6月(2018年)に見られた蛾(21)
2018年6月30日(土)
6月(2018年)に見られた蛾(21) 撮影日:2018/06/20,06/21 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月20日と21日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①クチバスズメ(スズメガ科)
モモスズメより約ひと月遅れて出現するのがクチバスズメです。
茶色から焦茶色が濃いモモスズメと比べて薄茶色を帯びているので区別がつきます。

②フタスジエグリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
腹端が覗いていますが,シャチホコガ科とは違います。
下唇鬚(かしんひげ)が発達しているのでアツバの仲間と分かります。
外縁線が抉(えぐ)られたように曲がっているのでエグリの名前がついたのでしょう。

③アミメケンモン(アミメケンモン亜科)
前翅の前半に白い網目状の筋模様がある蛾です。
前翅後角に白紋があります。
見た目には綺麗に見えても写真にはいつでも,綺麗に写ってくれない蛾です。

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6月(2018年)に見られた蛾(21) 撮影日:2018/06/20,06/21 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月20日と21日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①クチバスズメ(スズメガ科)
モモスズメより約ひと月遅れて出現するのがクチバスズメです。
茶色から焦茶色が濃いモモスズメと比べて薄茶色を帯びているので区別がつきます。

②フタスジエグリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
腹端が覗いていますが,シャチホコガ科とは違います。
下唇鬚(かしんひげ)が発達しているのでアツバの仲間と分かります。
外縁線が抉(えぐ)られたように曲がっているのでエグリの名前がついたのでしょう。

③アミメケンモン(アミメケンモン亜科)
前翅の前半に白い網目状の筋模様がある蛾です。
前翅後角に白紋があります。
見た目には綺麗に見えても写真にはいつでも,綺麗に写ってくれない蛾です。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾(21)
6月(2018年)に見られた蛾⑳
2018年6月29日(金)
6月(2018年)に見られた蛾⑳ 撮影日:2018/06/18~20 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月18日~20日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①フタスジヒトリ(ヒトリガ科)
翅は真っ白でなく,薄黄色です。
両手を上に上げ大股で駆けている様に見える黒い紋があります。
この黒い筋があるので印象が深い蛾となっています。

②ベニオビヒゲナガ雌(ヒゲナガガ科)
リョウブの葉上を見ていたら,突然上の方から降りてきたものが居ます。
翅の中央に鮮やかな紅色の太い帯があります。
まだ,観察していない蛾です。
珍しくて綺麗なので密着取材です。
翅には所々金色に光るところがあって益々好きになりました。
体が小さい割に目が大きい蛾です。
触角が矢印の所で太くなっているのは雌です。

③クロズノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科だと分かります。
さらに,黄色の地に焦茶色の紋は相場がノメイガ亜科と決まっています。
クロズノメイガには二つの変わった特徴があります。
A外縁線沿いに焦茶色で太い帯の縁取りがあります。
この縁取りは翅頂に近いほど太くなっています。
B赤矢印で示した所に「K」字紋があります。

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6月(2018年)に見られた蛾⑳ 撮影日:2018/06/18~20 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月18日~20日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①フタスジヒトリ(ヒトリガ科)
翅は真っ白でなく,薄黄色です。
両手を上に上げ大股で駆けている様に見える黒い紋があります。
この黒い筋があるので印象が深い蛾となっています。

②ベニオビヒゲナガ雌(ヒゲナガガ科)
リョウブの葉上を見ていたら,突然上の方から降りてきたものが居ます。
翅の中央に鮮やかな紅色の太い帯があります。
まだ,観察していない蛾です。
珍しくて綺麗なので密着取材です。
翅には所々金色に光るところがあって益々好きになりました。
体が小さい割に目が大きい蛾です。
触角が矢印の所で太くなっているのは雌です。

③クロズノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科だと分かります。
さらに,黄色の地に焦茶色の紋は相場がノメイガ亜科と決まっています。
クロズノメイガには二つの変わった特徴があります。
A外縁線沿いに焦茶色で太い帯の縁取りがあります。
この縁取りは翅頂に近いほど太くなっています。
B赤矢印で示した所に「K」字紋があります。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑳
6月(2018年)に見られた蛾⑲
2018年6月28日(木)
6月(2018年)に見られた蛾⑲ 撮影日:2018/06/18 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月18日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)
下を向きながら窓枠に止まっている蛾が居ます。
一見してフサヤガに似ています。
ハート紋があるのでフサヤガではありません。
灰色の地からニッコウフサヤガと分かりました。

②ナミテンアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が発達しているので,アツバの仲間と分かります。
下唇鬚と左右の翅を一直線に走る横線でナミテンアツバと分かります。
その横線にはこの写真のように焦茶色のものと薄褐色のものが居ます。
この写真のように濃いものは雌です。
前翅後角を含む部分が事故で無くなっています。

③マエキオエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
下を向きながら窓ガラスに止まっています。
前翅前縁が黄色くなっているのでマエキの名があります。
翅を見ると堅そうに見え,前縁が少し捲れ上がっています。

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6月(2018年)に見られた蛾⑲ 撮影日:2018/06/18 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月18日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)
下を向きながら窓枠に止まっている蛾が居ます。
一見してフサヤガに似ています。
ハート紋があるのでフサヤガではありません。
灰色の地からニッコウフサヤガと分かりました。

②ナミテンアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が発達しているので,アツバの仲間と分かります。
下唇鬚と左右の翅を一直線に走る横線でナミテンアツバと分かります。
その横線にはこの写真のように焦茶色のものと薄褐色のものが居ます。
この写真のように濃いものは雌です。
前翅後角を含む部分が事故で無くなっています。

③マエキオエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
下を向きながら窓ガラスに止まっています。
前翅前縁が黄色くなっているのでマエキの名があります。
翅を見ると堅そうに見え,前縁が少し捲れ上がっています。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑲
6月(2018年)に見られた蛾⑱
2018年6月27日(水)
6月(2018年)に見られた蛾⑱ 撮影日:2018/06/17,06/18 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月17日と18日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キバラヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅が青いので直ぐアオシャク亜科とわかりますが,あと二つ特徴があります。
A縁毛が白と黒の虎縞になっています。
B腹部背にキバラと名付けられる元になったものがあります。

②ウストビイラガ(イラガ科)
似たものにムラサキイラガが居ますが,この両者は腹端を真上に上げて止まる習性があります。
どちらかと言えば,これらの方がシャチホコガ科の様に見えてしまいます。
食餌動植物のリョウブが普通に分布しているので,毎年観察されています。

②ウストビイラガ(イラガ科)

③ハグルマエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
似ているものにクロハグルマエダシャクが居て同定で迷ってしまいます。
前翅長と後翅に濃い褐色の所が無いのでハグルマエダシャクとしました。

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6月(2018年)に見られた蛾⑱ 撮影日:2018/06/17,06/18 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月17日と18日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キバラヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅が青いので直ぐアオシャク亜科とわかりますが,あと二つ特徴があります。
A縁毛が白と黒の虎縞になっています。
B腹部背にキバラと名付けられる元になったものがあります。

②ウストビイラガ(イラガ科)
似たものにムラサキイラガが居ますが,この両者は腹端を真上に上げて止まる習性があります。
どちらかと言えば,これらの方がシャチホコガ科の様に見えてしまいます。
食餌動植物のリョウブが普通に分布しているので,毎年観察されています。

②ウストビイラガ(イラガ科)

③ハグルマエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
似ているものにクロハグルマエダシャクが居て同定で迷ってしまいます。
前翅長と後翅に濃い褐色の所が無いのでハグルマエダシャクとしました。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑱
6月(2018年)に見られた蛾⑰
2018年6月26日(火)
6月(2018年)に見られた蛾⑰ 撮影日:2018/06/16 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月16日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
大きいものは開張が60㎜にも及ぶ大きな蛾です。
外横線が黄色を帯びているからキオビと名付けられたのでしょう。
食餌植物のウルシ,ヌルデが普通に分布しているので普通に見られる蛾です。

②ホソバネグロシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端が外縁から覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
外横線が二重になっていて外側に焦茶色の帯があります。
内横線は胸部を囲んでいて内側が焦茶色になっているのでネグロの名があります。

③キスジコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
開張が18㎜と小さな蛾です。
翅を開いている姿がシャクガ科の様ですが,翅に厚みが感じられるのでコヤガ亜科と判断しました。
周りが紅を帯びた薄褐色の筋模様から名前が付いたものと思われます。

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6月(2018年)に見られた蛾⑰ 撮影日:2018/06/16 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月16日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科)
大きいものは開張が60㎜にも及ぶ大きな蛾です。
外横線が黄色を帯びているからキオビと名付けられたのでしょう。
食餌植物のウルシ,ヌルデが普通に分布しているので普通に見られる蛾です。

②ホソバネグロシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端が外縁から覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
外横線が二重になっていて外側に焦茶色の帯があります。
内横線は胸部を囲んでいて内側が焦茶色になっているのでネグロの名があります。

③キスジコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
開張が18㎜と小さな蛾です。
翅を開いている姿がシャクガ科の様ですが,翅に厚みが感じられるのでコヤガ亜科と判断しました。
周りが紅を帯びた薄褐色の筋模様から名前が付いたものと思われます。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑰
6月(2018年)に見られた蛾⑯
2018年6月25日(月)
6月(2018年)に見られた蛾⑯ 撮影日:2018/06/15,06/16 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月15日と16日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①シラフクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
似ている蛾にクロシラフクチバが居て同定で迷います。
でも,亜外縁線から上の部分に紫を帯びた所があるので区別がつきます。
どちらにも,外縁に反ってわずかだけ薄褐色の斑模様が有ります。

②シラナミクロアツバ(ヤガ科 クルマアツバ亜科)
長い下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
ネットで検索の結果,それが反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かりました。
白く蛇行している外横線を白い波に見立てて名付けたのでしょう。

③クロモンドクガ(ドクガ科)
ドクガと名が付いていても毒ではないようです。
「廿日市市の自然観察(昆虫)」さんによると手乗りにしても害が無いので安心です。
この蛾は珍しいことに,雌の方が灯火に飛来するそうです。
ここに掲載したクロモンドクガは黄色の地が広いので雌です。

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6月(2018年)に見られた蛾⑯ 撮影日:2018/06/15,06/16 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月15日と16日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①シラフクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
似ている蛾にクロシラフクチバが居て同定で迷います。
でも,亜外縁線から上の部分に紫を帯びた所があるので区別がつきます。
どちらにも,外縁に反ってわずかだけ薄褐色の斑模様が有ります。

②シラナミクロアツバ(ヤガ科 クルマアツバ亜科)
長い下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
ネットで検索の結果,それが反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かりました。
白く蛇行している外横線を白い波に見立てて名付けたのでしょう。

③クロモンドクガ(ドクガ科)
ドクガと名が付いていても毒ではないようです。
「廿日市市の自然観察(昆虫)」さんによると手乗りにしても害が無いので安心です。
この蛾は珍しいことに,雌の方が灯火に飛来するそうです。
ここに掲載したクロモンドクガは黄色の地が広いので雌です。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑯
6月(2018年)に見られた蛾⑮
2018年6月24日(日)
6月(2018年)に見られた蛾⑮ 撮影日:2018/06/15 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月15日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キマダラオオナミシャク(シャクガ科 ナミシャク亜科)
翅を開くと大きく見える蛾ですが,前翅長が30㎜未満の中形の蛾です。
止まるとき触角は翅の下にするのが多いシャクガ科の中で触角を背負う珍しい蛾です。
外横線が,波を打っているのでナミシャク亜科であることが分かります。

②ホタルガ(マダラガ科)
キンモンガと同じく昼行性の蛾です。
チョウと同じく人が近づくと逃げます。
頭部がホタルの様に赤いことからホタルガと呼ばれています。
似ている蛾にシロシタホタルガが居ますが,斜めに走る白紋の位置で区別がつきます。
ホタルガの白紋は後角から出ているからです。
勿来の関で観察されるのはホタルガの方だけです。

③キンモンガ(アゲハモドキガ科)
昼行性の蛾でツトガ科は葉の裏に隠れますが,キンモンガは葉の上に止まります。
食餌植物のリョウブは沢山分布しているので普通に見られます。
昼行性ですが,灯火にも飛来します。
前翅にある大きな紋も黄色(実際は薄黄色)なのですが,白っぽく写ってしまいました。

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6月(2018年)に見られた蛾⑮ 撮影日:2018/06/15 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月15日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キマダラオオナミシャク(シャクガ科 ナミシャク亜科)
翅を開くと大きく見える蛾ですが,前翅長が30㎜未満の中形の蛾です。
止まるとき触角は翅の下にするのが多いシャクガ科の中で触角を背負う珍しい蛾です。
外横線が,波を打っているのでナミシャク亜科であることが分かります。

②ホタルガ(マダラガ科)
キンモンガと同じく昼行性の蛾です。
チョウと同じく人が近づくと逃げます。
頭部がホタルの様に赤いことからホタルガと呼ばれています。
似ている蛾にシロシタホタルガが居ますが,斜めに走る白紋の位置で区別がつきます。
ホタルガの白紋は後角から出ているからです。
勿来の関で観察されるのはホタルガの方だけです。

③キンモンガ(アゲハモドキガ科)
昼行性の蛾でツトガ科は葉の裏に隠れますが,キンモンガは葉の上に止まります。
食餌植物のリョウブは沢山分布しているので普通に見られます。
昼行性ですが,灯火にも飛来します。
前翅にある大きな紋も黄色(実際は薄黄色)なのですが,白っぽく写ってしまいました。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑮
6月(2018年)に見られた蛾⑭
2018年6月23日(土)
6月(2018年)に見られた蛾⑭ 撮影日:2018/06/13,06/14 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月13日と14日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ゴマダラベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
前翅長が15㎜以下の小さな蛾ですが,赤橙色が鮮やかで綺麗な蛾です。
黒い斑模様がその鮮やかさを強調しているようです。
似ている蛾にスジベニコケガが居るので,注意が必要です。

②セスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていますのでツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,黄色の地に焦茶色の筋模様とくればノメイガ亜科と相場は決まっています。
腹部背には白い横筋が何本か見られるので,セスジノメイガと呼ばれるのでしょう。

③ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
腹端を頭上近くまで持ち上げている姿には驚いてしまいます。
腹端を反り返らせている蛾は,もっと居ますがこれほど反らせているものは他には居ません。
この蛾がナミシャク亜科だと理解するにはどこを見ればよいのでしょう。

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6月(2018年)に見られた蛾⑭ 撮影日:2018/06/13,06/14 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月13日と14日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ゴマダラベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
前翅長が15㎜以下の小さな蛾ですが,赤橙色が鮮やかで綺麗な蛾です。
黒い斑模様がその鮮やかさを強調しているようです。
似ている蛾にスジベニコケガが居るので,注意が必要です。

②セスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていますのでツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,黄色の地に焦茶色の筋模様とくればノメイガ亜科と相場は決まっています。
腹部背には白い横筋が何本か見られるので,セスジノメイガと呼ばれるのでしょう。

③ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
腹端を頭上近くまで持ち上げている姿には驚いてしまいます。
腹端を反り返らせている蛾は,もっと居ますがこれほど反らせているものは他には居ません。
この蛾がナミシャク亜科だと理解するにはどこを見ればよいのでしょう。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑭
6月(2018年)に見られた蛾⑬
2018年6月22日(金)
6月(2018年)に見られた蛾⑬ 撮影日:2018/06/13 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月13日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ビロードハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
黒い地に沢山の白紋と赤い筋があります。
後角には橙色の紋があります。
小さい仲間が多いハマキガ科の中で,唯一大きい種です。

②シロモンクロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
大変珍しい蛾が窓枠に止まっています。
黒い地に白紋があるので,雄と分かります。
雌は白い地に黒い筋が走っています。
詳しくは,下のサイトを参考にしてください。(下の方に出ています。)

③ソトシロオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅にも後翅にも黄白色の筋が外縁に沿って走っています。
この線を外側にある白い帯と見立ててソトシロオビエダシャクと名付けたのでしょう。
この蛾はエダシャク亜科としては珍しく触角を外に出して止まる習性があるようです。

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6月(2018年)に見られた蛾⑬ 撮影日:2018/06/13 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月13日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ビロードハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
黒い地に沢山の白紋と赤い筋があります。
後角には橙色の紋があります。
小さい仲間が多いハマキガ科の中で,唯一大きい種です。

②シロモンクロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
大変珍しい蛾が窓枠に止まっています。
黒い地に白紋があるので,雄と分かります。
雌は白い地に黒い筋が走っています。
詳しくは,下のサイトを参考にしてください。(下の方に出ています。)

③ソトシロオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅にも後翅にも黄白色の筋が外縁に沿って走っています。
この線を外側にある白い帯と見立ててソトシロオビエダシャクと名付けたのでしょう。
この蛾はエダシャク亜科としては珍しく触角を外に出して止まる習性があるようです。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑬
6月(2018年)に見られた蛾⑫
2018年6月21日(木)
6月(2018年)に見られた蛾⑫ 撮影日:2018/06/10,06/12 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月10日と12日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ギンモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
開張が16~20㎜の小さな蛾です。
犬が前足を立てて「待て」の姿勢で止まっている様です。
しかも,触角を背負っています。
さらに,腹端を反り返らせています。
小豆の色を帯びていて白い横線があったらシマメイガ亜科を調べると検索が進みます。

②フキトリバ(トリバガ科)
この蛾も開張20㎜と小さいです。
T字形で簡単なつくりの蛾です。
翅は鳥の羽の様で翼を拡げて飛んでいるようです。

③タイワンモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っています。
だから,ツトガ科・メイガ科に属する蛾です。
焦茶色の地に黄色の紋とくれば,相場はツトガ科ノメイガ亜科に決まっています。
台湾で発見されたので名前にタイワンが付けられたのでしょう。

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6月(2018年)に見られた蛾⑫ 撮影日:2018/06/10,06/12 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月10日と12日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ギンモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
開張が16~20㎜の小さな蛾です。
犬が前足を立てて「待て」の姿勢で止まっている様です。
しかも,触角を背負っています。
さらに,腹端を反り返らせています。
小豆の色を帯びていて白い横線があったらシマメイガ亜科を調べると検索が進みます。

②フキトリバ(トリバガ科)
この蛾も開張20㎜と小さいです。
T字形で簡単なつくりの蛾です。
翅は鳥の羽の様で翼を拡げて飛んでいるようです。

③タイワンモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っています。
だから,ツトガ科・メイガ科に属する蛾です。
焦茶色の地に黄色の紋とくれば,相場はツトガ科ノメイガ亜科に決まっています。
台湾で発見されたので名前にタイワンが付けられたのでしょう。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑫
6月(2018年)に見られた蛾⑪
2018年6月20日(水)
6月(2018年)に見られた蛾⑪ 撮影日:2018/06/09,06/10 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月9日と10日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ムラサキイラガ(イラガ科)
腹部をシャチホコのように反り返らせて止まっているのが普通の姿です。
似ている蛾にウストビイラガが居て同定で決め手が無く困っていました。
でも、決定的な決め手を見つけました。
それは,外横線が赤矢印の所で急に折れ曲がるのがムラサキイラガだからです。

②アカイラガ(イラガ科)
左右の翅を合わせて壁型の格好なのでイラガ科と予想がつきます。
胸部背の毛がクロシタアオイラガに似てたてがみのように立っています。
開張が20~27㎜と小さい蛾です。

③クロスジアオナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
開張が11~17㎜と小さい蛾です。
翅が緑色ですが,アオシャク亜科ではありません。
アオシャク亜科には,白筋の蛾は居ますが黒筋のものは居ません。
外横線の両端に赤矢印をつけましたが,この線が波形なのでナミシャク亜科と分かります。

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6月(2018年)に見られた蛾⑪ 撮影日:2018/06/09,06/10 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月9日と10日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ムラサキイラガ(イラガ科)
腹部をシャチホコのように反り返らせて止まっているのが普通の姿です。
似ている蛾にウストビイラガが居て同定で決め手が無く困っていました。
でも、決定的な決め手を見つけました。
それは,外横線が赤矢印の所で急に折れ曲がるのがムラサキイラガだからです。

②アカイラガ(イラガ科)
左右の翅を合わせて壁型の格好なのでイラガ科と予想がつきます。
胸部背の毛がクロシタアオイラガに似てたてがみのように立っています。
開張が20~27㎜と小さい蛾です。

③クロスジアオナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
開張が11~17㎜と小さい蛾です。
翅が緑色ですが,アオシャク亜科ではありません。
アオシャク亜科には,白筋の蛾は居ますが黒筋のものは居ません。
外横線の両端に赤矢印をつけましたが,この線が波形なのでナミシャク亜科と分かります。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑪
6月(2018年)に見られた蛾⑩
2018年6月19日(火)
6月(2018年)に見られた蛾⑩ 撮影日:2018/06/08 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月8日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①マメドクガ(ドクガ科)
毛深い前足が前方へ出ていて,発達した櫛歯が目に留まります。
伊達めがねをした蛾のように見えます。
こんな格好の蛾は相場がドクガに決まっています。
ドクガと名が付いていても毒針毛を持っていないので安心です。

②キボシオオメイガ(ツトガ科オオメイガ亜科)
よく見ると触角が翅の上に乗っています。
ですから,ツトガ科・メイガ科になります。
でも,白地に黄筋ときたらツトガ科に相場は決まっています。
外縁近くの紋はワニが大きく口を開けているように見えます。

③オビカレハ(カレハガ科)
翅を左右に広げるカレハガの仲間は少ないです。
その少ない中の一つにオビカレハが居ます。
食餌植物はよく分布しているサクラですが,その割に観察の機会が少なく今年は,たった一回でした。

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6月(2018年)に見られた蛾⑩ 撮影日:2018/06/08 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月8日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①マメドクガ(ドクガ科)
毛深い前足が前方へ出ていて,発達した櫛歯が目に留まります。
伊達めがねをした蛾のように見えます。
こんな格好の蛾は相場がドクガに決まっています。
ドクガと名が付いていても毒針毛を持っていないので安心です。

②キボシオオメイガ(ツトガ科オオメイガ亜科)
よく見ると触角が翅の上に乗っています。
ですから,ツトガ科・メイガ科になります。
でも,白地に黄筋ときたらツトガ科に相場は決まっています。
外縁近くの紋はワニが大きく口を開けているように見えます。

③オビカレハ(カレハガ科)
翅を左右に広げるカレハガの仲間は少ないです。
その少ない中の一つにオビカレハが居ます。
食餌植物はよく分布しているサクラですが,その割に観察の機会が少なく今年は,たった一回でした。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑩
6月(2018年)に見られた蛾⑨
2018年6月18日(月)
6月(2018年)に見られた蛾⑨ 撮影日:2018/06/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月7日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ウスイロオオエダシャク雄(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が,30㎜を超える大型の蛾です。
赤矢印の所が二箇所褐色になっているのが同定のポイントになっています。
この場所が褐色のものは雄です。
さらに雄は触角が櫛歯状です。
勿来の関で観察するものは,この褐色タイプばかりです。
ということは,灯火に飛来するのは雄ばかりだということになります。
今度見かけたら櫛歯状かどうか確かめようと思っています。

②ヒメツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方に反り返っています。
このことから,クルマアツバ亜科と分かります。
この仲間は似ていて混同してしまいます。
しかし,翅頂から太い亜外縁線が出ているので区別がつきます。
さらに,触角に瘤(こぶ)が有るので同定に役立ちます。

③クロシタアオイラガ(イラガ科)
胸部背にはたてがみの様な毛があり,前足中足を大の字に開き格好良い姿で止まります。
似た蛾にアオイラガが居ます。
前翅褐色帯が中央より少し上の所で出張るから区別がつきます。
前翅付け根近くの褐色帯の形が違うことも同定のポイントになっています。

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6月(2018年)に見られた蛾⑨ 撮影日:2018/06/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月7日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ウスイロオオエダシャク雄(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が,30㎜を超える大型の蛾です。
赤矢印の所が二箇所褐色になっているのが同定のポイントになっています。
この場所が褐色のものは雄です。
さらに雄は触角が櫛歯状です。
勿来の関で観察するものは,この褐色タイプばかりです。
ということは,灯火に飛来するのは雄ばかりだということになります。
今度見かけたら櫛歯状かどうか確かめようと思っています。

②ヒメツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方に反り返っています。
このことから,クルマアツバ亜科と分かります。
この仲間は似ていて混同してしまいます。
しかし,翅頂から太い亜外縁線が出ているので区別がつきます。
さらに,触角に瘤(こぶ)が有るので同定に役立ちます。

③クロシタアオイラガ(イラガ科)
胸部背にはたてがみの様な毛があり,前足中足を大の字に開き格好良い姿で止まります。
似た蛾にアオイラガが居ます。
前翅褐色帯が中央より少し上の所で出張るから区別がつきます。
前翅付け根近くの褐色帯の形が違うことも同定のポイントになっています。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑨
6月(2018年)に見られた蛾⑧
2018年6月17日(日)
6月(2018年)に見られた蛾⑧ 撮影日:2018/06/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月7日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キクビゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
先日(6月14日),紹介したゴマケンモンと似ています。
でも,赤矢印で示した所が黒くなく茶褐色なので簡単に区別がつきます。
胸部が茶褐色なのでキクビゴマケンモンと名付けられた様に思われます。

②スズキドクガ(ドクガ科)。スギドクガに似ていますが赤矢印紋がもっと頭に近い方にあります。
腹端が外縁から覗いていますが,シャチホコガ科ではありません。
伸ばしきった前足や中足にふさふさした毛が生えているのでドクガ科です。
ドクガ科とシャチホコガ科は外見が似ていてちょっと判断に迷うときがあります。

③ヒトツメカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
外横線が波形になっているように見えナミシャク亜科を探しましたが見つかりません。
そこで,エダシャク亜科を探しましたがありません。
シャクガ科に似ていて見つからないときは,今までカギバガ科を探すと見つかっていました。
やっと,ヒトツメカギバと分かりました。

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6月(2018年)に見られた蛾⑧ 撮影日:2018/06/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月7日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キクビゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
先日(6月14日),紹介したゴマケンモンと似ています。
でも,赤矢印で示した所が黒くなく茶褐色なので簡単に区別がつきます。
胸部が茶褐色なのでキクビゴマケンモンと名付けられた様に思われます。

②スズキドクガ(ドクガ科)。スギドクガに似ていますが赤矢印紋がもっと頭に近い方にあります。
腹端が外縁から覗いていますが,シャチホコガ科ではありません。
伸ばしきった前足や中足にふさふさした毛が生えているのでドクガ科です。
ドクガ科とシャチホコガ科は外見が似ていてちょっと判断に迷うときがあります。

③ヒトツメカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
外横線が波形になっているように見えナミシャク亜科を探しましたが見つかりません。
そこで,エダシャク亜科を探しましたがありません。
シャクガ科に似ていて見つからないときは,今までカギバガ科を探すと見つかっていました。
やっと,ヒトツメカギバと分かりました。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑧
6月(2018年)に見られた蛾⑦
2018年6月16日(土)
6月(2018年)に見られた蛾⑦ 撮影日:2018/06/06,06/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月6日と7日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①カレハガ(カレハガ科)
灯火を見ると珍しい蛾が止まっているではありませんか。
まだ三回しか観察していないカレハガです。
二枚目の写真は上から撮ったものですが,橙色のものは何でしょうか。
おそらく後翅だと思われます。

①枯れ葉の船に乗っているようなカレハガ(カレハガ科)

②ホソバナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
後翅中央から後縁近くに黒点があります。
この黒点から下に波形の外横線が見られます。
それで,ナミシャク亜科だと分かります。
前翅前縁近くにも黒点があり,顔が二つあるように見えます。

③ウスグロセニジモンアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
この蛾の画像を見て驚きました。
それは腹部背に虹色に光る斑紋が五対以上見られたからです。
これがセニジモンと呼ばれる元になっています。

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6月(2018年)に見られた蛾⑦ 撮影日:2018/06/06,06/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月6日と7日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①カレハガ(カレハガ科)
灯火を見ると珍しい蛾が止まっているではありませんか。
まだ三回しか観察していないカレハガです。
二枚目の写真は上から撮ったものですが,橙色のものは何でしょうか。
おそらく後翅だと思われます。

①枯れ葉の船に乗っているようなカレハガ(カレハガ科)

②ホソバナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
後翅中央から後縁近くに黒点があります。
この黒点から下に波形の外横線が見られます。
それで,ナミシャク亜科だと分かります。
前翅前縁近くにも黒点があり,顔が二つあるように見えます。

③ウスグロセニジモンアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
この蛾の画像を見て驚きました。
それは腹部背に虹色に光る斑紋が五対以上見られたからです。
これがセニジモンと呼ばれる元になっています。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑦
6月(2018年)に見られた蛾⑥
2018年6月15日(金)
6月(2018年)に見られた蛾⑥ 撮影日:2018/06/05,06/06 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月5日と6日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①オオアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
今まで見てきたオオアヤシャクは灰色を帯びていました。
ところが,今回観察したものは鮮やかな緑色をしていて感動しました。
このオオアヤシャクはアオシャク亜科でも大きい種類です。

②オオシラホシアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
薄暗い所にいたのでフラッシュを焚いて写しました。
下唇鬚(かしんひげ)が後ろへ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かりました。
「チェック印」の太い白紋で直ぐ同定出来ました。

③キタウンモンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似た種類にチャノウンモンエダシャクが居ます。
見分け方は複数あります。
迷わず出来る方法は外横線に赤矢印で示した様な黒三角形の紋が幾つかあればキタウンモンエダシャクです。

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6月(2018年)に見られた蛾⑥ 撮影日:2018/06/05,06/06 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月5日と6日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①オオアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
今まで見てきたオオアヤシャクは灰色を帯びていました。
ところが,今回観察したものは鮮やかな緑色をしていて感動しました。
このオオアヤシャクはアオシャク亜科でも大きい種類です。

②オオシラホシアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
薄暗い所にいたのでフラッシュを焚いて写しました。
下唇鬚(かしんひげ)が後ろへ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かりました。
「チェック印」の太い白紋で直ぐ同定出来ました。

③キタウンモンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似た種類にチャノウンモンエダシャクが居ます。
見分け方は複数あります。
迷わず出来る方法は外横線に赤矢印で示した様な黒三角形の紋が幾つかあればキタウンモンエダシャクです。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑥
6月(2018年)に見られた蛾⑤
2018年6月14日(木)
6月(2018年)に見られた蛾⑤ 撮影日:2018/06/04,06/05 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月4日と5日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
後翅にある2つの突起がツバメの尾のようです。
後翅外縁沿いが薄黄色を帯びています。
それで,ウスキツバメエダシャクと名前が付いたのでしょう。

①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似たものが6種類いますので同定には注意が必要です。
二枚目の写真のように,目と目の間が焦茶色をしていればウスキツバメエダシャクです。

②スカシノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
似た種類のものが,3つ居ます。
それらは,スカシノメイガ・クワノメイガ・チビスカシノメイガです。
赤矢印のような紋があればスカシノメイガです。

③ゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
似ている蛾にキクビゴマケンモンが居るので注意が必要です。
でも,赤矢印の所の色が違うので区別がつきます。
ゴマケンモン ・・・黒~黒褐色
キクビゴマケンモン・・・茶色
もう一つの良い方法は胸部の毛色を調べます。
胸部を正面から写して茶色の部分が無ければゴマケンモンです。

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6月(2018年)に見られた蛾⑤ 撮影日:2018/06/04,06/05 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月4日と5日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
後翅にある2つの突起がツバメの尾のようです。
後翅外縁沿いが薄黄色を帯びています。
それで,ウスキツバメエダシャクと名前が付いたのでしょう。

①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似たものが6種類いますので同定には注意が必要です。
二枚目の写真のように,目と目の間が焦茶色をしていればウスキツバメエダシャクです。

②スカシノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
似た種類のものが,3つ居ます。
それらは,スカシノメイガ・クワノメイガ・チビスカシノメイガです。
赤矢印のような紋があればスカシノメイガです。

③ゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
似ている蛾にキクビゴマケンモンが居るので注意が必要です。
でも,赤矢印の所の色が違うので区別がつきます。
ゴマケンモン ・・・黒~黒褐色
キクビゴマケンモン・・・茶色
もう一つの良い方法は胸部の毛色を調べます。
胸部を正面から写して茶色の部分が無ければゴマケンモンです。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾⑤
6月(2018年)に見られた蛾④
2018年6月13日(水)
6月(2018年)に見られた蛾④ 撮影日:2018/06/02,06/03 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月2日と3日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①アトグロアミメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
クモの巣の様な網目模様が美しい蛾です。
薄黄色の地色と濃褐色の組み合わせがそう見せているのでしょう。
後翅外縁の方(言い換えると後の方)が黒っぽいのでアトグロアミメエダシャクと名付けられたのでしょう。

②アセビツバメスガ(スガ科)
似た蛾にシロツバメスガが居ます。
私の見た目では区別がつきません。
この蛾が灯火に飛来した近くには,食草のアセビが分布しているのでアセビツバメスガとしました。

③ウスアオヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
腹端が外縁から覗いていますが,シャチホコガ科ではありません。
二重になった内横線の直ぐ下に薄い環状紋の輪が,その下の白紋の下に微かな腎状紋があるのでヤガ科です。
全体に薄く緑色を帯びているので,ウスアオヨトウと名付けられたのでしょう。

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6月(2018年)に見られた蛾④ 撮影日:2018/06/02,06/03 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月2日と3日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①アトグロアミメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
クモの巣の様な網目模様が美しい蛾です。
薄黄色の地色と濃褐色の組み合わせがそう見せているのでしょう。
後翅外縁の方(言い換えると後の方)が黒っぽいのでアトグロアミメエダシャクと名付けられたのでしょう。

②アセビツバメスガ(スガ科)
似た蛾にシロツバメスガが居ます。
私の見た目では区別がつきません。
この蛾が灯火に飛来した近くには,食草のアセビが分布しているのでアセビツバメスガとしました。

③ウスアオヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
腹端が外縁から覗いていますが,シャチホコガ科ではありません。
二重になった内横線の直ぐ下に薄い環状紋の輪が,その下の白紋の下に微かな腎状紋があるのでヤガ科です。
全体に薄く緑色を帯びているので,ウスアオヨトウと名付けられたのでしょう。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾④
6月(2018年)に見られた蛾③
2018年6月12日(火)
6月(2018年)に見られた蛾③ 撮影日:2018/06/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月2日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①マルモンシロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
勿来の関の歩道を歩いていると突然芝生からサクラの葉裏へ飛び移ったものが居ます。
ほとんど見かけない蛾です。
動くと逃げられてしまうので,離れていましたがフラッシュを焚いて写しました。
このような感じの蛾はエダシャク亜科とナミシャク亜科にいます。
波形模様はどこにもありませんが,ナミシャク亜科の蛾でした。
腹部背の斑模様と赤矢印の所にある紋を頼りに同定しました。

②ツマキリウスキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅外縁の翅頂付近が抉られたように凹んでいます。
それで,ツマキリの名がついたのでしょう。
頭部は橙色の帽子を被っているようで洒落ています。

③リンゴツノエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似た蛾にフタヤマエダシャクがいます。
それの外横線に二つの山と谷があるので区別することができます。
リンゴツノエダシャクには赤矢印の所に白い帯がある傾向があります。

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6月(2018年)に見られた蛾③ 撮影日:2018/06/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月2日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①マルモンシロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
勿来の関の歩道を歩いていると突然芝生からサクラの葉裏へ飛び移ったものが居ます。
ほとんど見かけない蛾です。
動くと逃げられてしまうので,離れていましたがフラッシュを焚いて写しました。
このような感じの蛾はエダシャク亜科とナミシャク亜科にいます。
波形模様はどこにもありませんが,ナミシャク亜科の蛾でした。
腹部背の斑模様と赤矢印の所にある紋を頼りに同定しました。

②ツマキリウスキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅外縁の翅頂付近が抉られたように凹んでいます。
それで,ツマキリの名がついたのでしょう。
頭部は橙色の帽子を被っているようで洒落ています。

③リンゴツノエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似た蛾にフタヤマエダシャクがいます。
それの外横線に二つの山と谷があるので区別することができます。
リンゴツノエダシャクには赤矢印の所に白い帯がある傾向があります。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾③
6月(2018年)に見られた蛾②
2018年6月11日(月)
6月(2018年)に見られた蛾② 撮影日:2018/06/01,06/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月1日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①カブラヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
二重になた内横線にぶら下がった感じの紋(楔状紋(けつじょうもん))が見られる蛾です。
頭に近い方から楔状紋・環状紋・腎状紋と三つの紋が並んでいます。
幼虫はネキリムシといって農作物を食い荒らす害虫です。

②モモスズメ(スズメガ科)
勿来の関には食餌植物のサクラやウワミズザクラが普通に分布しているので観察する機会が多いです。
似ている種にクチバスズメが居ます。
でも,モモスズメの外縁近くには焦茶色の紋が広がっているので区別が付きます。

③糸状の触角を持つカクモンヒトリ雌(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)
雄と雌では色と大きさが違う蛾です。
雄は橙色を帯びていて真っ白い雌とは区別がつきます。
雄は雌よりも小さいです。

③櫛歯状の触角を持つカクモンヒトリ雄(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)

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6月(2018年)に見られた蛾② 撮影日:2018/06/01,06/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月1日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①カブラヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
二重になた内横線にぶら下がった感じの紋(楔状紋(けつじょうもん))が見られる蛾です。
頭に近い方から楔状紋・環状紋・腎状紋と三つの紋が並んでいます。
幼虫はネキリムシといって農作物を食い荒らす害虫です。

②モモスズメ(スズメガ科)
勿来の関には食餌植物のサクラやウワミズザクラが普通に分布しているので観察する機会が多いです。
似ている種にクチバスズメが居ます。
でも,モモスズメの外縁近くには焦茶色の紋が広がっているので区別が付きます。

③糸状の触角を持つカクモンヒトリ雌(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)
雄と雌では色と大きさが違う蛾です。
雄は橙色を帯びていて真っ白い雌とは区別がつきます。
雄は雌よりも小さいです。

③櫛歯状の触角を持つカクモンヒトリ雄(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾②
6月(2018年)に見られた蛾①
2018年6月10日(日)
6月(2018年)に見られた蛾① 撮影日:2018/06/01 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月1日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キバラヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅が緑色なのでアオシャク亜科と分かります。
腹部背に褐色の斑模様が有ります。
白い縁毛には,黒の斑模様が有ります。

②コシロオビアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
開張が43~48㎜で中くらいの蛾ですが大きく感じます。
これも翅が緑色なのでアオシャク亜科と分かります。
似た蛾にカギシロスジアオシャクが居て混同しがちです。
しかし,赤矢印の所が太くなっているので区別することができます。

③ハイイロシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端を外縁から出していませんがシャチホコガ科の蛾です。
左右の翅を合わせて急勾配の屋根型にしているのがそれらしさを感じます。
内横線・外横線が二重になっていて黒い線がそれらの線を横切っています。

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6月(2018年)に見られた蛾① 撮影日:2018/06/01 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月1日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キバラヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅が緑色なのでアオシャク亜科と分かります。
腹部背に褐色の斑模様が有ります。
白い縁毛には,黒の斑模様が有ります。

②コシロオビアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
開張が43~48㎜で中くらいの蛾ですが大きく感じます。
これも翅が緑色なのでアオシャク亜科と分かります。
似た蛾にカギシロスジアオシャクが居て混同しがちです。
しかし,赤矢印の所が太くなっているので区別することができます。

③ハイイロシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端を外縁から出していませんがシャチホコガ科の蛾です。
左右の翅を合わせて急勾配の屋根型にしているのがそれらしさを感じます。
内横線・外横線が二重になっていて黒い線がそれらの線を横切っています。

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tag : 6月(2018年)に見られた蛾①
5月(2018年)に見られた蛾(31)
2018年6月9日(土)
5月(2018年)に見られた蛾(31) 撮影日:2018/05/31 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月31日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①シロモンツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)を前方へ突き出しているので,アツバの仲間と分かります。
前翅を途中から折り曲げるようにして止まります。
それで,ピントを白紋に合わせると前縁の様子がぼけてしまいます。

①シロモンツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)

②ナシイラガ(イラガ科)
灯火に止まっていたものを下に下ろして写しました。
灯火に止まっているときは,腹端が外縁から覗いていました。
しかも,前足が毛深いのでシャチホコガ科と混同してしまいました。
胸部に生えている黄橙色の毛と前翅後縁にある橙色の鱗粉が鮮やかです。

②羽ばたこうと翅を広げたナシイラガ(イラガ科)

③ニセアカマエアツバ雄(ヤガ科クルマアツバ亜科)
オオアカマエアツバやアカマエアツバに似ていて困ってしまいました。
ところが,下唇鬚(かしんひげ)(青矢印)がこの写真のように太いものはニセアカマエアツバの雄だけなのです。
赤矢印で示した所には瘤が有ります。これも雄の特徴です。

③ニセアカマエアツバ雄(ヤガ科クルマアツバ亜科)

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5月(2018年)に見られた蛾(31) 撮影日:2018/05/31 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月31日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①シロモンツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)を前方へ突き出しているので,アツバの仲間と分かります。
前翅を途中から折り曲げるようにして止まります。
それで,ピントを白紋に合わせると前縁の様子がぼけてしまいます。

①シロモンツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)

②ナシイラガ(イラガ科)
灯火に止まっていたものを下に下ろして写しました。
灯火に止まっているときは,腹端が外縁から覗いていました。
しかも,前足が毛深いのでシャチホコガ科と混同してしまいました。
胸部に生えている黄橙色の毛と前翅後縁にある橙色の鱗粉が鮮やかです。

②羽ばたこうと翅を広げたナシイラガ(イラガ科)

③ニセアカマエアツバ雄(ヤガ科クルマアツバ亜科)
オオアカマエアツバやアカマエアツバに似ていて困ってしまいました。
ところが,下唇鬚(かしんひげ)(青矢印)がこの写真のように太いものはニセアカマエアツバの雄だけなのです。
赤矢印で示した所には瘤が有ります。これも雄の特徴です。

③ニセアカマエアツバ雄(ヤガ科クルマアツバ亜科)

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tag : 5月(2018年)に見られた蛾(31)
5月(2018年)に見られた蛾(30)
2018年6月8日(金)
5月(2018年)に見られた蛾(30) 撮影日:2018/05/27,05/29,05/30 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月27日~30日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キイロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
この蛾は横の方向から写すと特徴をよく捉えることができます。
後方へ反り返った下唇鬚(かしんひげ)が上手く写るからです。
後方へ包(くる)まっていることからクルマアツバ亜科と分かります。
似た種が居ますが亜外縁線が翅頂から出ているので区別がつきます。

①後方へ反り返る下唇鬚(かしんひげ)を持つキイロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)

②ウスベニコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
全体に薄紫色を帯びています。
頭部が橙色から焦茶色でやじりの格好をしていればコヤガ亜科の可能性が大きいです。

③ギンモンシャチホコ(シャチホコガ科)
似ている蛾にウスイロギンモンシャチホコが居ます。
こちらは白紋が一直線に並ばず胸部を囲んでいます。
ギンモンシャチホコの見られる機会が少ないのは,食餌植物(ハルニレ,オヒョウ,ケヤキ)の分布が多くないからです。

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5月(2018年)に見られた蛾(30) 撮影日:2018/05/27,05/29,05/30 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月27日~30日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キイロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
この蛾は横の方向から写すと特徴をよく捉えることができます。
後方へ反り返った下唇鬚(かしんひげ)が上手く写るからです。
後方へ包(くる)まっていることからクルマアツバ亜科と分かります。
似た種が居ますが亜外縁線が翅頂から出ているので区別がつきます。

①後方へ反り返る下唇鬚(かしんひげ)を持つキイロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)

②ウスベニコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
全体に薄紫色を帯びています。
頭部が橙色から焦茶色でやじりの格好をしていればコヤガ亜科の可能性が大きいです。

③ギンモンシャチホコ(シャチホコガ科)
似ている蛾にウスイロギンモンシャチホコが居ます。
こちらは白紋が一直線に並ばず胸部を囲んでいます。
ギンモンシャチホコの見られる機会が少ないのは,食餌植物(ハルニレ,オヒョウ,ケヤキ)の分布が多くないからです。

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tag : 5月(2018年)に見られた蛾(30)
5月(2018年)に見られた蛾(29)
2018年6月7日(木)
5月(2018年)に見られた蛾(29) 撮影日:2018/05/27 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月27日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①タイワンモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っています。
その上,黄色の地と焦茶色の筋模様でツトガ科と分かります。
食餌植物が普通に見られるノブドウなので,見かける回数は多いです。

②クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端を斜め上に出しているものとこの写真のように出していないものが居ます。
出していれば直ぐシャチホコガ科と分かりますが・・・
モドキには似ているという意味がありますが,クワゴに似ているのは色彩だけで格好は似ていません。

③ヨツモンマエジロアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
名前通り四箇所に白紋と前翅前縁が白くなっています。
白紋には茶色の縁取り,縁毛にも茶色の斑模様がありなかなか洒落ています。
雄の触角は櫛歯状,雌は微毛状です。

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5月(2018年)に見られた蛾(29) 撮影日:2018/05/27 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月27日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①タイワンモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っています。
その上,黄色の地と焦茶色の筋模様でツトガ科と分かります。
食餌植物が普通に見られるノブドウなので,見かける回数は多いです。

②クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端を斜め上に出しているものとこの写真のように出していないものが居ます。
出していれば直ぐシャチホコガ科と分かりますが・・・
モドキには似ているという意味がありますが,クワゴに似ているのは色彩だけで格好は似ていません。

③ヨツモンマエジロアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
名前通り四箇所に白紋と前翅前縁が白くなっています。
白紋には茶色の縁取り,縁毛にも茶色の斑模様がありなかなか洒落ています。
雄の触角は櫛歯状,雌は微毛状です。

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tag : 5月(2018年)に見られた蛾(29)
5月(2018年)に見られた蛾(28)
2018年6月6日(水)
5月(2018年)に見られた蛾(28) 撮影日:2018/05/26,05/27 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月26日と27日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キアミメナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
灯火近くに,派手な紋様の蛾が頭を下にして止まっています。
波形紋様からナミシャク亜科と分かります。
セスジナミシャクと似ていて混同してしまいますが,違いを見つけました。
セスジナミシャクは薄褐色の筋がみな同じ太さです。
しかし,キアミメナミシャクの方は,太い筋が四本以上有ります。

②ハスオビヒメアツバ(ヤガ科ミジンアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が前方へ突き出ているのでアツバの仲間だと分かります。
似ている種にウスオビヒメアツバがいて混同しがちです。
でも,前縁近くに一対の黒点が有るので見分けが付きます。
前翅長6.5~8㎜とミジンコのように小さいのでミジンアツバ亜科に属しています。

③キボシアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
この蛾も下唇鬚(かしんひげ)が,前方へ突き出ているのでアツバの仲間だと分かります。
前翅長が10㎜程度の小さい蛾です。
前翅中央より少し前縁に寄った所にキボシと名付けの元になった橙色の紋があります。
頭も橙色でなかなか洒落た蛾です。

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5月(2018年)に見られた蛾(28) 撮影日:2018/05/26,05/27 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月26日と27日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①キアミメナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
灯火近くに,派手な紋様の蛾が頭を下にして止まっています。
波形紋様からナミシャク亜科と分かります。
セスジナミシャクと似ていて混同してしまいますが,違いを見つけました。
セスジナミシャクは薄褐色の筋がみな同じ太さです。
しかし,キアミメナミシャクの方は,太い筋が四本以上有ります。

②ハスオビヒメアツバ(ヤガ科ミジンアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が前方へ突き出ているのでアツバの仲間だと分かります。
似ている種にウスオビヒメアツバがいて混同しがちです。
でも,前縁近くに一対の黒点が有るので見分けが付きます。
前翅長6.5~8㎜とミジンコのように小さいのでミジンアツバ亜科に属しています。

③キボシアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
この蛾も下唇鬚(かしんひげ)が,前方へ突き出ているのでアツバの仲間だと分かります。
前翅長が10㎜程度の小さい蛾です。
前翅中央より少し前縁に寄った所にキボシと名付けの元になった橙色の紋があります。
頭も橙色でなかなか洒落た蛾です。

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tag : 5月(2018年)に見られた蛾(28)
5月(2018年)に見られた蛾(27)
2018年6月5日(火)
5月(2018年)に見られた蛾(27) 撮影日:2018/05/26 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月25日と26日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ヨスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて黄色の蛾ときたらツトガ科に相場が決まっています。
似た蛾にフタマタノメイガ・マタスジノメイガが居ますので注意が必要です。
前翅には筋が五本あるので,首をかしげてしまいます。
濃い色の筋だけ数えたのでしょう。

②マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ亜科)
前翅長7~9㎜の小さな蛾です。
下唇鬚(かしんひげ)が小さいので何の仲間か難しいです。
でも,翅を閉じて矢尻の形をしているのでヤガ科となります。
前翅前縁に白い紋があるのでマエシロモンアツバと名が付いたのでしょう。

②小さいながら白い紋が目を引くマエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ亜科)

③シロシタトビイロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
外横線が波形になっていてナミシャク亜科だと分かります。
黄矢印で示した所に上下合わせて三つの黒い筋があり同定のポイントとなっています。
シロシタとは,後翅が白っぽいので付いたのでしょう。

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5月(2018年)に見られた蛾(27) 撮影日:2018/05/26 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月25日と26日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ヨスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて黄色の蛾ときたらツトガ科に相場が決まっています。
似た蛾にフタマタノメイガ・マタスジノメイガが居ますので注意が必要です。
前翅には筋が五本あるので,首をかしげてしまいます。
濃い色の筋だけ数えたのでしょう。

②マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ亜科)
前翅長7~9㎜の小さな蛾です。
下唇鬚(かしんひげ)が小さいので何の仲間か難しいです。
でも,翅を閉じて矢尻の形をしているのでヤガ科となります。
前翅前縁に白い紋があるのでマエシロモンアツバと名が付いたのでしょう。

②小さいながら白い紋が目を引くマエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ亜科)

③シロシタトビイロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
外横線が波形になっていてナミシャク亜科だと分かります。
黄矢印で示した所に上下合わせて三つの黒い筋があり同定のポイントとなっています。
シロシタとは,後翅が白っぽいので付いたのでしょう。

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tag : 5月(2018年)に見られた蛾(27)
5月(2018年)に見られた蛾(26)
2018年6月4日(月)
5月(2018年)に見られた蛾(26) 撮影日:2018/05/25,05/26 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月25日と26日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ウスグロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)の様子を見ると後ろへ包(くる)まっています。
だから,クルマアツバ亜科と分かります。
ウスグロアツバは中横線の上近くに濃褐色の帯がある傾向があります。

②カクバネヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科ホソバヒゲナガキバガ亜科)
開張が12~14㎜の小さな蛾です。
体の割に下唇鬚(かしんひげ)も触角も大きな蛾です。
触角を左右に広げ,腹端を45度くらい上げて止まることが多いです。

②カクバネヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科ホソバヒゲナガキバガ亜科)
右隣にいるのはスジベニコケガです。

③ネグロヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
「みんなで作る蛾類図鑑」さんの分け方は,白い四角の形で分類しています。
A正方形に近い・・・ネグロヨトウ
B長方形のもの・・・ホソバネグロヨトウ
ところが,「虫ナビ」さんの分け方は,外横線の様子と外縁近くにある黒線です。
C外横線がなめらか・・・ネグロヨトウ
D外横線が鋸歯状 ・・・ホソバネグロヨトウ
E赤矢印で示した所(腎状紋の内側の端の真下)に黒い線があります。
「虫ナビ」さんの方法で分けた方が確実です。

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5月(2018年)に見られた蛾(26) 撮影日:2018/05/25,05/26 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月25日と26日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ウスグロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)の様子を見ると後ろへ包(くる)まっています。
だから,クルマアツバ亜科と分かります。
ウスグロアツバは中横線の上近くに濃褐色の帯がある傾向があります。

②カクバネヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科ホソバヒゲナガキバガ亜科)
開張が12~14㎜の小さな蛾です。
体の割に下唇鬚(かしんひげ)も触角も大きな蛾です。
触角を左右に広げ,腹端を45度くらい上げて止まることが多いです。

②カクバネヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科ホソバヒゲナガキバガ亜科)
右隣にいるのはスジベニコケガです。

③ネグロヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
「みんなで作る蛾類図鑑」さんの分け方は,白い四角の形で分類しています。
A正方形に近い・・・ネグロヨトウ
B長方形のもの・・・ホソバネグロヨトウ
ところが,「虫ナビ」さんの分け方は,外横線の様子と外縁近くにある黒線です。
C外横線がなめらか・・・ネグロヨトウ
D外横線が鋸歯状 ・・・ホソバネグロヨトウ
E赤矢印で示した所(腎状紋の内側の端の真下)に黒い線があります。
「虫ナビ」さんの方法で分けた方が確実です。

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tag : 5月(2018年)に見られた蛾(26)
5月(2018年)に見られた蛾(25)
2018年6月3日(日)
5月(2018年)に見られた蛾(25) 撮影日:2018/05/25,05/26 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月25日と26日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ハガタベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
スジベニコケガと並んで,赤橙色が綺麗な蛾です。
黒いぎざぎざした曲線を歯形に見立てて名付けたのでしょう。
スジベニコケガと比べて一回り小さい蛾です。

②カギシロスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅色が緑なので直ぐアオシャク亜科だとわかります。
前翅前縁近くで四本の白い横線が鉤状に曲がっているのでカギシロスジアオシャクと名付けたのでしょう。
緑が濃く縁毛が綺麗に生え揃っているので羽化したばかりの個体と思われます。

③モンクロシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いていないので,シャチホコガ科らしくない蛾です。
白い地に黒い紋があるのでモンクロシャチホコと名付けられたのでしょう。
黒い紋の中に青白い部分があってアクセントになって目を引きます。
この幼虫は美味しいと評判です。
サクラの葉を食べた幼虫の糞は桜餅の良い香がします。

③黒ずんだ紋の中に青白い紋があるモンクロシャチホコ(シャチホコガ科)

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5月(2018年)に見られた蛾(25) 撮影日:2018/05/25,05/26 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月25日と26日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ハガタベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
スジベニコケガと並んで,赤橙色が綺麗な蛾です。
黒いぎざぎざした曲線を歯形に見立てて名付けたのでしょう。
スジベニコケガと比べて一回り小さい蛾です。

②カギシロスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
翅色が緑なので直ぐアオシャク亜科だとわかります。
前翅前縁近くで四本の白い横線が鉤状に曲がっているのでカギシロスジアオシャクと名付けたのでしょう。
緑が濃く縁毛が綺麗に生え揃っているので羽化したばかりの個体と思われます。

③モンクロシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いていないので,シャチホコガ科らしくない蛾です。
白い地に黒い紋があるのでモンクロシャチホコと名付けられたのでしょう。
黒い紋の中に青白い部分があってアクセントになって目を引きます。
この幼虫は美味しいと評判です。
サクラの葉を食べた幼虫の糞は桜餅の良い香がします。

③黒ずんだ紋の中に青白い紋があるモンクロシャチホコ(シャチホコガ科)

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tag : 5月(2018年)に見られた蛾(25
5月(2018年)に見られた蛾(24)
2018年6月2日(土)
5月(2018年)に見られた蛾(24) 撮影日:2018/05/24 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月24日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ヒメウスベニトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
毎年普通に見かける蛾でモントガリバという種が居ます。
ところが,こちらのヒメウスベニトガリバは毎年は見られない種です。
何の仲間か見極めるのはポイントが分からないと難しいです。
前翅翅頂から斜めに上がる白い線(赤矢印)がポイントで,このような線があればトガリバガ科です。
白い線でなく黒い線の場合(こちらの方が多いです)もあります。

②ウチムラサキヒメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
開張が16~18㎜の小さな蛾です。
薄褐色の太めの亜外縁線の内側が紫を帯びているのでウチムラサキの名があるのでしょう。

③ゴマフリドクガ(ドクガ科)
勿来の関では5月下旬になるとゴマフリドクガが見られるようになります。
ドクガ科には30種以上居ますが毒針毛を持っていて注意しなければならないのはたった5種類です。
その中の一種類がこのゴマフリドクガです。
次のような特徴を持っています。
A横から見たとき後縁から上方へ立ち上がっている毛がある(二枚目の写真参照)
B足が毛深い
C体色が黄色・橙色か黒ずんだ色をしているもの
D小型の蛾

③人が近づいたり,カメラが近づいてたりしても,ほとんど逃げずにいるゴマフリドクガ(ドクガ科)

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5月(2018年)に見られた蛾(24) 撮影日:2018/05/24 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月24日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ヒメウスベニトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
毎年普通に見かける蛾でモントガリバという種が居ます。
ところが,こちらのヒメウスベニトガリバは毎年は見られない種です。
何の仲間か見極めるのはポイントが分からないと難しいです。
前翅翅頂から斜めに上がる白い線(赤矢印)がポイントで,このような線があればトガリバガ科です。
白い線でなく黒い線の場合(こちらの方が多いです)もあります。

②ウチムラサキヒメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
開張が16~18㎜の小さな蛾です。
薄褐色の太めの亜外縁線の内側が紫を帯びているのでウチムラサキの名があるのでしょう。

③ゴマフリドクガ(ドクガ科)
勿来の関では5月下旬になるとゴマフリドクガが見られるようになります。
ドクガ科には30種以上居ますが毒針毛を持っていて注意しなければならないのはたった5種類です。
その中の一種類がこのゴマフリドクガです。
次のような特徴を持っています。
A横から見たとき後縁から上方へ立ち上がっている毛がある(二枚目の写真参照)
B足が毛深い
C体色が黄色・橙色か黒ずんだ色をしているもの
D小型の蛾

③人が近づいたり,カメラが近づいてたりしても,ほとんど逃げずにいるゴマフリドクガ(ドクガ科)

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5月(2018年)に見られた蛾(23)
2018年6月1日(金)
5月(2018年)に見られた蛾(23) 撮影日:2018/05/23,05/24 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月23日と24日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ギンツバメ(ツバメガ科)
白い地に灰色の筋模様がある簡単な模様が目を引きつけます。
ツバメガ科特有の尾状突起が見られないのでシャクガ科に見えてしまいます。
食草であるガガイモ科の植物が四国には少ないのか四国産蛾類図鑑には掲載されていません。

②ヒカゲヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
前縁に白い筋が幾つも並んでいます。
この筋模様をヒメハマキ模様といいます。
ヒメハマキガ亜科を同定するときのポイントになっています。
円らな瞳が可愛い蛾です。

③ホソバネグロシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁からは腹端が覗いているので,シャチホコガ科だと分かります。
翅の付け根(胸部)が黒いのでネグロシャチホコの名が付いています。
勿来の関には食草のヒサカキが沢山分布しているので普通に見られる蛾です。

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5月(2018年)に見られた蛾(23) 撮影日:2018/05/23,05/24 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は5月23日と24日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ギンツバメ(ツバメガ科)
白い地に灰色の筋模様がある簡単な模様が目を引きつけます。
ツバメガ科特有の尾状突起が見られないのでシャクガ科に見えてしまいます。
食草であるガガイモ科の植物が四国には少ないのか四国産蛾類図鑑には掲載されていません。

②ヒカゲヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
前縁に白い筋が幾つも並んでいます。
この筋模様をヒメハマキ模様といいます。
ヒメハマキガ亜科を同定するときのポイントになっています。
円らな瞳が可愛い蛾です。

③ホソバネグロシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁からは腹端が覗いているので,シャチホコガ科だと分かります。
翅の付け根(胸部)が黒いのでネグロシャチホコの名が付いています。
勿来の関には食草のヒサカキが沢山分布しているので普通に見られる蛾です。

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tag : 5月(2018年)に見られた蛾(23)