ドクウツギ

2018年2月18日(日)
ドクウツギ 撮影日:2000/04/29,2001/06/10 場所:北茨城,ひたちなか市

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ドクウツギ科のドクウツギを紹介します。
最初の出会いは福島県安達太良山をハイキングしているときでした。
途中で,桃色を帯びた綺麗な赤い実が目に留まりました。
その植物名を調べようと持ち帰ることにしました。
ところが,途中で会った方が「その赤い実は毒ですよ。」と教えてくれました。
私は怖くなって,綺麗な赤い実を捨ててしまいました。

ドクウツギ
葉腋からは雌花序(赤矢印)と雄花序(青矢印)が出るドクウツギ
北茨城市中郷町足洗の防風林を歩いていると見たことがない花が咲いています。
葉腋から2つの違った花序が出ています。
1つの花序には赤い5本の柱頭がある雌花が沢山咲いています。
もう一つの花序には葯を沢山つけた雄花が咲いています。
このことから,ドクウツギは山にも海の近くにも分布していることが分かりました。

ドクウツギ
赤い柱頭が綺麗なドクウツギ。
北茨城での発見から約1年経った頃,「国営ひたち海浜公園」で桃色を帯びた綺麗なドクウツギの実を見つけることが出来ました。
ドクウツギはトリカブト・ドクゼリと並ぶ日本三大有毒植物の1つです。

ドクウツギ
この鮮やかな桃色の実にはつい手が出てしまうが猛毒を持っているドクウツギ。


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tag : ドクウツギ

ウラシマソウ

2018年2月17日(土)
16632 ウラシマソウ 撮影日:2000/04/29 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

サトイモ科のウラシマソウを紹介します。
ゴールデンウィークの頃,山の中の畦を歩いているとミミガタテンナンショウに似た花が咲いています。
しかし,はっきりした違いが見られます。
それは,赤矢印で示したように花序の先に長い付属体があることです。
この付属体のお陰で直ぐウラシマソウと分かりました。
花序の先の長い付属体を浦島太郎の釣り糸と見立ててウラシマソウと名付けられました。

ウラシマソウ
初めて見るウラシマソウに興奮を抑えながらカメラを向けました。
ミミガタテンナンショウの葉は茎の途中から葉柄(黄矢印)が出ます。
ところが,ウラシマソウは花茎と葉柄が別々に地面から出ています。
この植物は雌雄転換することが知られています。
若い株のときは雄で,大きな株に生長すると雌になります。

ウラシマソウ
長い付属体を釣り糸に見立てるなんて素晴らしい発想だと思うウラシマソウ。

科名 サトイモ科
和名 ウラシマソウ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 40〜50㎝
特徴 雌雄異株で,花序の先の長い付属体(赤矢印)は60㎝くらいあります。


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tag : ウラシマソウ

ミョウガ

2018年2月16日(金)
16631 ミョウガ 撮影日:2000/08/15,2006/09/10 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ショウガ科のミョウガを紹介します。
6月頃から日陰に育っているのを見掛けます。
地下茎で増えるので群生しています。
お盆の頃,地面から花穂が出ます。
花穂の先端から淡黄色の花を咲かせます。
独特の香りが好まれ,花が咲く前の花穂を摘んで食べます。

ミョウガ
花穂の先から出たミョウガの花。淡黄色の花弁に見られる筋模様の美しさに見とれてしまいました。
ミョウガ(名荷)にはこんな言い伝えがあります。
釈迦の弟子で自分の名を忘れてしまう者が居ました。そのため釈迦は首に名札をかけさせました。しかし名札をかけたことさえ忘れてしまいとうとう死ぬまで覚えられませんでした。亡くなった後,墓から見慣れぬ草が生えました。自分の名前を荷(にな)ったことからこの草を名荷と名付けました。

ミョウガ
淡黃色の花の下にある花穂を食べるミョウガ。花穂は淡黃色の花が咲く前の方が美味しいと思われます。

科名 ショウガ科
和名 ミョウガ(多年草)
分布 本州,四国,九州,沖縄 分布:本州~九州・沖縄 環境:山麓の陰地
高さ 100㎝くらい
特徴 日陰に育ちます。花穂部分を食べます。


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tag : ミョウガ

リンゴ

2018年2月15日(木)
リンゴ 撮影日:2007/05/04 場所:青森県弘前市

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

バラ科のリンゴを紹介します。
ゴールデンウィークの頃,青森県は弘前へ行ったときです。
リンゴ畑のリンゴの木に白い花が咲いています。
茨城県ではなかなか見られない花なので近寄って観察することにしました。

リンゴ
5個の花の内真ん中の大きい花だけ残して摘花するリンゴの花。
サクラと同じ仲間のリンゴだから似た感じの花だろうと思いながら見ました。
ところが,何と溜め息が出るような美しさです。
特に花びらの外側に見られる紅色の筋模様には暖かみが感じられます。
内側にもありますが,外側の感じには色褪せて見えます。
リンゴ農家の話
①1箇所から5個の花が咲くので真ん中の大きい花を残して摘花します。
②実が赤くなるように地面に銀色のシートを敷いて実に光を当てます。
③丈夫に育つようにマルバカイドウ,エゾノコリンゴ,ズミ等を台木にします。
④違う品種を近くに植えて受粉率を上げています。
⑤1本の木にいくつかの品種を挿し木します。
⑥収穫しやすいように高くせず横に枝を這わせます。

リンゴ
花弁に走る紅色の筋模様が美しいリンゴの花。

科名 バラ科
和名 リンゴ(落葉高木)
分布 北海道,本州
高さ 
特徴 1箇所から5個の花芽が出ます。


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tag : リンゴ

ツクバネソウ

2018年2月14日(水)
ツクバネソウ 撮影日:2000/04/29,2001/07/30 場所:いわき市

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ユリ科のツクバネソウを紹介します。
昔,羽子板でついて遊んだ羽子に実が似ているのでツクバネソウと名付けられました。

ツクバネソウ
4枚の輪生した葉の付け根から花柄を出し,茎の頂きに1個の花をつけるツクバネソウ
花弁のように見える4枚の緑色のものは萼です。
従って,ツクバネソウには花弁がありません。
綺麗な花弁はありませんが黄色い葯が鮮やかで目を引きます。

ツクバネソウ
8つの葯が鮮やかで目を引くツクバネソウの花。
青味を帯びた黒い実の付け根が明るい紅色で何か素敵な宝石を見ているようです。

ツクバネソウ
まるで宝石のように見えるツクバネソウの実。

科名 ユリ科
和名 ツクバネソウ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 15~40㎝
特徴 4枚の葉を輪生します。


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シロバナエンレイソウ

2018年2月13日(火)
シロバナエンレイソウ 撮影日:2001/04/29 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ユリ科のシロバナエンレイソウを紹介します。
奥山に生育するので別名ミヤマエンレイソウといいます。
エンレイソウの花は褐紫色ですが,こちらは3枚の白い花弁状のものをつけます。

シロバナエンレイソウ
奥山にひっそりと咲いていたシロバナエンレイソウ
図鑑によると大きさは同じくらいと思われますが,私が会ったものはエンレイソウの方が小さく感じます。
名にはシロバナとありますが白く見える花弁状のものには,赤い筋模様があります。
茎の先端には3枚の大きな葉を輪生します。

シロバナエンレイソウ
よく見ると赤い筋が走っているシロバナエンレイソウ

科名 ユリ科
和名 シロバナエンレイソウ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 20~40㎝
特徴 3枚の葉を輪生します。


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tag : シロバナエンレイソウ

ハナイカダ

2018年2月12日(月)
ハナイカダ 撮影日:2000/04/25,2017/06/08 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ミズキ科のハナイカダを紹介します。
花は茎から花柄が出てこの先につくものとばかり思っていた私はハナイカダの花を見て驚きました。
葉の上で花が咲いていたからです。

ハナイカダ
花のつき方が独特で面白いハナイカダ
花が載っている葉を筏(いかだ)に見立ててハナイカダと名付けられました。
ハナイカダは雌雄異株で雌花が咲く株と雄花が咲く株は分かれています。

ハナイカダ
花の数が多いので雄花と思われるハナイカダ
雄花は数個つきますが,雌花は1個から3個つきます。
実は初めは緑色で熟すると黒ずんだ色になります。

ハナイカダの実
実の色が黒ずんでいないので,まだ未熟なハナイカダの実

科名 ミズキ科
和名 ハナイカダ
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 
特徴 落葉低木です。


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tag : ハナイカダ

ハンショウヅル

2018年2月11日(日)
ハンショウヅル 撮影日:2000/05/26 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

キンポウゲ科のハンショウヅルを紹介します。
昔,火事等を知らせるために使った小さなつりがねに似ているので,ハンショウヅルと名付けられました。
紅紫色で花弁のように見えるのは萼です。
花があるときは,この鮮やかな色の花を探せば速く見つかります。
そうでないときは3出複葉の葉を目印に探せます。

ハンショウヅル
真ん中の萼の横に空いている小さな穴は蜜を吸う為に昆虫が開けたものと思われるハンショウヅル
あるとき,集落につながる道を歩いていました。
3mくらい上の石垣を見ますと何やら赤くて鮮やかな花が目につきました。
その花を見る為に滑りやすい崖を登り花の所まで辿り着きました。
その場所は落ちたら大けがをする危ない所でしたので慎重に写真を撮りました。

ハンショウヅル
萼の色は鮮やかで見飽きないハンショウヅル。

科名 キンポウゲ科
和名 ハンショウヅル
分布 本州,九州
高さ 
特徴 つる性低木です。
    葉は3出複葉です。


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ナンバンハコベ

2018年2月10日(土)
ナンバンハコベ 撮影日:2001/08/19,2002/07/21 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ナデシコ科のナンバンハコベを紹介します。
茎はつる状でものに寄り掛かって生長します。
風変わりな形をした花なので驚きました。
それでナンバンハコベと名付けられたのでしょう。
でも,帰化植物でなく在来種です。

ナンバンハコベ
在来種ですが風変わりな形からナンバンハコベと呼ばれています。
5枚ある白くて細長いものが,花弁(黄矢印)です。
花弁の先が90度以上折れ曲がっているので風変わりに見えます。
それらの中心から出ている卵のようなものが子房です。
子房の先には3つに分かれた雌しべ(赤矢印)が見えます。
一番外側には5列した緑色の萼(青矢印)があります。

ナンバンハコベ
額(青矢印)が大きく花弁(黄矢印)が細長いので目を引くナンバンハコベ。

科名 ナデシコ科
和名 ナンバンハコベ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 
特徴 つる状の植物です。


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tag : ナンバンハコベ

タチガシワ

2018年2月9日(金)
16624 タチガシワ 撮影日:2000/05/02 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ガガイモ科のタチガシワを紹介します。
この花を最初に見たのは福島県いわき市にある有名な背戸峨廊の川岸でした。
葉が対生だったので直ぐ名前が分かると思っていました。

タチガシワ
花も葉も茎の先の方につくタチガシワ
図鑑の端から端まで何回も探したのですが,分かったのは十年後でした。
ガガイモ科という小さな科で地味な花だったからです。
その間,北茨城でも背戸峨廊で見つけた植物と同じものを見つけました。
今度は4株くらいが集まっていました。

タチガシワ
茎や葉を傷つけると白い汁が出るタチガシワ
花弁は5枚で星の形をしています。
花の色は緑を帯びた褐色をしているので目立つ花ではありません。
同じ科に蔓性のツルガシワがあります。
こちらは蔓性ではないので,タチガシワと名付けられました。

タチガシワ
葉は対生につくタチガシワ。

科名 ガガイモ科
和名 タチガシワ(多年草)
分布 本州,四国,九州
高さ 30~60㎝
特徴 葉は茎の先に集まってつき対生です。
   花は茎頂部に集まってつきます。
   ガガイモ科の植物は傷をつけたり切ったりすると白い汁を出します。


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tag : タチガシワ

フタリシズカ

2018年2月8日(木)
フタリシズカ 撮影日:2000/06/07 場所:高萩

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

センリョウ科のフタリシズカを紹介します。
葉は上部に2~3対の葉を対生につけます
フタリシズカはヒトリシズカよりずっと大きく30~60㎝にもなります。

フタリシズカ
白い穂状の花穂が2本ずつでているフタリシズカ
花穂は2本のものが多いです。
しかし,中には1本のものや3~5本のものもあります。
白く見えるものは花弁でなく3つの雄しべが接していて1つのように見えるものです。
3つの雄しべは雌しべを包むように内側に曲がっています。
葯は内側についているので外側からは見られません。

フタリシズカ
でも,中にはこの様に5本も花穂が出ているのもあるフタリシズカ。
2本出る花穂を静御前と亡霊の艶美な舞姿に見立ててフタリシズカと名付けられました。

フタリシズカ
白く見えるものは3本の雄しべが接しているもので花弁ではないフタリシズカ。

科名 センリョウ科
和名 フタリシズカ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 30~60㎝
特徴 花穂は2本のものが多いですが,1本のものも3~5本のものまであります。


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tag : フタリシズカ

フデリンドウ

2018年2月7日(水)
16622 フデリンドウ 撮影日:2000/05/02,2007/04/29 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

リンドウ科のフデリンドウを紹介します。
写真を撮ろうと,朝早く出掛けましたが,リンドウの花は一輪も咲いていません。
フデリンドウも光が当たらないと花が開かないことをこのとき知りました。

フデリンドウ
茎の先に幾つかの花が集まって咲くフデリンドウ
ハルリンドウとフデリンドウは似ています。
1本の茎の先に花が幾つか集まって咲くのはフデリンドウです。
フデリンドウの雄しべは雌しべよりも先に熟します。
その後,雌しべが成長して雄しべよりも大きくなります。
雄しべよりも高くなってから柱頭(赤矢印)を開きます。
このようにして,自家受粉を防いでいます。
2枚目の写真で右端の花は,これから雌しべが伸びてくる花だと分かります。

フデリンドウ
一番若い花は右端の花だと分かるフデリンドウ。
まだ雌しべが見えていないからです。


科名 リンドウ科
和名 フデリンドウ(2年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 6~9㎝
特徴 日が当たると花が開き当たらなくなると閉じます。
   雄しべが雌しべよりも速く熟します。


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tag : フデリンドウ

レンプクソウ

2018年2月6日(火)
レンプクソウ 撮影日:2006/04/29 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

レンプクソウ科のレンプクソウを紹介します。
この植物の根が福寿草とつながっていたというのでレンプクソウと名付けられたようです。
別名のゴリンバナは茎の先端に5つの花を輪生するからです。
まだ,草が大きくならない4月下旬の頃,川の土手にぽつぽつとはえていました。
初めの頃は,花も葉も一緒に写していました。
けれども,花が小さくなってしまい作りが分かりません。
それで花を大きく写すことにしました。

レンプクソウ
花茎の先に5つの花が輪生状に咲くレンプクソウ
花を拡大して見ていたら次の様な驚きの発見がありました。
①花は輪生状に5つつけます。
②花は前後左右頂きの5方向を向いています。
③花の作りは側花(前後左右を向いている花)と頂花(上を向いている花)では違います。

レンプクソウ
側花(前後左右を向いている花)は雄しべ・雌しべの数が5の倍数になっているレンプクソウ。
頂花で先が黄色や茶色になっているのは雄しべで中央に4つあるのは雌しべです。

個体差はありますが,この写真の側花・頂花の作りは次の通りです。
①側花の花弁は5枚です。
②頂花の花弁は4枚です。
③側花の雄しべは10個,柱頭は5個です。
④頂花の雄しべは8個,柱頭は4個です。
側花は5の倍数に,頂花は4の倍数になっていることが分かりました。

レンプクソウ
頂花(上を向いている花)は雄しべ・雌しべの数が4の倍数になっているレンプクソウ。

科名 レンプクソウ科
和名 レンプクソウ(多年草) 別名ゴリンバナ(五輪花)
分布 北海道,本州,四国,九州
特徴 茎の頂きに頂花1つ,側花4つの花をつけます。


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tag : レンプクソウ

トウゴクサバノオ

2018年2月5日(月)
トウゴクサバノオ 撮影日:2001/04/29,2007/04/22 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

キンポウゲ科のトウゴクサバノオを紹介します。
風が無い内に写そうと速く現地に行きました。

トウゴクサバノオ
光が当たらないと花は開かないトウゴクサバノオ
ところが,どの花も開いていません。
「光が当たらないとトウゴクサバノオの花は開かない。」ということがこのとき分かりました。

トウゴクサバノオ
黄色い軍配形のもの(赤矢印)が花びらであるトウゴクサバノオ。
花には多くの雄しべがあるのでキンポウゲ科と分かります。
白い花びらのように見えるものは花びらではなく萼で,小さくて黄色い軍配形のものが花弁なのだそうです。
この花弁は目立つように鮮やかな黄色でしかも,蜜まで用意して虫を待っているそうです。
鯖の尾に似た実をつけるのでサバノオと名が付きました。

トウゴクサバノオ
白い花弁のように見えるものは萼であるトウゴクサバノオ。

科名 キンポウゲ科
和名 トウゴクサバノオ(二年草)
分布 本州(宮城県以南),四国,九州
特徴 白い花弁に見えるものは萼です。
   黄色くて軍配形のものが花びらです。


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tag : トウゴクサバノオ

ヒメイチゲ

+2018年2月4日(日)
ヒメイチゲ 撮影日:2000/04/12 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

キンポウゲ科のヒメイチゲを紹介します。
じめじめした場所で見られる小さい植物です。
コセリバオウレンを探して歩いていると可愛らしい白い花がぽつぽつ咲いています。
名のいわれは一輪の花を咲かせる小さい植物(姫一華)という意味でしょう。

ヒメイチゲ
花茎から3個の葉を輪生するヒメイチゲ
花茎から出る葉は3個輪生しています。
花茎の先に1個の白い花をつけます。
初めて見る花なので集中して写しました。
茎は細くて少しの風で揺れてしまいます。
風がやむのを待ってシャッターを押すので時間がかかりました。

ヒメイチゲ
高さは10㎝前後の小さいヒメイチゲ

科名 キンポウゲ科
和名 ヒメイチゲ(多年草)
分布 北海道,本州(中部地方以北)
特徴 茎の先に白花を一輪咲かせます。
   茎から出る葉は3個輪生しています。


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tag : ヒメイチゲ

フタバアオイ

2018年2月3日(土)
フタバアオイ 撮影日:2001/05/03,2010/04/24 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ウマノスズクサ科のフタバアオイを紹介します。
湿り気のある所に多く見られます。
地上を這う茎の先に葉を対生します。
葉の股から花柄を出します。

フタバアオイ
対生につける葉の股近くに小さな花が咲くフタバアオイ
フタバアオイと昨日紹介しましたウスバサイシンは感じが似ています。
でも,花が咲いている時期は花を見れば同定が楽に出来ます。
花のように見える萼の様子の違いで見分けられます。
フタバアオイの萼は3裂して先は反り返り萼の筒に密着しています。(赤矢印)
②ウスバサイシンの萼も3裂していますが先は横に折れ曲がっています。(黄矢印)

ウスバサイシンの花
3裂した萼の先は横に折れまかっているウスバサイシンの花。

科名 ウマノスズクサ科
和名 フタバアオイ(多年草)
分布 本州,四国,九州
特徴 茎の先に葉を二つ出します。
   葉と葉の間から短い柄を出し,その先に花をつけます。
   3裂した萼の先は萼の筒に密着しています。


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tag : フタバアオイ

ウスバサイシン

2018年2月2日(金)
ウスバサイシン 撮影日:2003/05/10,2001/04/29 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

ウマノスズクサ科のウスバサイシンを紹介します。
福島県のある渓谷でこの植物の葉を見たのが最初の出会いでした。
でも,花は見つけることが出来ませんでした。

ウスバサイシン
葉柄と葉柄の付け根から短い花柄を出すウスバサイシン
図鑑を見て花は二つの葉の股近くに咲くことが分かりました。
その後,北茨城でウスバサイシンの葉を見つけたときに葉の股近くを探しやっと花に巡り合えました。
苔が生えた川の土手だったので,丁度写しやすく,奇麗に撮れました。
その頃は,フタバアオイと感じが似ていて区別が大変でした。

ウスバサイシン
苔の生えた土手に咲いていたウスバサイシン。

科名 ウマノスズクサ科
和名 ウスバサイシン(多年草)
分布 本州,四国,九州
特徴 葉を二つ出します。
   葉柄と葉柄の付け根から短い柄を出し,その先に茶褐色の花をつけます。


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tag : ウスバサイシン

ニリンソウ

2018年2月1日(木)
ニリンソウ 撮影日:2006/04/29,2007/05/06 場所:北茨城

植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。

キンポウゲ科のニリンソウを紹介します。
湿った落葉樹林に群生します。
落葉樹の葉が展開する前に開花する植物です。

ニリンソウ
横から写して初めて萼の紅色に気付いたニリンソウ
花を上の方からばかり写していた時は分かりませんでしたが,横から写すようになって初めてニリンソウの萼(花弁のように見えるものは萼です。)の外側の色が紅を帯びていることに気が付きました。
それ以来,横からも写すようになりました。

ニリンソウ
この葉は山菜として食べられていますがトリカブトに似ている為中毒事故が発生するニリンソウ。
一番上の葉の元から花茎を二つ出すのでニリンソウといいます。
しかし,いつも二輪とは限りません。
一輪のときも三輪のときもあります。
ところで,ニリンソウは山菜として食べられています。
ところが猛毒のトリカブトに似ていて,近くに生えているのをよく見掛けます。
それで毎年中毒事故が発生しています。

ニリンソウ
葉の付け根から二輪出ることが多いのでニリンソウと名付けられました。。
科名 キンポウゲ科
和名 ニリンソウ(多年草)
分布 北海道,本州,四国,九州
特徴 柄の無い葉を三枚輪生します。
   花弁のように見えるものは萼です。


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