎜を超えるので大きく見えます。
一番外側の横線の外側には白い縁取りがあります。
前翅と後翅の中央を走る外横線は濃くはっきりしています。

③マエモンクロヒロズコガ(ヒロズコガ科)
似た蛾にシロモンヒメハマキが居ます。
でも,この両者ははっきりした違いがあるので間違うことは無いと思います。
シロモンヒメハマキの特徴は下のようです。
A頭が黒いです。
B白紋がかまぼこ形です。
Cシロモンヒメハマキは,ハマキガ科の蛾です。

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9月(2018年)に見られた蛾⑬ 撮影日:2018/09/12~09/15 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月12日~15日に勿来の関で観察した蛾です。

①オオマエキトビエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
似た蛾にマエキトビエダシャクが居て同定では迷います。
でも,赤矢印の所の形が違うので簡単に見分けることが出来ます。
写真のように尖っていればオオマエキトビエダシャクです。
そこの所が平らになっていれば,マエキトビエダシャクです。
この見分け方が一番簡単で確実です。

②オオバナミガタエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が20㎜を超えるので大きく見えます。
一番外側の横線の外側には白い縁取りがあります。
前翅と後翅の中央を走る外横線は濃くはっきりしています。

③マエモンクロヒロズコガ(ヒロズコガ科)
似た蛾にシロモンヒメハマキが居ます。
でも,この両者ははっきりした違いがあるので間違うことは無いと思います。
シロモンヒメハマキの特徴は下のようです。
A頭が黒いです。
B白紋がかまぼこ形です。
Cシロモンヒメハマキは,ハマキガ科の蛾です。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑬
オオエグリバ
2018年9月26日(水)
オオエグリバ 撮影日:2018/09/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは9月7日に勿来の関で観察されたオオエグリバです。

オオエグリバ
2011年から蛾の観察を始めましたが,初めて見た蛾です。
幼虫はツヅラフジの葉を食べるということですが私は見たことが無い植物です。
アオツヅラフジなら観察しています。

オオエグリバ
一見,アケビコノハやアカエグリバに似ていますが,頭部の様子が違います。
オオエグリバには,象の鼻のようなものが見られるからです。

オオエグリバ
似た種類の蛾が4種類以上居るので同定には注意が必要です。
特に,ハイイロオオエグリバに似ています。
でも,緑矢印の所にぼんやりとした白紋があるので見分けることが出来ます。
ぼんやりとした紋なので見極める必要があります。
科名 ヤガ科エグリバ亜科
和名 オオエグリバ
開張 50~53㎜
分布 本州,四国,九州,対馬
出現期 6~7,9~10月
食餌動植物 幼虫はツヅラフジの葉を食べます。
特徴 ハイイロオオエグリバに似ています。
象の鼻 に似て長いぞ 下唇鬚(かしんひげ)

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オオエグリバ 撮影日:2018/09/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは9月7日に勿来の関で観察されたオオエグリバです。

オオエグリバ
2011年から蛾の観察を始めましたが,初めて見た蛾です。
幼虫はツヅラフジの葉を食べるということですが私は見たことが無い植物です。
アオツヅラフジなら観察しています。

オオエグリバ
一見,アケビコノハやアカエグリバに似ていますが,頭部の様子が違います。
オオエグリバには,象の鼻のようなものが見られるからです。

オオエグリバ
似た種類の蛾が4種類以上居るので同定には注意が必要です。
特に,ハイイロオオエグリバに似ています。
でも,緑矢印の所にぼんやりとした白紋があるので見分けることが出来ます。
ぼんやりとした紋なので見極める必要があります。
科名 ヤガ科エグリバ亜科
和名 オオエグリバ
開張 50~53㎜
分布 本州,四国,九州,対馬
出現期 6~7,9~10月
食餌動植物 幼虫はツヅラフジの葉を食べます。
特徴 ハイイロオオエグリバに似ています。
象の鼻 に似て長いぞ 下唇鬚(かしんひげ)

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tag : オオエグリバ
9月(2018年)に見られた蛾⑫
2018年9月25日(火)
9月(2018年)に見られた蛾⑫ 撮影日:2018/09/09 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月9日に勿来の関で観察した蛾です。

①キンモンガ(アゲハモドキガ科)
黄色の紋を金に見立ててキンモンガと名付けたのでしょう。
このキンモンガの撮影には一工夫必要です。
シャッターを押したら必ず写真を見て黄色く写っているか確かめる必要があります。
私は前もってシャッタースピードを速くしておきます。
そうすることによって白っぽい黄色にならないようにしています。
それでも白っぽい黄色に写るときはシャッタースピードを少し速くします。
この蛾は,ホタルガと同じく昼行性の蛾です。

②シャンハイオエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
地味な蛾ですが頭部が橙色をしているのではいからに見えます。
赤矢印の所には褐色紋があります。
緑矢印の所は尖っています。
それを尾に見立ててオエダシャクと呼ぶのでしょう。

③ハナオイアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
赤矢印で示した下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かります。
しかも,この下唇鬚(かしんひげ)が大きくて長いので雄と分かります。

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9月(2018年)に見られた蛾⑫ 撮影日:2018/09/09 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月9日に勿来の関で観察した蛾です。

①キンモンガ(アゲハモドキガ科)
黄色の紋を金に見立ててキンモンガと名付けたのでしょう。
このキンモンガの撮影には一工夫必要です。
シャッターを押したら必ず写真を見て黄色く写っているか確かめる必要があります。
私は前もってシャッタースピードを速くしておきます。
そうすることによって白っぽい黄色にならないようにしています。
それでも白っぽい黄色に写るときはシャッタースピードを少し速くします。
この蛾は,ホタルガと同じく昼行性の蛾です。

②シャンハイオエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
地味な蛾ですが頭部が橙色をしているのではいからに見えます。
赤矢印の所には褐色紋があります。
緑矢印の所は尖っています。
それを尾に見立ててオエダシャクと呼ぶのでしょう。

③ハナオイアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
赤矢印で示した下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かります。
しかも,この下唇鬚(かしんひげ)が大きくて長いので雄と分かります。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑫
9月(2018年)に見られた蛾⑪
2018年9月24日(月)
9月(2018年)に見られた蛾⑪ 撮影日:2018/09/07~09/09 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月7日~9日に勿来の関で観察した蛾です。

①チャハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
釣り鐘型をしているのでハマキガ科と分かります。
形を見ただけで雄か雌か分かります。
このチャハマキは雌です。
それは,胸部付近にある前縁褶が見られないからです。

②マエジロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
幼虫は,枯れ木や倒木に群がって生えるカワラタケを食べます。
そのキノコの色模様と似たような紋様です。
頭部を狙って写したのですが,下唇鬚(かしんひげ)は写りませんでした。

③アトヘリヒトホシアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)の発達があまり見られませんが,これでもアツバの仲間です。
後縁に茶褐色で方形の紋が一つだけある蛾です。
それで,名前がアトヘリヒトホシアツバと付けられたのでしょう。

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9月(2018年)に見られた蛾⑪ 撮影日:2018/09/07~09/09 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月7日~9日に勿来の関で観察した蛾です。

①チャハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
釣り鐘型をしているのでハマキガ科と分かります。
形を見ただけで雄か雌か分かります。
このチャハマキは雌です。
それは,胸部付近にある前縁褶が見られないからです。

②マエジロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
幼虫は,枯れ木や倒木に群がって生えるカワラタケを食べます。
そのキノコの色模様と似たような紋様です。
頭部を狙って写したのですが,下唇鬚(かしんひげ)は写りませんでした。

③アトヘリヒトホシアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)の発達があまり見られませんが,これでもアツバの仲間です。
後縁に茶褐色で方形の紋が一つだけある蛾です。
それで,名前がアトヘリヒトホシアツバと付けられたのでしょう。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑪
9月(2018年)に見られた蛾⑩
2018年9月23日(日)
9月(2018年)に見られた蛾⑩ 撮影日:2018/09/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月7日に勿来の関で観察した蛾です。

①ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似た蛾にキマダラツバメエダシャクが居ます。
大きな違いは後翅にある黒褐色の筋(赤矢印)をそままま前翅前縁まで伸ばしたような筋が有るか無いかです。
その筋が無ければミヤマツバメエダシャクで,あればキマダラツバメエダシャクです。
後翅外縁中央に突起があります。
これをツバメの尾に見立ててミヤマツバメエダシャクと名付けました。

②ヨツモンマエジロアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
前翅後角と後翅翅頂に白紋が合わせて四つあります。
前翅前縁が白くなっています。
それで,ヨツモンマエジロアオシャクと名付けられました。

③クロシタキヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
後翅が黒ずんだ色をしているので,クロシタの名があります。
薄褐色の翅で翅脈が目立つ蛾はキヨトウ類を探せば速く見つかります。
似た様な蛾が何種類も居るので注意が必要です。
でも,緑矢印の所に小黒点がありその周りが薄褐色になっています。
更に薄褐色の外側には黒褐色紋があるのでかなり絞り込むことが出来ます。

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9月(2018年)に見られた蛾⑩ 撮影日:2018/09/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するものは9月7日に勿来の関で観察した蛾です。

①ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似た蛾にキマダラツバメエダシャクが居ます。
大きな違いは後翅にある黒褐色の筋(赤矢印)をそままま前翅前縁まで伸ばしたような筋が有るか無いかです。
その筋が無ければミヤマツバメエダシャクで,あればキマダラツバメエダシャクです。
後翅外縁中央に突起があります。
これをツバメの尾に見立ててミヤマツバメエダシャクと名付けました。

②ヨツモンマエジロアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
前翅後角と後翅翅頂に白紋が合わせて四つあります。
前翅前縁が白くなっています。
それで,ヨツモンマエジロアオシャクと名付けられました。

③クロシタキヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
後翅が黒ずんだ色をしているので,クロシタの名があります。
薄褐色の翅で翅脈が目立つ蛾はキヨトウ類を探せば速く見つかります。
似た様な蛾が何種類も居るので注意が必要です。
でも,緑矢印の所に小黒点がありその周りが薄褐色になっています。
更に薄褐色の外側には黒褐色紋があるのでかなり絞り込むことが出来ます。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑩
9月(2018年)に見られた蛾⑨
2018年9月22日(土)
9月(2018年)に見られた蛾⑨ 撮影日:2018/09/07 撮影場所:北茨城市
今日,紹介するものは9月7日に勿来の関で観察した蛾です。

①シロモンウスチャヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
似た蛾にクロモンウスチャヒメシャクが居ます。
緑矢印の外横線がある所に小黒点が点列していればクロモンウスチャヒメシャクです。
この写真のように線状ならばシロモンウスチャヒメシャクです。
<クロモンウスチャヒメシャクについては次をご覧下さい。上から3番目の写真です。>

②マエホシヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
個体変異が大きくて同定で苦労します。
A緑矢印で示した外横線の外側が茶褐色になっているものが半数くらい居ます。
Bこの写真のように薄褐色の亜外縁線(外横線と外縁の間の線)があるものも居ます。
C赤矢印の場所に白紋があるものも居ます。
D環状紋ははっきり見えますが,腎状紋はぼんやりしていることが多いです。

③クワエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
大きく感じる蛾です。
淡褐色の地に薄褐色・茶褐色・黒褐色の帯状紋がある蛾で細かい線状の紋が沢山並んでいます。
幼虫が桑の葉を食べるのでクワエダシャクと名付けられたのでしょう。

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9月(2018年)に見られた蛾⑨ 撮影日:2018/09/07 撮影場所:北茨城市
今日,紹介するものは9月7日に勿来の関で観察した蛾です。

①シロモンウスチャヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
似た蛾にクロモンウスチャヒメシャクが居ます。
緑矢印の外横線がある所に小黒点が点列していればクロモンウスチャヒメシャクです。
この写真のように線状ならばシロモンウスチャヒメシャクです。
<クロモンウスチャヒメシャクについては次をご覧下さい。上から3番目の写真です。>

②マエホシヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
個体変異が大きくて同定で苦労します。
A緑矢印で示した外横線の外側が茶褐色になっているものが半数くらい居ます。
Bこの写真のように薄褐色の亜外縁線(外横線と外縁の間の線)があるものも居ます。
C赤矢印の場所に白紋があるものも居ます。
D環状紋ははっきり見えますが,腎状紋はぼんやりしていることが多いです。

③クワエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
大きく感じる蛾です。
淡褐色の地に薄褐色・茶褐色・黒褐色の帯状紋がある蛾で細かい線状の紋が沢山並んでいます。
幼虫が桑の葉を食べるのでクワエダシャクと名付けられたのでしょう。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑨
ヤママユ
2018年9月21日(金)
ヤママユ 撮影日:2018/09/19,09/21 撮影場所:勿来の関
昨晩は一晩中小雨で明け方まで降り続いた。
このような状況では開張が 115~150㎜もあるヤママユは雨が当たるので雨が当たらぬ所へ飛来したと思われます。
それも一晩で5匹も飛来していました。

ヤママユ♀ 触角が糸状に近いので♀と分かります。
灯火にしがみついているもの,窓枠に止まっているもの,床に降りているものといろいろ自分の好みの格好でおります。
翅の色は個体差があって千差万別です。

ヤママユ♂ 触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
千差万別でも,大きく3つに分けられます。
A一番多いのは,茶褐色系です。
B次に多いのは,黒褐色系です。
C見かける数が,少ないのは黄褐色系です。

ヤママユ♂ 触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
色が違うのは幼虫の食べる植物によるものと思っています。
幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,カシ,クリ,リンゴ,サクラの葉を食べます。

ヤママユ♂ 触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
ヤママユの雄の触角は発達した両櫛歯です。
一方雌は糸状に近い櫛歯状です。
ですから,最初の黄色味が強いものだけが雌で他はすべて雄です。

ヤママユ♂ 触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
科名 ヤママユガ科
和名 ヤママユ
開張 115~150㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 7~9月
食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,カシ,クリ,リンゴ,サクラの葉を食べます。
特徴 翅に一個ずつ眼状紋があります。
黄や黒の 色様々で 紋4つ

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ヤママユ 撮影日:2018/09/19,09/21 撮影場所:勿来の関
昨晩は一晩中小雨で明け方まで降り続いた。
このような状況では開張が 115~150㎜もあるヤママユは雨が当たるので雨が当たらぬ所へ飛来したと思われます。
それも一晩で5匹も飛来していました。

ヤママユ♀ 触角が糸状に近いので♀と分かります。
灯火にしがみついているもの,窓枠に止まっているもの,床に降りているものといろいろ自分の好みの格好でおります。
翅の色は個体差があって千差万別です。

ヤママユ♂ 触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
千差万別でも,大きく3つに分けられます。
A一番多いのは,茶褐色系です。
B次に多いのは,黒褐色系です。
C見かける数が,少ないのは黄褐色系です。

ヤママユ♂ 触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
色が違うのは幼虫の食べる植物によるものと思っています。
幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,カシ,クリ,リンゴ,サクラの葉を食べます。

ヤママユ♂ 触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
ヤママユの雄の触角は発達した両櫛歯です。
一方雌は糸状に近い櫛歯状です。
ですから,最初の黄色味が強いものだけが雌で他はすべて雄です。

ヤママユ♂ 触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
科名 ヤママユガ科
和名 ヤママユ
開張 115~150㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 7~9月
食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,カシ,クリ,リンゴ,サクラの葉を食べます。
特徴 翅に一個ずつ眼状紋があります。
黄や黒の 色様々で 紋4つ

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tag : ヤママユ
9月(2018年)に見られた植物③
2018年9月20日(木)
9月(2018年)に見られた植物③ 撮影日:2018/09/18 撮影場所:北茨城市
今日,紹介するものは9月18日に北茨城で観察した植物です。
昨日に引き続き途中に咲いていた花の紹介です。

①カリガネソウ(シソ科)
茎が四角で葉が対生しているのでシソ科と分かります。
雌しべと雄しべが束になって後方へ反り返っています。
この花の様子を雁(かりがね)に見立てて名前が付きました。
カリガネソウは花の美しさとは裏腹に悪臭がします。

②センニンソウ(キンポウゲ科)
色い花びらのように見える萼の上に沢山の雄しべがあります。
それらが散った後は白くて細長いもの(赤矢印)が目立つようになります。
それを仙人のひげに見立ててセンニンソウと名付けたのでしょう。

③ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
真っ赤に燃えているようにヒガンバナが咲いていました。
日本のものは,種が出来ませんが,中国のものは種が出来るそうです。
種を作らないのに蜜を出すので多くのチョウが飛んでいるのを見たことがあります。

④フタバハギ(マメ科:別名ナンテンハギ)
葉が二枚対になって出るのでフタバハギの名があります。
その葉の付け根から花の長い柄が出ています。
花の独特な格好と作りからマメ科と分かります。

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9月(2018年)に見られた植物③ 撮影日:2018/09/18 撮影場所:北茨城市
今日,紹介するものは9月18日に北茨城で観察した植物です。
昨日に引き続き途中に咲いていた花の紹介です。

①カリガネソウ(シソ科)
茎が四角で葉が対生しているのでシソ科と分かります。
雌しべと雄しべが束になって後方へ反り返っています。
この花の様子を雁(かりがね)に見立てて名前が付きました。
カリガネソウは花の美しさとは裏腹に悪臭がします。

②センニンソウ(キンポウゲ科)
色い花びらのように見える萼の上に沢山の雄しべがあります。
それらが散った後は白くて細長いもの(赤矢印)が目立つようになります。
それを仙人のひげに見立ててセンニンソウと名付けたのでしょう。

③ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
真っ赤に燃えているようにヒガンバナが咲いていました。
日本のものは,種が出来ませんが,中国のものは種が出来るそうです。
種を作らないのに蜜を出すので多くのチョウが飛んでいるのを見たことがあります。

④フタバハギ(マメ科:別名ナンテンハギ)
葉が二枚対になって出るのでフタバハギの名があります。
その葉の付け根から花の長い柄が出ています。
花の独特な格好と作りからマメ科と分かります。

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tag : 9月(2018年)に見られた植物③
9月(2018年)に見られた植物②
2018年9月19日(水)
9月(2018年)に見られた植物② 撮影日:2018/09/18 撮影場所:北茨城市
今日,紹介するものは9月18日に北茨城で観察した植物です。
今日も昨日に引き続き途中に咲いていた花の紹介です。

①シモツケ(バラ科落葉低木)
桃色の可愛い花が沢山集まっています。
昔,下野国(しもつけのくに)で見られたからシモツケと名付けられました。

②ショウジョウソウ(トウダイグサ科)
花を見ると3つの団子状のものが集まっています。
このような花の作りはトウダイグサ科の特徴です。
トウダイグサ科にはもう一つ特徴があります。
それは,茎や葉を傷つけると白い汁が出ることです。
念のために葉を千切りました。
すると白い汁が傷口から出て来ました。
葉が赤くなるのがポインセチアに似ています。
クリスマスが近くなると出回るポインセチアもトウダイグサ科の植物です。

③チェリーセージ(シソ科)
茎が四角で葉が対になっていることからシソ科を調べたら見つけることが出来ました。
丈夫で花期が長いので好まれています。
セージとは薬用サルビアの意味です。
葉からはサクランボに似た香りを出すのでチェリーセージの名があります。
左右に張り出した花弁は唇の形に似ています。
そこだけ赤く他の部分は白いホットリップスという品種もあります。
本当に情熱的な唇を感じさせます。

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9月(2018年)に見られた植物② 撮影日:2018/09/18 撮影場所:北茨城市
今日,紹介するものは9月18日に北茨城で観察した植物です。
今日も昨日に引き続き途中に咲いていた花の紹介です。

①シモツケ(バラ科落葉低木)
桃色の可愛い花が沢山集まっています。
昔,下野国(しもつけのくに)で見られたからシモツケと名付けられました。

②ショウジョウソウ(トウダイグサ科)
花を見ると3つの団子状のものが集まっています。
このような花の作りはトウダイグサ科の特徴です。
トウダイグサ科にはもう一つ特徴があります。
それは,茎や葉を傷つけると白い汁が出ることです。
念のために葉を千切りました。
すると白い汁が傷口から出て来ました。
葉が赤くなるのがポインセチアに似ています。
クリスマスが近くなると出回るポインセチアもトウダイグサ科の植物です。

③チェリーセージ(シソ科)
茎が四角で葉が対になっていることからシソ科を調べたら見つけることが出来ました。
丈夫で花期が長いので好まれています。
セージとは薬用サルビアの意味です。
葉からはサクランボに似た香りを出すのでチェリーセージの名があります。
左右に張り出した花弁は唇の形に似ています。
そこだけ赤く他の部分は白いホットリップスという品種もあります。
本当に情熱的な唇を感じさせます。

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tag : 9月(2018年)に見られた植物②
9月(2018年)に見られた植物①
2018年9月18日(火)
9月(2018年)に見られた植物① 撮影日:2018/09/18 撮影場所:北茨城市
今日,紹介するものは9月18日に北茨城で観察した植物です。
今日は集団検診の日でした。会場まで歩いて行く途中に綺麗な花が咲いていましたので紹介することにしました。

①シュウカイドウ(シュウカイドウ科)
花は紅を帯びていて目をひきます。
そこがバラ科のカイドウと似て秋に咲くのでシュウカイドウと名付けられました。
ベゴニアの仲間ですが,花柄が長いのがシュウカイドウです。

②ペンタス(アカネ科)
桃色で小さく可愛らしい花です。
ペンタスの名はギリシャ語で5を意味する「ペンテ」からきています。
その名のように花の先は五つに裂けています。
しかし,いつでも例外はあるもので六つに裂けているのもあります。

③フウロソウ科の植物
柱頭が5つに分かれています。
おしべは10本です。
この花を見てゲンノショウコの仲間だと直ぐ分かりました。
ところが,品種改良されいろいろな種が出回っているので種を決定することは出来ませんでした。
それで,フウロソウ科の植物としました。

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9月(2018年)に見られた植物① 撮影日:2018/09/18 撮影場所:北茨城市
今日,紹介するものは9月18日に北茨城で観察した植物です。
今日は集団検診の日でした。会場まで歩いて行く途中に綺麗な花が咲いていましたので紹介することにしました。

①シュウカイドウ(シュウカイドウ科)
花は紅を帯びていて目をひきます。
そこがバラ科のカイドウと似て秋に咲くのでシュウカイドウと名付けられました。
ベゴニアの仲間ですが,花柄が長いのがシュウカイドウです。

②ペンタス(アカネ科)
桃色で小さく可愛らしい花です。
ペンタスの名はギリシャ語で5を意味する「ペンテ」からきています。
その名のように花の先は五つに裂けています。
しかし,いつでも例外はあるもので六つに裂けているのもあります。

③フウロソウ科の植物
柱頭が5つに分かれています。
おしべは10本です。
この花を見てゲンノショウコの仲間だと直ぐ分かりました。
ところが,品種改良されいろいろな種が出回っているので種を決定することは出来ませんでした。
それで,フウロソウ科の植物としました。

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tag : 9月(2018年)に見られた植物①
9月(2018年)に見られた蛾⑧
2018年9月17日(月)
9月(2018年)に見られた蛾⑧ 撮影日:2018/09/05,09/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月5日と7日に勿来の関で観察したものです。

①ミツテンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて翅色が黄で黒褐色の筋模様があるのでツトガ科と分かります。
縁毛はすべて白いです。
3つの緑矢印の先には小さな点から大きな円い紋まであります。
それらを全部点と見立ててミツテンノメイガと名付けたのでしょうか。

②セスジスズメ(スズメガ科)
朝,家の中の壁に止まっているのを見つけ刺激しないようにそっと動き写真を取りました。
翅がジェット戦闘機のような形をしているのでスズメガ科と分かります。
腹部背に筋があるのでセスジスズメと名付けられたのでしょう。

③ヒメマダラミズメイガ(ツトガ科ミズメイガ亜科)
触角を背負っているので,ツトガ科・メイガ科と分かります。
開張が12~23㎜と大きさで最大11㎜も違います。
だから大きいものも小さいものもいます。
この写真のように黒褐色を帯びてるものは雌で,雄は黄土色を帯びています。

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9月(2018年)に見られた蛾⑧ 撮影日:2018/09/05,09/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月5日と7日に勿来の関で観察したものです。

①ミツテンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて翅色が黄で黒褐色の筋模様があるのでツトガ科と分かります。
縁毛はすべて白いです。
3つの緑矢印の先には小さな点から大きな円い紋まであります。
それらを全部点と見立ててミツテンノメイガと名付けたのでしょうか。

②セスジスズメ(スズメガ科)
朝,家の中の壁に止まっているのを見つけ刺激しないようにそっと動き写真を取りました。
翅がジェット戦闘機のような形をしているのでスズメガ科と分かります。
腹部背に筋があるのでセスジスズメと名付けられたのでしょう。

③ヒメマダラミズメイガ(ツトガ科ミズメイガ亜科)
触角を背負っているので,ツトガ科・メイガ科と分かります。
開張が12~23㎜と大きさで最大11㎜も違います。
だから大きいものも小さいものもいます。
この写真のように黒褐色を帯びてるものは雌で,雄は黄土色を帯びています。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑧
9月(2018年)に見られた蛾⑦
2018年9月16日(日)
9月(2018年)に見られた蛾⑦ 撮影日:2018/09/05 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月5日に勿来の関で観察したものです。

①ヨモギオオホソハマキ(ハマキガ科)
幼虫はヨモギ類の茎を食べるのでヨモギが名前の先頭に付いているのでしょう。
開張22~30㎜とハマキガ科としては大きい蛾です。
発達した下唇鬚(かしんひげ)が見られますが,アツバの仲間ではありません。

①ヨモギオオホソハマキ(ハマキガ科) 立派な下唇鬚(かしんひげ)を持っています。

②マツカレハ(カレハガ科)
似ている蛾にツガカレハが居るので注意が必要です。
緑矢印の部分の出っ張りが無ければツガカレハだと思っています。
個体差があって翅の色は黒褐色から茶褐色まであります。

②マツカレハ(カレハガ科) ツガカレハと似ていて同定するのに迷いました。

③ヘリグロヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
同定ポイントは,先ず腹部背にある白と褐色の紋です。
次に,縁毛がどこも灰色です。
最後に,黒い外縁線に小白点が点列状に並んでいます。

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9月(2018年)に見られた蛾⑦ 撮影日:2018/09/05 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月5日に勿来の関で観察したものです。

①ヨモギオオホソハマキ(ハマキガ科)
幼虫はヨモギ類の茎を食べるのでヨモギが名前の先頭に付いているのでしょう。
開張22~30㎜とハマキガ科としては大きい蛾です。
発達した下唇鬚(かしんひげ)が見られますが,アツバの仲間ではありません。

①ヨモギオオホソハマキ(ハマキガ科) 立派な下唇鬚(かしんひげ)を持っています。

②マツカレハ(カレハガ科)
似ている蛾にツガカレハが居るので注意が必要です。
緑矢印の部分の出っ張りが無ければツガカレハだと思っています。
個体差があって翅の色は黒褐色から茶褐色まであります。

②マツカレハ(カレハガ科) ツガカレハと似ていて同定するのに迷いました。

③ヘリグロヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
同定ポイントは,先ず腹部背にある白と褐色の紋です。
次に,縁毛がどこも灰色です。
最後に,黒い外縁線に小白点が点列状に並んでいます。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑦
9月(2018年)に見られた蛾⑥
2018年9月15日(土)
9月(2018年)に見られた蛾⑥ 撮影日:2018/09/03 撮影場所:勿来の関
9/11の記事モンムラサキクチバが検索されません。
9/14の記事ハコベナミシャクが検索されません。
よろしくお願いします。
今日,紹介する蛾は9月3日に勿来の関で観察したものです。

①オオキクチブサガ(クチブサガ科)
薄黄色の細長い蛾です。
触角にある白と黒の縞模様が綺麗です。
前翅前縁中央に一対の黒点があります。
頭部前方(口の周り)には,ふさふさした毛があるのでクチブサガと名付けられたのでしょう。

②ヒメエビイロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
発達した下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
前翅前縁近くにある黒点と二筋の黒横線があります。
翅はわずかに紫がかっています。

③アトキスジクルマコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
前翅前縁に白い縁取りがあります。
褐色の地に薄褐色の筋模様が綺麗な蛾です。
特に外縁に沿って立ち並ぶ模様に惹かれます。

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9月(2018年)に見られた蛾⑥ 撮影日:2018/09/03 撮影場所:勿来の関
9/11の記事モンムラサキクチバが検索されません。
9/14の記事ハコベナミシャクが検索されません。
よろしくお願いします。
今日,紹介する蛾は9月3日に勿来の関で観察したものです。

①オオキクチブサガ(クチブサガ科)
薄黄色の細長い蛾です。
触角にある白と黒の縞模様が綺麗です。
前翅前縁中央に一対の黒点があります。
頭部前方(口の周り)には,ふさふさした毛があるのでクチブサガと名付けられたのでしょう。

②ヒメエビイロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
発達した下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
前翅前縁近くにある黒点と二筋の黒横線があります。
翅はわずかに紫がかっています。

③アトキスジクルマコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
前翅前縁に白い縁取りがあります。
褐色の地に薄褐色の筋模様が綺麗な蛾です。
特に外縁に沿って立ち並ぶ模様に惹かれます。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑥
ハコベナミシャク
2018年9月14日(金)
1805 ハコベナミシャク 撮影日:2018/09/03,09/05 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するハコベナミシャクは9月3日と5日に勿来の関で観察したものです。

①ハコベナミシャク
2010年から蛾の観察を始めましたが,初めて見ることが出来ました。
外横線を境にして内側は黒く,外側は白いツートンカラーの蛾です。
掲載しているサイトは全国でも95件と少ない蛾です。

②ハコベナミシャク
一見,ヤガ科のネグロアツバやヤマガタアツバににていますが,下唇鬚(かしんひげ)の発達が貧弱です。
だから,アツバの仲間ではないと分かります。
幼虫がハコベの仲間であるウシハコベでの飼育記録があるのでハコベナミシャクと名付けられたのでしょう。
科名 シャクガ科ナミシャク亜科
和名 ハコベナミシャク
開張 24~27㎜
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5~8月
食餌動植物 ウシハコベでの飼育記録があります。
特徴 前翅前方が黒く後方は白っぽい蛾です。
外は白 外横線が 色わける

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1805 ハコベナミシャク 撮影日:2018/09/03,09/05 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するハコベナミシャクは9月3日と5日に勿来の関で観察したものです。

①ハコベナミシャク
2010年から蛾の観察を始めましたが,初めて見ることが出来ました。
外横線を境にして内側は黒く,外側は白いツートンカラーの蛾です。
掲載しているサイトは全国でも95件と少ない蛾です。

②ハコベナミシャク
一見,ヤガ科のネグロアツバやヤマガタアツバににていますが,下唇鬚(かしんひげ)の発達が貧弱です。
だから,アツバの仲間ではないと分かります。
幼虫がハコベの仲間であるウシハコベでの飼育記録があるのでハコベナミシャクと名付けられたのでしょう。
科名 シャクガ科ナミシャク亜科
和名 ハコベナミシャク
開張 24~27㎜
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5~8月
食餌動植物 ウシハコベでの飼育記録があります。
特徴 前翅前方が黒く後方は白っぽい蛾です。
外は白 外横線が 色わける

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tag : ハコベナミシャク
9月(2018年)に見られた蛾⑤
2018年9月13日(木)
9月(2018年)に見られた蛾⑤ 撮影日:2018/09/02,09/03 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月と2日と3日に勿来の関で観察したものです。

①オオマダラウワバ(ヤガ科 キンウワバ亜科)
資料が少なく同定には苦労しました。
しかも,似ている種が居るので注意が必要です。
正しく同定するには解剖が必要です。
とりあえず普通に分布しているオオマダラウワバとしました。

①オオマダラウワバ(ヤガ科 キンウワバ亜科)
主な特徴は次の通りです。
A胸部前面に2つの目玉模様があります。
B胸部背には毛が立っています。
C前翅中央付近に2つの小さな突起があります。

②カクバネヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科)
発達した下唇鬚(かしんひげ)から細いキバが出ています。
それからキバガの仲間と分かります。
白い触角を左右に伸ばして止まります。
しかも,腹端を高く上げて止まります。

③シャンハイオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
薄褐色の地に褐色の筋や紋があります。
前翅外縁は円くなく2つの辺から出来ています。
後翅外縁も2つの辺から出来ていて中央が尖っているので尾に見立られています。

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9月(2018年)に見られた蛾⑤ 撮影日:2018/09/02,09/03 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月と2日と3日に勿来の関で観察したものです。

①オオマダラウワバ(ヤガ科 キンウワバ亜科)
資料が少なく同定には苦労しました。
しかも,似ている種が居るので注意が必要です。
正しく同定するには解剖が必要です。
とりあえず普通に分布しているオオマダラウワバとしました。

①オオマダラウワバ(ヤガ科 キンウワバ亜科)
主な特徴は次の通りです。
A胸部前面に2つの目玉模様があります。
B胸部背には毛が立っています。
C前翅中央付近に2つの小さな突起があります。

②カクバネヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科)
発達した下唇鬚(かしんひげ)から細いキバが出ています。
それからキバガの仲間と分かります。
白い触角を左右に伸ばして止まります。
しかも,腹端を高く上げて止まります。

③シャンハイオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
薄褐色の地に褐色の筋や紋があります。
前翅外縁は円くなく2つの辺から出来ています。
後翅外縁も2つの辺から出来ていて中央が尖っているので尾に見立られています。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾⑤
9月(2018年)に見られた蛾④
2018年9月12日(水)
9月(2018年)に見られた蛾④ 撮影日:2018/09/02,09/04 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月と2日と4日に勿来の関で観察したものです。

①ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
後方へ反り返った下唇鬚(かしんひげ)でクルマアツバ亜科と分かります。
似た蛾にハナマガリアツバが居るので注意が必要です。
同定ポイントは後翅亜外縁線(一番外側の線)が三角状の突起はありますが直線に近いです。

②ミツモンキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
この種も似た種がいて同定に注意が必要です。
全体に黒ずんでいます。
2つの白い紋様は縁取りが濃くなっています。
2つしか紋が無いように見えますが,三つ目の紋が薄れて見えます。
だから,ミツモンキンウワバと呼ぶのでしょう。

③キスジツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)
この仲間には似たような紋様の蛾が12種類もいて同定に苦労します。
でも,次のことに長いすれば同定は楽です。
A緑矢印と赤矢印の白紋が同じ翅脈に触れています。
Bその2つの白紋はこぢんまりとしています。
C内横線と外横線の外側に少し薄れたような白っぽい縁取りがあります。

③キスジツマキリヨトウ 上と同じ蛾です。下に降りて翅を開きました。

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9月(2018年)に見られた蛾④ 撮影日:2018/09/02,09/04 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月と2日と4日に勿来の関で観察したものです。

①ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
後方へ反り返った下唇鬚(かしんひげ)でクルマアツバ亜科と分かります。
似た蛾にハナマガリアツバが居るので注意が必要です。
同定ポイントは後翅亜外縁線(一番外側の線)が三角状の突起はありますが直線に近いです。

②ミツモンキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
この種も似た種がいて同定に注意が必要です。
全体に黒ずんでいます。
2つの白い紋様は縁取りが濃くなっています。
2つしか紋が無いように見えますが,三つ目の紋が薄れて見えます。
だから,ミツモンキンウワバと呼ぶのでしょう。

③キスジツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)
この仲間には似たような紋様の蛾が12種類もいて同定に苦労します。
でも,次のことに長いすれば同定は楽です。
A緑矢印と赤矢印の白紋が同じ翅脈に触れています。
Bその2つの白紋はこぢんまりとしています。
C内横線と外横線の外側に少し薄れたような白っぽい縁取りがあります。

③キスジツマキリヨトウ 上と同じ蛾です。下に降りて翅を開きました。

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モンムラサキクチバ
2018年9月11日(火)
モンムラサキクチバ 撮影日:2018/09/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するモンムラサキクチバは9月2日に勿来の関で観察したものです。

①モンムラサキクチバ
この蛾を見てヤガ科と分かりましたが,何の仲間か分からず苦労しました。
初めはクロモクメヨトウの仲間だろうと思いましたが紋様が違います。

②モンムラサキクチバ 前翅前縁から斜めに立ち上がっている筋が見られます。(緑矢印)
探している内に,赤矢印で示した白い筋があることに気がつきました。
この白い筋を手掛かりにやっとモンムラサキクチバであることが分かりました。

③モンムラサキクチバ
一安心していたら,モンシロムラサキクチバ似も似ていることが分かりました。
後翅の紋様を見ないと分からないことから,全部モンムラサキクチバとしました。
科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 モンムラサキクチバ
開張 40~58㎜
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5~6,7~9月
食餌動植物 幼虫はフジ,ネムノキの葉を食べます。
特徴 前翅後縁近くに白い筋が見られます。
触角を背負って止まります。
同定は 後縁近くの 白い筋

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モンムラサキクチバ 撮影日:2018/09/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するモンムラサキクチバは9月2日に勿来の関で観察したものです。

①モンムラサキクチバ
この蛾を見てヤガ科と分かりましたが,何の仲間か分からず苦労しました。
初めはクロモクメヨトウの仲間だろうと思いましたが紋様が違います。

②モンムラサキクチバ 前翅前縁から斜めに立ち上がっている筋が見られます。(緑矢印)
探している内に,赤矢印で示した白い筋があることに気がつきました。
この白い筋を手掛かりにやっとモンムラサキクチバであることが分かりました。

③モンムラサキクチバ
一安心していたら,モンシロムラサキクチバ似も似ていることが分かりました。
後翅の紋様を見ないと分からないことから,全部モンムラサキクチバとしました。
科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 モンムラサキクチバ
開張 40~58㎜
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5~6,7~9月
食餌動植物 幼虫はフジ,ネムノキの葉を食べます。
特徴 前翅後縁近くに白い筋が見られます。
触角を背負って止まります。
同定は 後縁近くの 白い筋

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tag : モンムラサキクチバ
9月(2018年)に見られた蛾③
2018年9月10日(月)
9月(2018年)に見られた蛾③ 撮影日:2018/09/01,09/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月と1日と2日に勿来の関で観察したものです。

①シタクモエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ガラス窓に張り付いて平たく見えます。
後翅が見えるほど前翅の前縁を水平まで上げ,止まっている姿が平たく見えます。
こんな格好の蛾はシャクガ科に多いです。

②コマエアカシロヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
去年と今年の2回しか観察していない蛾です。
胸部から腹端にかけて白紋が見られます。
環状紋は褐色で,腎状紋は白くなっています。

③ハイイロシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
こんな姿を見たらシャチホコガ科を探すと速く探すことが出来るでしょう。
前翅中央を走る黒筋が目に留まります。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾③
9月(2018年)に見られた蛾②
2018年9月9日(日)
9月(2018年)に見られた蛾② 撮影日:2018/09/01,09/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月と1日と2日に勿来の関で観察したものです。

①オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
触角を左右に伸ばして止まっていることが多いです。
赤矢印で示した横線が下に垂れるように波を打っています。
こんなときはナミシャク亜科を探すと同定が速いです。
緑矢印で示した外横線と外縁との間を歯に見立ててオオハガタナミシャクと名付けたのでしょう。

②クロシタシャチホコキヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
似た蛾が幾つかいますので同定は注意が必要です。
でも,次の3つの点が合っているか確かめれば大丈夫です。
A緑矢印の所が細長く薄褐色になっています。
Bその薄褐色の外側の端の方(緑と赤の矢印の中間)に黒点があります。
C赤矢印の所に少し濃い褐色紋があります。

③ギンモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
小豆色の地に白い筋模様ときたら相場はメイガ科と決まっています。
前翅中央付近の赤橙紋を挟むように並んでいる幅のある白紋を銀紋に見立ててギンモンシマメイガと名付けたのでしょう。

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9月(2018年)に見られた蛾② 撮影日:2018/09/01,09/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月と1日と2日に勿来の関で観察したものです。

①オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
触角を左右に伸ばして止まっていることが多いです。
赤矢印で示した横線が下に垂れるように波を打っています。
こんなときはナミシャク亜科を探すと同定が速いです。
緑矢印で示した外横線と外縁との間を歯に見立ててオオハガタナミシャクと名付けたのでしょう。

②クロシタ
似た蛾が幾つかいますので同定は注意が必要です。
でも,次の3つの点が合っているか確かめれば大丈夫です。
A緑矢印の所が細長く薄褐色になっています。
Bその薄褐色の外側の端の方(緑と赤の矢印の中間)に黒点があります。
C赤矢印の所に少し濃い褐色紋があります。

③ギンモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
小豆色の地に白い筋模様ときたら相場はメイガ科と決まっています。
前翅中央付近の赤橙紋を挟むように並んでいる幅のある白紋を銀紋に見立ててギンモンシマメイガと名付けたのでしょう。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾②
9月(2018年)に見られた蛾①
2018年9月7日(金)
9月(2018年)に見られた蛾① 撮影日:2018/09/01 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日,紹介する蛾は9月1日に勿来の関で観察したものです。

①オオアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
似ている蛾にコアヤシャクが居ます。
直ぐ分かる違いは赤矢印を付けた外横線が途中で薄れることがなく全部はっきりしていることです。
前から不思議に思っていたことがあります。
それは,アオシャク亜科にもかかわらず「何故,緑の翅をしていないのだろう。」ということです。
ところが,2018年6月15日(金)の記事に載せたように緑が濃いものを発見したことから,羽化したばかりのものは濃いけれどもだんだん薄くなっていくと分かります。
<その画像はこちらです。>

②ホソナミアツバ(ヤガ科 クルマアツバ亜科)
発達した下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間だと分かります。
横方向に長い翅を持っているので細長いように見えます。
そして,内横線・外横線が波を打っているのでホソナミアツバと名がついたのでしょう。

③シロズアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
これも下唇鬚(かしんひげ)が発達しているので,アツバの仲間と分かります。
開張が20㎜と小さな蛾です。
頭部が白っぽいので名前がシロズアツバとなったのでしょう。

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9月(2018年)に見られた蛾① 撮影日:2018/09/01 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日,紹介する蛾は9月1日に勿来の関で観察したものです。

①オオアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
似ている蛾にコアヤシャクが居ます。
直ぐ分かる違いは赤矢印を付けた外横線が途中で薄れることがなく全部はっきりしていることです。
前から不思議に思っていたことがあります。
それは,アオシャク亜科にもかかわらず「何故,緑の翅をしていないのだろう。」ということです。
ところが,2018年6月15日(金)の記事に載せたように緑が濃いものを発見したことから,羽化したばかりのものは濃いけれどもだんだん薄くなっていくと分かります。
<その画像はこちらです。>

②ホソナミアツバ(ヤガ科 クルマアツバ亜科)
発達した下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間だと分かります。
横方向に長い翅を持っているので細長いように見えます。
そして,内横線・外横線が波を打っているのでホソナミアツバと名がついたのでしょう。

③シロズアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
これも下唇鬚(かしんひげ)が発達しているので,アツバの仲間と分かります。
開張が20㎜と小さな蛾です。
頭部が白っぽいので名前がシロズアツバとなったのでしょう。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾①
8月(2018年)に見られた蛾⑰
8月(2018年)に見られた蛾⑰ 撮影日:2018/08/30,08/31 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日,紹介する蛾は8月30日と31日に勿来の関と北茨城で観察したものです。

①マエヘリモンアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が目立つことからアツバの仲間と分かります。
名前は,まえへり詰まり前縁に黒っぽい紋があることから付けられたと思われます。

②フジフサキバガ(キバガ科)
房状の下唇鬚(かしんひげ)から後方へ反り返るキバが特徴の蛾です。
このキバを見る度,シャッターを切ってしまいます。
名前のフジは幼虫が「藤」の仲間の葉を食べるので付けられたのでしょう。

②フジフサキバガ(キバガ科)
触角の縞模様・風変わりなキバ・前翅の紋様に惹きつけられます。

③イチモジキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科)
腎状紋や環状紋が見られることからヨトウガ亜科の仲間だろうと思い探しました。
しかし,今まで見てきたイチモジキノコヨトウと紋様が違っていて苦労しました。
でも,後角近くにある斜めの黒線のおかげでなんとか同定することが出来ました。

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今日,紹介する蛾は8月30日と31日に勿来の関と北茨城で観察したものです。

①マエヘリモンアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が目立つことからアツバの仲間と分かります。
名前は,まえへり詰まり前縁に黒っぽい紋があることから付けられたと思われます。

②フジフサキバガ(キバガ科)
房状の下唇鬚(かしんひげ)から後方へ反り返るキバが特徴の蛾です。
このキバを見る度,シャッターを切ってしまいます。
名前のフジは幼虫が「藤」の仲間の葉を食べるので付けられたのでしょう。

②フジフサキバガ(キバガ科)
触角の縞模様・風変わりなキバ・前翅の紋様に惹きつけられます。

③イチモジキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科)
腎状紋や環状紋が見られることからヨトウガ亜科の仲間だろうと思い探しました。
しかし,今まで見てきたイチモジキノコヨトウと紋様が違っていて苦労しました。
でも,後角近くにある斜めの黒線のおかげでなんとか同定することが出来ました。

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tag : 8月(2018年)に見られた蛾⑰
8月(2018年)に見られた蛾⑯
2018年9月6日(木)
8月(2018年)に見られた蛾⑯ 撮影日:2018/08/30,08/31 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月30日と31日に勿来の関で観察したものです。

①ウスクモエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
触角を拡大すると糸状だと分かります。
雄の触角は櫛歯状,雌の触角は糸状なので,この蛾は雌だと分かります。
後翅内横線から外横線の間は褐色の横線が沢山あります。
それを薄雲に見立ててウスクモエダシャクとなづけたのでしょう。

②オオウスヅマカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科)
外横線(赤矢印)より内側は紫褐色で外側は薄褐色になっています。
開張 43~46㎜と大きく感じる蛾です。
触角を翅の外に出して止まるヤガ科らしからぬ蛾です。(ほとんどのヤガ科は翅の下に納めています。)

③ベニヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
開張11~15㎜と小さい蛾です。
しかし,紅・橙・黒・白の色彩で目立つ存在です。
各翅中央付近にある橙色の紋は個体差が大きく大きさも形も様々です。

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8月(2018年)に見られた蛾⑯ 撮影日:2018/08/30,08/31 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月30日と31日に勿来の関で観察したものです。

①ウスクモエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
触角を拡大すると糸状だと分かります。
雄の触角は櫛歯状,雌の触角は糸状なので,この蛾は雌だと分かります。
後翅内横線から外横線の間は褐色の横線が沢山あります。
それを薄雲に見立ててウスクモエダシャクとなづけたのでしょう。

②オオウスヅマカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科)
外横線(赤矢印)より内側は紫褐色で外側は薄褐色になっています。
開張 43~46㎜と大きく感じる蛾です。
触角を翅の外に出して止まるヤガ科らしからぬ蛾です。(ほとんどのヤガ科は翅の下に納めています。)

③ベニヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
開張11~15㎜と小さい蛾です。
しかし,紅・橙・黒・白の色彩で目立つ存在です。
各翅中央付近にある橙色の紋は個体差が大きく大きさも形も様々です。

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tag : 8月(2018年)に見られた蛾⑯
8月(2018年)に見られた蛾⑮
2018年9月5日(水)
8月(2018年)に見られた蛾⑮ 撮影日:2018/08/29,08/30 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月29日と30日に勿来の関で観察したものです。

①ムラサキイラガ(イラガ科)
前翅後縁から上に向かって腹部を出しているのはイラガ科に見られます。
似た蛾にウスムラサキイラガがいて,同定するのに迷ってしまいます。
でも,外横線が赤矢印の所ではっきり曲がるので区別がつきます。

②ホソスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
黒っぽい地に細い筋模様が並んでいるのが綺麗に見えるので会う度に写してしまいます。
4本の外横線が波形なのでナミシャク亜科に属すると考えると検索が速いです。
似た蛾がいますが,この蛾は翅頂から白線が出ないので区別が簡単です。

③ヒメサビスジヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
似ている蛾にクロテンヨトウがいるので注意が必要です。
でも,こちらには白点がいくつか並んでいます。
Aまず,内横線(赤矢印)より頭部に近い所に小白点があります。
B外横線(緑矢印)より頭部へ寄った所に「・ヘ」(左右対称)紋があります。
C外縁線(白矢印)上に白点が並んでいます。

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8月(2018年)に見られた蛾⑮ 撮影日:2018/08/29,08/30 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月29日と30日に勿来の関で観察したものです。

①ムラサキイラガ(イラガ科)
前翅後縁から上に向かって腹部を出しているのはイラガ科に見られます。
似た蛾にウスムラサキイラガがいて,同定するのに迷ってしまいます。
でも,外横線が赤矢印の所ではっきり曲がるので区別がつきます。

②ホソスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
黒っぽい地に細い筋模様が並んでいるのが綺麗に見えるので会う度に写してしまいます。
4本の外横線が波形なのでナミシャク亜科に属すると考えると検索が速いです。
似た蛾がいますが,この蛾は翅頂から白線が出ないので区別が簡単です。

③ヒメサビスジヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
似ている蛾にクロテンヨトウがいるので注意が必要です。
でも,こちらには白点がいくつか並んでいます。
Aまず,内横線(赤矢印)より頭部に近い所に小白点があります。
B外横線(緑矢印)より頭部へ寄った所に「・ヘ」(左右対称)紋があります。
C外縁線(白矢印)上に白点が並んでいます。

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tag : 8月(2018年)に見られた蛾⑮
8月(2018年)に見られた蛾⑭
2018年9月4日(火)
8月(2018年)に見られた蛾⑭ 撮影日:2018/08/29,08/30 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月29日と30日に勿来の関で観察したものです。

①トビスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
後方へ反り返る下唇鬚(かしんひげ)が見られるので,クルマアツバ亜科と分かります。
亜外縁線(一番外側の線)は多少曲がるものもありますが真っ直ぐなものも多い。
外横線と内横線の間に濃褐色の横帯があります。

②イノウエノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて黄色い地に褐色の紋様とくればノメイガ亜科です。
サツマキノメイガと並んで大変小さい蛾です。
因みにサツマキノメイガの開張が13~16㎜ですから,イノウエノメイガの前翅長は7㎜程度です。
同定のポイント
A前縁に褐色紋が5個並んでいます。
B内横線と前縁の交差点に円形紋(緑矢印)があります。
C外横線と前縁の交差点に方形状の紋(赤矢印)があります。

③モントガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
このモントガリバは見かける回数が多い蛾です。
というのは,幼虫の食草が勿来の関でよく分布しているモミジイチゴだからと思われます。
新鮮な個体は焦茶色の地に薄桃色の紋が映えて綺麗です。

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8月(2018年)に見られた蛾⑭ 撮影日:2018/08/29,08/30 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月29日と30日に勿来の関で観察したものです。

①トビスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
後方へ反り返る下唇鬚(かしんひげ)が見られるので,クルマアツバ亜科と分かります。
亜外縁線(一番外側の線)は多少曲がるものもありますが真っ直ぐなものも多い。
外横線と内横線の間に濃褐色の横帯があります。

②イノウエノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて黄色い地に褐色の紋様とくればノメイガ亜科です。
サツマキノメイガと並んで大変小さい蛾です。
因みにサツマキノメイガの開張が13~16㎜ですから,イノウエノメイガの前翅長は7㎜程度です。
同定のポイント
A前縁に褐色紋が5個並んでいます。
B内横線と前縁の交差点に円形紋(緑矢印)があります。
C外横線と前縁の交差点に方形状の紋(赤矢印)があります。

③モントガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
このモントガリバは見かける回数が多い蛾です。
というのは,幼虫の食草が勿来の関でよく分布しているモミジイチゴだからと思われます。
新鮮な個体は焦茶色の地に薄桃色の紋が映えて綺麗です。

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tag : 8月(2018年)に見られた蛾⑭
8月(2018年)に見られた蛾⑬
2018年9月3日(月)
8月(2018年)に見られた蛾⑬ 撮影日:2018/08/24,08/28,08/29 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月24日と28日と29日に勿来の関で観察したものです。

①リンゴドクガ(ドクガ科)
出現(羽化する月)するのは4~5月と7~8月の年2回です。
雄はこの写真のように翅中央に黒い帯があります。
赤矢印の所に腎状紋があります。
一方雌は,全体に白く日本の横線があるだけです。
毛深い前足を前方へ伸ばし太い腹端を覗かせていたらドクガ科・シャチホコガ科です。

②チャノウンモンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似ている蛾にキタウンモンエダシャクが居ます。
A茶色の所が外横線(空色矢印)の近くまで広がっていればチャノウンモンエダシャクです。
Bそれに加えて,外横線(空色矢印)からくさび状のものが垂れ下がっていないのでぎざぎざ観がありません。つまり,外横線線が滑らかなのです。
Bだけでも同定出来ます。
チャノウンモンエダシャクについては<こちらをご覧下さい。>
キタウンモンエダシャクについては<こちらをご覧下さい。>

③タケカレハ(カレハガ科)
翅の色は焦茶色から黄土色のものまでいます。
大小2つの白紋が同定のポイントになっています。
それらの形には個体差があります。
左右の翅を合わせるように立てて止まります。

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8月(2018年)に見られた蛾⑬ 撮影日:2018/08/24,08/28,08/29 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月24日と28日と29日に勿来の関で観察したものです。

①リンゴドクガ(ドクガ科)
出現(羽化する月)するのは4~5月と7~8月の年2回です。
雄はこの写真のように翅中央に黒い帯があります。
赤矢印の所に腎状紋があります。
一方雌は,全体に白く日本の横線があるだけです。
毛深い前足を前方へ伸ばし太い腹端を覗かせていたらドクガ科・シャチホコガ科です。

②チャノウンモンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似ている蛾にキタウンモンエダシャクが居ます。
A茶色の所が外横線(空色矢印)の近くまで広がっていればチャノウンモンエダシャクです。
Bそれに加えて,外横線(空色矢印)からくさび状のものが垂れ下がっていないのでぎざぎざ観がありません。つまり,外横線線が滑らかなのです。
Bだけでも同定出来ます。
チャノウンモンエダシャクについては<こちらをご覧下さい。>
キタウンモンエダシャクについては<こちらをご覧下さい。>

③タケカレハ(カレハガ科)
翅の色は焦茶色から黄土色のものまでいます。
大小2つの白紋が同定のポイントになっています。
それらの形には個体差があります。
左右の翅を合わせるように立てて止まります。

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tag : 8月(2018年)に見られた蛾⑬
8月(2018年)に見られた蛾⑫
2018年9月2日(日)
8月(2018年)に見られた蛾⑫ 撮影日:2018/08/23,08/24 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月23日と24日に勿来の関で観察したものです。

①モンシロルリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っています。
黒地に白い紋ときたら,相場はノメイガ亜科と決まっています。
後翅中央には如雨露(じょうろ)紋(空色矢印)があるので同定のとき役立ちます。

②キイロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているので,クルマアツバ亜科と分かります。
似た蛾がいくつかいるので注意が必要です。
同定ポイントは3つあります。
A亜外縁線(赤矢印)が翅頂から出ています。
B内横線(頭に近い線)が頭部を囲むように曲がっています。
C地の色が黄色を帯びています。

③ヘリジロキンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
黄色を帯びた地に褐色の筋とくれば相場はノメイガ亜科と決まっています。
地の色は黄色というよりも金色に見えます。
白い縁毛(赤矢印)が生えているのでヘリジロキンノメイガと名付けられたのでしょう。
腹端背には対になった白黒の筋(空色矢印)があります。
さらに,その外側には白点があります。

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8月(2018年)に見られた蛾⑫ 撮影日:2018/08/23,08/24 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月23日と24日に勿来の関で観察したものです。

①モンシロルリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っています。
黒地に白い紋ときたら,相場はノメイガ亜科と決まっています。
後翅中央には如雨露(じょうろ)紋(空色矢印)があるので同定のとき役立ちます。

②キイロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているので,クルマアツバ亜科と分かります。
似た蛾がいくつかいるので注意が必要です。
同定ポイントは3つあります。
A亜外縁線(赤矢印)が翅頂から出ています。
B内横線(頭に近い線)が頭部を囲むように曲がっています。
C地の色が黄色を帯びています。

③ヘリジロキンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
黄色を帯びた地に褐色の筋とくれば相場はノメイガ亜科と決まっています。
地の色は黄色というよりも金色に見えます。
白い縁毛(赤矢印)が生えているのでヘリジロキンノメイガと名付けられたのでしょう。
腹端背には対になった白黒の筋(空色矢印)があります。
さらに,その外側には白点があります。

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tag : 8月(2018年)に見られた蛾⑫
8月(2018年)に見られた蛾⑪
2018年9月1日(土)
8月(2018年)に見られた蛾⑪ 撮影日:2018/08/22 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月22日に勿来の関で観察したものです。

①コトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
勿来の関で普通に分布しているコナラを幼虫が食草としているので毎年沢山観察しています。
同定のポイントは,2つあります。
一つは,白い外横線です。
もう一つは,その外横線と翅頂に挟まれた場所にある方形の黒紋です。

②クロテンハイイロコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
開張22~28㎜と小さい蛾です。
♂の触角は櫛歯状で,♀は糸状です。

③コアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
開張が32~35㎜ですが,大きく見える蛾です。
似ている蛾にオオアヤシャクが居ます。
でも,前翅も後翅も外横線(緑矢印)がはっきりしているので区別がつきます。
一方,オオアヤシャクの外横線は所々はっきりしていない部分があります。
この蛾はアオシャク亜科でも,緑色は濃くない仲間です。

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8月(2018年)に見られた蛾⑪ 撮影日:2018/08/22 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月22日に勿来の関で観察したものです。

①コトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
勿来の関で普通に分布しているコナラを幼虫が食草としているので毎年沢山観察しています。
同定のポイントは,2つあります。
一つは,白い外横線です。
もう一つは,その外横線と翅頂に挟まれた場所にある方形の黒紋です。

②クロテンハイイロコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
開張22~28㎜と小さい蛾です。
♂の触角は櫛歯状で,♀は糸状です。

③コアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
開張が32~35㎜ですが,大きく見える蛾です。
似ている蛾にオオアヤシャクが居ます。
でも,前翅も後翅も外横線(緑矢印)がはっきりしているので区別がつきます。
一方,オオアヤシャクの外横線は所々はっきりしていない部分があります。
この蛾はアオシャク亜科でも,緑色は濃くない仲間です。

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