フッキソウ
2018年1月24日(水)
フッキソウ 撮影日:2016/03/16,03/23 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ツゲ科のフッキソウを紹介します。
いつも青々とした葉が茂る常緑小低木です。
その様子を富貴にたとえてフッキソウ(富貴草)と名付けられたのでしょう。
この植物は用があった先で間引きをしていたものを頂いてきた物です。
植えてから2,3年は花が咲きませんでした。

雄花は上に雌花(赤矢印)は下につくフッキソウ。
開花する前に焦茶色の葯(黄矢印)が顔を出します。
花咲く前年の夏から,茎の上部には薄緑色の花芽が沢山付いていました。
それで,3月中旬頃から気をつけて観察していました。
すると,2016/03/16に蕾の先端から焦茶色の葯(黄矢印)が顔を出しました。
やがて,成長して7日経つと4本の雄しべが元で1つになっているのが分かりました。
でも,雌しべの姿がありません。
不思議に思い花の下部を見ると,2つの反り返った柱頭を持つ雌しべ(赤矢印)が見つかりました。
それで,最初に撮った写真をよく見てみました。
何と下部に雌花が3個(その内の1個に赤矢印を付けました。)写っているではありませんか。

雄しべの先(黄矢印)は4つに分かれ,雌しべの2つの柱頭(赤矢印)は反り返るフッキソウ。
科名 ツゲ科
和名 フッキソウ(富貴草:常緑小低木)
分布 北海道,本州,四国,九州
特徴 茎の上部に雄花,下部に雌花を付けます。そのどちらにも花弁はありません。

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フッキソウ 撮影日:2016/03/16,03/23 場所:北茨城
植物の分類はAPG分類体系でなく旧い分類法を使用しています。
ツゲ科のフッキソウを紹介します。
いつも青々とした葉が茂る常緑小低木です。
その様子を富貴にたとえてフッキソウ(富貴草)と名付けられたのでしょう。
この植物は用があった先で間引きをしていたものを頂いてきた物です。
植えてから2,3年は花が咲きませんでした。

雄花は上に雌花(赤矢印)は下につくフッキソウ。
開花する前に焦茶色の葯(黄矢印)が顔を出します。
花咲く前年の夏から,茎の上部には薄緑色の花芽が沢山付いていました。
それで,3月中旬頃から気をつけて観察していました。
すると,2016/03/16に蕾の先端から焦茶色の葯(黄矢印)が顔を出しました。
やがて,成長して7日経つと4本の雄しべが元で1つになっているのが分かりました。
でも,雌しべの姿がありません。
不思議に思い花の下部を見ると,2つの反り返った柱頭を持つ雌しべ(赤矢印)が見つかりました。
それで,最初に撮った写真をよく見てみました。
何と下部に雌花が3個(その内の1個に赤矢印を付けました。)写っているではありませんか。

雄しべの先(黄矢印)は4つに分かれ,雌しべの2つの柱頭(赤矢印)は反り返るフッキソウ。
科名 ツゲ科
和名 フッキソウ(富貴草:常緑小低木)
分布 北海道,本州,四国,九州
特徴 茎の上部に雄花,下部に雌花を付けます。そのどちらにも花弁はありません。

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