3月(2018年)に見られた蛾⑨
2018年3月31日(土)
3月(2018年)に見られた蛾⑨ 撮影日:2018/03/24,03/26,03/27 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月24日~27日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

赤矢印との間にある縞模様が目印のマダラスキバヒメハマキ。

まだ2回しか見ていないマダラスキバヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)。
この蛾を観察したのは,これで二度目です。
スキバの由来は,後翅が半透明であるからです。
赤矢印から赤矢印まで白や黒の斑模様が見られます。
この模様があるとヒメハマキガ亜科だと分かります。
私は,これをヒメハマキ模様と呼んでいます。

黒点が並ぶ型のホシオビキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)。
食餌植物がサクラなので普通に見られる蛾です。
ホシオビキリガには黒点型,白点型,ゴマダラ型の3種類が居ます。
成虫で冬を越します。
それで,後縁は傷だらけなのです。

赤矢印付近が大きく凹むナカモンキナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)。
モンキキナミシャクに似ますが,区別がつきます。
それは,赤矢印で示した所がナカモンキナミシャクは写真の様に大きく凹むからです。
まだ,勿来の関ではモンキキナミシャクが見つかっていません。

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3月(2018年)に見られた蛾⑨ 撮影日:2018/03/24,03/26,03/27 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月24日~27日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

赤矢印との間にある縞模様が目印のマダラスキバヒメハマキ。

まだ2回しか見ていないマダラスキバヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)。
この蛾を観察したのは,これで二度目です。
スキバの由来は,後翅が半透明であるからです。
赤矢印から赤矢印まで白や黒の斑模様が見られます。
この模様があるとヒメハマキガ亜科だと分かります。
私は,これをヒメハマキ模様と呼んでいます。

黒点が並ぶ型のホシオビキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)。
食餌植物がサクラなので普通に見られる蛾です。
ホシオビキリガには黒点型,白点型,ゴマダラ型の3種類が居ます。
成虫で冬を越します。
それで,後縁は傷だらけなのです。

赤矢印付近が大きく凹むナカモンキナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)。
モンキキナミシャクに似ますが,区別がつきます。
それは,赤矢印で示した所がナカモンキナミシャクは写真の様に大きく凹むからです。
まだ,勿来の関ではモンキキナミシャクが見つかっていません。

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tag : 3月(2018年)に見られた蛾⑨
3月(2018年)に見られた野鳥
2018年3月30日(金)
3月(2018年)に見られた野鳥 撮影日:2018/03/25,03/28 場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月下旬に勿来の関で観察した野鳥です。

後方を警戒しているツグミ。

腹部にある白と黒の斑模様が特徴のツグミ。
①ツグミ
シベリアとカムチャッカで繁殖し,冬鳥として渡来してきます。
暖かくなると見られなくなります。
地面を跳(は)ねながら餌を探します。

緑を帯びた頭からアオジと呼ばれます。
②アオジ(スズメ目ホオジロ科)
日本では本州中部より北の山地で繁殖し,本州中部より西で冬を過ごします。
暖かくなると見られなくなります。
地面に降りて餌を探しているのをよく見ます。
3月(2018年)に見られた野鳥 撮影日:2018/03/25,03/28 場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月下旬に勿来の関で観察した野鳥です。

後方を警戒しているツグミ。

腹部にある白と黒の斑模様が特徴のツグミ。
①ツグミ
シベリアとカムチャッカで繁殖し,冬鳥として渡来してきます。
暖かくなると見られなくなります。
地面を跳(は)ねながら餌を探します。

緑を帯びた頭からアオジと呼ばれます。
②アオジ(スズメ目ホオジロ科)
日本では本州中部より北の山地で繁殖し,本州中部より西で冬を過ごします。
暖かくなると見られなくなります。
地面に降りて餌を探しているのをよく見ます。
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3月(2018年)に見られた植物③
2018年3月29日(木)
3月(2018年)に見られた植物③ 撮影日:2018/03/29 場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月29日に勿来の関で観察した植物です。
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

①ヒメスミレ(スミレ科の多年草) アスファルトの所のものは早く咲きます。
早春に咲く小型のスミレです。
特に咲き始めの頃は,背丈も葉も小さいです。
生育場所によって咲く時期が違います。
アスファルトの所の方が芝生の所よりも早いです。

②キュウリグサ(ムラサキ科) 渦巻き状の蕾は開花するに従って真っ直ぐ並びます。
弱い風でも揺れてしまうので写しにくい植物です。
この植物はムラサキ科なのでカタツムリの殻の様に蕾が渦を巻いて並んでいます。
数えると蕾が10個ほど並んでいるのが分かります。
緑矢印のものは,二番目に咲きます。
咲くに従って花茎は真っ直ぐになり伸びていきます。

③ホトケノザと(シソ科オドリコソウ属) 花が動物の顔に見えてきました。
シソ科なので茎は四角で葉は対生です。
ホトケノザを思いっきり大きく写しました。
するとどうでしょう。
花弁にある赤点が目や鼻に見え面白い写真になりました。
ウサギやイヌの顔に見え愉快になってきます。
赤矢印で示した花弁には特に赤い毛が生え,頭や耳に見えてしまいます。

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3月(2018年)に見られた植物③ 撮影日:2018/03/29 場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月29日に勿来の関で観察した植物です。
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

①ヒメスミレ(スミレ科の多年草) アスファルトの所のものは早く咲きます。
早春に咲く小型のスミレです。
特に咲き始めの頃は,背丈も葉も小さいです。
生育場所によって咲く時期が違います。
アスファルトの所の方が芝生の所よりも早いです。

②キュウリグサ(ムラサキ科) 渦巻き状の蕾は開花するに従って真っ直ぐ並びます。
弱い風でも揺れてしまうので写しにくい植物です。
この植物はムラサキ科なのでカタツムリの殻の様に蕾が渦を巻いて並んでいます。
数えると蕾が10個ほど並んでいるのが分かります。
緑矢印のものは,二番目に咲きます。
咲くに従って花茎は真っ直ぐになり伸びていきます。

③ホトケノザと(シソ科オドリコソウ属) 花が動物の顔に見えてきました。
シソ科なので茎は四角で葉は対生です。
ホトケノザを思いっきり大きく写しました。
するとどうでしょう。
花弁にある赤点が目や鼻に見え面白い写真になりました。
ウサギやイヌの顔に見え愉快になってきます。
赤矢印で示した花弁には特に赤い毛が生え,頭や耳に見えてしまいます。

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tag : 3月(2018年)に見られた植物③
3月(2018年)に見られた蛾⑧
2018年3月28日(水)
3月(2018年)に見られた蛾⑧ 撮影日:2018/03/28 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月28日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①同定にてこずるフトフタオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
個体変異が大きく,似たものがいるので同定は難しいです。
同定ポイントは次の様です。
①赤矢印の両端にあるW紋。
②前翅・後翅にある外横線(1本だけはっきりしている横線)の様子。
③後縁近くで濃くなる亜外縁線。

②口吻を伸ばしているカバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
淡い褐色の蛾で毎年早春に見られます。
それは,おそらく勿来の関にコナラやサクラ類が沢山分布しているからでしょう。
口吻を伸ばしているので,ミネラルを補給しているのでしょう。

③ニッコウエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)。櫛歯状の触角から雄と分かります。
前翅長25㎜の中くらいの蛾ですが大きく見えます。
同定ポイントは次の様なものです。
①胸部に見られる黒線(赤矢印)。
②前縁に並ぶ黒い紋。
③腹部背に対になって並ぶ黒点。

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3月(2018年)に見られた蛾⑧ 撮影日:2018/03/28 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月28日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①同定にてこずるフトフタオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
個体変異が大きく,似たものがいるので同定は難しいです。
同定ポイントは次の様です。
①赤矢印の両端にあるW紋。
②前翅・後翅にある外横線(1本だけはっきりしている横線)の様子。
③後縁近くで濃くなる亜外縁線。

②口吻を伸ばしているカバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
淡い褐色の蛾で毎年早春に見られます。
それは,おそらく勿来の関にコナラやサクラ類が沢山分布しているからでしょう。
口吻を伸ばしているので,ミネラルを補給しているのでしょう。

③ニッコウエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)。櫛歯状の触角から雄と分かります。
前翅長25㎜の中くらいの蛾ですが大きく見えます。
同定ポイントは次の様なものです。
①胸部に見られる黒線(赤矢印)。
②前縁に並ぶ黒い紋。
③腹部背に対になって並ぶ黒点。

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tag : 3月(2018年)に見られた蛾⑧
3月(2018年)に見られた昆虫①
2018年3月27日(火)
3月(2018年)に見られた昆虫① 撮影日:2018/03/27 場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月27日に勿来の関で観察した昆虫です。

①壁にある養分を吸い取るルリタテハ(チョウ目タテハチョウ科)
建物の中にある明かり窓には翅裏が黒ずんだ褐色のチョウが止まっています。
翅を開けば名前が分かるのですが生憎閉じています。
その内少し開き水色の帯模様が見えました。
ルリタテハです。少し寒かったのでしょう。
水平に開き日光浴を始めました。
すかさずフラッシュを焚き写真を撮りました。
すると口吻(赤矢印)を伸ばして壁に付いているミネラルを吸収していました。

②逃げ足の速いビロウドツリアブ(ハエ目ツリアブ科)
ヘリコプターの様に空中に静止することが出来ます。
落ち葉に止まるときには,ゆっくり降りていきます。
目がいいのでしょう。
人間が近付くと直ぐ逃げます。

③群がるヨコヅナサシガメの幼虫(カメムシ目サシガメ科)
毎年,3月になるとどこからともなく集まってきます。
南側に面する幹に見られます。
サクラ・コナラの木で観察しています。
これらのヨコヅナサシガメは幼虫です。
体が小さいことと赤い点が上から見られるからです。
成虫には上から見たとき赤い点は見られません。

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3月(2018年)に見られた昆虫① 撮影日:2018/03/27 場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月27日に勿来の関で観察した昆虫です。

①壁にある養分を吸い取るルリタテハ(チョウ目タテハチョウ科)
建物の中にある明かり窓には翅裏が黒ずんだ褐色のチョウが止まっています。
翅を開けば名前が分かるのですが生憎閉じています。
その内少し開き水色の帯模様が見えました。
ルリタテハです。少し寒かったのでしょう。
水平に開き日光浴を始めました。
すかさずフラッシュを焚き写真を撮りました。
すると口吻(赤矢印)を伸ばして壁に付いているミネラルを吸収していました。

②逃げ足の速いビロウドツリアブ(ハエ目ツリアブ科)
ヘリコプターの様に空中に静止することが出来ます。
落ち葉に止まるときには,ゆっくり降りていきます。
目がいいのでしょう。
人間が近付くと直ぐ逃げます。

③群がるヨコヅナサシガメの幼虫(カメムシ目サシガメ科)
毎年,3月になるとどこからともなく集まってきます。
南側に面する幹に見られます。
サクラ・コナラの木で観察しています。
これらのヨコヅナサシガメは幼虫です。
体が小さいことと赤い点が上から見られるからです。
成虫には上から見たとき赤い点は見られません。

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tag : 3月(2018年)に見られた昆虫①
春の妖精 コツバメ
2018年3月26日(月)
春の妖精 コツバメ 撮影日:2018/03/25,03/26 場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月25日と26日に勿来の関で観察したコツバメです。

キブシの蜜を吸うコツバメ。
観察が終わって帰ろうとするとキブシの花の回りで何かが飛びました。
止まったあたりを見たら何とコツバメではありませんか。
アセビに止まっているのは何度か見ています。
しかし,キブシに止まっているのは初めてです。
写真を撮って拡大して見ました。
すると,口吻を伸ばして吸蜜中です。
食事中は警戒心が薄れる為かカメラを近付けても逃げません。

コツバメ。
この場所はアセビが分布しているので毎年コツバメが観察できる所です。
しかし,去年はどういう訳かほとんど観察できませんでした。
昨日は観察できませんでしたが,暫く立っていると二匹のコツバメが縄張り争いをしています。
追い払うと地面に降りて日光浴を始めます。
こんなことを幾度も繰り返します。

体を傾けるコツバメ。
コツバメは地面に止まると体を傾けます。
日光が翅に直角に当たる様に傾けます。
それでも,体温が下がらぬように毛が沢山生えています。

口吻(赤矢印)を伸ばすコツバメ。
地面に降りたコツバメの中には口吻を地面まで伸ばしているのもいます。
土に含まれているミネラルを吸収する為です。
科名 チョウ目シジミチョウ科
和名 コツバメ
大きさ 前翅長 14㎜
分布 北海道,本州,四国,九州
出現月 3~5月
食餌動植物 幼虫はアセビ・ツツジの花・実・新芽を食べます。
特徴 年一化で早春のみ出現します。蛹越冬。

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春の妖精 コツバメ 撮影日:2018/03/25,03/26 場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月25日と26日に勿来の関で観察したコツバメです。

キブシの蜜を吸うコツバメ。
観察が終わって帰ろうとするとキブシの花の回りで何かが飛びました。
止まったあたりを見たら何とコツバメではありませんか。
アセビに止まっているのは何度か見ています。
しかし,キブシに止まっているのは初めてです。
写真を撮って拡大して見ました。
すると,口吻を伸ばして吸蜜中です。
食事中は警戒心が薄れる為かカメラを近付けても逃げません。

コツバメ。
この場所はアセビが分布しているので毎年コツバメが観察できる所です。
しかし,去年はどういう訳かほとんど観察できませんでした。
昨日は観察できませんでしたが,暫く立っていると二匹のコツバメが縄張り争いをしています。
追い払うと地面に降りて日光浴を始めます。
こんなことを幾度も繰り返します。

体を傾けるコツバメ。
コツバメは地面に止まると体を傾けます。
日光が翅に直角に当たる様に傾けます。
それでも,体温が下がらぬように毛が沢山生えています。

口吻(赤矢印)を伸ばすコツバメ。
地面に降りたコツバメの中には口吻を地面まで伸ばしているのもいます。
土に含まれているミネラルを吸収する為です。
科名 チョウ目シジミチョウ科
和名 コツバメ
大きさ 前翅長 14㎜
分布 北海道,本州,四国,九州
出現月 3~5月
食餌動植物 幼虫はアセビ・ツツジの花・実・新芽を食べます。
特徴 年一化で早春のみ出現します。蛹越冬。

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3月(2018年)に見られた植物②
2018年3月25日(日)
3月(2018年)に見られた植物② 撮影日:2018/03/24場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月24日に勿来の関で観察した植物です。
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

①アセビ(ツツジ科の常緑低木)
私は,白いアセビしか見たことはありませんが桃色がかったアセビがあるようです。
奈良公園や近くの山林ではアセビの大木があるといいます。
それは,草食動物のシカが,毒のあるアセビを食わないからだそうです。

②ショウジョウバカマ(ユリ科の多年草)
湿った場所で見られる植物です。
放射状に広がる葉の先が赤味を帯びています。
この色が猩々(ショウジョウ)に似ていることからショウジョウバカマとなったようです。

③シュンラン(ラン科の多年草)
春に咲く蘭という意味で春蘭(シュンラン)と名前が付きました。
根が地中に残っているので毎年同じ所で見られます。
背丈が大きくならない内に写すと可愛らしく撮れます。

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3月(2018年)に見られた植物② 撮影日:2018/03/24場所:勿来の関
今日,紹介するものは3月24日に勿来の関で観察した植物です。
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

①アセビ(ツツジ科の常緑低木)
私は,白いアセビしか見たことはありませんが桃色がかったアセビがあるようです。
奈良公園や近くの山林ではアセビの大木があるといいます。
それは,草食動物のシカが,毒のあるアセビを食わないからだそうです。

②ショウジョウバカマ(ユリ科の多年草)
湿った場所で見られる植物です。
放射状に広がる葉の先が赤味を帯びています。
この色が猩々(ショウジョウ)に似ていることからショウジョウバカマとなったようです。

③シュンラン(ラン科の多年草)
春に咲く蘭という意味で春蘭(シュンラン)と名前が付きました。
根が地中に残っているので毎年同じ所で見られます。
背丈が大きくならない内に写すと可愛らしく撮れます。

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tag : 3月(2018年)に見られた植物②
3月(2018年)に見られた植物①
2018年3月24日(土)
3月(2018年)に見られた植物① 撮影日:2018/03/24場所:勿来の関

①ヤシャブシ(カバノキ科)
福島県から紀伊半島太平洋側に分布する落葉小高木です。
赤矢印・・・雌花です。
緑矢印・・・越年した花穂です。
青矢印・・・雄花です。

②キブシ(キブシ科)
北海道(西南部)、本州、四国、九州、小笠原に分布する落葉低木です。
ソメイヨシノが開花する前に既に満開を迎えています。
雌雄異株です。

③マキノスミレ(スミレ科)
中部地方以北に分布するのがマキノスミレで,中部地方以西にはシハイスミレが分布しているようです。
葉の裏は少し紫を帯びています。

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3月(2018年)に見られた植物① 撮影日:2018/03/24場所:勿来の関

①ヤシャブシ(カバノキ科)
福島県から紀伊半島太平洋側に分布する落葉小高木です。
赤矢印・・・雌花です。
緑矢印・・・越年した花穂です。
青矢印・・・雄花です。

②キブシ(キブシ科)
北海道(西南部)、本州、四国、九州、小笠原に分布する落葉低木です。
ソメイヨシノが開花する前に既に満開を迎えています。
雌雄異株です。

③マキノスミレ(スミレ科)
中部地方以北に分布するのがマキノスミレで,中部地方以西にはシハイスミレが分布しているようです。
葉の裏は少し紫を帯びています。

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tag : 3月(2018年)に見られた植物①
3月(2018年)に見られた蛾⑦
2018年3月23日(金)
3月(2018年)に見られた蛾⑦ 撮影日:2018/03/19~03/23場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月19日~23日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①シロテンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
一見,濃褐色でこれといった特徴が無いように見えます。
でも,前翅と後翅にある白点(赤矢印)に気が付けば同定することが出来ます。

②シロトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
灰白色で細かい黒点がある蛾です。
内横線・中横線・外横線は前縁と後縁近くで色が濃くなる傾向があります。
雌の翅は退化していて短く飛べません。所謂「冬尺蛾」です。
幼虫の背に刺があることから名前にトゲがついています。

③ヒゲマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
中型でも大きい部類に入る蛾です。
翅が焦茶色なので綺麗には見えません。
何故ヒゲマダラと名が付いたのか分かりませんでした。
でも,触角(赤矢印)を見ているうちに気が付きました。
それは,髭(=触角)が黄と黒の斑模様だからです。

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3月(2018年)に見られた蛾⑦ 撮影日:2018/03/19~03/23場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月19日~23日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①シロテンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
一見,濃褐色でこれといった特徴が無いように見えます。
でも,前翅と後翅にある白点(赤矢印)に気が付けば同定することが出来ます。

②シロトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
灰白色で細かい黒点がある蛾です。
内横線・中横線・外横線は前縁と後縁近くで色が濃くなる傾向があります。
雌の翅は退化していて短く飛べません。所謂「冬尺蛾」です。
幼虫の背に刺があることから名前にトゲがついています。

③ヒゲマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
中型でも大きい部類に入る蛾です。
翅が焦茶色なので綺麗には見えません。
何故ヒゲマダラと名が付いたのか分かりませんでした。
でも,触角(赤矢印)を見ているうちに気が付きました。
それは,髭(=触角)が黄と黒の斑模様だからです。

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tag : 3月(2018年)に見られた蛾⑦
1月(2018年)に見られた蛾②
2018年3月22日(木)
1月(2018年)に見られた蛾② 撮影日:2018/01/17場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は1月17日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①クロカギヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)
頭部の先を見るとキバがあるのが分かります。
黒い鍵状の紋があるのでクロカギと名が付いたのでしょう。
胸部と頭部は白く,開張は17~20㎜と小さい蛾です。

②クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端は見えていませんが,翅を屋根形にして止まっています。
だから,ヤガ科かシャチホコガ科に属する蛾になります。
雄の触角は両櫛歯状で,雌は糸状です。
前翅長は33㎜と中くらいの蛾です。

③クロテンフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科)
赤矢印で示した外横線が矢印の所で急に折れ曲がっています。
更に,黒点が大きいのでクロテンフユシャクと同定しました。
雌の翅は退化していて飛べません。 「冬尺蛾」です。
<雌の画像はこちらです。>

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1月(2018年)に見られた蛾② 撮影日:2018/01/17場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は1月17日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①クロカギヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)
頭部の先を見るとキバがあるのが分かります。
黒い鍵状の紋があるのでクロカギと名が付いたのでしょう。
胸部と頭部は白く,開張は17~20㎜と小さい蛾です。

②クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科)
腹端は見えていませんが,翅を屋根形にして止まっています。
だから,ヤガ科かシャチホコガ科に属する蛾になります。
雄の触角は両櫛歯状で,雌は糸状です。
前翅長は33㎜と中くらいの蛾です。

③クロテンフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科)
赤矢印で示した外横線が矢印の所で急に折れ曲がっています。
更に,黒点が大きいのでクロテンフユシャクと同定しました。
雌の翅は退化していて飛べません。 「冬尺蛾」です。
<雌の画像はこちらです。>

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tag : 1月(2018年)に見られた蛾②
1月(2018年)に見られた蛾①
2018年3月21日(水)
1月(2018年)に見られた蛾① 撮影日:2018/01/10,01/17場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は1月10日と1月17日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。
3種類とも「冬尺蛾」で雌の翅は退化して短く飛べないので歩いて移動します。

①チャバネフユエダシャク(シャクシャクガ科エダシャク亜科)
勿来の関では,12月下旬から1月中旬頃まで見られます。
雌は白い地に黒い斑紋があるので,ホルスタインの愛称で呼ばれています。
<その画像はこちらです。>

②イチモジフユナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
一見エダシャク亜科に見えてしまいます。
幅のある外横線の外側が何となく波を打っているように見えます。
だからナミシャク亜科に属するのでしょうか。
雌の翅は腹部の半分くらいあります。

③ナミスジフユナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印で示した外横線が波を打っているのでナミシャク亜科の蛾であることが分かります。
雌の翅は腹部の半分よりも短いです。

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1月(2018年)に見られた蛾① 撮影日:2018/01/10,01/17場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は1月10日と1月17日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。
3種類とも「冬尺蛾」で雌の翅は退化して短く飛べないので歩いて移動します。

①チャバネフユエダシャク(シャクシャクガ科エダシャク亜科)
勿来の関では,12月下旬から1月中旬頃まで見られます。
雌は白い地に黒い斑紋があるので,ホルスタインの愛称で呼ばれています。
<その画像はこちらです。>

②イチモジフユナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
一見エダシャク亜科に見えてしまいます。
幅のある外横線の外側が何となく波を打っているように見えます。
だからナミシャク亜科に属するのでしょうか。
雌の翅は腹部の半分くらいあります。

③ナミスジフユナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印で示した外横線が波を打っているのでナミシャク亜科の蛾であることが分かります。
雌の翅は腹部の半分よりも短いです。

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tag : 1月(2018年)に見られた蛾①
3月(2018年)に見られた蛾⑥
2018年3月20日(火)
3月(2018年)に見られた蛾⑥ 撮影日:2018/03/16,03/19場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月16日と3月19日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①カギモンヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
黒紋が鍵を入れる穴の形に似ているのでカギモンヤガと名付けられたのでしょう。
似ている蛾にカシワキリガが居ます。
カシワキリガには鍵状の黒紋と後縁の間に小さな四角の紋があるので区別がつきます。

②ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
この蛾の前翅には,外横線(赤矢印)が波を打っています。
外横線が波を打っていれば,ナミシャク亜科に属する蛾です。

③マユミオオクチブサガ(クチブサガ科)
似ている蛾にオオキクチブサガが居ます。
でも,黒点の位置が次の様に違うので区別することが出来ます。
マユミオオクチブサガ・・・前翅後半(赤矢印)
オオキクチブサガ ・・・前翅中頃の背

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3月(2018年)に見られた蛾⑥ 撮影日:2018/03/16,03/19場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月16日と3月19日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①カギモンヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
黒紋が鍵を入れる穴の形に似ているのでカギモンヤガと名付けられたのでしょう。
似ている蛾にカシワキリガが居ます。
カシワキリガには鍵状の黒紋と後縁の間に小さな四角の紋があるので区別がつきます。

②ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
この蛾の前翅には,外横線(赤矢印)が波を打っています。
外横線が波を打っていれば,ナミシャク亜科に属する蛾です。

③マユミオオクチブサガ(クチブサガ科)
似ている蛾にオオキクチブサガが居ます。
でも,黒点の位置が次の様に違うので区別することが出来ます。
マユミオオクチブサガ・・・前翅後半(赤矢印)
オオキクチブサガ ・・・前翅中頃の背

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tag : 3月(2018年)に見られた蛾⑥
3月(2018年)に見られた蛾⑤
2018年3月19日(月)
3月(2018年)に見られた蛾⑤ 撮影日:2018/03/19 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月19日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①マツキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
勿来の関にはアカマツが至る所に分布しています。
だから,マツの葉を食餌植物にしているマツキリガが毎年見られます。
幼虫がマツの葉を食べるのでマツキリガと名が付いたのでしょう。
前翅に腎状紋と環状紋がみられるのでヤガ科だと分かります。

②ヨモギヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)
幼虫がヨモギの葉を食べるのでヨモギの名が付いたようです。
青矢印で示した様に後方へ反り返ったキバがあるのでキバガ科と分かります。
似た蛾がいますが,この蛾は前翅中程に白点があるので見分けられます。

③ハスオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
翅頂付近から出る外横線には二種類あります。
1つは緑矢印で示した様に点列状になって居るものです。
もう一つは,赤矢印で示した様に1本の線になって居るものです。
どちらの触角も櫛歯状になっているので,これらは雄のハスオビエダシャクです。

外横線が1本の線になっているハスオビエダシャク。
3月(2018年)に見られた蛾⑤ 撮影日:2018/03/19 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月19日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①マツキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
勿来の関にはアカマツが至る所に分布しています。
だから,マツの葉を食餌植物にしているマツキリガが毎年見られます。
幼虫がマツの葉を食べるのでマツキリガと名が付いたのでしょう。
前翅に腎状紋と環状紋がみられるのでヤガ科だと分かります。

②ヨモギヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)
幼虫がヨモギの葉を食べるのでヨモギの名が付いたようです。
青矢印で示した様に後方へ反り返ったキバがあるのでキバガ科と分かります。
似た蛾がいますが,この蛾は前翅中程に白点があるので見分けられます。

③ハスオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
翅頂付近から出る外横線には二種類あります。
1つは緑矢印で示した様に点列状になって居るものです。
もう一つは,赤矢印で示した様に1本の線になって居るものです。
どちらの触角も櫛歯状になっているので,これらは雄のハスオビエダシャクです。

外横線が1本の線になっているハスオビエダシャク。
tag : 3月(2018年)に見られた蛾⑤
3月(2018年)に見られた蛾④
2018年3月18日(日)
3月(2018年)に見られた蛾④ 撮影日:2018/03/18 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月18日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。
3月中旬になると語尾に「キリガ」が付く蛾が見られるようになります。
その中から3種類紹介します。

①同定が難しいカシワオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
似ている蛾にミヤマオビキリガがいて同定に苦労しました。
前翅長は約20㎜ありました。

亜外縁線近くの一対の黒点が決め手となるスモモキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
この蛾独特の目印があるので同定は簡単です。
それは,緑矢印で示した一対の黒点が亜外縁線の近くにあるからです。
赤矢印で示した点線状の外横線がはっきりしているものと不まい明瞭のものとがいます。

③前縁近くで曲がる亜外縁線がポイントとなるホソバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
似ている蛾にブナキリガがいますが,違いがはっきりしているので区別がつきます。
それは,赤矢印で示した所で亜外縁線が直角に近い角度で曲がるからです。

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3月(2018年)に見られた蛾④ 撮影日:2018/03/18 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月18日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。
3月中旬になると語尾に「キリガ」が付く蛾が見られるようになります。
その中から3種類紹介します。

①同定が難しいカシワオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
似ている蛾にミヤマオビキリガがいて同定に苦労しました。
前翅長は約20㎜ありました。

亜外縁線近くの一対の黒点が決め手となるスモモキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
この蛾独特の目印があるので同定は簡単です。
それは,緑矢印で示した一対の黒点が亜外縁線の近くにあるからです。
赤矢印で示した点線状の外横線がはっきりしているものと不まい明瞭のものとがいます。

③前縁近くで曲がる亜外縁線がポイントとなるホソバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
似ている蛾にブナキリガがいますが,違いがはっきりしているので区別がつきます。
それは,赤矢印で示した所で亜外縁線が直角に近い角度で曲がるからです。

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tag : 3月(2018年)に見られた蛾④
マメハマキホソガ
2018年3月17日(土)
マメハマキホソガ 撮影日:2018/03/15,03/16 場所:勿来の関
ホソガ科のマメハマキホソガを紹介します。
白い壁を見ると大きさが10mm程度の蛾が止まっています。
犬がお座りの姿勢をとっているような格好で止まっています。
こんな格好で止まる蛾はホソガ科です。

ホソガ科では珍しい前方へ出張ったものがある(赤矢印)マメハマキホソガ。
今までも,何度かこのような蛾を観察してきました。
しかし,いつも名前が分からずに終わっていました。
その理由として,体が真っ黒に写ってしまうので紋様が分からずにいたからです。
でも,前翅をよく観察すると黒点がぼんやりと見えています。
そこで,どんな紋様が浮き出てくるか画像を明るくしてみました。
すると,前縁に沿って黒点が3つ並び,後縁近くにも1つずれてあることが分かりました。

目で見るとこれよりも黒く見えるマメハマキホソガ。
マメハマキホソガの特徴は次の通りです。
①赤矢印で示したように前方に出張っています。(前方に出張るものはあまりいません。)
②顔の真ん中あたりにはキバのようなものがあります。
③前翅には黒い点が4つあります。

画像を明るくして初めて紋様が分かったマメハマキホソガ。
科名 ホソガ科
和名 マメハマキホソガ
大きさ 開張 10㎜
分布 本州,四国,九州
出現月(羽化する月) 7~9月
食餌動植物 幼虫はダイズ,アズキ,インゲンマメ,ヤハズソウ,マルバハギの葉を食べます。
特徴 1年を通して見られる蛾と思われます。
ポイントは 黒点4つ 出張る鼻

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マメハマキホソガ 撮影日:2018/03/15,03/16 場所:勿来の関
ホソガ科のマメハマキホソガを紹介します。
白い壁を見ると大きさが10mm程度の蛾が止まっています。
犬がお座りの姿勢をとっているような格好で止まっています。
こんな格好で止まる蛾はホソガ科です。

ホソガ科では珍しい前方へ出張ったものがある(赤矢印)マメハマキホソガ。
今までも,何度かこのような蛾を観察してきました。
しかし,いつも名前が分からずに終わっていました。
その理由として,体が真っ黒に写ってしまうので紋様が分からずにいたからです。
でも,前翅をよく観察すると黒点がぼんやりと見えています。
そこで,どんな紋様が浮き出てくるか画像を明るくしてみました。
すると,前縁に沿って黒点が3つ並び,後縁近くにも1つずれてあることが分かりました。

目で見るとこれよりも黒く見えるマメハマキホソガ。
マメハマキホソガの特徴は次の通りです。
①赤矢印で示したように前方に出張っています。(前方に出張るものはあまりいません。)
②顔の真ん中あたりにはキバのようなものがあります。
③前翅には黒い点が4つあります。

画像を明るくして初めて紋様が分かったマメハマキホソガ。
科名 ホソガ科
和名 マメハマキホソガ
大きさ 開張 10㎜
分布 本州,四国,九州
出現月(羽化する月) 7~9月
食餌動植物 幼虫はダイズ,アズキ,インゲンマメ,ヤハズソウ,マルバハギの葉を食べます。
特徴 1年を通して見られる蛾と思われます。
ポイントは 黒点4つ 出張る鼻

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tag : マメハマキホソガ
3月(2018年)に見られた蛾③
2018年3月16日(金)
3月(2018年)に見られた蛾③ 撮影日:2018/03/15,03/16 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月14日~15日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①オカモトトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅や後翅は折り畳めるようになっているので細長い形に見えます。
クワトゲエダシャクに似ていますが,オカモトトゲエダシャクは茶色が濃いです。
幼虫にはトゲ状の突起があるので名前にトゲが付いています。

②ヒロバトガリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ホソバトガリエダシャクと似ていて区別するのが難しい種です。
赤矢印・水色矢印・白矢印で示した箇所の形状で同定しました。

③翅を重ねて止まるカバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
薄桃色を帯びた薄褐色の翅が綺麗なので好きな蛾の一つです。
亜外縁線が前縁近くで鉤状に曲がります。
その線を挟むような黒紋があるものが多いです。

③翅を広げて止まるカバキリガ

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3月(2018年)に見られた蛾③ 撮影日:2018/03/15,03/16 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月14日~15日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①オカモトトゲエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅や後翅は折り畳めるようになっているので細長い形に見えます。
クワトゲエダシャクに似ていますが,オカモトトゲエダシャクは茶色が濃いです。
幼虫にはトゲ状の突起があるので名前にトゲが付いています。

②ヒロバトガリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ホソバトガリエダシャクと似ていて区別するのが難しい種です。
赤矢印・水色矢印・白矢印で示した箇所の形状で同定しました。

③翅を重ねて止まるカバキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
薄桃色を帯びた薄褐色の翅が綺麗なので好きな蛾の一つです。
亜外縁線が前縁近くで鉤状に曲がります。
その線を挟むような黒紋があるものが多いです。

③翅を広げて止まるカバキリガ

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tag : 3月(2018年)に見られた蛾③
3月(2018年)に見られた蛾②
2018年3月15日(木)
3月(2018年)に見られた蛾② 撮影日:2018/03/14 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月14日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①クロモンキリバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
淡褐色でお椀を伏せたような形をしています。
しかも,亜外縁線に黒い紋が並んでいるので印象に残る蛾です。
後翅後縁が切られたように直線的なのでキリバエダシャクと名付けられたのでしょう。

②スギタニキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
前翅長を測ると25㎜ありました。
前翅長が20㎜くらいになると大きいと感じます。
太い樹木の紋様があって格好の良さを感じます。

③トビモンオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が32㎜もある大きな蛾です。
雌の前翅長は40㎜と大きいのでこの蛾は雄と思われます。
腹部が太いので紛らわしいですが,雌の腹部の中央は左右に膨らんでいます。
幼虫の頭部には円味のある2本の角があって人気があります。

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3月(2018年)に見られた蛾② 撮影日:2018/03/14 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月14日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

①クロモンキリバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
淡褐色でお椀を伏せたような形をしています。
しかも,亜外縁線に黒い紋が並んでいるので印象に残る蛾です。
後翅後縁が切られたように直線的なのでキリバエダシャクと名付けられたのでしょう。

②スギタニキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
前翅長を測ると25㎜ありました。
前翅長が20㎜くらいになると大きいと感じます。
太い樹木の紋様があって格好の良さを感じます。

③トビモンオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が32㎜もある大きな蛾です。
雌の前翅長は40㎜と大きいのでこの蛾は雄と思われます。
腹部が太いので紛らわしいですが,雌の腹部の中央は左右に膨らんでいます。
幼虫の頭部には円味のある2本の角があって人気があります。

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tag : 3月(2018年)に見られた蛾②
3月(2018年)に見られた蛾①
2018年3月14日(水)
3月(2018年)に見られた蛾① 撮影日:2018/03/14 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月14日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。
例年に無い寒さで飛来する蛾が少ない日々が続きました。
しかし,前日(3/13)の最高気温が15℃を超え蛾の飛来が期待できそうだったので勿来の関へ出掛けました。

①キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
遠目には,小枝が転がっているように見えるキバラモクメキリガです。

②カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
カギモンヤガと似た紋があって混同しがちな蛾です。
でも,後縁に近い所にある棒状の紋があるので区別がつきます。
容姿端麗なので好きな蛾の一つです。

③アトジロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
毎年,早春に見られる蛾の一つです。
遠目には焦茶色に見えます。
アトジロの意味が分かりませんでした。
そもそも,アトは後縁の後,後翅の後を意味します。
後縁の近くで白っぽい所は無いので,後翅が白いかどうかネットで調べました。
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Ennominae/Pachyligia_dolosa.html
の最後の方に後翅が白い画像がありました。
だから,後翅が白いので,アトジロエダシャクと名付けられたことが分かりました。
3月(2018年)に見られた蛾① 撮影日:2018/03/14 場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は3月14日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。
例年に無い寒さで飛来する蛾が少ない日々が続きました。
しかし,前日(3/13)の最高気温が15℃を超え蛾の飛来が期待できそうだったので勿来の関へ出掛けました。

①キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
遠目には,小枝が転がっているように見えるキバラモクメキリガです。

②カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
カギモンヤガと似た紋があって混同しがちな蛾です。
でも,後縁に近い所にある棒状の紋があるので区別がつきます。
容姿端麗なので好きな蛾の一つです。

③アトジロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
毎年,早春に見られる蛾の一つです。
遠目には焦茶色に見えます。
アトジロの意味が分かりませんでした。
そもそも,アトは後縁の後,後翅の後を意味します。
後縁の近くで白っぽい所は無いので,後翅が白いかどうかネットで調べました。
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Ennominae/Pachyligia_dolosa.html
の最後の方に後翅が白い画像がありました。
だから,後翅が白いので,アトジロエダシャクと名付けられたことが分かりました。
tag : 3月(2018年)に見られた蛾①
ミチノクネコノメソウ
2018年3月13日(火)
ミチノクネコノメソウ 撮影日:2006/04/17,2007/04/14 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ユキノシタ科のミチノクネコノメソウを紹介します。
普段は使われない湿り気の多い林道に見慣れないネコノメソウを見つけました。
葯が黄色のものを沢山見てきたので,橙赤色のネコノメソウの仲間に足が止まりました。

足元に葯が橙赤色のミチノクネコノメソウが咲いていました。。
調べた結果,チシマネコノメソウの変種でミチノクネコノメソウだと分かりました。
花弁は無く4つの褐色の萼があります。
雄しべは8個です。

花弁は無く褐色の萼の内側に8個の雄しべがあるミチノクネコノメソウ。
科名 ユキノシタ科
和名 ミチノクネコノメソウ(多年草)
分布 本州
高さ ㎝
特徴 葯の色が橙赤色です。チシマネコノメソウの変種です。

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ミチノクネコノメソウ 撮影日:2006/04/17,2007/04/14 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ユキノシタ科のミチノクネコノメソウを紹介します。
普段は使われない湿り気の多い林道に見慣れないネコノメソウを見つけました。
葯が黄色のものを沢山見てきたので,橙赤色のネコノメソウの仲間に足が止まりました。

足元に葯が橙赤色のミチノクネコノメソウが咲いていました。。
調べた結果,チシマネコノメソウの変種でミチノクネコノメソウだと分かりました。
花弁は無く4つの褐色の萼があります。
雄しべは8個です。

花弁は無く褐色の萼の内側に8個の雄しべがあるミチノクネコノメソウ。
科名 ユキノシタ科
和名 ミチノクネコノメソウ(多年草)
分布 本州
高さ ㎝
特徴 葯の色が橙赤色です。チシマネコノメソウの変種です。

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tag : ミチノクネコノメソウ
ニッコウキスゲ
2018年3月12日(月)
ニッコウキスゲ 撮影日:2000/06/01 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ユリ科のニッコウキスゲを紹介します。
日光の霧降高原や福島県雄国沼で一面に咲くニッコウキスゲを見て感動しました。
白いヤマユリを黄色くした感じの花なので名前は直ぐ覚えられました。
それが,きっかけで北茨城にもないかと探しました。
すると,身近な所に咲いているのが分かりました。
子供にこの花の名を教えると「ニッコウキツネ」と覚えてしまいます。
子供にはキツネという概念はあってもキスゲという概念は無いからです。

花は1日で萎(しお)れてしまうニッコウキスゲ。
ヤマユリの花は開花しても直ぐ萎れず,しばらくは咲いています。
ところが,ニッコウキスゲは違います。
朝開花すると次の朝には既に萎れています。
でも,遠くから見ていると次の日も,また次の日も花が咲いているように見えます。
それは,蕾が複数あるので,それらが次々と咲き長持ちしているように見えるだけなのです。
この頃の私は,そのことは分からないでいました。
6月上旬の夕方,車からニッコウキスゲを見つけたので明日の朝早く写そうと思いました。
朝着いてみると,萎れていて撮らずに帰る羽目になりました。
しかし,未だ蕾のものがあったので日を改めて写真を撮りました。

福島県の雄国沼にはニッコウキスゲの群生が見られます。
科名 ユリ科
和名 ニッコウキスゲ(多年草)
分布 北海道,本州(中部地方以北)
高さ 60~80㎝
特徴 茎頂に3から10個の花を咲かせます。花は朝開花して夕方閉じます。

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ニッコウキスゲ 撮影日:2000/06/01 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ユリ科のニッコウキスゲを紹介します。
日光の霧降高原や福島県雄国沼で一面に咲くニッコウキスゲを見て感動しました。
白いヤマユリを黄色くした感じの花なので名前は直ぐ覚えられました。
それが,きっかけで北茨城にもないかと探しました。
すると,身近な所に咲いているのが分かりました。
子供にこの花の名を教えると「ニッコウキツネ」と覚えてしまいます。
子供にはキツネという概念はあってもキスゲという概念は無いからです。

花は1日で萎(しお)れてしまうニッコウキスゲ。
ヤマユリの花は開花しても直ぐ萎れず,しばらくは咲いています。
ところが,ニッコウキスゲは違います。
朝開花すると次の朝には既に萎れています。
でも,遠くから見ていると次の日も,また次の日も花が咲いているように見えます。
それは,蕾が複数あるので,それらが次々と咲き長持ちしているように見えるだけなのです。
この頃の私は,そのことは分からないでいました。
6月上旬の夕方,車からニッコウキスゲを見つけたので明日の朝早く写そうと思いました。
朝着いてみると,萎れていて撮らずに帰る羽目になりました。
しかし,未だ蕾のものがあったので日を改めて写真を撮りました。

福島県の雄国沼にはニッコウキスゲの群生が見られます。
科名 ユリ科
和名 ニッコウキスゲ(多年草)
分布 北海道,本州(中部地方以北)
高さ 60~80㎝
特徴 茎頂に3から10個の花を咲かせます。花は朝開花して夕方閉じます。

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tag : ニッコウキスゲ
ヒメハギ
2018年3月11日(日)
16654 ヒメハギ 撮影日:2000/04/29,2001/04/28 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ヒメハギ科のヒメハギを紹介します。
小さい植物で日当たりのよい所に見られます。
小さいながらも常緑の多年草というから驚きです。
長い間,花のつくりについて分からないでいました。
具体的にいうと次の様なことです。
①花弁はどれか。
②白い房状のものはなにか。
③雄しべ,雌しべはどれか。

花のつくりが分からなかったヒメハギの花。
次の様に分かりました。
①花弁は黄矢印で示した濃い紫色のもので,2つ見えています。萼より小さいです。
赤矢印で示したものが萼で左右に1個ずつ並んでいます。
萼は全部で5個あり,赤矢印のものが一番大きいです。
②白い房状のものは付属体といいます。
この付属体と種子はつながっているようです。
③雄しべ,雌しべは萼に包まれていて見えないです。

花弁(黄矢印)より萼(赤矢印)が大きいヒメハギ。
科名 ヒメハギ科
和名 ヒメハギ(常緑多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 10~30㎝
特徴

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16654 ヒメハギ 撮影日:2000/04/29,2001/04/28 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ヒメハギ科のヒメハギを紹介します。
小さい植物で日当たりのよい所に見られます。
小さいながらも常緑の多年草というから驚きです。
長い間,花のつくりについて分からないでいました。
具体的にいうと次の様なことです。
①花弁はどれか。
②白い房状のものはなにか。
③雄しべ,雌しべはどれか。

花のつくりが分からなかったヒメハギの花。
次の様に分かりました。
①花弁は黄矢印で示した濃い紫色のもので,2つ見えています。萼より小さいです。
赤矢印で示したものが萼で左右に1個ずつ並んでいます。
萼は全部で5個あり,赤矢印のものが一番大きいです。
②白い房状のものは付属体といいます。
この付属体と種子はつながっているようです。
③雄しべ,雌しべは萼に包まれていて見えないです。

花弁(黄矢印)より萼(赤矢印)が大きいヒメハギ。
科名 ヒメハギ科
和名 ヒメハギ(常緑多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 10~30㎝
特徴

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tag : ヒメハギ
イロハモミジ
2018年3月10日(土)
イロハモミジ 撮影日:2000/03/23 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
カエデ科のイロハモミジを紹介します。
葉が赤くなるのでモミジ(紅葉)といわれます。
また,形がカエルの手に似ているので蛙手(カエルテ)が訛ってカエデになったともいわれています。

葉の下には赤い花が幾つもぶら下がっているイロハモミジ。
勿来の関では3月中頃から咲き始めます。
葉の下の方を見ると,赤い柄の先に多くの花をぶら下げています。
黄矢印で示した赤くて細長いものは鱗片葉とか芽鱗とかいいます。
寒い冬の間,花や葉の芽を包み込んで守っています。
この鱗片葉の赤と葉の緑が対照的でいつまで見ていても飽きが来ません。

黄矢印で示した鱗片葉とか芽鱗とか言われるものと緑色の葉が対照的で綺麗なイロハモミジ。
科名 カエデ科
和名 イロハモミジ(落葉高木)
分布 本州(福島県以南),四国,九州
高さ ㎝
特徴 1つの花序に雄花と両性花が混生します。

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イロハモミジ 撮影日:2000/03/23 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
カエデ科のイロハモミジを紹介します。
葉が赤くなるのでモミジ(紅葉)といわれます。
また,形がカエルの手に似ているので蛙手(カエルテ)が訛ってカエデになったともいわれています。

葉の下には赤い花が幾つもぶら下がっているイロハモミジ。
勿来の関では3月中頃から咲き始めます。
葉の下の方を見ると,赤い柄の先に多くの花をぶら下げています。
黄矢印で示した赤くて細長いものは鱗片葉とか芽鱗とかいいます。
寒い冬の間,花や葉の芽を包み込んで守っています。
この鱗片葉の赤と葉の緑が対照的でいつまで見ていても飽きが来ません。

黄矢印で示した鱗片葉とか芽鱗とか言われるものと緑色の葉が対照的で綺麗なイロハモミジ。
科名 カエデ科
和名 イロハモミジ(落葉高木)
分布 本州(福島県以南),四国,九州
高さ ㎝
特徴 1つの花序に雄花と両性花が混生します。

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tag : イロハモミジ
ヤブミョウガ
2018年3月9日(金)
16652 ヤブミョウガ 撮影日:2000/07/22,11/25 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ツユクサ科のヤブミョウガを紹介します。
杉林の南縁に多く見られ,群生しています。
高さ100㎝にもなります。
葉はミョウガに似ていますが,ざらざらするところがミョウガとは違います。

茎の先に輪生状につくヤブミョウガの花。
花は白く,茎の先に輪生状につきます。
花の盛りは短くて1日で萎(しお)れてしまいます。
花弁も萼片も似た形で白く3枚ずつあります。

花弁も萼片も似た形で白いヤブミョウガ。
果実は縦長の楕円形で藍紫色です。

ヤブミョウガの果実は青味を帯びた縦長の楕円形状です。
科名 ツユクサ科
和名 ヤブミョウガ
分布 本州(関東地方以西),四国,九州,沖縄
高さ 50~100㎝
特徴 葉はざらざらします。

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16652 ヤブミョウガ 撮影日:2000/07/22,11/25 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ツユクサ科のヤブミョウガを紹介します。
杉林の南縁に多く見られ,群生しています。
高さ100㎝にもなります。
葉はミョウガに似ていますが,ざらざらするところがミョウガとは違います。

茎の先に輪生状につくヤブミョウガの花。
花は白く,茎の先に輪生状につきます。
花の盛りは短くて1日で萎(しお)れてしまいます。
花弁も萼片も似た形で白く3枚ずつあります。

花弁も萼片も似た形で白いヤブミョウガ。
果実は縦長の楕円形で藍紫色です。

ヤブミョウガの果実は青味を帯びた縦長の楕円形状です。
科名 ツユクサ科
和名 ヤブミョウガ
分布 本州(関東地方以西),四国,九州,沖縄
高さ 50~100㎝
特徴 葉はざらざらします。

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tag : ヤブミョウガ
早春に咲く花
2018年3月8日(木)
早春に咲く花 撮影日:2018/02/13,03/03 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
早春に咲く花を2回に分けて見に行きました。

①ロウバイ(ロウバイ科) 2月中旬には五分咲きでした。 赤矢印は偽果で種子が入っています。
1回目の2月13日はロウバイだけが目につきました。
外側の花弁は光沢があり,向こう側が見える程薄く半透明です。
その様子が蝋細工に似ているのでロウバイと呼ばれます。
内側の花弁は暗褐色です。
花は芳香を放ち風下に居ると感じられます。
2回目の3月3日には3種類の植物が目に留まりました。

②フクジュソウ(キンポウゲ科の多年草。)。
早春に開花する植物は毒を持っているものが多くフクジュソウも例外ではありません。
日が当たってから開花します。

③クロッカス(アヤメ科)。
園芸植物で球根植物です。
花にはいろいろな色のものも,大きな花のものも小さな花のものもがあります。

コウバイ。

④コウバイ(バラ科の小高木)
ハクバイよりも早く開花します。
私は白梅よりも紅梅が好きです。

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早春に咲く花 撮影日:2018/02/13,03/03 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
早春に咲く花を2回に分けて見に行きました。

①ロウバイ(ロウバイ科) 2月中旬には五分咲きでした。 赤矢印は偽果で種子が入っています。
1回目の2月13日はロウバイだけが目につきました。
外側の花弁は光沢があり,向こう側が見える程薄く半透明です。
その様子が蝋細工に似ているのでロウバイと呼ばれます。
内側の花弁は暗褐色です。
花は芳香を放ち風下に居ると感じられます。
2回目の3月3日には3種類の植物が目に留まりました。

②フクジュソウ(キンポウゲ科の多年草。)。
早春に開花する植物は毒を持っているものが多くフクジュソウも例外ではありません。
日が当たってから開花します。

③クロッカス(アヤメ科)。
園芸植物で球根植物です。
花にはいろいろな色のものも,大きな花のものも小さな花のものもがあります。

コウバイ。

④コウバイ(バラ科の小高木)
ハクバイよりも早く開花します。
私は白梅よりも紅梅が好きです。

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tag : 早春に咲く花
ヒキヨモギ
2018年3月7日(水)
ヒキヨモギ 撮影日:2000/08/05 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ゴマノハグサ科のヒキヨモギを紹介します。
日当たりの良い場所に生育する半寄生の植物です。
自分で養分を作りますが,寄生した植物の根からちゃっかり養分をもらっています。

葉緑素を持ちながら寄生生活をしているヒキヨモギ。
鮮やかな黄色い花が咲くので目立ちます。
花が唇形なのでシソ科に見えますが,ゴマノハグサ科の植物です。
新しい分類体系では,ハマウツボ科です。
葉がヨモギに似ているのでヒキヨモギと名付けられたのでしょう。
北茨城では,あまり見掛けない珍しい植物です。

唇形の花はシソ科に,葉の形はヨモギに似ているヒキヨモギ。
科名 ゴマノハグサ科
和名 ヒキヨモギ
分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄
高さ 30~60㎝
特徴 半寄生植物です。

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ヒキヨモギ 撮影日:2000/08/05 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ゴマノハグサ科のヒキヨモギを紹介します。
日当たりの良い場所に生育する半寄生の植物です。
自分で養分を作りますが,寄生した植物の根からちゃっかり養分をもらっています。

葉緑素を持ちながら寄生生活をしているヒキヨモギ。
鮮やかな黄色い花が咲くので目立ちます。
花が唇形なのでシソ科に見えますが,ゴマノハグサ科の植物です。
新しい分類体系では,ハマウツボ科です。
葉がヨモギに似ているのでヒキヨモギと名付けられたのでしょう。
北茨城では,あまり見掛けない珍しい植物です。

唇形の花はシソ科に,葉の形はヨモギに似ているヒキヨモギ。
科名 ゴマノハグサ科
和名 ヒキヨモギ
分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄
高さ 30~60㎝
特徴 半寄生植物です。

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tag : ヒキヨモギ
ハマゴウ
2018年3月6日(火)
ハマゴウ 撮影日:2000/08/05 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ゴマノハグサ科のウンランを紹介します。
花の少ない真夏の頃,防砂林の縁を歩いていました。
横に這う茎の所々から枝が立ち上がって群生しています。
その中の枝先には淡青紫色の花がぽつぽつと咲いています。

立ち上がった枝先には花穂がぽつぽつとついているハマゴウ。
4稜がある角は少し円味があります。
葉は対生についています。
ハマゴウの写真を撮ろうとカメラをセットしていると独特の匂いがしてきます。
図鑑にはユーカリの葉に似た匂いとあります。
浜辺で匂いがある植物という意味で浜香(ハマゴウ)と名付けたのでしょう。

シソ科(新しい分類体系ではシソ科)の花を連想させるハマゴウ。
科名 クマツヅラ科
和名 ハマゴウ(落葉小低木)
分布 本州,四国,九州,沖縄
高さ ㎝
特徴 茎は這い枝は立ち上がります。海岸の砂地に生える海浜植物です。

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ハマゴウ 撮影日:2000/08/05 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ゴマノハグサ科のウンランを紹介します。
花の少ない真夏の頃,防砂林の縁を歩いていました。
横に這う茎の所々から枝が立ち上がって群生しています。
その中の枝先には淡青紫色の花がぽつぽつと咲いています。

立ち上がった枝先には花穂がぽつぽつとついているハマゴウ。
4稜がある角は少し円味があります。
葉は対生についています。
ハマゴウの写真を撮ろうとカメラをセットしていると独特の匂いがしてきます。
図鑑にはユーカリの葉に似た匂いとあります。
浜辺で匂いがある植物という意味で浜香(ハマゴウ)と名付けたのでしょう。

シソ科(新しい分類体系ではシソ科)の花を連想させるハマゴウ。
科名 クマツヅラ科
和名 ハマゴウ(落葉小低木)
分布 本州,四国,九州,沖縄
高さ ㎝
特徴 茎は這い枝は立ち上がります。海岸の砂地に生える海浜植物です。

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tag : ハマゴウ
ウンラン
2018年3月5日(日)
ウンラン 撮影日:2000/08/23,2008/05/31 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ゴマノハグサ科のウンランを紹介します。
茎は砂地を這うように生育します。
葉は対生または3から4枚輪生し肉厚です。

海辺に咲く蘭のように綺麗なウンラン。ランというよりキンギョソウに似ています。
葉の大きさから比べると花が大きくて不釣り合いな感じがします。
花の色は黄白色で目立ちます。
「こんな綺麗な花が海辺でも見られるんだ。」と感激しました。
花がランに似ているからウンラン(海蘭)と名付けられたようです。
でも,ランというよりキンギョソウに似ています。

海辺に見られる植物のように肉厚の葉を持つウンラン。
科名 ゴマノハグサ科
和名 ウンラン(多年草)
分布 北海道,本州(太平洋側は千葉県以北,日本海側は鳥取県以北),四国(瀬戸内海沿岸)
高さ 20~30㎝
特徴 海岸の砂地に生える海浜植物です。

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ウンラン 撮影日:2000/08/23,2008/05/31 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ゴマノハグサ科のウンランを紹介します。
茎は砂地を這うように生育します。
葉は対生または3から4枚輪生し肉厚です。

海辺に咲く蘭のように綺麗なウンラン。ランというよりキンギョソウに似ています。
葉の大きさから比べると花が大きくて不釣り合いな感じがします。
花の色は黄白色で目立ちます。
「こんな綺麗な花が海辺でも見られるんだ。」と感激しました。
花がランに似ているからウンラン(海蘭)と名付けられたようです。
でも,ランというよりキンギョソウに似ています。

海辺に見られる植物のように肉厚の葉を持つウンラン。
科名 ゴマノハグサ科
和名 ウンラン(多年草)
分布 北海道,本州(太平洋側は千葉県以北,日本海側は鳥取県以北),四国(瀬戸内海沿岸)
高さ 20~30㎝
特徴 海岸の砂地に生える海浜植物です。

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tag : ウンラン
コウボウシバ
2018年3月4日(日)
コウボウシバ 撮影日:2000/04/15,04/22 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
カヤツリグサ科のコウボウシバを紹介します。
先日紹介しましたコウボウムギの群落脇で見つけました。
実の様子はムギそっくりで,コウボウムギと混同しやすいです。
比べると小さいのでコウボウシバと名付けられたのでしょう。

開花時は「おや何だろう。」と思いますが,実ができるとコウボウシバと分かります。
黄矢印は雄小穂,緑矢印は雌小穂です。
茎の上部に雄小穂(黄矢印,青矢印),下部には雌小穂(緑矢印,赤矢印)が2つくらいずつつくのが北茨城では多いです。

雌小穂はムギの穂そっくりなコウボウシバ。
上部の雄小穂があるのでコウボウシバと分かります。
科名 カヤツリグサ科
和名 コウボウシバ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 10~20㎝
特徴 海岸の砂地に生える海浜植物です。

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コウボウシバ 撮影日:2000/04/15,04/22 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
カヤツリグサ科のコウボウシバを紹介します。
先日紹介しましたコウボウムギの群落脇で見つけました。
実の様子はムギそっくりで,コウボウムギと混同しやすいです。
比べると小さいのでコウボウシバと名付けられたのでしょう。

開花時は「おや何だろう。」と思いますが,実ができるとコウボウシバと分かります。
黄矢印は雄小穂,緑矢印は雌小穂です。
茎の上部に雄小穂(黄矢印,青矢印),下部には雌小穂(緑矢印,赤矢印)が2つくらいずつつくのが北茨城では多いです。

雌小穂はムギの穂そっくりなコウボウシバ。
上部の雄小穂があるのでコウボウシバと分かります。
科名 カヤツリグサ科
和名 コウボウシバ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 10~20㎝
特徴 海岸の砂地に生える海浜植物です。

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tag : コウボウシバ
コウボウムギ
2018年3月3日(土)
コウボウムギ 撮影日:2000/04/15,04/22 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
カヤツリグサ科のコウボウムギを紹介します。
先日紹介しましたハマエンドウやハマヒルガオの群落脇で見つけました。
どちらかというと広い砂浜で見られ群生しています。

まるで穂の様子は麦そっくりなコウボウムギ雌株。
昔,茎の一部の繊維から筆を作ったといわれています。
優れた書を残した弘法大師に因んでコウボウムギと名付けられたようです。
麦とは穂の様子からきたものでしょう。
雌雄異株で,2枚の写真とも雌株です。

右側の褐色のものは雄株かなと思っていましたが雌株らしいと思われるコウボウムギ。
科名 カヤツリグサ科
和名 コウボウムギ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 10~20㎝
特徴 海岸の砂地に生える海浜植物です。
雌雄異株です。

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コウボウムギ 撮影日:2000/04/15,04/22 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
カヤツリグサ科のコウボウムギを紹介します。
先日紹介しましたハマエンドウやハマヒルガオの群落脇で見つけました。
どちらかというと広い砂浜で見られ群生しています。

まるで穂の様子は麦そっくりなコウボウムギ雌株。
昔,茎の一部の繊維から筆を作ったといわれています。
優れた書を残した弘法大師に因んでコウボウムギと名付けられたようです。
麦とは穂の様子からきたものでしょう。
雌雄異株で,2枚の写真とも雌株です。

右側の褐色のものは雄株かなと思っていましたが雌株らしいと思われるコウボウムギ。
科名 カヤツリグサ科
和名 コウボウムギ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 10~20㎝
特徴 海岸の砂地に生える海浜植物です。
雌雄異株です。

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tag : コウボウムギ
ハマヒルガオ
2018年3月2日(金)
ハマヒルガオ 撮影日:2000/05/20 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ヒルガオ科のハマヒルガオを紹介します。
昨日紹介しましたハマエンドウの群落の脇には,ハマヒルガオの群落が見られました。
しかし,蕾が多かったので撮影は次の機会にしました。
一週間後に行くと,五分咲きくらいでした。

地下茎で増える為群落になりやすいハマヒルガオ。
花弁の色が濃い桃色のものを選んで写しました。
淡い桃色ですと更に白っぽく写ってしまうからです。
到着したときは,既に日は山の端に沈む頃でした。
柔らかい日差しの中で横から写したので赤味を出すことが出来ました。
ハマヒルガオは植物を傷つけると白い汁を出します。
日差しが強くなる昼間に開花するのでハマヒルガオと名付けられました。

葉や茎に傷をつけると白い汁を出すハマヒルガオ。
科名 ヒルガオ科
和名 ハマヒルガオ(多年草)
分布 日本全土
高さ
特徴 海岸の砂地に生える海浜植物です。
切ると白い汁が出ます。

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ハマヒルガオ 撮影日:2000/05/20 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ヒルガオ科のハマヒルガオを紹介します。
昨日紹介しましたハマエンドウの群落の脇には,ハマヒルガオの群落が見られました。
しかし,蕾が多かったので撮影は次の機会にしました。
一週間後に行くと,五分咲きくらいでした。

地下茎で増える為群落になりやすいハマヒルガオ。
花弁の色が濃い桃色のものを選んで写しました。
淡い桃色ですと更に白っぽく写ってしまうからです。
到着したときは,既に日は山の端に沈む頃でした。
柔らかい日差しの中で横から写したので赤味を出すことが出来ました。
ハマヒルガオは植物を傷つけると白い汁を出します。
日差しが強くなる昼間に開花するのでハマヒルガオと名付けられました。

葉や茎に傷をつけると白い汁を出すハマヒルガオ。
科名 ヒルガオ科
和名 ハマヒルガオ(多年草)
分布 日本全土
高さ
特徴 海岸の砂地に生える海浜植物です。
切ると白い汁が出ます。

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tag : ハマヒルガオ
ハマエンドウ
2018年3月1日(木)
ハマエンドウ 撮影日:2001/05/13 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
マメ科のハマエンドウを紹介します。
ゴールデンウィークを過ぎてから,車を走らせながら砂浜の方を見ました。
砂浜一面に緑の絨毯(じゅうたん)を敷いたようになっていました。
何だろうと思いながら,近付くとハマエンドウの群落でした。

蕾の間は赤紫色で開花につれて青紫色になるハマエンドウ。
花を観察すると,赤紫色と青紫色のものがあります。
開花している花は青紫色です。
ところが,蕾の花は赤紫色であることに気付きました。
このことから,ハマエンドウの花は,初めは赤紫色でやがて青紫色になることが分かりました。
写真を撮っているとハトが居ることに気が付きました。
ハマエンドウの実を食べる為にうろうろしているのだと気が付きました。

見渡す限りハマエンドウの群落が広がる浜辺。
科名 マメ科
和名 ハマエンドウ(多年草)
分布 日本全土
高さ
特徴 主に海岸に生えます。

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ハマエンドウ 撮影日:2001/05/13 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
マメ科のハマエンドウを紹介します。
ゴールデンウィークを過ぎてから,車を走らせながら砂浜の方を見ました。
砂浜一面に緑の絨毯(じゅうたん)を敷いたようになっていました。
何だろうと思いながら,近付くとハマエンドウの群落でした。

蕾の間は赤紫色で開花につれて青紫色になるハマエンドウ。
花を観察すると,赤紫色と青紫色のものがあります。
開花している花は青紫色です。
ところが,蕾の花は赤紫色であることに気付きました。
このことから,ハマエンドウの花は,初めは赤紫色でやがて青紫色になることが分かりました。
写真を撮っているとハトが居ることに気が付きました。
ハマエンドウの実を食べる為にうろうろしているのだと気が付きました。

見渡す限りハマエンドウの群落が広がる浜辺。
科名 マメ科
和名 ハマエンドウ(多年草)
分布 日本全土
高さ
特徴 主に海岸に生えます。

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tag : ハマエンドウ