コナラシギゾウムシ

2017年9月5日(火)
コナラシギゾウムシ 撮影日:201709/01 場所:勿来の関

甲虫目ゾウムシ科のコナラシギゾウムシを紹介します。
灯火の近くに吻が長いハイイロチョッキリに似た昆虫が止まっています。
嘴の長い鴫(シギ)に似て吻が長いのでシギゾウムシと名付けられました。
この仲間はまんまるで大きな目が並んでいます。

コナラシギゾウムシ
胸部背には薄褐色の3本筋があるコナラシギゾウムシ
似た種類がいて同定は難しく,迷いましたが次の様なことからコナラシギゾウムシと判断しました。
①触角が吻から出ている位置(青矢印)は真ん中よりも頭部に近い。
②胸部に薄褐色の3本筋がある。
③体色が茶褐色。

コナラシギゾウムシ
触角の付け根(青矢印)が半分よりも頭部へ寄っているコナラシギゾウムシ。
触角が直角(赤矢印)に曲がっています。

このコナラシギゾウムシはハイイロチョッキリとは違った習性を持っています。
ハイイロチョッキリは卵を産んだ後,最後の写真の様に小枝を切り落とします。
ところが,コナラシギゾウムシは実が小さい内に卵を産みそのままにします。
その時,開けた穴は生長と共に小さくなりやがて消えます。

ハイイロチョッキリ♀
触角は途中で折れ曲がらないハイイロチョッキリ♀。胸部に刺が無いので雌です。
ハイイロチョッキリの小枝落としは,8月23日から始まりました。
9月5日にもなると,それらを踏まずに歩くのが難しいほど落ちています。
ハイイロチョッキリに関する<記事はこちら>です。

ハイイロチョッキリの落とし枝
ハイイロチョッキリの落とし枝。
空色で示した所はハイイロチョッキリが穴を開けた部分です。焦茶色になっているのでわかります。
小枝の切り口が直角で滑らかなことから不思議に思い調べているうちにハイイロチョッキリの仕業だと分かりました。


科名 甲虫目ゾウムシ科
和名 コナラシギゾウムシ
大きさ 体長5.5~10㎜
分布  北海道,本州,四国,九州
出現月 5~10月
食餌動植物 幼虫はコナラの実を食べます。
特徴 ハイイロチョッキリのように実の付いた枝を落としません。

手掛かりは 触角が折れ 胸に筋


自然観察 ブログランキングへ

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村
●2つのランキングに参加中です!! ●
お時間が御座いましたら ポチっ ポチっと
1日1回, バナーをclickして下さ~い。
スポンサーサイト

テーマ : 写真ブログ
ジャンル : ブログ

tag : コナラシギゾウムシ

クリック応援お願いします。
リンク
長方形で囲まれた日を押すとその日の記事がでます。
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
分野別にまとめてあります。関心のある分野の記事が続けて見られます。
多くの蛾を一度にたくさん見るときには  「蛾の掲載数」 をクリックして下さい。
最新記事:上にあるものほど新しい記事です。
月毎に記事がまとめて見られます。
最新コメント
検索フォーム
掲載写真
月齢による蛾の飛来数予測