4月(2018年)に見られた植物④
2018年4月17日(火)
4月(2018年)に見られた植物④ 撮影日:2018/04/15 場所:勿来の関・北茨城
今日,紹介するものは4月15日に勿来の関・北茨城で観察した植物です。
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

①カジイチゴ(バラ科キイチゴ属 落葉低木)
北茨城では海岸の近くで見られる植物です。
白い花は3~4㎝と大きく上の方を向いて咲きます。
珍しいことにキイチゴ属でも刺がありません。
5月頃,橙黄色に実が熟し食べられます。

②キバナオドリコソウ(シソ科常緑多年草)
ヨーロッパの東部〜西アジア原産の植物です。
葉に銀灰色の斑がある種が栽培されているうちに逸脱したものと思われます。
花の様子はオドリコソウにそっくりです。

③トウゴクミツバツツジ(ツツジ科落葉低木)
紅紫色の鮮やかな花をつけるので遠くからでも分かります。
勿来の関吹風殿の立て札には「ミツバツツジ」とありました。
ところが,雄しべの数は5本ではなく10本あるのです。
だから,この写真のものは「ミツバツツジ」でないことが分かりました。
宮城県から近畿地方東部までの太平洋側に分布しているトウゴクミツバツツジの可能性が大きいと思っています。

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4月(2018年)に見られた植物④ 撮影日:2018/04/15 場所:勿来の関・北茨城
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植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

①カジイチゴ(バラ科キイチゴ属 落葉低木)
北茨城では海岸の近くで見られる植物です。
白い花は3~4㎝と大きく上の方を向いて咲きます。
珍しいことにキイチゴ属でも刺がありません。
5月頃,橙黄色に実が熟し食べられます。

②キバナオドリコソウ(シソ科常緑多年草)
ヨーロッパの東部〜西アジア原産の植物です。
葉に銀灰色の斑がある種が栽培されているうちに逸脱したものと思われます。
花の様子はオドリコソウにそっくりです。

③トウゴクミツバツツジ(ツツジ科落葉低木)
紅紫色の鮮やかな花をつけるので遠くからでも分かります。
勿来の関吹風殿の立て札には「ミツバツツジ」とありました。
ところが,雄しべの数は5本ではなく10本あるのです。
だから,この写真のものは「ミツバツツジ」でないことが分かりました。
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